映画・DEATH NOTE the Last name【藤原竜也松山ケンイチ】 2015.03.14


(弥海砂)きゃ〜!やめて!来ないで!
(坂城)死にたい。
それは海砂が望んでることだろ。
そんなの望んでないよ。
あんたADでしょ?君と一緒に死ぬ。
(坂城)行こうよお父さんとお母さんの待ってる天国。
うっ…。
はぁはぁ…。
はぁはぁ…。
きゃ〜!
(レム)弥海砂お前の寿命は延長された。
はぁ…。
あなた天使?いや死神だ。
死神?すてき。
そのノートに名前を書かれた人間は…ふふっ死ぬ。
・「DaniCalifornia」
(夜神月)・秋野詩織さんは欧名美術館で女性に銃撃され亡くなり撃った南空ナオミという女性もその場で拳銃自殺。
彼女詩織さんの知り合いだったんですかね?・さあ知りませんね。
・現場にいた夜神月君詩織さんの恋人なんでしょ?三角関係のもつれでしょうか?
(模木)いいかげんにしろ。
ここをどこだと思ってんだ。
大学関係の方ですか?ちょっとお話伺えません?
(松田)俺たちはこれだ。
刑事さん。
ちょうどいいや話聞かしてくださいよ。
(宇生田)帰れよお前。
・これ変な事件じゃありませんか。
(宇生田)帰れ。
・すいません。
警察?
(松田)詩織さんも月君もかわいそうです。
(宇生田)南空ナオミが優秀なFBIだと言ったのは誰だ。
(相沢)恋人をキラに殺され異常な脅迫観念に取りつかれたか。
(松田)それにしてもあそこまで月君を疑うなんて。
(佐波)いらしたわ。
・夜神月恋人を殺された悲劇の主人公。
・お父様は警視庁の刑事部長だそうよ。
・妹は高校生か。
・事件はキラに関係があるらしい。
・変なこと言うのやめて。
秋野さんはキラに殺されたわけじゃないでしょ。
一番かわいそうなのはそんなうわさを立てられてる夜神君だわ。
(夜神)どうもご苦労さまです。
(リューク)みんなお前に同情してるぜ月。
父さん詩織の敵は僕が取るよ。
(夜神)お前を巻き込みたくはなかった。
僕が必ずキラを死刑台に送る。
(リューク)キラはお前だろはははっ。
あっ。
はははっ…。
・本番5秒前!43…。
オープニング!
(冴子)こんばんは「EVENINGSPOT」西山冴子です。
少女惨殺事件の那蚊山清彦容疑者が心臓麻痺で死亡しました。
(冴子)那蚊山清彦容疑者は少女惨殺事件の容疑で指名手配逃亡中でしたが本日渋谷区内のタシロ町で突然苦しみ倒れるのが目撃され心臓麻痺による死亡が確認されました。
(冴子)被害者の弟青木琢磨君今日が10歳の誕生日でした。
(冴子)こうした中ICPOが協力を要請した謎の名探偵Lはキラが日本の関東地区にいると断定しながらその後成果を挙げられず捜査は難航しているもようです。

(ワタリ)Lが私財を投じて用意したキラ対策室です。
携帯電話など一切の通信手段はここでお預かりいたします。
竜崎。
夜神月さんです。
竜崎?あぁ〜キラ対策の偽名か。
(L)鋭いですね。
なぜわかりました?キラの殺しには本名が必要だってことは起こった物事を順序立てて考えればすぐにわかるだろ。
月君の天才的推理力は聞いています。
Lにそう言われても皮肉としか取れないな。
月君はキラなんじゃないですか?はっ…冗談のつもりか?私は冗談が苦手です。
だったらそんな危険な相手をなぜ招いた?今私が死ねば真っ先に月君が疑われますから。
君が死んだら僕がキラか。
その空想の根拠は?捜査本部の情報がキラに筒抜けになっているので私はFBIに捜査関係者とその周辺を調べさせました。
月君もです。
尾行されていた気がしたよ。
結果は惨敗。
FBI捜査官全員が殺されてしまいました。
痛恨の極みです。
しかし捜査官が尾行中であった人物の中で最もキラの人物像に近い人間を割り出すと。
僕なのか。
ええそして月君の部屋に監視カメラと盗聴器を仕掛けてさせてもらいました。
そんな違法捜査。
父さんも了承してたのか?非常事態ですから。
だったらそれで僕の疑いは晴れたはずだろ?月君なら監視の裏をかけそうです。
南空ナオミもこちらから情報を与えてないのに月君にたどりつきました。
(松田)おいちょっと待てよ。
あんまりだよ。
月君は恋人の詩織さんをその南空ナオミに殺されたばかりなんだぞ。
キラは死の状況を操れます。
僕が詩織も南空ナオミも操って殺したって。
なぜ?同情を寄せられ捜査本部に入るため。
そして私に近づいて殺すため。
(松田)お前最低だぞ。
名探偵とか何とかいう前に人間らしい感情を理解しろよ。
松田さんあの僕がキラでないことは僕自身で証明しますから。
でどうやって僕は殺人をしたと思ってるんだ?その方法だけがわからないんです。
本当に方法さえわかれば全て解決なんですが。
じゃあその謎が解けて僕がキラだと証明されたら…。
残念ですが死刑です。
チェックメート。
お見事です。
俺たちは誰も月君を疑ってないよ。
竜崎だって数学的に見て可能性を潰すという意味で月君を監視してたんだ。
疑うことは捜査に必要ですよ。
でももっと大事なのは一時も早くキラの殺人を止めることです。
私も月君がキラでないことを祈っています。
死神の目を持てばこいつの本名がわかる。
お前の残りの寿命の半分でな。
そしたらすぐ殺せるぞ。
キラに犯罪が抑止されている傾向があるというキラ擁護とも取れる総理大臣の発言に国会の正常な審議はストップしていますが国民や若手議員の間ではむしろこの総理の発言を支持する動きが広まっています。
(佐伯)誰だ!こんなあほを議員にしたのは!我々も責任を痛感しています。
おい夜神君。
一体何をたくらんでる?捜査員は今どこで何をしている?全てLの指示なんです。
(佐伯)どんなやつだ?Lは。
アメリカ人か?言えません。
おい!お前!
