古くは「シルクロードのオアシス」と呼ばれ1991年までソ連の支配下にあった中央アジアの国
その異国の地に若い日本人女性がたった一人で暮らしている
それは日本でのある出来事がきっかけとなっていた
震災がなければそういうふうに考えたりもたぶんしなかったんで…
日本からウズベキスタンへは飛行機でユーラシア大陸をはるか西へ
トルコ・イスタンブールを経由して21時間
午前8時遅い朝日が昇り始めたタシケント国際空港に…
到着したのは女優・平山あや
日本人探しも今回で3度目
典型的な大陸性気候のウズベキスタンは寒暖差が激しく夏は40℃以上冬はマイナス10℃にも…
平山が訪れた時季は冬だがこの日は暖かく気温は6℃
まずは日本人の手がかりを求め市内へ…
空港からはタクシーで向かうのが一般的
空港から30分ほどで市街地へ到着
ウズベキスタン共和国の首都
シルクロードの中継地点として街は2000年以上前から発展
異国から人が集まりいくつもの文明が交差してきた
その名残の1つとして今なお100以上の民族が暮らしている
あの…ウズベキスタンはですね珍しいのは…ところがウズベキスタンは海を見るためにはそれを二重内陸国というんだそうですけどもなんとそういうケースは世界でたった2つだけもう1か国はヨーロッパのリヒテンシュタインこれとウズベキスタンの2つだけしかないんだそうですためになるな〜だからこの
(スタジオ内笑い)
初めてウズベキスタンへやって来た平山
最初に向かったのは…
その国を知るにはまずその国のお金を持たなければ…
街を歩く前にまずは両替
ウズベキスタンでは銀行で両替しても空港やホテルで両替してもそのレートはあまり変わらない
こんにちは
(外国語)
ほぼすべての両替所で日本円を現地の通貨・スムへ両替することができる
でも何があるか分からないから
平山は知らないがこの国の平均月収は3万円ほど
で3万円を両替すると…
なんかあの…何やってんだろう?私…3万円を…えっ…えっ!えっ!ええっ!?ええっ!?うわっ!すごい!
3万円はおよそ60万スム
なんと1,000スム札が600枚!
現在ウズベキスタンの最高額紙幣は1,000スム札
これ1枚で50円
お財布入らない!あぁ〜これしまうのも大変だわちょっとこれこのまましまいますこんななっちゃったよこれ大丈夫かな?
大量のお札を所持する日本人女性いざ街を探索!
やって来たのはチョルスーバザール
タシケントの人々の生活を支える巨大な市場だ
うわ〜!
シルクロードのオアシス・ウズベキスタンは果物が豊富
季節によって寒暖差が大きい気候は甘くておいしい実りをもたらす
(平山)食べていいの?
果物だけでなく野菜も数多い
と売り場を見て回っていると気になる事が…
見れば熟年の人たちの多くが金歯にしている
(平山)めっちゃくちゃ楽しそう!悩みなさそう!
なんでもソ連統治時代は車や家などの購入が禁止されていたので何かあった時にお金に換えられる金歯が流行したのだとか…
さらに進んでいくと…
ニンジン・大根などの野菜と牛肉のスープに生米を入れて煮込んだウズベキスタン伝統の料理「プロフ」
その歴史は古く2000年以上前にこの地を征服したアレクサンドロス大王の晩餐会でこの料理が出された記録もあるほど
(せいじ)言うたら「ピラフ」やね
(平山)「ピラフ」みたいな
大釜で調理している横の建物
なんと「プロフ」専用のレストランだという…
うわ…めちゃくちゃ
毎日昼時にはおよそ500ある席が満席になる
その名もプロフセンター
「プロフ」はウズベキスタンの人の大好物
えぇ〜これだって
お米がふっくらと仕上がったウズベキスタン伝統の料理
上に載ったこま切れの羊肉とちょっと甘いひよこ豆が味のアクセントになっている
いただきま〜すうん!「ピラフ」だけどしっとり系で甘みがあるんですよ豆とかの
(草野)この「プロフ」がですねトルコに伝わって「ピラウ」という名前で呼ばれるようになってそれがフランスに伝わって「ピラフ」になったらしいんです
(スタジオ内拍手)
(草野)もともとですねインドに始まるらしいんですけど「プラオ」と呼ばれてたものがこのウズベキスタンに入ってきて「プロフ」になった全部そういうの入ってるんですよ頭の中の整理整頓が上手すごいよね
平山ウズベキスタンの味を堪能したところでいよいよ本題へ
探し求める日本人女性はシャワットという町にいるらしい
えーっ!
