<3時間>プレバト才能ランキング【三田佳子・かたせ梨乃…豪華女優を査定】 2015.03.14


(ナレーション)今夜は豪華女優陣の才能を一斉テスト!家庭料理の神様土井善晴先生があの大女優をバッサリ!華道家・假屋崎省吾先生はあの人に100点満点!ああ〜よかった。
更に大女優たちを相手に俳句の毒舌先生が大暴れ!今ブームのぬか漬けが「プレバト!!」に登場!女優たちが本気の才能を見せる!才能査定まずは料理の盛り付けから!お題はピーマンの肉詰めや炊き合わせなど全8品。
皆さんもおいしく見える盛り付けを覚えるとお客様をもてなすとき役に立ちますよ。
まず最初のお題は…。
大勢でワイワイ盛り上がりたい手巻き寿司パーティー。
もしもセンスのいい盛り付けができればパーティーがもっと楽しくなりますがそのポイントとは?これはうちはエビが大好きやとかね。
手巻き寿司の盛り付けの鉄則。
ネタを××××メリハリをつける事。
査定されるのは果たして熊谷はお客さんを喜ばせるどうぞ…。
(かたせ・スタジオ)うわっおいしそう。
(浜田)さあ真実ちゃんこれポイントは?
(熊谷)旦那のいとことかがよくうちに集まるんで全員が食べられるようにどのネタも見えるように盛りだくさん。
とにかく「わあ〜!」って言ってもらえるように盛り付けてみました。
なるほど。
今回も家庭料理の神様が査定。
親子2代にわたって長寿番組「おかずのクッキング」に出演する土井善晴先生。
土井先生の料理は味だけではなく家庭でもできるおいしそうで美しい盛り付けにも定評がある。
土井先生の査定ポイントはおいしそうな見た目はもちろんの事盛り付けに食べやすさはあるのか?盛り付けが味を損なっていないか?この2点が出来ていれば才能アリ。
熊谷真実の手巻き寿司。
土井先生はどう査定するのか?なお公平を期すため誰が盛り付けたかは伝えていません。
(小島・スタジオ)ええ〜!
(熊谷・スタジオ)怖い。
まああの〜
(土井)ただそれ以上のものにはなってないと思いますね。
熊谷真実の手巻き寿司は凡人査定。
この盛り付けにはまあどっちか言うとこの盛り付けの欠点は不公平であるという事。
座る位置によっては目の前はたくあんだらけで食べたいマグロはお皿の向こう側。
これではお客さんが不公平になってしまいますよね。
ここで…。
家庭料理の神様土井先生が盛り付けた手巻き寿司がこちら!お皿の中心には主役のマグロ。
その周りをエビサーモン玉子といった定番のネタの山が脇を固め一番外側には梅とアボカド。
そしてきゅうりたくあん大葉を置いた先生の盛り付け。
食べやすさはもちろん土井先生がもう一つ気をつけたのはメリハリ。
果たしてそのポイントとは?
(土井)まあ例えばこんなんでも
(土井)これはうちはエビが大好きやとかねそれがもう目に飛び込んでくるような手巻き寿司はネタを同じ分量で盛らずメリハリをつける。
全てのネタを同じ量だけ均等に盛り付ける必要はなし。
主役と脇役を決め分量や盛り付ける位置を変えましょう。
そうする事で食べたいネタがすぐ目に入り手巻き寿司のワクワク感が増します。
という事で熊谷真実は凡人の第2位!今回才能アリはたったの1人!渡辺えりかたせ梨乃は才能アリだったのか?ちょっともうさ…。
嫌だ〜。
続いては付け合わせの配置を間違えやすいこの3品で査定していきます。
まずは…。
今が旬のなすを手軽においしく頂けるこの料理。
付け合わせにはししとうを用意。
なすには赤みそ白みそを自由に使って盛り付けてもらいます。
査定されるのは主婦歴22年。
慶應卒の才色兼備紺野は付け合わせを正しく盛り付けられたのか?どうぞ…。
(小島・スタジオ)きれい!
(かたせ・スタジオ)かわいい。
さあ紺野さんこれポイントは?
(紺野)なすの素材の色みを生かしまして秋らしく赤と菊の花も添えてみました。
なるほどね。
(紺野)シンプルに彩りよく頂きやすく。
まあ見た目もね。
なるほど。
(紺野)先生お願いします。
(一同)あははっ!土井先生はこのなす田楽をどう査定するのか?
(紺野・スタジオ)えっ?だってよくああいうふうにお店に出てるじゃないですか。
まあ一見ですね
(土井)なんかあの〜金魚?
(一同・スタジオ)あははっ!
(紺野・スタジオ)ひど〜い!
(紺野・スタジオ)ええ〜!
(浜田・スタジオ)あははっ!なす田楽が出目金になってしまった紺野は才能ナシ。
紺野の才能ナシの理由は付け合わせのししとうの位置を間違えてしまった事。
(土井)和食の観点からすると…。
料理の主役であるなすに箸を伸ばすときその通り道となるなすの右手前に付け合わせを置くのはNG。
脇役は絶対に主役の邪魔をしない。
これはなす田楽だけでなく和食の盛り付け全ての鉄則!更に…。
家庭料理の神様土井先生がもしも大皿になす田楽を盛り付けるとこうなります。
(一同・スタジオ)おお〜!赤みそ白みその両方を使い盛り付けた先生のなす田楽。
(かたせ・スタジオ)うわ〜おいしそう。
(浜田・スタジオ)おしゃれやな。
ああ〜なるほど。
(小島・スタジオ)ワクワクする。
最後にああ〜。
こういう人が…。
という事で土井先生もショックを受けた紺野の盛り付けは才能ナシの第6位!付け合わせの配置を間違えやすい料理。
続いてのお題は…。
スーパーで売られているローストビーフに付け合わせのクレソン玉ねぎレモントマトを自由に使って盛り付けてもらいます。
査定されるのは…。
料理本を出版するなど料理の腕前にはかなりの自信を持っている梅沢だが過去2回の査定ではいずれも才能ナシ査定。
「夢芝居」を掛けながらこの本を紹介するのも3回目。
このままだと本への信頼まで揺らいでしまうが果たして?間違えようがないと言う梅沢。
付け合わせにまで気を遣った才能アリの盛り付けはできたのか?ローストビーフどうぞ…。
(陣内・スタジオ)おお〜!
(小島・スタジオ)おいしそう!ポイントは?
(梅沢)これは彼女と二人でテラスでお食事するイメージかな?お肉のセクシーさ…ピンクが見えるように丸めてあんの。
お前何を言うとんねん。
(一同)あははっ!
(梅沢)クレソンの上に玉ねぎを置いてあるというのがまあ私なりのセンスかな。
あははっ!これ土井ちゃん分かるかな?梅沢にとっては三度目の正直。
土井先生はどう査定するのか?
(梅沢・スタジオ)なんでも好きな事言ってみやがれ!
(紺野・スタジオ)怖い。
(小島・スタジオ)これ怖い。
これはねまあ…。
何を思ったか
(笑い)この盛り付けは梅沢富美男は才能ナシ。
ではこのローストビーフの盛り付けどこがダメなのか?ローストビーフといってもコールドミートですから…。
(土井)全体からすると…。
才能ナシの梅沢がやってしまった一番の失敗は付け合わせのレモンを主役の肉の上に置いた事。
この間違いを先生が応急処置で直すとしたら…。
やっぱり臨機応変にここを一つの一連のお皿だと思ったらこれを外に出してみると。
こういうのなんでここに乗せるんですか?皿の内側に詰め込み過ぎて主役の肉の上にレモンを置いてしまった梅沢の盛り付け。
これならば脇役のレモンを皿の縁に置いてでも主役である肉の存在感をアップさせる方がベター。
主役の存在感を薄めるような盛り付けではせっかくのおもてなしの気持ちも台なしです。
更に先生の盛り付けにはこんなテクニックが!
(梅沢・スタジオ)切ってねぇだろ!
(土井)食べきれないけども今とりあえずこんだけ切ったんだよと。
これもあるなって思ったらメインディッシュになるじゃないですか。
最後に
(梅沢)これはねやっぱり梅沢富美男今回もきっちり才能ナシの第4位!芸能人のプライドが懸かった盛り付けの才能ランキング。
今回1人しかいなかった才能アリは果たして誰なのか!?嫌!すっごい嫌。
付け合わせの配置を間違えやすい料理。
続いてのお題は…。
手羽先といえば手で食べるもの。
そして手で食べるからこその盛り付けのルールがあるという。
査定されるのは…。
果たして付け合わせの配置を間違えずに盛り付ける事はできたのか?どうぞ…。
(陣内・スタジオ)ほらほらほら食べやすい。
さあ陣!
(陣内)はいこれはですね後輩が10人ぐらい来てみんなが取りやすいように手に取る所を外側に出して…。
なるほどね。
(陣内)順番に食べれるように3D感を出したという。
なるほど。
まあでもパッと取って食べれそうやね。
陣内の鶏の手羽先。
土井先生はどう査定するのか?はい。
早いよ。
ここで…。
家庭料理の神様土井先生が盛り付けた鶏の手羽先がこちら!白いお皿にパセリを敷いて盛り付けられた鶏の手羽先。
付け合わせとして手づかみで食べられるセロリを置いた。
(陣内・スタジオ)置いたよ俺もセロリ。
才能ナシの手羽先の盛り付けとはどう違うのか?ポイントはやはり付け合わせの置き方。
先生と違い陣内の無神経な盛り付けに足りなかった心遣いとは?手羽先の付け合わせは××××盛り付ける事。
まあ手羽先もレモンも葉野菜も全てをごちゃ混ぜにした陣内の盛り付け。
これでは手羽先だけでなく付け合わせの野菜まで油まみれで気分の悪い盛り付けに。
食べる人の事を考えるとこんな盛り付けにはならない。
手羽先以外の付け合わせを取るときに油が手に付かないように盛り付ける。
ちなみに付け合わせのセロリにも理にかなったおもてなしの工夫が。
ちょっとなんか添えるんやったら…。
(土井)同じような調子で手で持って触れるとかね食べられるとか。
そして歯応えのシャキシャキしたもの。
香りがあるとまた手羽先に帰りたくなるよね。
手羽先は手づかみで食べるもの。
同じように手づかみ出来て口の中がさっぱりする野菜を付け合わせるとより食べる相手の事を思った盛り付けになります。
という事で陣内は才能ナシの第7位!やだ〜。
ちょっともう嫌になっちゃう。
続いてのお題は…。
ピーマンの肉詰めの盛り付けで最も気をつけたいのはおいしさを損なわないという事。
続いては高岡奏輔を査定。
高岡は料理のどうぞ…。
(紺野・スタジオ)おいしそう。
さあ奏輔これポイントは?