(夜神)Lは命懸けでキラを追っています。
我々もその信念の下に行動しています。
(出目川)冴子頼むぜ〜。
武者震いしてきた。
(冴子)ほんとに上に黙ってこれ放映しちゃうの?あんたのクビ飛んでも私は守ってよ。
(出目川)数字さえ取れれば文句が賞状になって廊下にど〜んと貼られるんだ。
これがほんとのさくらTV祭りだって。
(清美)報道はバラエティーじゃありませんよ?
(出目川)ふっ。
お前さ何様のつもり?頭とここ!軟らかくしてくれよ。
(冴子)セクハラとか騒がないでね。
切るか切られるかの真剣勝負なんだから。
何?長官今からキラのメッセージをさくらTVが流すとか。
3日前当番組宛てに第2のキラと名乗る者から2本のビデオが届きました。
第2のキラ?1本目のビデオには先日逮捕された殺人犯の死亡予告が入っていました。
そして昨日予告どおりその殺人犯は心臓麻痺で亡くなっています。
佐波さんすぐ確認を。
はい。
(冴子)そして第2のキラはこのテープを今日の午後2時59分から放送するよう要求してきたのです。
我々はまだこのテープを見ていません。
最初にお伝えしましたがキラは私たちに放送に逆らうようなら弊社さくらTVの経営陣から順番に殺していくと警告してきました。
つまり私たちはキラの人質となっているということをご理解ください。
私たちはこの報道に報道陣としての命を懸けて臨みます。
(夏恵)これ今ここで起こってることだよね。
(粧裕)うん。
さくらTV祭りどころじゃないよ。
それでは2時59分になります。
ご覧ください。
(ボイスチェンジャーの声)私は第2のキラです。
(ボイスチェンジャーの声)キラと同じように悪を憎み犯罪のない理想の世界を作りたいと願っています。
(ボイスチェンジャーの声)だからキラに反対する人は敵です。
(ボイスチェンジャーの声)キラを邪魔する者は凶悪犯を野放しにしているのと同じことで死んだほうが世の中のためなのです。
(ボイスチェンジャーの声)現在太陽テレビに出演中のキラ反対派の日々間数彦氏が心臓麻痺で死にます。
(日々間)キラの裁きはキラの意志しか存在しない冷酷な殺人です。
(出目川)チャンネル変えられないように枠作って太陽テレビを画に出せ!キラの裁きには潔癖さというか…。
急げ!
(日々間)キラは独裁者であると。
私たちはいずれキラの冷酷な意志の前にひれ伏す奴隷でしかなくなってしまう。
うっ。
・きゃ〜!日々間さん?日々間さん!大丈夫ですか?日々間さん!日々間さん?大丈夫ですか?日々間さん!しっかりしてください日々間さん!日々間さん!番組の途中ですがゲストコメンテーターの…。
(ボイスチェンジャーの声)日々間氏は特にキラを悪だと決めつけすごく批判していました。
その報いです。
もうやめて!竜崎番組の責任者が電話に出ないそうだ。
(松田)視聴率狙いの確信犯ですね。
(ワタリ)模木さんが現場に?
(ボイスチェンジャーの声)未来はキラと共にあります。
(ボイスチェンジャーの声)キラを正義だと認める皆さん。
(ボイスチェンジャーの声)今すぐさくらTVの前に集まってください。
(ボイスチェンジャーの声)キラに私たちの声を届けるのです。
(ボイスチェンジャーの声)醜い世の中を清めるのはキラしかいません。
そうだよ!キラは間違ってないんだよ。
私もそう思う。
キラのおかげで犯罪が減ってるんだ。
・あんな評論家殺されて当然だよ。
・よっしゃ!今日はキラ祭りだ〜!
(粧裕)怖いよもう帰ろ。
(夏恵)もっと見てから。
私も実はキラ派なの。
(粧裕)夏恵?何言ってんの?
(一同)キラ!キラ!キラ!キラ!キラ!キラ!キラ!キラ!
(ボイスチェンジャーの声)これからキラを邪魔する者は容赦しません。
全員殺します。
(粧裕)あれ?警察だ!
(粧裕)模木さん?
(模木)解散しろ!
(一同)キラ!キラ!
(模木)キラを認めてはいけない。
君たちは大量殺人犯を擁護するのか。
キラを許すな。
解散するんだ!おいおい何だよ。
警察なんてよ何の役にも立ってねぇだろ。
・そうだ!今はキラが世の中守ってんじゃない。
(模木)違う。
キラは残虐な殺人犯だ。
だまされるな!解散しろ!
(ボイスチェンジャーの声)キラは教えてくれました。
(模木)解散しろ!解散しろ!君たちも危ないんだ。
(模木)解散するんだ。
(ボイスチェンジャーの声)法律には血が通っていないこと。
うっ…。
(ボイスチェンジャーの声)あなたたちには聞こえませんか?
(ボイスチェンジャーの声)愛する家族や友人を失った人たちの救われることのない嘆きの声が。
はっ!模木さん!模木さん?模木さん模木さん!模木さん!模木さん!模木さん!
(粧裕)模木さん!