遠い町なのか?
シャワットを知る人が見つからない
(平山)えっ!?
3人目で知っている人が見つかった
(平山)えっ!?これ!
今いるタシケントから目的地・シャワットまでは直線距離でおよそ1,000km
で教えてもらったバスで駅まで向かうことに…
乗り込んだ車内は満席
座ることができないまま40分
午後5時タシケント駅に到着
はぁ〜苦しかった!駅?
(平山)すごいね!
立派な建物…扉を開けチケット売り場へ
シャワットまで行く電車は月曜・木曜・土曜だけでほかの火曜・水曜・金曜は手前のウルゲンチが終点になる
水曜だったこの日しかたないまずはウルゲンチを目指すことに
ええーっ!1日ですよ
両替したお金をリュックから取り出し…
運賃104,000スムは1,000スム札104枚
日本円で5,200円になる
はいお願いします
あら〜…
なんとかチケットも購入し前へ進むと…
えぇ〜飛行機のような
政情不安なアフガニスタンと隣接していることもあってウズベキスタンでは安全のため駅でも検査を強化している
日本から遠く離れた異国の地
列車に乗るのも一苦労…
出発時間も迫りホームへ
寝台特急とあってなかなか立派な列車だ
座席は1部屋4人の個室タイプがメイン
平山の部屋は…
コンコン…
同部屋になったのはこのおじさん
タシケント駅を列車が出発!
さて密室でおじさんと2人っきりの平山は…
このおじさんも泊まりだって…こんにちは
この女優こんな状況でも意外と気にしない
うん!そうそうそう桜アハハッ!
(スタジオ内笑い)
日本話に花が咲くが到着までまだ16時間以上
なかなか乗る機会のない夜行列車を探索に…
そりゃあるでしょう!
えぇ〜!
確かにきれいなほうかも…
次の車両へ…
よく見ると…下が丸見え!
怖い!うわぁ!こんにちは〜
ウズベキスタンの主要都市を結ぶこの路線
日本でいえば東海道本線のようなもので家族連れやサラリーマン・観光客など大勢の人が利用している
そんな人たちと触れ合いながら歩き続けるも車両は続くよどこまでも…
実はこの列車…
21両編成!
寝台列車につきもののあの施設も…
そう食堂車
あぁ〜ハァ…
この日の夕食はこちらで…
おばさんがしっかりテーブルセッティングしてくれて…
一番のオススメメニューを注文すると…
うわぉ!
出てきたのは…
中央アジア伝統の料理「ラグマン」
ジャガイモなどの野菜と麺を牛肉のスープで煮込んだもの
うん!フフフフ…
どうしたのかな〜?
フフフフ…
(平山)いやこれはね結構なのでう〜ん!寝台列車の食堂車のこの味分かってたらおかしいやん!
なんとも表現できないような微妙な味の夕食をおなかに押し込んで…
部屋へ戻ってみると…
すでに熟睡
平山も床に就くことに…
ただ現在夜の10時
まだ13時間もある
疲労困憊すぐに夢の中…
その間も列車はひたすら西へ西へ
そして朝が訪れ窓の外がしらみ始めた
車窓には朝日が照らす広大な砂漠
おじさんは夜中に列車を降りてしまったようだ
一人きりになりすることもないので好きな曲を聴きながら時間を過ごす
この広大な砂漠の先に日本人がいる
…みたいなことをずっと考えてて
その答えまであと僅か
17時間半の大移動の末午後1時ようやくウルゲンチ駅に到着
よっ!あぁ〜着いたー!あぁ〜人生初こんなに長いこと電車に乗ってたのは…でも大っきいね
この日先に進める列車はないというので駅の外へ…
気温は5℃だが風が強く体感温度はかなり低い
寒いよ…うわっ…
ここから目的地・シャワットまではどうやって行けばいいのか?