(高岡)そうですね大勢でちょっと食べたいなと思って360度大事にしようかなと。
どっからでも取れるみたいな。
(高岡)向かい合ったときでも横でも食べやすいようにおんなじように。
なるほどなるほど。
いいんじゃないでしょうか。
土井先生はこのピーマンの肉詰めをどう査定するのか?まあ一見ね
(土井)少しやっぱりこういう場ですから
(土井)っていう感じで…。
これは申し訳ないけど…。
高岡奏輔は才能ナシ査定!高岡がやってしまった最大の間違いはお皿の真ん中の大根おろし。
これがピーマンの肉詰めのおいしさを損なってしまうのです。
この大根おろしがNG。
熱々のピーマンの肉詰めが水けが広がりそうな大根おろしと一緒に盛られてはおいしそうに見えない。
そんな先生が教えてくれた焼き立てのおいしさを損なわない究極の盛り付けとは?これに盛りますから。
(陣内・スタジオ)ええ〜!
(小島・スタジオ)ええ〜!?ええ〜!?なんともダイナミックに要するに焼き立てって餃子と同じよね。
焼き立てを楽しむ究極の盛り付け。
少々意表をつく方法ですがこれもおもてなしの形。
という事で料理を冷ましてしまった高岡奏輔は才能ナシの第5位!そして今回たった1人の才能アリは!?それともどうぞお召し上がりください。
続いてのお題は…。
良さげですがあなたならどう盛り付けますか?続いてのお題は…。
お客さんがくれた手土産をすぐに盛り付けて振る舞う。
そんな事よくありますよね?そんなとき皆さんは家族で食べる分には問題なさそうですがお客様へのそこで今回は相手への印象もがらりと変えてしまう盛り付けのポイントを覚えましょう!査定されるのは小島瑠璃子。
その盛り付けはこちら!
(紺野・スタジオ)あっかわいい〜!
(梅沢・スタジオ)かわいい。
(浜田・スタジオ)さあ小島さんポイントは?
(小島)これはですねお母さんをもてなそうと思って。
これポイントがバウムクーヘンの断面と背中の部分どっちも見えるようにしました。
カスタードでセーヌ川を…フランスのセーヌ川を表現しました。
小島瑠璃子のバウムクーヘン先生はどう査定するのか?
(梅沢・スタジオ)これいいでしょう。
(浜田・スタジオ)あははっ!
(土井)
(土井)カフェに来たみたいな感じですよね。
パーラーというかね。
せっかく…。
(土井)別になんにもないでしょうそれ以上のものが。
そういう意味でも…。
小島瑠璃子凡人査定!よく見かけるいやこれね自分でその形姿のあるものがこうやってバウムクーヘンはその表現の幅が広いお菓子。
ここで…。
今回はよくある扇形ではなく薄いそぎ切りに。
今回のテーマは「おもてなし」。
切り方だけで身近なお菓子をよそ行きに見せた。
(土井)だからそれを斜に切る事によって割れ目がスカスカスカと外れて木目がこうやって外れる楽しみがこちらの方が感じられるんかなと。
ここまでバウムクーヘンを楽しく自由に盛り付けられれば文句なしの才能アリだったが…無難に盛り付けた小島は凡人の第3位!残るは渡辺えりとかたせ梨乃。
どちらかが1位!どちらかが最下位!いきましょう!料理の盛り付け才能アリ第1位はこの人!
(小島)うわっ怖〜い!怖〜い。
さあ唯一の才能アリ第1位です!かたせ梨乃〜!わあ〜嬉しい!
(陣内)えりさん!あははっ!盛り付けてもらったのは…。
まずは清潔感を持って盛るという事がねこういった生で食べるものというのは大事ですね。
まずここは土井先生によるサーモンマリネの正しい盛り付けから見ていただこう。
(紺野・スタジオ)おお〜。
(小島・スタジオ)ああ〜おいしそう。
使ったのは大自然を感じさせる木目調のお皿。
ポイントは清潔感。
下手に触らず食べる相手に自然なままの安心感を与える事が大切。
一方渡辺えりは…。
私はもうねやっぱねしかしその
(浜田・スタジオ)あははっ!果たして渡辺えり父ちゃん母ちゃんどうが食べてけらっしゃい。
(浜田・スタジオ)あははっ。
(紺野・スタジオ)いい。
泣かせる泣かせる。
(陣内・スタジオ)あははっ。
渡辺えりサーモンマリネ。
(浜田・スタジオ)邪魔やな。
(陣内・スタジオ)上のやつ邪魔やな。
サーモンの上に菊の花びら下にレモン。
フェンネルと南天の葉を大胆にあしらったせいでお皿の半分は緑。
これが渡辺えりの
(浜田・スタジオ)あははっ。
土井先生も首をかしげる渡辺えりの盛り付け。
あまりにも不思議がるので盛り付けの様子をVTRで見てもらった。
(渡辺)ええ。
海の幸の盛り付けで林をイメージ。
これを見た先生は…。
あははっ…。
続いて…。
(スタッフ)輪切りのレモンこれ何かをイメージされて置かれているんですか?サーモンの下に5つのレモンで世界平和。
これは…。
更に…。
(浜田・スタジオ)あははっ!世界平和と郷土愛を込めて出来上がったのがこの盛り付け。
でも…。
(土井)主役がサーモンマリネやいうの忘れるぐらいに想いが重なってしまって…。
女優・渡辺えりは残念ながら才能ナシの最下位。
本日唯一の才能アリが盛り付けてもらったのは…。
今が旬のかぼちゃサツマイモにんじんなどの野菜を好きな数だけ自由に盛り付けてもらいます。
才能アリかたせ梨乃はどうぞ…。
(紺野・スタジオ)色っぽい。
(熊谷・スタジオ)あっきれい。
(浜田・スタジオ)さあかたせさんこれポイントは?
(かたせ)お一人様へ。
あなたと私の食事でそれでお盆からいきなりテーブルの上に陶器の音がするのが嫌だったのでお皿をちょっと重ねてその間にちょっと秋を入れてみました。
この盛り付けを見たちゃんと…。
(土井)才能アリかたせ梨乃の炊き合わせで特に高評価だったポイントは本人がまず最初にこだわった部分。
(かたせ)これちょっとおっきいんだよね。
まずお皿を重ねてそれを飾り付ける事から始めたかたせ梨乃。
なんか実はこれが…。
(土井)ちゃんとこのお膳に見立てた網代のお皿に表れてるからですよ。
いいなと思うんですよ。
これだけで相手へのおもてなしの気持ちがより伝わる盛り付けに。
同じものなんかでも更に先生は盛り付けの様子をVTRで確認すると…。
(かたせ)
(かたせ)色からするとこれオレンジでしょ?黄色でしょ?オレンジでしょ?そうするとそれは随分と…ほんとにそう。
よくなりました。
ここまで先生大絶賛のかたせの盛り付けだがたった皆さん分かりますか?本日唯一の才能アリかたせ梨乃の盛り付けにはたったこれやっぱりね手前にこのように指さされてるみたいな気になりますよね。
これの正面はやはりここじゃないかなという風に。
日本料理というので相手をドキッとさせてやろうというよりも相手を…気持ちを落ち着かせてあげようという事の方が正解だと思いますね。
相手に角は向けず気持ちを落ち着けてもらう。
これがとはいえ更に盛り込んだ野菜の彩りも考えたかたせの盛り付け。
まさにあははっ!あははっ!そのぬか漬けが今ブームとなっているのをご存じだろうか?書店には数々のぬか漬けに関する本が並びさらに話題には事欠かない。
でもぬか漬けはやってみたいけど難しそう…なんてちょっと敬遠してしまっている人も多いんじゃないですか?ぬか漬けは簡単です。
今回は「ぬか漬けの才能査定ランキング」!
(一同)イエ〜イ!
(陣内)いやいや浜田さん。
浜田さんいいですか?1つ。
(笑い)今回はプライベートでもルールは簡単。
1か月間で誰のぬか漬けがいちばんおいしいかを査定。
5人にはお好きな野菜を選んでもらいそれぞれ独自のやり方でぬか漬けを作ってもらった。
そんな5人のぬか漬けを食べたぬか漬けの神は…。
かなりのVTRから始まったんですけど
(熊谷)ねえ〜。
(陣内)どうしたんすか?今日。
どうしたんや?
(木本)僕はあれですよ
(木本)「ごちそうさん」の中でぬか漬けをず〜っと守り抜く役やったんですよ。
(藤本)その髪型は?
(木本)この髪型は「ごちそうさん」の中の
(藤本)もう終わってるやんけ「ごちそうさん」。
僕と藤本さんいいんすけど
(笑い)今回5人のぬか漬け力を200年以上の歴史を持つ老舗…。
この旅館の売りは…。
さらにそのぬか漬けは元総理大臣の犬養毅や新渡戸稲造など数々の歴史的偉人に食された経歴を持つまさにスタジオに200年のぬか漬けを用意しました。
(陣内)えっ?マジか。
(かたせ)
(陣内)漬け物僕好きなんですけどそう!ぬか床で漬けられた野菜にはぬか床の風味が染み渡り生野菜にはない味が醸し出されているのだ。
さらにぬか床には乳酸菌ビタミンなど豊富な栄養素が含まれているためぬか漬けはしかも含まれる乳酸菌は腸の中に入っても生き続け抜群の整腸効果を見せるといわれる植物性乳酸菌。
そんな体にいいこと尽くしのぬか漬け実はそれでは簡単なぬか漬けの作り方をご紹介。
ぬか漬けを作る工程は大きく分けて3つ。
まずはぬか床を作る。
用意するのは米ぬか・塩・水。
まずはこれらを混ぜ合わせます。
そして混ぜ合わせたあとは風味付け。
昆布や鷹の爪山椒の実といった食材を入れぬか床に風味を加えていきます。
ここで何を入れるかで出来上がったぬか漬けの味に大きな差が出てくるんです。
次は発酵。
一般的にここでは捨て漬けをしてぬか床の発酵を促します。
捨て漬けとはにんじんの皮や大根の葉などいらなくなった野菜をぬか床に漬けること。
捨て漬けをすることで野菜に付いた乳酸菌をはじめとするさまざまな菌がぬか床に拡散。
この乳酸菌たちがぬか漬けをおいしくするんです。
捨て漬けを1週間ほど繰り返すとぬか床が育ちはじめいよいよ漬けられる状態に!最後に熟成。
ここで初めてぬか漬けにしたい野菜を漬けます。
熟成されたぬか床の中でしっかり寝かせます。
一般的にこの時間によっても味が変わってくるのでベストな時間を見つけるのも大切な要素。
しかしこれは…。
今回は一番おいしいのは誰だ!?果たして!?まずは安田美沙子の査定から!今年3月に結婚したばかりの安田美沙子。
自家製のぬか漬けは旦那さんの胃袋をつかんで放さないという。
(安田)そんな安田美沙子が1か月かけて育てたぬか床で漬けた野菜は…。
(安田・スタジオ)ぬか床食べるんですよ。
ぬか床がおいしいとおいしく出来るんです。
果たして安田美沙子渾身の大根のぬか漬け…。
200年の歴史を守るぬか漬け界の神大氣先生はどう査定するのか?