(ボイスチェンジャーの声)聞こえませんか血で手を染めながらのうのうと生き伸びる犯罪者たちの高笑いが。
ピッ!危険だ!大至急解散しなさ〜い!道開けて!解散しなさい!ほら離れて!道開けなさい!危険だから下がって!・解散しなさい!下がって!下がりなさい!君何してんだ?・下がって!早く逃げなさい。
危険だ。
大至急逃げなさい。
うっ!・きゃ〜!あぁ〜!おい。
・きゃ〜!・きゃ〜!・きゃ〜!うっ…。
(ボイスチェンジャーの声)キラは大きな一歩を踏み出しました。
(ボイスチェンジャーの声)悪のない光に満ちた世界のために。
(出目川)おい1カメ倒れたやつのアップ抜け。
死んでんぞ〜!おい。
今あそこに行くと殺されるかもしれません。
(宇生田)このまま黙ってテレビ見てろって言うのか!?このキラは顔を見るだけで殺せる可能性があります。
現場近くの警官には今以上に近づかないよう指示してください。
はい。
第2のキラの標的は放送を邪魔する者だけです。
粧裕さんに手を出すことはないはずです。
(ボイスチェンジャーの声)そしてキラもしこの放送を見ていたらここに来てください。
(ボイスチェンジャーの声)私はあなたの力になることを約束します。
(ボイスチェンジャーの声)もうおわかりのように私は目を持ってます。
(ボイスチェンジャーの声)お互いの死神を見せ合いましょう。
死神?そんなものの存在を認めろというのか?殺人の能力のことを示してるんだろ。
(ボイスチェンジャーの声)そして共に力を合わせ新しい世界を作りましょう。
(粧裕)何が新しい世界よ!この人殺し!どうしてこんなに簡単に人が殺せんの?この人たちが何をしたっていうのよ!?この人殺し!!人殺し!!粧裕刺激するな。
人殺し!
(粧裕)人殺し!人殺し!
(回想)人殺し。
あぁ〜…。
人殺し…。
ブブーッ!
(クラクションの音)ブブブーッ!あぁ〜何をするんだ!あぁ〜!あぁ…。
きゃ〜!・きゃ〜!・わぁ〜!バン!バン!バン!えぇ〜たった今何者かがさくらTVの玄関に車で突入したもようです。
(冴子)一体何があったんでしょう?
(夜神)粧裕!お父さん?
(夜神)顔を隠して中に入れ。
(粧裕)ううっ…。
(夜神)模木…。
正面玄関の状況については詳しい情報が入りしだいお伝えいたします。
それでは引き続きビデオの内容を改めて検証してみたいと思います。
(出目川)よ〜しCM全部飛ばしていくぞ。
視聴率30…いや40。
Lんときは35だったからな〜。
(冴子)キラに対する絶対的な…。
・そんなの関係ないですよ。
(夜神)どけ!
(冴子)キラの創造する犯罪の…。
(夜神)お前か番組の担当者は。
(出目川)誰だ?あんた。
勝手に入ってきちゃ…。
警察?
(夜神)今すぐ放送を中止しろ。
そんなことしたら俺たちの命が…。
罪のない人間を巻き添えにしてふざけたことを言うな!
(出目川)わぁ〜!
(夜神)竜崎放送は中止させた。
テープも全て回収した。
(宇生田)やはりそうか。
(松田)部長だ。
私にはできないやり方です。
父さん粧裕は?無事なのか?月。
ああ2人共無事だ。
2人を迎えにいってくる。
局内に入れるように手配してください。
(宇生田)でももしかしたらキラに…。
局内にいる父さんは殺されてない。
第2のキラは間違いなく死神の目を持ってる。
心強い味方が出来たってことか?いや僕の敵じゃないって保証はどこにもないよ。
じゃあ行くのは危険なんじゃないか?本当に僕の賛同者ならLを殺す最大の武器になる。
Lが捜し出す前に見つけてやるよ。
キラ!キラ!・現在さくらTVは行政の指導もあり放送が中断しています。
太陽テレビではさくらTVに対する抗議の声が上がっています。
それによりますと今回の第2のキラによる死の予告と日々間数彦氏の死亡は第2のキラによる…。
・コンコン!
(ノックの音)海砂今日の収録は中止だ。
あぁそうよね。
こんなんじゃね。
着替える。
あぁははっ。
キラとかいうやつは現れなかったな。
キラ!キラ!キラ…。
・粧裕!お兄ちゃんううっ。
心配させやがって。
模木さんが模木さんが…。
ううっ…。
はいその方向でお願いします。
失礼します。
キラ?見っけ。
やっぱり来てくれたんだ。
夜神…月?テープが郵送された消印は大阪市北区周辺地域の郵便局です。
指紋の付着はありますが小さいので女性という見方もあります。
(夜神)本当にこれは第2のキラなんだろうか?フェークとは考えられないか?キラ自身が複数のキラがいるように自作自演してたということですか。
月君はどう思います?それはない。
今回のキラは顔だけで人を殺せる。
ビデオ映像も幼稚でテレビ局をあざとく利用するところなんか今までのキラよりも頭が悪すぎる。
何よりも犯罪者以外の人間をいとも簡単に殺している。
そうですね私がキラだったら間違いなく怒ります。
それから第2のキラは遠くから中継カメラを通して見てると思わせ局内に潜んでいた可能性があります。
局にいた人間を洗いましょう。
第1と第2のキラが手を組んだらたいへんな脅威になります。
なんとしてでも防がなければなりません。
夜神さんテレビを使って呼びかけできませんか?どんな呼びかけを?・西山冴子は日本のトップキャスターだ!
(冴子)ありがとうございます。
出目川の英断に久しぶりに男を見たよ。
・ははははっ!
