介護ノウハウ
円背の利用者の移乗
- にゃんころんさん
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円背で終日オムツ使用の利用者さんがいます。ベッド~車椅子。車椅子~ベッドへの移乗の仕方について質問です。
A氏は体に触れると『いたぁ~い』と大きな声をはりあげます。
どのように移乗したら大声をはりあげず、スムーズな移乗ができるのでしょうか?
痛みの感覚についてはあいまいなんです。
『どこが痛い』と聞くと必ずお尻と答えられます。
提案の前に
- くにくにさん
現在及び現在の状況に至るまでは一体どのような移乗介助を行っておられたのでしょうか?
本人は動けない介助でしょうか?
動いてはいけない介助でしょうか?
本人さんはどの程度動けるのかも気になります。
リウマチや神経痛などはどうでしょう?
介助動作をなるべく詳細に書いていただけると想像しやすくて助かります。
移乗の動作時は介助者は利用者の何処に触れているんでしょうか?
利用者に触れている手は、本当に触れているでしょうか?
掴んでいないでしょうか?
スイマセン質問攻めで、でもある程度の情報は欲しいので。
Re:円背の利用者の移乗
- 坊さん
円背の姿勢を自分でやってみると分かりますが、臀部にかなりの圧がかかります。もしかしたら、それで“痛い”のかもしれません。
臀部の痛みを訴えるのは移乗の時のみかもしれませんが、日常のケアがその痛みの原因になっているかもしれません。
円背の方は車椅子での姿勢保持も大変難しい様です。座面や背面の張りの調節などで、結構改善されるコトもありますよ。あと、座り直しの手伝いもかなり嬉しいみたいです。人間は15分に一回座り直すとの調査結果もあります。
想像したら恐ろしくなりますよね…1時間や2時間も同じ姿勢でいるなんて…。
参考にならないとは思いますが、コメントさせて頂きました。
お互い頑張りましょう。
主 追記
- にゃんころんさん
アドバイスありがとうございます。
移乗の方法は、足をおろしながら体を起こす。足の間に介助者の足を入れ移動する。という形です。
本人には動いてもらえません。
私が思うに、臀部がマット〔褥層用マット〕に擦れて痛いんだと思います。
声かけは必ず行います。
車椅子には背部と座面にクッションを置いています。
車椅子上でも『お尻が痛い』の訴えはあり、その時は姿勢をなおしています。
う~ん
- くにくにさん
>足をおろしながら体を起こす。
この方法って、臀部を軸にして足を前方に上半身を後方に旋回させるように起こす方法ですよね?
臀部の痛みを訴える方にさらに臀部に圧をかける事になるんですよね。
もしかしたら足を下ろす事と身体を起こす事を分けるべきではないでしょうか、それと出来れば上半身は前方に屈める様にしてゆっくり起こしていくと圧のかかる場所が移動していって臀部への負担が減るかもしれませんよ。
それから
>足の間に介助者の足 を入れ移動する。
本人さんが自力を全く出す事が出来ないような状態で拘縮されているのなら前方から持ち上げるようなトランスは介助者に負担が大きいのではないでしょうか?
利用者の膝下に介助者の大腿を入れるトランスやスライディングボードの使用のをオススメします。
最後に気になったんですが
>車椅子には背部と座面にクッションを置いています。
そのクッションってその利用者さん用に調整されたものですか?
もしもその辺で買ってきた来たものであれば痛みや姿勢崩れの原因はそのクッションかもしれませんよ。
また、車椅子に座った状態で利用者さんの両足はしっかり床についていますか?
もしフットサポートに足が上がったままの状態で膝の位置が骨盤より高ければ臀部に大腿部の重さがかかっているということです。
周辺環境の整備も重要ですよ。
お尻を擦っていませんか?
- ひろ.Aさん
興味深く皆さんのお話を拝見しておりました。
ベッドから起き上がって車いすに乗るまで、車いすからベッドに移って横になるまでの間に、声をあげてしまうほどの痛みの訴えがあるのですね。
そして、ご本人に聞くとお尻が痛いと。
一連の動作のどこで痛みを訴えているのかで、何を改善すると良いのかがみえてくるかもしれません。何をする時どう動いている時に訴えがありますか? その時、どこをどのように持って介助しているのでしょう?
他の方も指摘されているように、円背の方は骨盤が後ろに大きく倒れたような形で座ることになるので座骨だけでなく尾骨に圧が集中し痛みを訴えることが非常に多いです。
気がつかれないだけで床ずれができている場合もあります(お尻の割れ目の奥などに)
お尻のどこに痛みがあるのかまで掘り下げて確認し、よく皮膚の状態を見てみることも大事です。
この座骨や尾骨が痛む原因は、圧が集中した状態で座り続けること以外にも、起き上がりの際にこの部分を軸にくるりと向きを変えるような介助をされていたり、お尻の位置を直す時にひきずられていたり、ズボンを持って引き上げたり持ち上げられていたりすることによっても起こります。そういったことをしてしまっているようでしたら見直しが必要です。
あとは…
お尻の痛みの訴えは氷山の一角であって、本当は別の場所も痛かったり、介助されることにあまり良い思いをしていないことを、「お尻が痛い」と表現されている可能性はないですか?
質問されている「円背の方のスムーズな移乗はどうすれば?」という点だけ考えるなら、たとえば寝返りから起き上がりまでの動き方を改善して擦らないようにすると痛みがないだけでなく気持ちよいと喜ばれます。
また、よく見かける介助のうまくない方法として、円背のない人と同じように前上方だったり、もっとまずい場合は上方に引き上げるように介助をしている場合があります。
これはぜひ見直してほしい部分なのですが、円背の人が立ち上がったりお尻を持ち上げるためには、頭や上半身は前方から時にはやや下方に動かして行かないとスムーズにはお尻があがらないんです。立ち上がり介助なのに前下方へ誘導するという重要ポイントがあります。
自分たちが円背の方の姿勢をまねて座り、その姿勢からお尻を持ち上げるにはどの方向に動けば良いのか、特に頭や上半身をどのようにどちらの方向に動かせば良いのかを試してみると介助で誘導する方向がみえてくるかもしれません。ぜひ試してみてください。
相手の方の痛みや苦しみをとってあげられると良いですね。