(紺野・スタジオ)めっちゃ怖いめっちゃ怖い。
(藤本・スタジオ)おいしいのは当然なんやろ?でも。
(安田・スタジオ)おいしいと思います。
(陣内・スタジオ)何を査定する…。
じゃあ頂いてお味見せてもらいます。
まずは匂いを嗅ぎ…。
そして口に含む。
コリッコリッ
(安田・スタジオ)あっ「うんうん」って。
(熊谷・スタジオ)ご飯も食べてくれるんだ。
ご飯が進む!これは才能アリか!?
(安田・スタジオ)えっおいしいんじゃない?安田美沙子はぬか漬けの才能アリ!安田美沙子のぬか漬けはなぜそんなにもおいしいのか?ポイントは最初の工程ぬか床の基礎作り。
一般的にこの工程では風味付けとして昆布や鷹の爪などの食材をぬか床に加えて混ぜていくのだが安田がこの
(安田)ぬか床に
(安田)塩麹って元々発酵物なんでお肉とかも軟らかくなったりするんで。
(木本)ものすごいよさそうな感じですよね。
私も麹漬け作ってますけどね…。
麹…米麹はね。
おいしくするテクニック。
塩麹を入れるとぬか漬けがまろやかになる!安田の基礎作りで
(安田)かつお節を入れるとぬか漬けの風味が増すのだがその入れ方がすばらしかった。
安田はぬか漬けを作るうえで加えた材料を抜かずに残したままだとぬか床が腐る可能性大。
しかしこの方法なら残さずに取れるので腐らせてしまう心配がなくなるのです。
と…味作り方共に高評価だった安田のぬか漬けは才能アリの第3位!
(熊谷)こんな他の方が工夫凝らしてると思わなかった。
(安田)パラパラしてるからかつお節って。
1週間ぐらいしたら傷んじゃうんですよ。
だからキッチンペーパーやとそこに水分も付いていくし。
(紺野)なるほどね。
(紺野)続いて気象予報士根本美緒を査定。
私一応気象予報士ですので毎朝気象予報士として日本中に天気を伝える温度管理のマジシャン根本が極上のぬか漬け作りに挑んだ。
(根本)27度になってます。
湿度が56%。
ぬか床が腐る原因ともなる高温多湿はぬか漬けの大敵。
根本は1か月間気温・湿度に細心の注意を払ってぬか床を育てていった。
そんな根本が気象予報士根本美緒の渾身の果たしてぬか漬けを知り尽くした先生の査定は?
(根本・スタジオ)えっ?
(一同・スタジオ)あっ!
(藤本・スタジオ)ご飯進むということは?うう〜怖い。
(浜田・スタジオ)えっ!?根本美緒もぬか漬けの才能アリ!根本のぬか漬けは実は玉ねぎはそう玉ねぎは香りが強くさらに水分も多いため…他の野菜と一緒に漬けると他の野菜が傷むばかりかそんなくせ者
(かたせ)ぬか床作りスタートから7日目。
根本は半分を別の容器に移し替え玉ねぎ用と他の野菜用2つのぬか床を作ったのだ。
実際松屋旅館でもこのようにそれでは根本は元々のぬか床にはこれだけの材料が風味付けに使われていたのだが玉ねぎ専用のぬか床にしてからは…。
(根本)かなりシンプルな味付けに変えていったのだ。
元々。
玉ねぎは専用のぬか床に昆布だけを薬味にして漬けるとおいしくなる。
玉ねぎ専用のぬか床を作った根本美緒は才能アリの第4位!ぬか漬けの神も感心する続いては「ごちそうさん」でぬか漬けを守った男木本がこちら!木本の自信作
(浜田・スタジオ)でもなぁおいしそうやな〜。
この中には木本の数々のこだわりが!まずはそれをご覧いただこう。
木本がこだわりを見せたのは最初の工程基礎作りから。
一般的には風味付けとして主に昆布や鷹の爪をぬか床へと入れていくこの工程。
木本が風味付けに入れた食材は…。
(木本)佃煮を昆布の。
ええ〜!?佃煮?
(木本)早くぬか床を完成させようとさまざまな調味料を含む佃煮を風味付けの材料に選択。
(安田)そうなんだ〜。
さらに次の工程発酵でも…。
基本的には捨て漬けを繰り返しぬか床の発酵を促すこの時期。
木本はそれはあの女優からのアドバイスに基づいてのものだった。
杏ちゃんも実は家で「ごちそうさん」の時のぬか床を育ててるんです。
朝ドラで共演したドラマ以降木本同様ぬか漬けにはまっている杏に香り付けのアドバイスを頂く。
すると…。
「むいた果物の皮もたまに入れてみたり…」っていうことなんで…。
それが木本流。
他の人とは一線を画す味付けが施されたぬか漬けとなった。
果たしてぬか漬けを知り尽くした先生の査定は?コリッコリッコリッ…
(紺野・スタジオ)わあ〜いい音。
(かたせ・スタジオ)いい音。
そうですねこれはまあ…。
(一同・スタジオ)あははっ!一体なぜ普通の味になってしまったのか?ん?ふふっ…。
(一同・スタジオ)あははっ!
(藤本・スタジオ)めっちゃ笑ってはるやん。
入れ過ぎてしまったことでそれぞれの良さを消し合ってしまい平凡な味になってしまったという。
ということでTKO木本は今回唯一の凡人査定の第5位…。
残っているのは…。
2人の実力は別次元!
(一同)ええ〜!紺野さんどうですか?自信の程は。
(一同)あははっ!
(熊谷)でもうちで漬けて
(笑い)残るは1位と2位。
まずは熊谷真実を査定!そんな熊谷が熊谷が自画自賛する実際に食べたかなりの高評価!これまで以上に先生の箸が進む!熊谷のぬか漬けその方法がスゴかった!なんとそれは熊谷が独自のアレンジを加えてきたのは熟成期間でのこと。
一般的には本漬けを繰り返してぬか床を熟成させていくこの時期。
ここで熊谷はある
(熊谷)熊谷が使ったのは腸の働きを助けるといわれるこの
(熊谷)
(熊谷)これぐらいね。
熊谷はこの液体で短期間のうちに乳酸菌を増殖させ酸味の効いたぬか漬けを作ろうと試みたのである。
新しい…自分で
(熊谷)うんうん!独自の方法で続いてそんな熊谷に対する紺野美沙子を査定!経験豊富な紺野美沙子のぬか漬け作りを今回ご主人が撮影してくれました。
夏休みの旅行にも持参するなど愛情をかけて育てていった。
そのぬか床に紺野がうん!どうですか?どう?うそ〜!旦那さんも絶賛する…。
(熊谷・スタジオ)これ定番ですよね。
(紺野・スタジオ)おいしい。
先生お願いします!
(熊谷・スタジオ)いや〜ドキドキする。
(紺野・スタジオ)やった〜!先生ありがとう!先生も驚いた紺野美沙子きゅうりのぬか漬け。
ぬか漬けと白いご飯のラリーがしばらく続いた。
そんな紺野のぬか漬け豊富な経験を活かして慣れた手つきでぬか床を作っていく紺野。
しかし本漬けも始まった熟成期間でのこと…。
一般的にこの時期は本漬けを繰り返し毎日ぬか床をかき混ぜて熟成させていく時期。
しかし…。
(紺野)この時こんなことが…。
その時ぬか漬けといえばというイメージがありますが実は味が停滞した時には思い切って何もしないというのも大切なこと。
味が落ちてきたら何もしないでぬか床を休ませるとぬか漬けがおいしくなる。
さあ熊谷真実か?紺野美沙子か?芸能界でぬか漬けが一番おいしいのはどっちなのか!?さあそれでは1位を発表しましょう!ぬか漬けの才能アリ第1位はこの人!うわ〜お願いします!まあ2位になったって才能アリですからね。
そうですねそうですね。
紺野美沙子!
(枡田)おめでとうございます!
(拍手)というわけで熊谷真実さんは第2位ということになりました!今回お2人は大接戦だったんですけれどもこの1位と2位を分けた差実はですね先生が褒めていましたよもぎ乳酸菌液ありましたがあのよもぎ乳酸菌液が明暗を分けたということなんです。
熊谷が負けた原因は先生も絶賛したよもぎ乳酸菌液。
一体どういうこと!?假屋崎省吾先生に三田佳子が挑む!芸能界ぬか漬け頂上決戦!大接戦だったこの熊谷が使い乳酸菌を増やすことにひと役買った「よもぎ乳酸菌液」。
しかしその米ぬかと水分の割合がちょうどいい状態の時その場合はやっぱまあでもね2位ですけども。
全然先生の評価はいいわけですから。
嬉しいです!才能査定。
続いて假屋崎省吾先生によるいけばな査定に…。
三田さん。
(藤本)対決じゃないですか。
ちょっと
(笑い)
(藤本)ありえるんじゃないかって。
(一同)あははっ!ちなみに浜田さん調べさせていただいたんですが実はかたせ梨乃さんは着物のプロデュースをされているそうなんです。
あら〜。
(笑い)今日は大御所女優の本気対決!すると…この三人の女優の中に才能アリが二人もいた!しかも…。
なんと100点満点も!先生も大絶賛する完璧ないけばなはどの女優の作品なのか?まずは何位から…。
今日は才能アリ…。
おっ名誉な方から。
はい2位ぐらいから見ときませんか?いきましょう才能アリ第2位はこの人!
(藤本)入っとけ入っとけ。
(小島)来ちゃえ。
(梅沢)来い!かたせ梨乃!
(かたせ)きゃあ〜!うれしい!
(渡辺)さすが着物プロデューサー。
わあ〜うれしい。
(一同)あははっ!