(綾子)いい気なもんですよね〜。
今まで清美さんがキラのことを丹念に報道してきたから第2のキラも信頼してうちの局にビデオよこしたわけじゃないですか。
それなのに清美さんのこと全然忘れちゃって。
あぁ〜ムカつく。
第2のキラへ呼びかけます。
もしあなたが誰なのかキラにわかっていないなら間に合います。
絶対に興味本位でキラに近づいてはいけない。
キラに接触すればあなたは利用され必ず殺されます。
夜神月。
キラはBgNL;&?MHHです。
ふ〜ん。
月と書いてライトって読むんだ。
さくらTVの全社員の資料それからあの日局に出入りした関係者の名簿です。
すごい数だな。
(佐波)総勢5,000名ってとこですかね。
やりましょう。
あのこんばんは!はじめまして弥海砂っていいます。
粧裕の友達?あぁ〜いえテレビ見てたら心配してるんじゃないかと思ってどうしても我慢できなくなって。
このノートを。
触ってみて。

(ドアの開閉音)お兄ちゃんおかえ…。
友達とそこで会ってちょっと部屋に上がってもらう。
おじゃましま〜す。
(幸子)月お客様?あっ…。
あっおじゃまします。
何かどっかで見た気がする。
ミサミサよHAPPYSWEETSの。
(粧裕)えっ?あっそうだ弥海砂だ。
なぜわかった?あぁ〜やっぱり!目の取り引きはしてないんですね。
死神の目を持つと人間の名前と寿命が見えるんだけどノートを持ってると寿命のほうがわからなくなるの。
聞かれないことには答えられないだろ。
君はその…局内でバイトでもしてるのか?あの〜一応そこそこ売れてるんですけど。
歌手?あっいえCDはこれが初めてでふだんはグラビアとかテレビのバラエティーとか。
あっ今度映画も。
なぜ名前だけで僕の住所がわかった?ネットで名前検索したら東応大の入学式で新入生代表してる写真が出てきて。
君がもし警察に捕まってたらキラの秘密がバレてた。
ごめんなさい。
でも捕まってないしこれからはあなたの言うとおりに動けば捕まらない。
そうでしょ?私がLの名前を見る。
私はあなたの目になるだから…。
だから?彼女にしてください。
無理だ。
どうして?送られてきたテープには指紋が付いてた。
君の指紋が警察に取られるようなことがあれば第2のキラだと決定される。
あれは私の指紋じゃない。
私だって少しは考えてます。
大阪にオカルト好きな友達がいてその子にいんちきな心霊写真見せてそれでいろんなテレビ局にテープを送ろうって言って…。
今その友達はどうしてる?あなたが殺せと言うなら今すぐ殺します。
友達だということはすぐにバレるから君が怪しまれる。
どうしても信じられないんならこのノートあなたが預かってください。
預かるだけなら所有権は私にあるから目の力は持続する。
そうよね?レム。
ああ確かに。
これなら私はあなたを殺せないし私が不要になったら殺せばいい。
私はあなたに利用されるだけでもいいの。
私を信じて。
どうしてそこまで?
(レム)海砂の家族は全員3年前強盗に殺された。

(レム)海砂が犯人を目撃していたおかげで容疑者はすぐに捕まった。
しかし海砂の目撃証言だけでは何も立証できず容疑者太村要一は無罪放免となった。
ううっ…。
(レム)深い精神の闇の中に海砂は落ちていった。
誰もが海砂の未来を諦めた。
そんなある日事は起きた。

(レム)キラが憎むべき犯人を裁いたのだ。
海砂はキラという名の神に感謝した。
お願い。
私を信じて。
あなたが私の全部なの。
でも君は罪のない警官を殺したろ。
それは君の家族を殺した人間と同じじゃないのか。
そんなことあなたに言われたくない。
あなただって悪を裁くには犠牲が出るって考えてきたはず。
私にはああするしか思いつかなかったの。
どうしてもあなたに会いたかった。
わかった。
僕のために寿命を半分にした君の目は僕の武器になる。
うれしい。
頑張るわ。
好きになってもらえるように。
君とLが出会う機会を作る。
そして君はLの名前を手に入れるんだ。
できるか?できるかじゃなくてやれでいいよ。
私は何でも月の言いなりになるんだから。
万が一警察に捕まっても絶対にお互いのことノートのことはしゃべらない。
誓えるか?誓います。
よし。
じゃあ今度は私の条件。
デートは最低でも週に1回。
僕の言ったことが理解できないのかよ?だってLさえ死ねば私たちの障害はなくなるんでしょ?やつはそんな簡単にしとめられる相手じゃないよ。
それに僕は今Lにキラじゃないかと疑われてるんだ。
えっ!?すごいのねLって。
世間ではLなんて何にもわかってないみたいに言われてるのに。
今そのLと接触を持てるところまできてるんだ。
Lとキラが近くにいるの?どっちもすごい。
何かわくわくしちゃう。
もちろんLを殺すには君が必要だよ。
だからなるべく連絡は取りたいと思ってる。
じゃあ週1ぐらいデートしてくれても…。
君と週1デートするなら君との関係が特別だと怪しまれないために他の女の子ともデートしなきゃいけなくなる。
そんなの嫌。
そんなとこ見たら私その子きっと殺しちゃう。
デートは私とだけじゃないと嫌。
従えないなら君を殺すまでだよ。
(レム)そうはさせないよ夜神月。
この子に妙なまねをしたら私が許さない。
この子の寿命は見えている。
この子が死んだらお前が殺したとしか思わない。
もちろんお前がこの子を殺そうとしているのを知ればその前に私がお前を殺す。
・パリッ!竜崎…。
あれ以来第2のキラの動きはありません。
