新潟に「三条ものづくり学校」開設へ 世田谷と隠岐の島に続く3校目

三条ものづくり学校 公式サイトより
三条ものづくり学校 公式サイトより
画像: ものづくり学校

 廃校を再生した施設活用などを行う株式会社ものづくり学校が、新拠点「三条ものづくり学校」を新潟県三条市に開設する。世田谷区池尻の「IID 世田谷ものづくり学校」、島根県隠岐の島町の「隠岐の島ものづくり学校」に続く全国3校目。3月18日、公式サイトをローンチした。

 新潟県三条市は、金属製品や加工部品のものづくりを継承する世界でも数少ない地域。「三条ものづくり学校」は520社約11,000人が加盟する協同組合産業工業会など産業界の団体や各企業と連携し、彼らの持つ革新技術を「見える化」し、ものづくりを通して三条市の発展に寄与する拠点となることを目指すという。開設後は廃校になった小学校を活用し、働く・学ぶ・遊ぶをキーワードに"カッコイイ"ものづくりを次世代に継承。子供や学生たちにものづくりの魅力を体験してもらうワークショップや地域交流イベントなどを積極的に開催していく。

 また、「IID 世田谷ものづくり学校」との連携により、IIDが三条ものづくり学校の東京窓口として機能し、三条市の各企業とデザイナー・クリエーター・メーカーがマッチングするようにサポート。10年にわたり蓄積されたIIDのネットワークとノウハウを元に、「三条ものづくり学校」独自の運営スタイルを確立させる。