(かたせ)なんかあははっ!かたせ梨乃は才能アリ!假屋崎先生に認められたいけばなとはどんな作品なのか?今花屋さんにも色とりどりの菊が並んでいますが菊は秋が最もきれいな時期。
仏花に使われる一般的な中輪菊。
ピンポン玉のようにかわいらしいピンポンマム。
更に1本の茎にたくさんの花を咲かせるスプレーマムなどなど。
今回の査定ではそんなさまざまな菊を用意し思うままに生けてもらった。
数種類の菊をどう組み合わせるかで才能が分かる!さあそれでは第2位かたせ梨乃さんの作品オープン!
(一同)おお〜!
(三田・スタジオ)立派。
(渡辺・スタジオ)
(浜田・スタジオ)いやみんな平等にあったんですよ。
(渡辺・スタジオ)とてもいいですね。
(浜田・スタジオ)さあかたせさんこれポイントは?ご自分で。
(かたせ・スタジオ)あの…菊でもいろんな形の菊があると思うんですけどもこのぼんぼりみたいにかわいらしい菊がすごく喜んでるみたいな感じがして空を見上げたらその葉の木漏れ日が自分に降りかかってくるイメージで作りました。
さあ先生。
あのねできてるんだろうなと思いました。
わあ〜うれしい。
(假屋崎)はい。
あのねとっても元気があってそしてメリハリがあってピンポンマムっていうんですけどこれをちょっと長くしたり短くしたり…。
でしかもこのグリーンのお色がとってもこの1本のドウダンツツジに合ってるんですよ。
ですからほんとにね長く女優さんをしてらして
(假屋崎)でなおかつ素敵なんですよ。
いろんな角度からご覧になって…。
(渡辺)なるほどね。
(假屋崎)見てください。
それで私が…。
そうですねこのぐらいの方が正面はいいかと思うんです。
そうすると見ていただくと分かるとおりこのグリーンが爽やかに映えてで黄色から白からグリーンにグラデーションですよね。
ここがとっても美しいと思うんです。
なるほど。
(假屋崎)素晴らしい。
それでね…。
ここで菊の高さでメリハリがついているうえに360度どこから見ても美しい作品だが假屋崎先生は窮屈だと指摘。
しかし先生はこの状態からなんと何も足したり抜いたりせずに作品を激変させます。
その方法とは?ここがちょっとくっついちゃってんですね。
分かりますかね?皆様ね。
ここの部分がくっついちゃってるので…。
(假屋崎)で先にちょっとそこからお見せします。
ということですみませんここの葉っぱをですねちょっと切ってこういう具合になるんですけどそれで今ねここの所をこれねえっ?
(假屋崎)そうして曲線にもっとするんです。
ちょっと角度にね。
うるさいなぁもう!
(一同)あははっ!
(藤本)かわいそう。
(假屋崎)でもちゃんとつながってますので水は上がるんです。
ギリギリ折れるか寸前ぐらい。
そうすると
(假屋崎)こういう風情ってねとっても大事なんですね。
ほらこういう曲線になります。
(藤本)全然違うね。
(小島)ほんとだ。
(渡辺)全然違うねほんとに。
粗密っていうのがあるんです。
いけばなには空間とそれからギュッと凝縮されたところこれがいけばなの…。
かたせ梨乃の作品も見事ですが手直し後の花と枝の間の空間が広く空いている作品の方がより優雅ないけばなに感じます。
さあそれでは浜田さん続いては…。
じゃあもうね3位見てみましょうよ。
もうここへ入れば…。
(梅沢)ねえ!「ねえ!」って自信があるんですか?梅沢さん。
才能アリ。
(藤本)毎回言うてますやん。
いきましょう。
才能アリ第3位はこの人!
(藤本)意外に来るんじゃない?
(梅沢)来い!
(藤本)入って!いけばなの才能査定。
假屋崎先生が才能アリと認めた第3位はこの人!根本美緒さん!おめでとうございます。
(三田)やっぱりお花やってるから。
ほんとですか?根本さんはですね今…。
お天気コーナーで…。
そんな宣伝いらんねん。
ここからが大事なんですけれど。
毎日お花に関する情報を伝えているんです。
そうなんです。
(一同)あははっ!それはいらんねんって。
さあ第3位才能アリ根本美緒さんの作品オープン!
(一同)おお〜!
(浜田・スタジオ)さあ根本さんこれポイントは?
(根本・スタジオ)ポイントはそうですねお月見のときに飾る花みたいなイメージなのでちょっと黄色を月に見立てて主役で周りのお花でやんわりそれを囲んで朗らかに。
(浜田・スタジオ)うんなるほど。
毎朝花の情報を伝えている根本。
いけばなは初心者だが菊のある特徴に気付いた結果才能アリとなった。
根本がうまく処理した菊のある特徴分かりますか?とってもやはりそうですか。
(假屋崎)丁寧に。
菊っていうとやっぱりこうやって…。
(假屋崎)この葉っぱのボサボサしたものが1本が2本になり3本になっていくとこういう感じでちょっとねもたもたするので…。
(假屋崎)生ける前にそういったところも丁寧にとってメリハリを利かせてるところもとてもいいです。
やった。
(假屋崎)であとねこのニューサイランの3本とこのススキの2本がキュッと勢いがあってでお色がまた素敵なこのピンク色に対してピンポンマムが大きいのでちっちゃいグリーンをポンポンと配置してるとこもとてもいい。
そんな
(假屋崎)ただですねよ〜く見てください皆さん。
まず
(藤本)そうなんですよね〜。
(假屋崎)とっても
(假屋崎)あとやっぱりよく見ると…。
(假屋崎)空っぽなので…ここです。
ですので今日は手直しをさせていただくとすれば足元ですね。
ここでこの足元がスケスケなのでこちらにまた同じお色…ねっ黄色が入ってます。
そしてこの
(假屋崎)ちょっとここを…。
ちょっと1輪。
それでちょっと前の方にねこのぐらいにこうやります。
ちょっと倒してね。
(假屋崎)このぐらいにするんです。
でせっかくなのでまた違うお色をね…このぐらいのお色。
でこういうときは葉っぱある程度付いてた方が剣山が隠れます。
いいんですね。
なるほど。
(假屋崎)ちょっとこの辺にこう入れますよ。
これだけでどうですか?あっなるほど。
違いますでしょ?パチパチ…
(拍手)
(假屋崎)いやあのね…。
(藤本)そうなんすよ。
いっつもやねん。
いけばなの…。
菊の…。
葉っぱが多い菊は葉を取ってから生けることで互いの葉が花を邪魔しなくなります。
剣山を隠したい足元には逆に葉を取らずに生けるといいでしょう。
ではここで逆に菊ならではのポイントをクリアできず才能ナシになった第7位高岡奏輔の作品を見てみよう!さあいきましょう。
才能ナシ高岡奏輔作品はこちら!
(浜田・スタジオ)ちょっと奏輔…奏輔ポイントは?
(高岡・スタジオ)かすみ草を雲みたいに広げたかったんですけどちょっとやっぱ中がもっさりしすぎちゃったかなっていうのは…。
(浜田・スタジオ)今見るとってこと?
(高岡・スタジオ)そうですね。
こうこの作品はあれに見えてしまうから才能ナシ。
これが菊の落とし穴。
皆さん見てください。
いいですか?どこかにちょっとこういう感じのお花をよく見かけることありませんか?皆さん。
なんですか?それ。
(假屋崎)実は…。
なんかこう…ぎゅっとまとめてズボッと入ってる。
その感じなんですよ申し訳ないんですけど。
よっぽど
(一同)あははっ!さっき言うたそうなんです。
なんかここがねはっきり…なんていうんですか
(假屋崎)あまりにもかたまり過ぎてる。
ここでこの作品を假屋崎先生はなんと生けた花を抜くことなく劇的にスッキリした印象に変える!窮屈なんですよ。
葉っぱがねこんな絡まっちゃってますでしょ?菊の葉をまったく処理しなかったため葉っぱが窮屈に絡み合っている才能ナシ高岡奏輔の作品。
これを假屋崎先生が意外な方法で劇的に変える!抜くのもいいんですけどね広げる?
(假屋崎)そうです。

(假屋崎)そうなんです。
実はねこれがマジックのようなものなんでございます。
(小島)広がってきた。
(假屋崎)この辺も広げましょ。
全体に広げましょう。
(藤本)あっ
(小島)ほんとだエネルギッシュになった。
(かたせ)
(假屋崎)全体が広がって空気が抜ける感じ。
やっぱり美しい作品って空気感…。
風を感じさせるような作品っていうのは日本的なこのいけばなにはとっても大切なんです。
確かに
(三田)すごい。
いけばなの菊をぎゅっとまとめ過ぎてしまうとお墓に供えた花のような印象を与えてしまうので要注意!花と花の間に空間を作ることで全体に開放感が生まれ美しい作品になります。
それでは続いて…。
(小島)そろそろ出てきちゃいそう。
じゃあもう凡人しかないでしょ。
凡人の4位いきましょうか。
(藤本)いいよもう4位で。
いきましょう。
凡人の第4位はこの人!
(藤本)4位でいいですよ。
(小島)ここでいいから来て!さあ誰?フジモン!
(藤本)わあ〜!
(小島)意外と。
(藤本)意外と。
(小島)いいとこ。
今回ほんまちょっと凡人ではあるが大胆に攻めた作品で4位に入ったフジモン。
凡人第4位フジモンの作品オープン!
(一同・スタジオ)あっ!
(小島・スタジオ)なるほど!
(浜田・スタジオ)何を抜かしとんねん。
(一同・スタジオ)あははっ!
(浜田・スタジオ)さあフジモン。
(藤本・スタジオ)大胆に今回は攻めてみました。
(浜田・スタジオ)これ大胆に…。
(藤本・スタジオ)はい。
ちょっと流れ星を意識してるんですよ。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(小島・スタジオ)かわいい。
(藤本・スタジオ)ねえいいでしょ?これ。
あと菊の花あるじゃないですか。
全部葉っぱ取りました花を際立たせるためにね。
(浜田・スタジオ)なるほどなるほど。
とってもねこのねパ〜ンとこっちに…。
(藤本)でしょ?
(一同)あははっ!ただ先生…。
どういうとこでしょうか?
(假屋崎)実は…いいですか?ここのニューサイランがなんとなくちょっとねなんていうんでしょうね…無駄なんですよこれが要するに。
この線だけ見せればいいんです。
ですから
(藤本)いやいや!
(藤本)全部抜いたらダメですよ。
全部はダメ…。
(藤本)カーリー迷ったんすよ。
こんだけスッキリするんです。
そして足元。
このね
(渡辺)私気になるんです。
(假屋崎)4はね渡辺様ね…。
(渡辺)ちょっとね。
(藤本)やっぱりほら菊って…。
うるさい!