もしかしたら第1と第2のキラはもうつながったのかもしれません。
無防備に素顔をさらしたりしていいのか?月君がキラである場合はまずいです。
外で私がLだと知っているのは月君だけなので第2のキラに私のことを教えられたらアウトです。
そのときはこうします。
僕を監視に来たのか?キラは学生だという推理なんだろ?この近くで大捕り物があるんで。
キラの?月。
この近くでロケがあってね来ちゃった。
お前…。
あれ?月のお友達?ああ…竜崎っていうんだ。
ふふっな〜に?変なお面。
それ取ったらどうなの?えいっ!こんにちは。
竜崎さん?はじめまして弥海砂です。
ねえちょっと…この人気持ち悪い。
シャイなやつなんだよ。
羨ましいです月君。
「HEAVEN’SDOOR」聴いてます。
ほんと?うれしい。
月君どうしてアイドルとつきあえるんですか?ふふふっ私が押しかけたの〜。
海砂。
ねえあれミサミサじゃない?えっ?ほんとだ。
超かわいい。
かわいい。
えっ何で?何でこんなとこにいんの?・わかんないけどさ。
・超かわいい。
・すごい。
・すごい。
・すごいかわいい。
見てます!CD買いました!皆さん日本一頭のいい大学生さんたちなんですよね。
・握手してください!・俺も!きゃ〜!やだ誰かがお尻触った。
・えぇ〜。
許せませんね。
犯人は名探偵の私が見つけます。
どうぞ。
ふふっ。
竜崎さん面白い。
では私とつきあってみますか?私が愛してるのは月だけです。
海砂…。
・どんな関係なの?僕はまだ授業があるから仕事に戻れよ。
はい。
ごめんねちょっとでも会えて良かった。
じゃあまたね月。
ミサミサ。
また来てね。
・バイバイミサミサ。
・ミサミサ。
・ミサミサかわいかった〜!・かわいかったな。
竜崎。
そういうことだ。
また。
はい。
ミサミサにも会えたんで私も本部に戻ります。
気を付けて。
勝った。
プルルル…
(呼び出し音)プルルル…
(着信メロディー)もしもし?何がもしもしだ。
この携帯さっき誰かが落としたようで。
そいつは海砂のだ。
返してくれ。
別れた途端すぐ電話なんて本当に仲がいいんですねそれともすぐに何か聞かないとまずいことがあるんでしょうか。
(マナーモード)もしもし。
目標を確保した。
目標がやたら動き回るもんで予定の場所じゃなかったがこれより本部に移送する。
了解しました。
お疲れさまです。
たった今弥海砂を第2のキラ容疑で確保しました。
えっ?えっ?えっ?えっ?弥海砂は熱狂的なキラ信者で事件当日局内にいました。
しかも弥の部屋から例のビデオの封に付着した化粧品の粉洋服の繊維などの物証が出ました。
発表は控えたいので協力してください。
またしばらくの間月君にはキラ対策室の出入りを遠慮してもらいます。
どんな取り調べをするんだ?それは言えません。
その携帯も押収していいですか?海砂が第2のキラだなんてまさか…。
あぁ〜あ月。
幸運の女神がほほ笑んだと思ったのにな。
ではまた。
竜崎。
ここまでしなきゃいけないのか。
第2のキラは顔を見ただけで人を殺せます。
完全監視で拘束するのは当然です。
彼女がキラじゃなかったら私たち犯罪者ですよ。
夜神さんのご自宅に弥は訪れています。
月は…。
海砂が余計なことをしゃべる前にレムとコンタクトを取らなければ更にやっかいなことになる。
死神はノートを持っている人間のそばから離れられない。
その人間が所有権を放棄するか死ぬ以外はな。
(佐波)もう2日間何も食べてないわあの子。
(松田)根性据わってますよね弱音も吐かず。
俺ファンになっちゃうな。
今度CD買ってやろ。
ばか。
はい。
海砂ちゃん。
お願いだから何かしゃべって。
私たちもこんなこともうしたくないのよ。
キラの何を知っているの?もう我慢できない。
殺して。
殺して!もう限界よ!こんなの我慢できない。
死んだほうがいい。
ねえ早く殺してよ!あなたなら私をすぐ殺せるでしょ!ううっ。
どうせ海砂はあのとき死ぬはずだったんだもん。
はぁ。
今死んでも幸せ。
若くてきれいなうちに殺して。
早く殺して〜!はぁはぁはぁ…。
レム。
海砂にデスノートの所有権を放棄させた。
海砂は私に殺してくれと頼んだ。
お前に迷惑をかけたくないからだ。
わかるか?夜神月。
全てはお前に愛されたいがためだ。
海砂はデスノートに関する記憶を失ったんだな?そうだ。
自分が殺人を犯したこともお前がキラだということも。
海砂には死神が見えなくなり夜神月を愛しているという感情だけが残ると教えた。
海砂はそれだけで十分だと喜んだ。
それだけで十分よ。
必ず海砂を救い出せ。
さもないとお前を殺す。
死神にそこまで思われて海砂も幸せだな。
(レム)私はジェラスとの約束を守ってやりたいだけだ。
ジェラス?
(レム)ジェラスはいつも海砂を見つめていた。
親を殺された海砂に親のような感情を抱くようになっていたらしい。
だがあの日ついに海砂の寿命が尽きた。
ジェラスは死神としてはやってはいけないことをした。
襲った男の名前をデスノートに書き海砂の寿命を延ばしてしまった。
死神は人間の寿命を頂くためだけに存在している。
寿命を延ばすなどもっての外。
死神失格だ。
人間に恋した死神は死ぬってわけか。
ふふっ。
すてきな話じゃないか。
海砂を助けださなければお前を殺す。
同じことを何度も言うなよレム。
僕が死んだら海砂はどれほど悲しむ。
確実に僕を追って死ぬよ。
そのぐらい死神ならわかるだろ?
