「ラジオ」で産声をあげた放送は、これまで「テレビ」「カラー化」「地デジ化」と進化し続けるたびに、視聴者に驚きと感動をもって迎えられてきました。
ところが「ネット」の躍進により、放送はこの10年間、自らの存在意義を問い直されることになりました。さらにスマートフォンの爆発的な普及により、いまや人々は、放送局側が設定した「時間」「空間」「費用」などの枠組みから解放されてコンテンツを楽しめるようになりました。
放送が、これからも視聴者のみなさんの生活や文化にとって、価値ある社会的インフラであり続けるために、何を革新すべきか。そして何を守るべきか。
番組では、90年の放送史を彩った10大事件をみなさんと振り返り、放送が未来に向けてどのような役割を果たせるのか、それを実現するためにはどうしたらいいのか、メディア・ジャーナリズムの専門家たちと探っていきます。
番組放送中は、特設サイトにて、視聴者のみなさんの意見を反映できるコーナーやスタジオの最新情報をアップデートしていきます。
パソコンとスマートフォンを使って、視聴者のみなさんと一緒に番組をつくる2時間です。