(藤本)「死」をイメージしたんです。
ここでマイナスポイントは足元に生けられたピンポンマムが4輪であること。
假屋崎先生がここへ1種類花を加えるだけで鮮やかな作品に変える!足します。
ちょっと白入れますかせっかくだからね。
(藤本)足そう思っててんなこれ。
あとからなんぼでも言えるやろ。
黄色1色のピンポンマムに白のピンポンマムを足すことで足元をボリュームアップ。
たった1色白を入れるだけで色彩の鮮やかな作品へ生まれ変わります。
これだけ入れると…。
(小島)かわいい。
(假屋崎)見てください。
7はラッキー7。
縁起担ぎましょう。
足元にピンポンマムを足すことで色彩が豊かになっただけでなく作品全体のバランスもよくなりました。
さあそれでは続いてはどうしましょうか?凡人じゃあ終わらしましょうか。
ここに入らなかったら才能アリか才能ナシか…。
ナシかどっちかですから。
どうですか?ここまで来ると。
私?はい。
何を言ってんだフジモン。
(浜田)
(笑い)いきましょう。
凡人の第5位はこの人!
(藤本)誰?誰?誰?
(小島)ここな気がする…。
(藤本)僕より下よ皆さん。
ふふふっ。
(藤本)僕より下ですよ。
小島瑠璃子。
(一同)おお〜。
(笑い)ハッキリとしたビジョンを持って生けた小島だったが査定は凡人。
凡人第5位小島瑠璃子の作品オープン!
(渡辺・スタジオ)いいと思うけどこれ。
(浜田・スタジオ)さあ小島さん。
(小島・スタジオ)まずアーチを作ろうと思って。
最近見た映画で妖精が住む世界がテーマの映画を見たばっかりなんですよ。
なんでこの洞窟を抜けてくるとその世界がバッて広がってるっていうテーマなんです。
初めてでこれだけできれば大したもんですよほんとに。
初挑戦で。
でもねなんかちょっとね今言葉が多くて自分の世界に酔ってるようなそんな感じで。
皆様
(藤本)全然伝わってない。
伝わらないですね。
(假屋崎)ほんとに申し訳ないんですけどやはりねお花というのは観る人の自由であってほしいんですよ。
限定させちゃダメなんです。
なるほどなるほど。
梅沢さんどうですか?これ。
(梅沢)これねただ
(藤本)あなた分からない。
(梅沢)全然
(一同)あははっ!
(藤本)大事なとこ…。
(小島)そんなことないですよ。
アーチというのはどうなんです?そう。
(假屋崎)なんかこんなふうにもしかしたらいるかもしれない。
ここで洞窟をイメージしたというが取っ手にしか見えない1本のアーチ。
そのアーチを生かして假屋崎先生が華やかな作品に変える!
(假屋崎)なんかこんなふうに
(假屋崎)もしかしたらいるかもしれない。
(藤本)えっ何?何?
(假屋崎)増やすんです。
(藤本)
(假屋崎)「モティーフ」でも「モティーフ」でもなんでもいい。
(藤本)「モチーフ」でしょ?一応私…。
(笑い)
(假屋崎)モティーフですね。
(小島)はいどうするんだろう?やっぱ絶対にあっそうなんですか?いくつかね同じ調子のものが増えていくと…こういうふうに増やしていくと力が強くなってくる。
ねっ見ててください。
こういうふうにします。
そしてこうやって足していく。
なんやねん!
(小島)梅沢さんがやったんじゃないじゃないですか。
(浜田)
(梅沢)全然違う。
(小島)あっほんとだ!
(藤本)
(一同)あははっ!
(藤本)ええ感じにねぇ。
お前それ言いたいだけや。
(一同)あははっ!お前いやらしいわ。
(梅沢)すごい!
(假屋崎)アーチのモティーフがどんどん加わることで作品に…。
なるほど。
(小島)素敵になった!いけばなの小島が洞窟を表現したくて作ったのは1本のアーチだったが複数にすれば見た人に洞窟というテーマが伝わりやすくなる。
主張を際立たせることで作品としての完成度が高まるのです。
(藤本)ヤバいっすよ三田さんも。
(三田)やだもうどうしよう?
(藤本)三田さん泣きそうになってますやん。
前列の三人が残りました。
そういうことですね。
(藤本)三田さんヤバいんじゃない?
(三田)ヤバいもうダメだ。
奏輔より下がおるってことやで。
三田さんどうですか?ちょっといけばなっていうことですけど。
まあ…。
いかにもできそうなことはさせていただきましたけど。
(一同)あははっ!でも…。
いろいろありますので。
(渡辺)私もね…。
(渡辺)これいいんじゃないのなんて一応見るのは見てるんですね。
(渡辺)だけどほとんど…。
梅沢さん何位やと思われますか?私あっなるほど。
上げとけ上げとけ。
落ちたら面白いから上げとけ。
ではちょっと
(藤本)初ちゃいます?
(小島)そんなことあるんだ。
さあいきましょう。
梅沢さんの作品オープン!私はもういつにも増して自信満々の梅沢富美男!その作品がこちら!
(一同・スタジオ)おお〜。
(小島・スタジオ)すごい。
(一同・・スタジオ)あははっ!
(浜田・スタジオ)これポイントは?
(梅沢・スタジオ)ポイントは黄色と赤と緑。
この3色でバランスよく…。
それとテーマは…。
(一同・スタジオ)あははっ!
(梅沢・スタジオ)これは上手に使いましたよ。
(浜田・スタジオ)確かにいっぱい使ってますねこれ。
(梅沢・スタジオ)今回だけは。
よりアーティスティックな作品に見せるため梅沢がこだわったのがホチキス。
実はこれ花屋さんでもやってくれるフラワーアレンジメントでは一般的な加工法。
(梅沢・スタジオ)前回は假屋崎先生の癖をね全然知らなかったのよ。
何かってホチキスを使わなかった。
(一同・スタジオ)あははっ!
(藤本・スタジオ)梅沢さんね隣で生けてはったんですけどうるさいうるさいずっとね
(一同・スタジオ)あははっ!さあというわけで果たして才能があるんでしょうか?結果はこちら!才能ナシの第6位でございます。
あっさり出ましたね。
(小島)私より下じゃないですか!6位…あははっ。
(藤本)うわっ全然…。
浜ちゃん…。
はい片づけてください。
(梅沢)ちょっと待ってちょっと待って。
(藤本)いや6位は
(梅沢)
(笑い)
(梅沢)6位なら6位でいいじゃん。
(一同)あははっ!
(藤本)そうですね。
先生それ何が気に入らないの?まずですねご覧になっていただくとホッチキスをしてる所となんにもしてない所どうせだったらこれもホッチキスしちゃえばよかった。
全部やってしまえと。
(假屋崎)やることが。
めっちゃでかい声で言われた…。
(一同)あははっ!
(假屋崎)そしてよ〜く見るとこれびっくりしちゃったんですけどなんかね後ろの方に
(假屋崎)分かります?ちょっとこうなってますね。
(假屋崎)そうなの。
だいたいなぜ…
(假屋崎)後退しちゃってんだけど。
ここでホチキスを駆使した梅沢の作品だが中途半端で後ろ向きということで才能ナシ。
しかし假屋崎先生が何も足さないで華麗な作品に変える!こうやっといてこんなふうにして…。
それで今ねこういうホッチキスの止め方ももちろんあるんですけどこれを返してくるりんとこうしといてこうするとまたここに輪っかが出来る。
いいですねぇ。
(假屋崎)ほら見てください。
そらそうですよ。
ねえ。
こんなことしながらねくりんくりんってね。
(梅沢)どうすればいい?
(藤本)やりましょう。
止めましょうホッチキスで。
今こうやって曲線にしました。
すると立体感がまたより一層出るんです。
それでなおかつここの菊を前に。
前にね。
見えないですから。
(藤本)梅沢さん前に出さないと。
(假屋崎)ねえ。
ああ〜いいですね。
(假屋崎)すっごいハッキリしてます。
ですから梅沢さん中途半端はダメ!残っているのは三田佳子と渡辺えり!才能アリ第1位は果たして?いきましょう才能アリ第1位はこの人!
(藤本)うわっ怖っ。
(小島)うわ〜。
(藤本)うわ〜!
(三田)やだもう。
いけばなの才能査定。
三田佳子と渡辺えりのどちらかが1位でどちらかが最下位!さあ残りは二人。
三田さんかえりさんかということになります。
(藤本)これは…。
意外なお二人が残りました。
嫌でしょ?この両サイド。
どうなっても嫌でしょ?さあ名前が出なかった人が必然的に最下位ということになります。
(藤本)怖いわぁ。
いきましょう。
才能アリ第1位はこの人!もうこのままでいい…。
(小島)わあ〜。
(藤本)わあ〜!三田佳子!おめでとうございます。
(藤本)やっぱりかい。
(三田)ああ〜よかった!あははっ!私久しぶりに胃が痛くなっちゃった。
ということで最も芸術的才能がないのは渡辺えりさんでございます。
うそ私はいいと思ったんだけど。
(渡辺)満点ですね。
持てる力を全て注いだ結果最下位だった渡辺えりのいけばなとは?最下位のえりさんの作品ご覧いただきましょう。
こちら!
(藤本)えりさん。
(一同・スタジオ)あははっ!えりさんこれたぶんですけど
(渡辺)違う。
全部…。
(藤本・スタジオ)蛭子パターン。
(浜田・スタジオ)デカ盛り…あははっ!
(藤本・スタジオ)いや
(浜田・スタジオ)あははっポイントは?
(渡辺・スタジオ)ポイントは野原に咲く花をそのまま生けたような。
畑の中に戦争が終わったあとに跡地にパァ〜っと花が咲いたようなイメージですね。
ポイントは菊。
日本のお花である菊と全世界のグロリオサ。
そういったいろんな花が一緒に共に平和を祈りながら咲いていると。
(浜田・スタジオ)じゃあ先生これ…。
これはどこから見てもやっぱり…と思ってねよ〜くよく見つけようと思ってね。
見つけようと思ってひと周りしたんですけれどもやっぱり
(假屋崎)そのままボンなんです。
申し訳ございません。
(渡辺)花を切ったらかわいそうでしょ?という発想ですね。
なるたけ切らないように平和…もう素晴らしいですよ。
その
(假屋崎)ただやっぱりお花を生けるというのはね。
ここで假屋崎先生が渡辺の作品をなんとかしようと手を加える!ススキを3本足して目線をちょっと変えてみた。
ところが…。
先生
(假屋崎)ほら見て!