(レム)お前に言われたとおりにすれば必ず海砂は助かるんだな?少しは僕を信じろ。
こいつはけっこう抜け目ないぜ。
よし信じてやろう。
夜神月海砂を頼むぞ。
(リューク)俺のデスノートをこんな所に捨てるのか?隠してるだけだよ。
僕が所有権を放棄するのは次に僕が捨てると言ったときだ。
捨てる…ねぇ〜。
ストーカーさ〜ん!今やめれば誰にも言わないし許してあげるから!サインもしてあげるしキスもしてあげるから!ねっ?お願いだからここから出して!
(松田)1度気を失って目覚めてからずっとこれ言ってますね。
(宇生田)こちらはストーカーじゃなくて警察だ。
警察がこんなことするわけないでしょ!そのくらいアイドルだって知ってんのよ。
人が変わったみたいだわ。
ではどうして夜神月とつきあうようになった?さくらTVに来てたの見て一目ぼれしたの。
ネットで調べて家まで行ったのよ。
悪い?あれだけ黙秘してたのに今度はあっさり彼氏だと認めてる。
なぜだ?
(松田)携帯持ち込むなって言ったの竜崎ですよね?
(相沢)そうだよ。
もしもし?あいつ…。
わかりました。
入ってきてください。
録画状態のままでシャットダウンしてください。
(佐波)あっはい。
(夜神)誰か来たのか?月。
竜崎には告げたけどやはり僕がキラなのかもしれない。
何を言いだす?僕は重い犯罪を犯した人間は死んでもいいと思ってるんだ。
キラになりえる可能性は十分ある。
そんなことは誰にでもある。
弥をかばおうとしてんのか?いや彼女とはつきあい始めたばかりで何も知らないんだよ。
海砂が第2のキラだなんてとても思えないけど。
もちろん僕にはキラとしての自覚はないよ。
でももし無意識な人格があるならそれを父さんたちに見つけてほしい。
監視してたがそんなものはなかった。
(相沢)しかし前回の監視は家の中だけで月君が表で何をしていたかまではわかりませんでした。
では月君の手足を縛り監禁します。
今回は24時間しっかり監視します。
竜崎どうだ?キラによる殺人は行なわれたのか?それらしい事件はまだ起きていません。
それどころか犯罪者は…。
1人も殺されなくなりました。
そうなのか。
ははっじゃあますます僕が怪しいってことだな。
(リューク)こりゃあ退屈だ。
りんご食えないしお前と話もできないしなぁ。
今頃レムはどうしてんのか。
はぁ〜。
あれ?入館証どこいっちゃったんだろ?ねえ誰か知らな〜い?はっ…。
んっ。
騒ぐんじゃないよ。
あんたの欲しいもの持ってきてやったんだからさ。
月に会いたい。
月に会いたいストーカーさん。
月君さすがにやつれてきてますが大丈夫ですか?自分でもみっともないと思うよ。
でも今はそんなくだらないプライドは捨てる。
捨てるって言ったな?お前は記憶を失うぞ。
じゃあな月。
あばよ。
竜崎。
どうしました?確かに僕は自分からこうされることを望んだ。
でも今はっきり気付いた。
これは時間の無駄だよ。
僕はキラなんかじゃない。
それを判断するのは月君ではありません。
私です。
自覚なしであんな恐ろしいことするなんてどう考えてもありえないよ。
無自覚でキラになっていたかもしれないと言ったのは月君のほうです。
監禁されて吹っ切れたんだ。
僕をここまで追い詰めたキラを許しはしない。
竜崎力を合わせて突破口を見つけよう。
僕たちの手でキラを捕まえるんだ。

(宇生田)竜崎キラ復活だ。
犯罪者が次々に心臓麻痺で死んでる。
月君2週間新たな犯罪者が裁かれていません。
そろそろ自白してもらえませんか。
(松田)おい!状況は完全に黒だがこれはわなだ。
僕はキラなんかじゃない!信じてくれよ!うっ…あぁ〜。
・きゃ〜!・きゃ〜!きゃ〜!うっ。
キラはどうして私を代理人に選んだの?
(レム)お前はキラの殺人傾向を予測しスクープしたね。
そのときお前自身気付くことがあっただろ?うっ…。
兄貴!兄貴!兄貴大丈夫?キラの裁きは私が考える正義の基準に非常に近い。
確かにそう思ったわ。
あっ…。
・専務!大丈夫ですか?
(清美)キラは犯罪のない理想の社会を作りたいのよ。
だからキラがいかに正しいかをきちんと発言していくべきなの。
私がキラならもっとマスコミを利用するわ。
(レム)だからキラの代理人パートナーとしてあんたがふさわしい。
そういうことだよ。
私がキラのパートナー。
犯罪者は絶えることなく裁かれ続けている。
彼らの知らない者までここに監禁されたまま殺せるとは到底思えない。
例えばキラの能力が他者へ移り第3のキラが発生しそのことで2人の記憶がなくなったとすれば全てつじつまが合います。
だとしてもそれは証明しようがない。
竜崎。
捜査を立て直そう。
気分はどうだ?ああもう大丈夫。
長い間よく耐えたな。
弥の部屋から出た物証の解明はまだですから事件が解決するまで我々の監視の下に生活してもらいます。
どうせ監視されてるならキラ逮捕のための捜査に協力させてくれないか?ええ私も同じことを考えていました。
月君には私と24時間行動を共にし捜査協力してもらいたいと思います。
ありがとう竜崎。
一緒にキラを捕まえよう。
ん〜。
愛してる月。

(真砂子)はっ…。
(清美)脇田さん!大丈夫?しっかりして!救急車!は…はい。
亡くなっています。
この女性はクラブの同僚だったホステスを殺害し逃亡を続けていた脇田真砂子容疑者です。
果たしてこれもキラの裁きによるものなのでしょうか。
(冴子)先日我々は独自に脇田容疑者の所在を突き止め取材を試みようとしたやさき今回の事件に遭遇したのです。
それにしても高田さん驚きましたね。
脇田容疑者に既往症はなくやはりキラによる殺人ではないかということで捜査が続いています。
それではこちらのボードをご覧ください。
全国1,000人を対象に行なったアンケートの結果です。
これによると実に6割以上の方がキラを支持すると表明しています。
意外な数字が出ましたね。
そうでしょうか?
