こんにちは。
北陸新幹線が、構想から半世紀を経て、きょう開業しました。
東京から金沢までがおよそ２時間半で結ばれます。
北陸新幹線がきょう開業しました。
ＪＲ東京駅と金沢駅ではけさ、それぞれ１番列車の出発に合わせて、開業を祝うセレモニーが行われました。
北陸新幹線はこれまで東京から長野までが先行して開業していましたが、構想から５０年を経て、今回、新たに金沢まで伸ばされました。
最も速いタイプの列車、かがやきでは、東京・金沢間がおよそ２時間半で結ばれ、これまでより１時間２０分短縮されます。
沿線でも早朝から多くの人が１番列車を待ち構え、待ちに待った開業を祝いました。
今後、北陸では首都圏と交通の利便性が向上することで、観光客やビジネス客の増加とともに、企業の進出など、経済効果が期待されています。
それでは待ち望んだ新幹線の開業に沸く、富山駅からお伝えします。
上野さん。
北陸新幹線富山駅のホームです。
新幹線の利用客だけではなく、入場券を買って、新幹線の姿を写真に収めようという方もたくさん見受けられます。
構想からおよそ５０年。
待ちに待った新幹線の開業に、富山でもさまざまな歓迎が行われています。
午前８時２５分ごろ、東京からの１番列車が富山駅に到着すると、開業を待ちわびた大勢の方が、新幹線から降り立った乗客を迎えました。
すごく快適で、あっという間の２時間でした。
立山連峰を見ることができてよかったです。
観光客の人も増えたらいいなと思いますね。
富山大好きなんで。
ごかやまのほうに観光に行こうと思ってます。
一方、新幹線が近くを走っている高岡市内の小学校では、朝早くから、子どもたちや地元の人などが屋上に上り、思い思いのメッセージなどを手に、新幹線に向かって手を振りました。
東京・富山間が最速で２時間８分。
これまでより１時間早くなり、地元では観光や企業誘致などに期待が高まっています。
富山駅からお伝えしました。
続いて終着駅の金沢駅から中継です。
北村さん。
悲願だった北陸新幹線開業という、歴史的な一日を迎えているＪＲ金沢駅です。
こちらにはその新幹線に乗って訪れた乗客で大変混み合っていて、地元の人たちは石川らしいおもてなしで歓迎しています。
金沢と東京を２時間半でつなぐ夢の新幹線、かがやきが、沿線の多くの人々を乗せて、今、金沢に到着しました。
東京からの下り１番列車、かがやき５０１号が到着した金沢駅は、ホームからコンコースまで大勢の人で混み合いました。
これに乗るために来ました。
金沢まで、東京からすごい、時間が短くなったんで、非常にびっくりしました。
金沢駅は開業に向けてリニューアルされていて、構内は九谷焼や輪島塗をはじめ、石川の伝統工芸品が随所に活用されています。
石川県には、首都圏からの観光客が年間２３０万人見込まれて、訪れているんですが、北陸新幹線の開業によって、その倍の５００万人という、呼び込む人の計画を立てていまして、観光やビジネスなどで、地元の活性化を目指しています。
以上、中継でした。
今後の国際的な防災戦略などを話し合う、国連防災世界会議が、東日本大震災の被災地、仙台市できょう、開幕しました。
きょうは午前１１時過ぎから、宮城県仙台市の仙台国際センターで、開会式が行われました。
式には天皇皇后両陛下がご臨席されたほか、国連のパン・ギムン事務総長や安倍総理らが参加しました。
2015/03/14(土) 11:25〜11:35
読売テレビ１
ＮＮＮ ストレイトニュース[字]
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