(一同)あははっ!もうこのままでいい…。
假屋崎先生に完璧と絶賛されたここにね果たしてどんな作品を作ったのか?才能アリ第1位三田佳子さんの作品オープン!
(一同・スタジオ)おお〜!
(浜田・スタジオ)さあ三田さんこれポイントは?
(三田・スタジオ)これはね菊でしたので…。
(三田・スタジオ)そしてススキがあったのでススキと菊で秋のはじまりを感じてもらいたいと思って。
(浜田・スタジオ)なるほど。
(一同)あははっ!
(渡辺)そう思うけどなぁ。
あんたの
(渡辺)ええ〜ほんと?
(三田)あのね葉っぱも随分取ったりいろいろしました。
(假屋崎)足元キュッ!そして長い短い色彩最後にこのねススキがポ〜ンと抜けてキュッ。
しかも…いいですか?見ていただくと分かります。
ほら後ろもこんなにね…ここ真後ろですよ。
見てください神経行き届かせて。
なるほど。
やっぱりほら
(假屋崎)こうやったときにこういう所とか大切って言いますでしょ?はい…。
(假屋崎)そのへんも考えてらっしゃる。
何よりも実は
(梅沢)
(笑い)色味が単調にならないように黄色ピンク赤白とさまざまな色のピンポンマムやスプレーマムを組み合わせて生けどこを見ても色彩豊かという華やかな作品に!更にススキを左右に大きく使うことで立体感も演出!假屋崎先生も大絶賛する満点の作品となった。
先生直すということは…。
もうもうこのままでいい…。
すごい。
素晴らしい作品。
(三田)ありがとうございます。
ここからはここまでは「菊」をテーマに8人が生けた作品を見てきましたが皆さんは家に花を飾る時どんな場所にどんな花を飾ったらよいのか迷うことはありませんか?特別に假屋崎先生の自宅で教えていただきます!先生こんにちは。
(假屋崎)は〜い。
あらまあようこそおいでくださいました。
おじゃまします。
都心の一等地に建つ假屋崎邸。
白亜の壁とともに鮮やかな緑の木々が目を引くが…。
(假屋崎)ちょっと見てこんなふうにして今はねモミジがね…これシダレモミジなんですけどきれいに何種類か入ってるんです。
これね
(假屋崎)こういうモミジなのよ。
えっそうなんですか?
(假屋崎)そうなの。
もともとこういう赤いモミジがあるの。
だから夏の間はおそうめんなんか頂きますでしょ。
ちょんとつまんでポンと浮かべたりとかして。
ただ部屋を飾るだけじゃなくて食卓のお皿の中まで飾ることもできるということなんですね。
じゃあ早速…。
はいどうぞどうぞ。
すごい。
この
(浜田・スタジオ)確かに。
菊の飾り方を学ぶためいよいよ家の中へ。
ちょっと先生。
ここなんでございます。
こんな感じなんでございます。
(假屋崎)皆さんそういうふうにおっしゃってくださいますけどね。
(浜田・スタジオ)わあ〜すごいなぁ。
(浜田・スタジオ)やり過ぎやろこれ。
(一同・スタジオ)あははっ!天井が高く開放感あふれる玄関。
その正面にはバラの花が飾ってあるが…花の飾り方を聞く前に気になるものがありすぎるので…。
これね…。
すごい。
こんなツリー見たことない。
こちらはサンフランシスコへ行った時に一目惚れして買ったというクリスマスツリー。
一目惚れの理由はこの黄金のツリーにこれでもかと飾られたマッチョな男人魚の飾り物なんだそう。
こんな感じの子もいいし…。
こういう男性がタイプなんですか?やっぱりね。
先生そうじゃないよ!すみません。
何かしらと思ったの。
假屋崎先生が菊を生けたのはお客様を迎えるそこでお客様をもてなすいけばなの鉄則を見せてくれるという。
じゃあどうぞご案内いたします。
目の前に広がるのは貴族の社交界を開いていそうなまばゆい家の中赤い壁にしてる人初めてお会いしました。
(假屋崎)ほんと?ちょっと見て。
こんななってんのカーテンが。
ええ〜!
(假屋崎)ほら。
シャンデリア4個。
(假屋崎)いやダメですよ。
空間がね…天井見上げたその雰囲気というのがやっぱり4つポンポンポンと
(假屋崎)だいたいねいくらでも入るから。
(假屋崎)よくやるの。
ちょっと私ここでいつか…。
(假屋崎)あっいいじゃない!そこの階段からこう…。
どこで売っているのかさっぱり見当もつかないゴージャスな家具の数々。
そんな部屋に飾られているのが大きなピンクのバラの花束!実はこれ假屋崎先生が開発に携わったバラの造化。
その名も…。
ちょっとこれ何本挿さってるんですか?何本かしら?ちょっとありったけ入れたのであんまりよく分かんない。
どのぐらいかしらねぇ。
もう何しろ
(假屋崎)そうするとなんかこれね実はもっともっと素敵…。
素敵でね…。
こんなおっきい花こんもり飾ってたらそりゃ足元見えないですよ。
(一同・スタジオ)あははっ!
(浜田・スタジオ)なるほど。
さあここから…。
お客様をもてなす菊の生け方のコツを教えていただきます。
こちら。
(假屋崎)おいでいただくってことで…。
ソファに囲まれたテーブルの上には今回のテーマである菊を使ったいけばなが。
(渡辺・スタジオ)可愛い。
(かたせ・スタジオ)花器も可愛い。
これは枡田アナが訪れる使ったのは黄色いピンポンマム。
そして白とピンクのスプレーマムとワイン色のコギク。
そこにカスミソウを加えた小ぶりな作品。
このすごく素敵ですね。
そうなんです。
さすが…。
やっぱりそれにふさわしいようにテーブルセッティングなんかする時にすごくねお似合いになると思いますよ。
なんかまたこの
(假屋崎)絶対にねやっぱりこうやってねそうですね。
それからやっぱりそしてこの小ぶりないけばなにはテーブルに置く時ならではの工夫が2つもされているのだ。
皆さん分かりますか?あっちはあんなに立派なお花なんですけどこっちはもちろんそうです。
「もちろん」…。
やっぱりこのぐらいのと全ての花をかなり短くカットしていた。
(假屋崎)テーブルに飾るいけばなの鉄則その1。
どうかしら?ほらねっ。
確かにねありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(假屋崎)こちらなんかはほら。
どうぞどうぞ。
うれしいわぁ。
邪魔しないですね。
でしかもどこから見ても美しく生けるということが大切なんです。
(假屋崎)そうなんですよ。
ねっ。
そして背を低くした分このいけばなは見下ろされるので上から見た時の見え方を意識することも大切!
(ピアノの演奏「ノクターン」)
(浜田・スタジオ)何してんの?えっ?マジで?ご機嫌にVTRのBGMまで演奏してくれた假屋崎先生。
続いて菊を使った大きないけばなも生けてくれた。
それがこちら。
テーブルの小ぶりなものとは打って変わって豪華絢爛なこの菊のいけばなはソファからお客様と眺めるために壁の前へ置くためのもの。
(假屋崎)
(假屋崎)こんなふうにして生けさせていただいたんですよ。
壁前に飾られた見事な菊のいけばな。
ここにも知っておくべき3つの鉄則が!改めてこのまずね…。
(假屋崎)割と1色に留めないでああ〜素敵だなっていうなんかリビングの壁際に飾るいけばなの鉄則その1。
たくさんの色の菊を使いにぎやかに!鮮やかな黄色と…エレガントなピンクと白。
これらをふんだんに使えばお客様に贅沢な気分になってもらえるのだ。
それからまたこの実ものでね。
実ものというのは実は実がなるということでとっても縁起がいいとされてるんです。
リビングの壁際に飾るいけばなの鉄則その2。
今回先生が生けたのはヒペリカムという実もの。
お客様に季節感とともに縁起のよさも感じてもらえます!縁起物も覚えておくとよいでしょう。
とここでこの場所に飾るお花ならではの更なるポイント!本来お花を生ける際は360度を意識しないといけないのだが壁際に置く時にかぎってのみこんなポイントが!お客様に向かって前の方にバンと飛び出せるものは飛び出してで後ろ…今私立ちますけどこの辺はある程度そんなにいっぱい入れなくても180度はもちろんですけどそれよりちょっと奥行き感を出すぐらいの感じにするとこっちへ入れる必要ないんです。
なるほど。
リビングの壁際に飾るいけばなの鉄則その3。
見えない壁側はほぼ飾らなくてオーケー!その分前面に回し表を華やかにするべき!すごく…。
テーブルと壁前リビングに飾るいけばなのポイントを抑えて皆さんもぜひ試してみてください。
続いては毒舌先生の俳句教室。
そのお見事すぎる俳句の添削に…。
大御所女優も舌を巻く!更に!プライドを懸けた頂上決戦!収穫間近の稲穂がたなびく黄金色の田園は秋の日本を象徴する風景です。
ということでお題はこちらの1枚。
ちなみに「稲穂」は秋の季語。
ほかに「豊作」や「とんぼ」も季語となります。
皆さんこの1枚の写真からどんな俳句を詠みますか?それでは何位から見ていきましょうか?でも凡人潰していく?じゃあ…。
5位いこか。
(渡辺)嫌だなほんとに。
大丈夫だよね?私今回はね?あははっ!いきましょう!凡人第5位はこの人!大女優だろうが容赦なく酷評!凡人査定1人目はこの人!三田佳子!
(三田)きゃあ〜!52点です。
なんやねん!かまわへんねん。
あら!
(三田)ふだん詠んだことないのに。
さあそれでは三田さんの作品を見てみましょう。
はいどうぞ。
これ三田さんどういう…。
(三田)あのね
(三田・スタジオ)おかあさんも一生懸命夢中になって稲を掲げてワァ〜と取って
(三田・スタジオ)そうしてみたらパッと自分のことを振り返ってちょっと
(三田)ちょっと忘れてた女心…「首かざり」ってしたの。
さあ先生に聞いてみましょう。
(夏井)はい。
ひとまずこの句はこの字面を詠んで…。
ああ〜そうですか。
(夏井)何がもったいないかっていうと中七のここの表現ですね。
「買ってみようか首かざり」って言われたときに…。
っていうのは言ってないわけですよね。
例えばここに…ええ〜っとこっちに書こうかな。
「嫁」。
さっきの話ね。
「嫁に買いたき」。
「嫁に買いたき首かざり」ってやったら…。
で自分でしたら「豊の秋我に買いたき首かざり」ってやればいいわけですよね…。
(三田)言われてああ〜そうなんだって。
(藤本)
(三田)あははっ!お前…いやあなたそれがちょっとびっくりなんです。
2回…僕2回1位取ってるんです。
(小島)ええ〜!