(清美)キラの登場により凶悪犯罪の発生率が低下している現状からすれば考えられない数字ではないと思います。
(清美)いまだキラを検挙できない…。
ふふっふふっ。
女王様ご立腹だよふふっ。
おぉ〜お疲れさまでした。
おいっす。
お疲れさまでした。
今日のコメントきまってたぞ。
(清美)あっありがとうございます。
(出目川)局長に相談されたよ。
お前をアンカーにどうかって。
えっ?
(出目川)キラ事件を通して世相をめった斬る。
お前の度胸と知性を客が楽しみにしてる。
華が出てきたよなお前にも。

(冴子)出目川さん。
局長に相談してくれません?最近小ばえがはしゃいでうるさいからスタジオに殺虫剤まいてほしいって。
冴子飯食いにいくか。
(冴子)清美仕事ってそれぞれの役割でしょ?あんたの役割は何?誰もあんたのコメントなんか聞いてないのよ。
(出目川)行こうなっ。
(出目川)俺たちサラリーマンは上の言うことには逆らえないじゃん。
ふざけないで。
上に逆らってキラのビデオ放映したのはあなたよ。
もしかしてあの子と寝たの?
(出目川)ふっ今どき俺と寝て番組取ろうなんてお前ぐらいだよ。
とめて。
あぁ?いいからとめてよ!
(冴子)許せない。
絶対仕返ししてやる。
(出目川)ちょっと待てよ。
落ち着けよ!どうしたんだよ?おい!この辺じゃタクシーも拾えねぇぞ!・
(エンジン音)プップップー!おはようございます。
(清美)おはようございます。
(清美)こんばんは「EVENINGSPOT」新キャスターの高田清美です。
まず初めにとても悲しい事件をご報告せねばなりません。
当番組の看板キャスター西山冴子が昨晩交通事故により亡くなりました。
西山キャスターは私高田にとっても最も尊敬し慕ってきた先輩の1人です。
私のキャスターとしての初の仕事が西山先輩の訃報を伝える仕事であることが非常に残念です。
こんなふうに月と一緒にいられるんなら芸能界なんて復帰しなくていい。
でもまた監禁されたら今度はほんとに死んじゃうよ。
きゃ〜!ごめん。
下に行ってくる。
えっ?寂しい。
月早く帰ってきて。
かわいそうだけどあと少しの辛抱だから。
(宇生田)竜崎はちょっとうつ状態になってるようだな。
(相沢)やはり月君がキラでないとわかったから。
うるさいな!お前は。
竜崎正直に答えてくれ。
僕が今キラである可能性は何%だ?月君がキラである確率は限りなくゼロに近いです。
そうか。
良かったほんとに良かった。
私も月君がキラでなく本当に良かったと思っています。
その反面捜査の手がかりがなくなってしまいました。
キラを追う手がかりを見つけたって言ったらどうする?いつ帰ってくんの!?本当ですか?これを見てくれ。
赤が僕が監禁されるまでのキラの裁き。
青が新たに再開されたキラの裁きを統計的にプロファイリングしたものだ。
(宇生田)キラは一貫して同じ人物だということか。
ところが両者にはずれが微妙にある。
(松田)あっほんとだ。
人間は誰かをまねようと思ってもある傾向をもってずれてしまう。
癖や本質的な性格を隠しきれません。
竜崎。
(松田)何か元気になったぞ。
さすが竜崎。
月君の監禁を挟んでキラが同じ人物ならパターンの分布はここまでずれない。
恐らく最初のキラと今のキラは違う人物でその違いを示す要因が抽出されている。
どうだ?竜崎やる気が出たろ?はい月君ありがとうございます。
でこの要因は何ですか?まず1つ目の要因は話題度。
つまりマスコミで取り扱われるような事件を僅かだが新しいキラはより多く裁くようになってる。
そして2つ目の要因はジェンダー度。
つまり新しいキラは前のキラに比べてより女性問題に関心を持つようになってるんだ。
恐らく女性だということでしょう。
そして3つ目の要因は…。
これはもはや答えに近いんだけど。
もったいぶらないで教えてくれよ。
ある報道機関によって取り扱われた事件の報道回数だ。
ある報道機関って何だ?さくらTV。
つまりまとめると新しいキラは前のキラに比べて…。
(松田)マスコミ的であり女性でありそしてさくらTV。

(松田)今どき大学ノートで日記書いてるのか。
何か庶民的ですね。
テレビ局の売れっ子キャスターが。
いやあれは日記じゃない。
パソコンの画面を書き写してる。
ノートに何書いているのかアップにできますか?ちょっと待ってください。
うん?これは?つい最近裁かれた犯罪者たちの名前ですね。
毎日殺して殺してよく殺す相手がいなくならないな。
(清美)それだけ人間が罪深いということね。
(レム)ははっそれを裁くお前はどうだ?わかってる。
それを裁く私はもっと罪深い。
でもその罪を背負ってもなおこの裁きは続けなくちゃいけない。
(松田)独り言でしょうか?いや確かに誰かとしゃべってるよ。
(佐波)確認が取れました。
ノートの左側ページに書かれているのは昨日心臓麻痺で死亡した犯罪者の名前です。
死亡時間と死の状況が未発表のものまで正確に書かれています。
(松田)どんぴしゃだ。
部長高田清美を押さえましょう。
(夜神)単に事件のメモを取ってるだけと言い逃れられる。
(松田)ですよね。
(佐波)もう1つ。
今高田清美が書いている右ページの者たちは犯罪者なのは同じですがまだ生きてる者ばかりです。
次に裁かれる者たちじゃないか?明日彼らが死ねば高田がキラ。
あるいは何らかのルートでキラに裁きの指令を発していると明らかになります。
そんなことを待つわけにはいかない。
(松田)じゃあどうすりゃいいんだ。
はじめまして高田さん。
あなたがキラ支持派のキャスターとしてスクープを飛ばし続けられるその理由を僕知ってしまいまして。
どういうこと?あなたの部屋をのぞかせていただいたんです。
それは犯罪よ?全てはあなたの持っている黒いノートに書いてあります。
500万で買ってもらえませんか?