言われたとおりバス停に向かいシャワット行きを見つけたものの…
まさかの満員
ここにきてまたもや試練が…
(平山)ちょっと待って
心がくじけそうになるが容赦なくバスは出発
すし詰め状態の路線バスは停留所に止まっては…進むを繰り返す
でも少しずつ確実に日本人に近づいている
そして40分が経過した頃…
気付けばあれだけ混んでいたバスもいつしかガラガラに
さらにバスを乗り継ぎ…
これだけ移動しないとたどり着けない町
日本出発から55時間
ついに日本人がいるシャワットに到着
一体なぜこんなところに?
いやぁ大変でしたねなんか久しぶりに
(平山)大変で…
(スタジオ内笑い)
ウズベキスタン西部の町
人口は5万
主な産業といえば綿花栽培ぐらいの地方都市
唯一の繁華街でこの町に暮らす日本人を探す
えぇ〜…
小さな町なのに誰も日本人女性のことを知らない
買い物に来たことがあるかもと露店の店員さんに声をかける
近くの学校にいるらしい
地図を描いてもらうと…
縮尺はバラバラだが60m行った先を右100m道を進んでさらに左に曲がって200m行けば学校があるらしい
平山元気そうにしているが気温は−6℃
この旅初めての氷点下
(平山)ここの通りか
前へ前へと進むが厳しい寒さが徐々に歩みを妨げる
さらに…
この地域特有の気候が平山を苦しめる
乾燥地帯のシャワットでは気温が低くなってもほとんど雪は降らない
また近くにあるアラル海が無計画な開発により干上がってしまい吹き上げられた塩が風に混ざり顔に当たって痛いのだ
刺すような寒さと闘いながらゆっくり少しずつ歩みを進める
歩き始めて30分
目指す学校に到着した
果たしてここにいる日本人女性とはどんな方なのか?
いやこれもある意味衝撃でえっ!?
(平山)それがまずびっくりして私彼女に会っていろいろ聞いたんですけどなんか
(平山)すごい考えさせられましたね
探し求めてきた日本人はすぐ目の前に
えぇ〜ありがとうラフマット
日本人・ユキさんはこの先にいる
どこかに行ったのか?
ユキさんユキ?ユキ!えっ?あの人?
ウズベキスタン西部の小さな町・シャワット
飛行機・寝台列車そしてバスを乗り継ぎ日本から73時間
探し求める日本人女性がついに平山の前に
ユキさんユキ?ユキ!えっ?あの人?こんにちは
(平山)すご〜いよかった〜
ウズベキスタン・シャワットにいる日本人
平山が訪ねたのは
9歳から15歳までのおよそ1300人が通っている
現在由紀さんはこの学校で主に放課後や休日にスポーツによる課外活動の指導をはじめ興味を持つ子ども達には日本語や日本文化も教えている
だが一体なぜ由紀さんはこの地へとたどり着いたのだろうか
開発途上国でボランティア活動を行う
現在この活動で海外に渡る20代女性は多くなんと1,000人以上
彼女達はなぜ開発途上の国に身を投じるのか?
由紀さんの場合は…
神奈川県川崎市で3人きょうだいの長女として生まれた由紀さん
幼い頃から水泳やバスケット・サッカーなどに没頭するスポーツ少女だったという
そんな彼女が国際ボランティアの道に進んだのは一体…
東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災が発生
死者・行方不明者18,000人以上
避難した人々は23万人にも上った
それを支援するため多くの人がボランティアに
その数延べ140万人以上
由紀さんもその一人だった
被災地で目にした現実は生きてきた21年の人生で味わったことのないものばかり
支援に出向いたはずなのに何も出来ない未熟な自分がそこにいた
悔しさだけが残った被災地での経験
もっと
こうして由紀さんは国際ボランティアの道へ
JICAでは70か国からのボランティア募集がありそれぞれに語学力や資格など条件が定められている
由紀さんが唯一クリアできたのがウズベキスタン
どんな国なのか知識は全くなかった
さらにその時由紀さんには就職先も決まっていたというが…
でも…ウズベキスタンに来るなんてフフフッ感覚みたいなはい
任期は2年直感を信じ2013年由紀さんはここウズベキスタンにやって来た
言った時はあっでも
由紀さんの自宅に案内してもらった
彼女は一人暮らしをしている
学校の敷地を出ると…
(安齋)これです
(平山)近っ!びっくりした
もう目と鼻の先
ここで一人生活をしているというが…
どんな暮らしぶりなのか…
はい広ーい!
間取りは一人暮らしには十分すぎる10畳の寝室とさらに10畳のリビングが
しかし…
えっ出ないの?
