’15統一地方選:広島市長選 予定候補者4氏が公開討論会 四つのテーマで 19日、中区 /広島

毎日新聞 2015年03月17日 地方版

 任期満了に伴う広島市長選(4月12日投開票)を前に、若者の投票率向上を目指して活動するNPO法人「ドットジェイピー」の中国支部は19日、立候補予定者による公開討論会を中区の市青少年センターで開く。既に出馬表明している6人のうち4人が出席を予定しており、四つのテーマで考えを述べる。

 出席を予定しているのは、横浜市の駐車場管理業、荒木実氏(71)▽サッカーJ1・サンフレッチェ広島前社長、小谷野薫氏(52)▽広島民主商工会前事務局長、河辺尊文氏(60)▽会社員、前島修氏(41)の4人。現職の松井一実氏(62)と元飲食店経営の橋本征俊氏(34)は予定が合わなかったという。

 「若者に政治を身近に考えてほしい」と、同支部メンバーの大学生が2月上旬から計画した。戦後・被爆70年を迎える平和都市広島▽広島土砂災害▽サッカースタジアム▽若者の雇用−−の4テーマで、各候補予定者が主張を語る。

 企画した広島修道大3年の斎藤果奈さん(21)は「若者が政治に触れる機会があまりにも少ない。若者主体の討論会であれば、より身近に感じられると企画した。一番は同世代に来てほしい」と話している。

 先着600人で、参加費は無料。【加藤小夜】

最新写真特集