「節税にも使える」と人気の「nanaco」だが
「nanaco」チャージで還元率が低下するクレジットカードが増加!
セブン-イレブンやイトーヨーカドーなど、「セブン&アイホールディングス」の店舗を中心に利用できる電子マネー「nanaco(ナナコ)」。プリペイド型の電子マネーとしては「WAON」や「Suica」を凌ぎ、もっとも利用されている(=決済件数が多い)電子マネーの地位を確立している。
そんな「nanaco」の大きな特徴の一つが、セブン-イレブンで代行収納ができる「住民税」や「固定資産税」「自動車税」などの各種税金のほか、「国民年金」「国民健康保険料」などの支払いに使える点だ。
これによって、自営業者やマイホーム、マイカーを所有している人は、「nanaco」を使って税金や保険料を支払うことで、「nanaco」にチャージするクレジットカードのポイントを得ることができる(ただし、税金や公共料金などの「収納代行」では、通常の「nanaco」利用時に付与される1%分のポイントは獲得できない)。
例えば、還元率2%の「リクルートカードプラス」で「nanaco」にチャージをすると、チャージ金額の2%分のリクルートポイントを獲得できる。つまり、「高還元クレジットカード+nanaco」を組み合わせて利用することで、各種税金や年金、保険料が2%節約することができるのだ。
ちょうど確定申告シーズンも終わり、4月以降は各種税金の通知が届くはずなので、自営業者やマイホーム、マイカーを所有している人など、納税の予定がある人は知っておいたほうがいい「節税方法」と言えるだろう。
しかし今、その「nanaco」にチャージした際にポイントが付与されるクレジットカードにおいて、「nanacoショック」とも言うべき重大な変化が起こっている。
高還元クレジットカードの「nanaco」チャージでの
ポイント付与が大幅に低下する事態が発生!
もともと「nanaco」にチャージをしてポイントが貯まるクレジットカードというのは多くはなく、それゆえに、「nanaco」チャージでポイントが貯まり、しかも還元率が高いクレジットカードはとても貴重な存在だった。
しかし、その貴重な「nanaco」チャージでポイントが貯まる高還元クレジットカードの中で、「nanaco」チャージでのポイント付与率が下がってしまったり、新規募集を停止したりするクレジットカードが相次いでいるのだ。
「nanaco」チャージによるポイント付与に変更があったクレジットカードと、その内容を表にすると以下のようになる。
| ◆「nanaco」チャージによるポイント付与率変更の状況 | ||
| カード名 | 変更前の還元率 | 変更後の還元率 |
| ライフカード | 通常時は0.5%、誕生月は2.5% | 通常時も誕生月も0.25% (2014/12/4から還元率低下) |
| SoftBankカード | 1.0% | ― (2015/3/31で新規募集停止) |
| 漢方スタイルクラブ カード |
1.75% | 0.25% (2015/6/1から還元率低下) |
| リクルートカードプラス | 2.0% (変更なし) |
|
| リクルートカード | 1.2% (変更なし) |
|
| 楽天カード(JCB) | 1.0% (変更なし) |
|
| セブンカード・プラス | ― (ポイント付与対象外) |
0.5% (2015/3/1からポイント付与開始) |
「ライフカード」は、「nanaco」チャージが可能なだけでなく、「誕生月はポイント5倍(還元率2.5%)」になることから、誕生月に「nanaco」に大量にチャージすることで節約が可能だったが、2014年12月4日から通常月も誕生月も「nanaco」チャージによるポイント付与が還元率0.25%になった。
同様に、「nanaco」チャージが可能で、なおかつ貯めたポイントを現金還元(クレジットカードの引き落とし金額に充当)も可能なことで人気を集めていた「漢方スタイルクラブカード」は、2015年6月1日以降は「nanaco」チャージによるポイント付与が従来の7分の1(還元率1.75%⇒0.25%)になると発表した。
また、「nanaco」だけでなく「楽天Edy」でもチャージ分のポイントが付与されることで「電子マネーに強いクレジットカード」として知られていた「SoftBankカード」は2015年3月31日で新規募集を停止することに……。
これだけのクレジットカードで「nanaco」チャージ時のポイント付与に変更があったことで、これまで「nanaco」を上手に活用していた人はもちろん、これから「nanaco」を活用しようと思っている人にとっても、「nanaco」にチャージするクレジットカードの見直しや上手に選ばないといけない事態になってしまったのだ。
では、今後も「nanaco」チャージでポイントをたくさん獲得できる、「nanaco」を上手に活用するのに欠かせない、高還元クレジットカードは何なのか?