(平山)川のお水ってきれいなんですか?
(安齋)きれいではありません茶色く濁ってる時もありますしでも最初は
(平山)へぇ〜
小さなボイラーもあるが1日に何度も停電するので実際はなかなかお湯が沸かないんだとか
不便は覚悟のうえ
由紀さんはみずから望んでこの一人暮らしを選んだという
実は由紀さん去年の7月まではホームステイ先で生活していた
そこは学校から30分のところ
今でも時間を見つけては遊びに行く仲よしの家族
遠い異国の地からやって来た日本人を本当の娘のようにかわいがってくれて一人暮らしをしたいと言いだす時はとても心苦しかったという
住み心地のいい生活を捨ててまで一人暮らしをしようと決意したのはなぜなのだろうか
まぁちょっと言い方悪くなっちゃうと
もっと
由紀さんはこの国へやって来た初心を貫くため赴任以来日本には一度も帰っていないという
(平山)決めてきてるから?はいきたんで…
このあと遠く離れた母と娘涙の絆
2年という任期中は日本に帰らないと決めこの地で一人暮らす安齋由紀さん
ただ日本の母に心配をかけまいと…
(平山)こんにちは
スカイプを使って家族と会話
(平山)学校の先生とか生徒さんがですねもう由紀さんのこと大好きでみんな「来てくれて嬉しい」って言ってましたパソコン
(母)「頑張ってー!」はーい
泣き言は決して漏らさず笑顔の会話
でもこの異国の地にたった一人
辛い事があるといつもここにやってくるという
(平山)へぇ〜
(平山)ここによく来るんですか?
(平山)へぇ〜走るんですか走って
落ち込んだ時にはこのグラウンドで気の済むまで走り続ける
汗を流し気持ちを切り替えまた一から歩んでいく
意図せずしてやって来たウズベキスタン
だが由紀さんはいつも全力
その姿勢はこの国の子ども達に確かに伝わっている
そして日本から遠く離れたこの国は一人の女性を今たくましく大きく成長させている
それですね
そしていやほんとにありがとうございましたこちらこそありがとうございました頑張って〜!ありがとうございました頑張ってね私日本に帰るけど頑張ってありがとうございます気をつけてさようなら
(平山)さよならありがとうございますさようなら
ウズベキスタン・シャワットで由紀さんは今…
自分が進むべき人生の第一歩を強く踏み出そうとしている
(スタジオ内拍手)結構VTRではあんまり分かんなかったんですけど
(平山)1個しかないししかもしょっちゅう停電すると…
(平山)でも寒いし
(せいじ)それかなわんよねぇ泉ちゃんどうですか?
そんな森泉が…
着いた〜ハロー泉だよ
この春レギュラー3年目に突入
これまで110人の日本人を発見!
番組はますますパワーアップ!
(外国語)ハロー
超VIP日本人に会う新企画始動さらに!
せいじがバルト三国を一気に駆け抜けそれぞれの国で日本人に会う3ヵ国スペシャル!
2015/03/13(金) 21:00〜21:54
ABCテレビ1
世界の村で発見!こんなところに日本人[字] シルクロード砂漠の果て!母と娘!!涙の絆が
中央アジア・ウズベキスタン砂漠の果て…大震災がきっかけでこの地に渡った24歳の女性が…停電・お風呂は泥川・寒暖差50度の過酷な生活…遠く離れた母と娘!涙の絆が!!
詳細情報
◇みどころ
世界には「一体なぜこんなところに?」と首を傾げたくなるような場所に住む日本人が多数いる。旅人となった芸能人が、自力で世界の僻地にいる日本人に会いに行き、そこにあるたった一つの人生ドラマをひもとく。
◇出演者
【司会】千原ジュニア
【旅人】平山あや
【パネラー】草野仁、千原せいじ、森泉
【データマン】大野拓朗
◇番組内容
中央アジア・ウズベキスタン。かつては旧ソ連の支配下におかれ、多様な民族が暮らし、金歯が大流行している国。寒暖差50度!氷点下のシルクロード砂漠の果てまで17時間の列車移動。出会った日本人は24歳の女性、東日本大震災がきっかけでこの地に渡ったというが…。
◇おしらせ
☆『お願い!せいじおじさん』は
番組HP
http://asahi.co.jp/konnatokoroni/
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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