(紺野)俳句で?じゃあ…。
(藤本)そう3つ星なんですよ。
(小島)すご〜い!
(藤本)絶対負けません。
じゃあ僕に負けたらもうこのコーナー出ないでくださいよ。
さあそれでは続いては…。
じゃあもう三田さんの上第4位いきましょう。
凡人第4位はこの人!
(藤本)絶対ない絶対ない。
ないないない。
俺絶対1位か2位。
絶対。
ええ〜っ!?フジモン!
(小島)ああ〜早くないですか?うそやん…。
あははっ!
(夏井)藤本さんから攻めの気持ち取ったら…。
(笑い)
(藤本・スタジオ)かわいらしいでしょ?
(藤本)だから言いましたやん。
見えてる写真だけが…。
(渡辺)いや分かるんですけど意味ですよ
(梅沢)そうそうそう。
(藤本)だからあのね写真には写ってないですけど
(藤本・スタジオ)でお米のいい香りがしてふくらみませんよ地蔵ですから。
でもおいしそうな匂いだなって地蔵の鼻もふくらんだっていうのを表現してるんですよ。
(三田・スタジオ)
(一同)あははっ!さあじゃあ先生に聞いてみましょう。
悪いけどこれあの写真の外側にって思ったときに100人のうち80人ぐらいはあぜ道に地蔵おるわみたいなだいたい思いつく範囲。
あのねこの句の中でポイントっていうのはこの最後の「ふくらんで」っていうここなんですけれどもこれ
(藤本)ですよ。
っていうのが「擬人化」なんです。
そこ褒めてくださいよ。
(夏井)もちろんです。
ただですね擬人化っていうのはなんかちょっとでそれでいて擬人化っていうのは実はとっても難しい上級者コースの技なんですね。
だから自分はそういう技が使えると思い込んだそのあははっ!そういうのも必要じゃないです?成長のためには。
(夏井)この句が
(笑い)擬人化をしてはいけないって言ってるんじゃないんですよ。
ここはしっかり覚えておいていただきたいんですが…。
ここで夏井先生が「これぞ才能アリ」という擬人化を披露。
変えるのは最後の3音。
さあ何が入るのでしょうか?「地蔵の鼻もふくらんで」ってやるとまさに擬人化になるんですがこれでも実はお地蔵様は別に稲の香を嗅いで自分がふくらませてるんじゃなくてこのお地蔵さんの鼻の表情がぷくっとかわいらしくふくらんでてそれがこういうふうに見えたっていうことでしょ?だからその見えたっていうのを映像で軽くやるだけです。
どんなふうにやるかってまあどっか生かしてあげたいからこの「ふく」だけ生かそう。
「地蔵の鼻もふくふくと」って。
(かたせ)かわいい〜。
(夏井)擬態語。
オノマトペ…。
そっちのがいいね。
かわいくなるでしょ?あと1点ねこの「も」って言いたいのは分かるんですが…。
(藤本)それはね先生
(笑い)
(梅沢)すばらしい!すばらしい!あははっ!
(一同)あははっ!「つまらん!」って。
大滝さんみたいな…。
(藤本)大滝秀治さんみたいな。
(梅沢)先生すばらしい!お前の話はつまらん!
(藤本)えっ何?ちょっと待って地蔵の鼻「も」ではなくて実は地蔵の鼻「の」が正解。
その理由分かりますか?「地蔵の鼻も」の「も」が減点ポイント。
その理由とは?これはちゃんと地蔵の鼻に焦点を当ててそれがいかにもふくふくとしてますよってやってちゃんとだからこれは「も」ではなくて「の」なんです。
「稲の香に地蔵の鼻のふくふくと」って。
(藤本)でもそれだけ?あははっ!もうそれだけです。
擬人化に挑戦するならその映像が浮かぶように。
「ふくふくと」のような擬態語を使うと読み手にそのイメージが伝わりやすくなります。
じゃあもう3位いきましょう。
凡人の第3位はこの人!才能アリを惜しくも逃したのはこの大御所…。
かたせ梨乃さん!ありがとうございます!ありがとうございます。
(渡辺)よかったじゃないですか。
(かたせ)よかった〜。
さあそれではかたせさんの作品見てみましょう。
はいどうぞ。
かたせさんこれはどういう気持ちで?
(かたせ・スタジオ)
(かたせ・スタジオ)黄金色の。
で暑い夏が過ぎてそして今年も豊作でコスモスがなんか風に吹かれながら季節の移ろいを見つめながらピンク色にふわっと微笑んでる感じで作りました。
さあ先生!
(夏井)あの〜さっき擬人化の話出てきましたよね。
これも擬人化を使ってますね。
「微笑み返すは」ですからここん所が「秋桜」に対しての擬人化になってるわけです。
(かたせ)ダメ…ふふふっ。
ダメじゃないよ。
でもここの「夕風や」っていうのは実はちょっと褒めたいところもありまして
(夏井)夕暮れの風であるよと。
そこにコスモスが広がっているよと。
ここはいいわけです。
ですからこの「微笑み返すは」っていうここん所をなんとかしてみるっていう感じでしょうかね。
どれかやっぱ言葉1つぐらい使わないと作者の思いが通じませんからこの1字取ってみましょうかね。
「笑う」の1字。
ええ〜っと…「笑窪」ってこんな字書くんですが…。
「笑う窪み」と書いて「笑窪」っていうんですが「夕風」…「や」じゃなくてここ「の」にさせてください。
「夕風の笑窪となりて秋桜」ってくるわけです。
(夏井)そうすると夕風って目に見えないものなんだけど夕風がヒュ〜っと吹くことでコスモスのある部分をちょっとへこますような。
それで映像化ができるんです。
ああ〜そういう…なるほど〜。
(渡辺)これはねちょっと
(藤本)いや…えりさんの作品ちゃうでしょ?えりさんどうしました?
(渡辺)あの…
(一同)あははっ!
(渡辺)その稲の代わりにコスモスを植えたんですみんな。
つまりコスモスを植えとくと田んぼにするよっていうときにすぐ戻せるんですよ。
で潰してしまうとダメなので
(笑い)あははっ!
(藤本)つまりかたせさんはさあそれでは続いては?凡人の第6位いきましょう。
さあ残りは5人。
残っているのはこのへんですね。
さああっちからこっちとこっちから上。
いきましょう!凡人の第6位はこの人!第6位の俳句は…。
どの言葉が無駄なのか考えてみてください!詠んだのは…。
小島瑠璃子!
(藤本)うわぁ〜!微妙…。
50点。
俳句考えてるときになんかもうフレーズが誰も考えつかないようなことが入ってきた?小田急線の中でひらめいたんですけど。
どこでひらめいてもいいですよ。
(藤本)何が入ってきてん?あははっ!それでは小島さんの作品見てみましょう。
はい。
小島さんこれはどういう気持ちで?
(小島・スタジオ)豊作の…あそこにバァ〜って風が入ってきてでそこで金色の穂が波みたいになっててなんて素敵なんだろうっていうのをうたった句です。
さあ先生!
(夏井)今のお話聞いててこれ小田急線に乗ってるええ〜っ!?
(藤本)いやそうなんよ。
ほんとに小田急線に乗ってるあははっ!
(夏井)はい。
でね実はこの句…。
皆さんどれだと思いますか?
(藤本)あれやろな。
その通り!今誰が言ったんだろう?
(夏井)すばらしいです!
(一同)あははっ!「実りの稲は金の波」ってここにこの言葉がありますよね。
金の波に見えるってことはそこに風が吹いてるわけですからそもそもこれはなくたってここで分かる。
ご本人はここがいちばん売りだったわけでしょ?
(小島)そうなんです。
でもう一つ稲が金の波になってりゃ実ってるじゃないですか。
なるほど〜。
どう考えても。
そうなるとですねこの句は必要だったのはここだけでこっちはもう全部無駄だったんですか?じゃあどうするかっていう話なんですが例えばここでありきたりなこの句の前半部分を変えて広大な様子を表現。
さあどんな言葉が入ると思いますか?凡人査定のこの句は17音のうち半分以上の9音が無駄。
ここを差し替えたらありきたりな句が劇的に変わります!あえて「風」を使うときにはこの
(夏井)例えばここでまず
(夏井)夕方にするとそこに夕焼けも向こうにあるから金の波はなおさら金色に見えるかもしれないですね。
逆に朝風だと朝の冷たい秋の気配のある風が気持ちよく吹いてくるときの金の波でもいいかもしれないですね。
でもう一つここのいろんな使い方があるんですが例えば「見わたす」と入れてみます。
(小島)なるほど〜。
「見わたす稲は金の波」って言うと自分がここからわあ〜って広がって
(夏井)「夕風や見わたす稲は金の波」ぐらいやればこの稲は金色ですよっていうあははっ!
(2人)ふふふっ。
残るは才能アリがお2人才能ナシがお2人でございます。
両極端ですけれども。
あそこ2人とあそこ2人。
ふふふっ。
これはもうでも才能ナシ片づけましょう。
7位からいきますか?名前を呼ばれへん人がどんどんこっちへ来るということですから。
あははっ!もういや…。
ほんと嫌だよ。
えりさんの顔見てるだけでおもろいよなぁ。
(一同)あははっ!
(渡辺)ほんとに嫌だよこれ。
あははっ!いきましょう。
才能ナシ第7位はこの人!さあ小島の下でございます。
屈辱の才能ナシ1人目はこの人…。
高岡奏輔!35点です。
なんで拍手やねんあははっ。
あっ最下位じゃなかったから。
さあじゃあ見てみましょうか。
はい作品こちら。
(一同・スタジオ)あははっ!これどういう気持ちやねん?まあ赤とんぼはちょっと入れたいなと思いましてで僕写真の中でたぶん飛んでるだろうなっていうとんぼを想像して書いたんですけど。
とんぼってどっかに留まったりとかちょっと離れたりとかいろんなとんぼがいるじゃないですか。
それがなんかちょっと挙動不審だなと思いまして。
(一同・スタジオ)あははっ!先生の意見をちょっと聞きたいですね。
はい先生!
(夏井)そういう意味で「挙動不審」という言葉は褒めたい。
褒めたいけど「赤とんぼ」が入って「秋空」が入ってこの段階で秋の季語2つ入っとるんと違うかなぁって思うのが普通よな?これがまあいらないっていうことですね。
もう一つこれ。
「飛ぶ」?「飛ぶ」。
赤とんぼは
(夏井)赤とんぼが「飛ぶ」っていうのはまず赤とんぼに対してはね。
でこの句のいちばんいいもうちょっとみんなに
(夏井)要はここ全部いらないのね。
「赤とんぼ挙動不審という」…。
「の」があった方がいいかな。
「赤とんぼの挙動不審という真っ赤」。
あの赤とんぼのあの赤は天然の色というより
(夏井)あの色からしてなんか
(夏井)こうするとまあでも言葉はよかったみたい。
さあそれでは続いては?これはもう才能ナシを見ます。
最下位。
(藤本)いや怖いわこれ。
残ってらっしゃる三人の顔ぶれというのが…。
梅沢さん渡辺さん紺野さんと。
日頃などをしておりますので。
あははっ!はい大丈夫です。
まあえりさんは…。
(渡辺)そうですね。
あのとき先生にすごく褒められちゃって…。
そうですもんね。
(渡辺)だからそこなんですよ紙一重なんですよね。
でもここでね最下位になってしまったら私立ち上がれないと思うんです。
(一同)あははっ!
(渡辺)ほんとに。
これから自分のところの芝居の本番ももう10月にあるというのに。
ここでまた最下位になってしまったらもう今年もう立ち上がれないですよ。
あははっ!いきましょう!才能ナシ最下位はこの人!
(渡辺)お願いします。
(藤本)うわぁ怖いわ〜。
もうちょっと…。
プライドズタズタ!屈辱の最下位はこの人!ああ〜っ!紺野美沙子!しかもええ〜っ!?
(梅沢)何?どうしたの?紺野さん大卒。
隣の奏輔は中卒ですよ。
(高岡)違います…。
あっ高卒か。
(一同)あははっ!さあ何が起きたんでしょうか?紺野さんの句を見てみましょう。
(一同・スタジオ)あははっ!
(藤本・スタジオ)もう怖い怖い。
紺野さんこれは?
(藤本)処刑されてる。
(梅沢)どうしたの?これ。
(紺野)これは2つあります。
はい。
2つの意味があります。
1つはあの…。
(紺野・スタジオ)花も嵐も踏み越えて実って頭を垂れました。
そしたらなんと
(浜田・スタジオ)何を言うとんねん。
(紺野・スタジオ)でもそれは…。
(藤本)これそれは…それはあの〜はざ掛けって言って稲がよりおいしくなるためのものすごい手間暇かかることなんですよ。
でもう一つはやはり皆さん子供の頃から…
(紺野)偉くなっても頭を垂れて
(紺野)って言われましたよね?だけど…。
(藤本)どうしたんですか?
(一同)あははっ!
(紺野)どんでん返しがあることがあるからっていう2つの意味が。
2つの意味が。
さあ先生〜。
(藤本)チャンカワイ入ってる。
(一同)あははっ!前半はほぼあのことわざをまあ早い話そうです。
(夏井)「実るほど頭垂れ」まではほぼパクってるわけでしょ。
(紺野)そうです。
自分のオリジナルは「たら」ですよね。
(紺野)「たら」です。
そして困惑がここですよね。
「さかさ吊り」っていうのが私たちは写真を見てますからあの稲掛けてるやつ季語では「稲架」とかっていうんですけれども。
あの稲架に掛けられてるからあっあれがさかさ吊りだなって思いますけどあの写真見てない人は
(紺野)あははっ。
(夏井)実るほど頭が垂れてただどうにかして手を入れてみましょう。
まず「実るほど」がパクりのにおいがするから実ってきたっていうふうに変えましょうよ。
「実りきて」。
(梅沢)「実りきて」。
実ってきました。
それからもうこれもパクりっぽいからこれも諦めましょう。
あははっ!あの稲を干すやつは「稲を架ける」と書いてこう書いて「稲架」って…これが季語になります。
でこれひと文字取ってこんな言葉あるかどうか…私の造語かもしれませんが垂れてる穂「垂穂」。
「垂穂の」。
「実りきて稲架に垂穂のさかさ吊り」って。
なんとかしましたね先生。
(夏井)これならあの写真には近づいたでしょ?なるほど〜。
(夏井)私
(笑い)さあこういう結果になりました。
(藤本)
(藤本)ホッとしてます俺もう。
まあどちらも才能アリですが1位か2位かということございます。
いきましょう!才能アリ第1位はこの人!いきましょう!才能アリ第1位はこの人!俳句の才能査定ランキング1位は渡辺えりか梅沢富美男か!?梅沢富美男!おめでとうございます。
さあというわけで渡辺えりさんも第2位才能アリでございます!まずは2位の渡辺えり。
東北出身の渡辺がある思いを込めた一句。
さあえりさん。
(渡辺)やっぱり震災のあといろんな思いをして稲刈りしたくても出来なかった事情ってありますよねずっと長い間。
それがやっと今年稲の穂が出来てそれでやっと刈ることができましたよっていうそういう状況を表してみました。
それとやっぱおばあさんが1人でやってらっしゃいますよね。
ですからやっぱりその…震災でご家族が亡くなられて1人だけ残ったおばあさんが。
やっぱり1人で刈ってるっていうことと
(藤本)1つ言うなら五・七・五になってないなぁって。
(梅沢)いらないの。
(渡辺)あえて
(梅沢)そうそう。
(渡辺)リズムを崩して「東北」っていうところに目が行くようにするために字足らずにしてわざと…。
(梅沢)いやあの…。
(一同)あははっ!それでは先生の意見聞いてみましょう。
はい聞いてみましょう。
先生!
(夏井)なるほど。
すばらしい。
ありがとうございます。
このここが7音。
ここも7音。
ここが4音。
でなんでこういう調べをするか。
なんでもいいから五・七・五に入らなかったから7でもいいかっていうそういう句はもう見りゃあ分かるんですけどこれはっていうのが読み手にはちゃんと伝わってきます。
でここの最後のこの効果をねらって本人がやったと。
(夏井)それとこの句が特殊なのはもう一個あるんです。
この普通でしたら「ようやくここは稲穂のなる東北」とかってそういう言い方をしてもいいわけですよ。
あえて「秋の穂」って言った理由ですよね。
で上から詠んでいったときに「なんで秋の穂?」って思うんですが次の瞬間に…。
ああ〜なるほど。
震災のあとに荒涼たるあの大地の中から待ちに待った秋のこの穂がなるようになった東北だっていうここでちゃんと復活の賛歌になるっていうんでしょうかね。
これはよく考えてるし
(拍手)よかった。
(梅沢)惜しかったね。
惜しかった。
あははっ!な…何?はいはい何?
(梅沢)さあというわけで…。
いやちょっと待って浜ちゃん!芸人やないのに立つねぇ!
(一同)あははっ!これでも前回減点されてますからね。
そうですね。
じゃあちょっと梅沢富美男さんの作品見てみましょう。
(一同・スタジオ)おお〜っ!
(梅沢・スタジオ)すばらしい!これは梅沢さんどういう…。
(梅沢)まあもうほんとに見たとおりですよ。
「黄金なす」。
お日様の香りっていうのかな稲穂がねお日様の香りがするんです。
稲架っていうんです俳句の世界では。
(浜田・スタジオ)さっき言うてましたね。
(梅沢・スタジオ)先生の…。
うるさいなぁもう!じゃあ先生〜!私今のお話を
(夏井)この句はご本人に質問をして…。
(夏井)っていう際々の句でした。
そのポイントは…。
(藤本)やばいんじゃない?
(小島)このパターン…。
(笑い)じゃあ先生お願いします。
(藤本)減点?なるほどね。
(夏井)さっきもあったじゃない稲が金の波だとかどうだとか。
稲っていうものに黄金って持ってくるこの発想自体はほんとにベタな凡人的発想なんです。
凡人的発想…ということは?
(夏井)もし「黄金なす」という言葉が「黄金なす稲架」。
こっちに掛かっているのだとしたらあの掛けてある稲が黄金だわっていうことを言いたいっていうのであれば2点減点しようと思っておりました。
今ご本人のお話をしっかり聞いておりますと黄金をなしているのは太陽陽の香であるとはっきりおっしゃいました。
これはストレートにおおっ!めっちゃドキドキしてた。
(藤本)ひと言もしゃべりませんでしたやん。

(「次、渋谷」)この句の中の最も褒めたいポイントはお日様が黄金って言ってもまだちょっとアウトですよね。
でもお日様の香りが黄金をなすかのようだよとなんでこの人はそんなふうに感じたんだろうって思うと最後に「稲架一重」っていう光景が広がってくる。
私はやっと…梅沢さんと
(小島)ああ〜よかった。
(梅沢)先生…先生すばらしい!
(ナレーション)「住人十色」。
今日の家は…。
(三船)うわ〜なんだかどっしりした外観ですね。
2015/03/14(土) 13:54〜17:00
MBS毎日放送
<3時間>プレバト才能ランキング[再][字]【三田佳子・かたせ梨乃…豪華女優を査定】

▼生け花…假屋崎省吾が大御所女優に満点評価!▼料理の盛り付け…土井先生が褒める!叱る!名女優に明暗▼俳句…毒舌先生が才媛女優を酷評▼新企画!芸能界ぬか漬け王決戦

詳細情報
お知らせ
この番組は2014年9月18日に放送されたものです。
番組内容
【生け花】三田佳子、かたせ梨乃ら女優陣が挑む。假屋崎先生の自宅からお送りする特別篇も
【料理盛付】なす田楽、ピーマンの肉詰めなどのおなじみ料理のほか「バウムクーヘン」にも挑戦
【俳句】過去好成績の梅沢富美男、渡辺えり登場。「秋の稲刈り」のお題で一句
【芸能界ぬか漬け王決定戦】新企画。今、芸能人の間でも空前のぬか漬けブーム。熊谷真実、紺野美沙子ほか5人の芸能人が、1か月間かけて理想のぬか漬けを作る
出演者
【コミッショナー】
 浜田雅功
【アシスタント】
 枡田絵理奈(TBSアナウンサー)
【ゲスト出演者】
 梅沢富美男
 かたせ梨乃
 木本武宏(TKO)
 熊谷真実
 小島瑠璃子
 紺野美沙子
 陣内智則
 高岡奏輔
 根本美緒
 藤本敏史(FUJIWARA)
 三田佳子
 安田美沙子
 渡辺えり
 (五十音順)
【専門家ゲスト】
 大氣洋子
 假屋崎省吾
 土井善晴
 夏井いつき
 (五十音順)

ジャンル :
バラエティ – ゲーム
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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