(宇生田)昨日高田のノートに書かれた名前と今日死亡した犯罪者が全員一致したぞ。
高田清美で決まりだ。
キラだ。
電話した者です。
私が死ねば例のテープは自動的に表に出ます。
あなたこれ1人でやってるの?1人です。
名刺の裏に口座番号を書いておきました。
そこに500万振り込んでください。
入金が確認できた段階でテープはお返しします。
よろしくお願いします。
(出目川)俺だ。
清美テレビつけてみろ。
さくらTV。
何よ。
いいからつけてみろ。
キラは女性なんですか?それは想像しませんでしたね。
全ての証拠テープがここにあります。
あっ…それを出すのはまだ早いです。
番組の終わりにそのテープを流させていただきます。
キラの正体がわかるまであと1時間25分40秒。
それまでマヒナさんにはじっくりと…。
特番組に抜かれたぞ。
よろしくお4jいします。
ごめんなさい。
またかけるわ。
その=w@−を!D。
あぁ!これでいいんですか?芝居うまいじゃないか。
(ナレーション清美)
松尾陽介自殺。
22時36分番組出演を辞退し関わっている最大の事件の証拠を全て処分したあとビルから飛び降り死亡。
あんなことをノートに書いてる。
キラは死の状況を操ることができるわけだが。
はぁ〜危ないところだったわねレム。
危ないところだった?どういうことだ。
高田清美はあのノートに書いたとおりに松田が証拠を隠滅しにいくとでも思ってるのか?
(松田)キラの彼女今でも魅力的で。
キラの行動には賛成なんですか?反対なんですか?
(松田)わかるでしょ。
反対してなきゃしませんよ正体をバラすなんて。
怖くないんですか?もう時間が過ぎてる。
レムどういうこと?レム?レムって何だ?誰としゃべってる?死神?松尾陽介…偽名なのね。
レム死神ならわかってたんでしょ?
(清美)黙ってたのね。
(夜神)死神とか…時々出てくる言葉だが何かの暗号か?本物の死神と考えるのが今は一番論理的です。
何?いいわ取り引きよ。
死神の目をちょうだい。
死神の目…。
第2のキラも言ってた。
第2のキラは顔だけで殺せる。
それが死神の目だ。

(無線)対策1です。
注意してください。
高田は顔だけで殺せるキラになった可能性があります。
了解。
・ブーッ!ブーッ!ウーー…
(サイレンの音)・運転手さん左に寄せて。
コンコン!開けて。
免許証。
免許証。
そんな見つめてもね違反は違反だよ。
志度原ゲンタ。
何で俺の名前知ってんの?誰だっけ?あぁあんたテレビに出てる人じゃん。
あの何とかテレビのあの…ニュース読んでる人でしょ?おい何やってんの?あっこら。
あっ…。
死神の目を使って殺したのか?
(夜神)これ以上高田を動かすのは危険だ。
殺し方はまだわからないが証拠は持って動いていると判断し確保に移る。

(夜神)動くな!高田!
(清美)何!あっ…。
やっ!何よ!放して!何?あっもう!放して!放して!
(清美)放して!放して。
あなたの動きは全て監視していました。
あなたが見た番組も偽番組です。
(清美)わなだったのね。
高田清美どうやって人を殺した?警察なの?キラとしてどうやって人を殺した?ノートに名前を書いてましたね。
(夜神)名前を書いてどうする?
(清美)書くだけよ。
だから書いたあとどうするんだ!
(清美)ふっ試してみれば?ははははっ!あはははっ!ははははっ!ノートに名前を書いて。
名前を書いたら死ぬ。
死神のノート。
何だこれは…。
父さんどうした?
(松田)あっはっうっうっ…。
このノートに触れば死神が見えるらしいですね。
竜崎僕にも貸してくれ。
月君大丈夫ですか?ああ。

(心の声)勝った。
計画どおり。
デスノートを触りさえすれば失われていた全ての記憶がよみがえる。
それでいいんだよな?
(レム)ただし使ったことのないノート例えばそのノートを手にしても記憶が戻るのはノートを手にしている間だけだ。
でもこのノートの所有権を得れば記憶は失われないんだよな?そのためには…。
(レム)記憶が戻ってる間に前の所有者を殺せばよい。
よしそれだけ聞けば十分だ。
レムこのノートをキラを継ぐ者に渡してくれ。
死神ならそういう人物を見つけられるだろ。
そして13日のあとキラの裁きを再開させるんだ。
誰でもいいのか?お前は記憶を失ってるから新しいキラにはたどりつけないぞ。
自分の性格と能力を誰よりも知ってるのは僕だよ。
僕なら必ず新しいキラを捜し出すことを望みそして見つけられる。
Lよりも早くあるいはほとんど同時にこのノートを手にする。
そして最後にレムこのノートに書き込んでほしいことがあるんだ。
何だ?僕が作ったデスノートの偽ルールだ。
死神が存在する。
これで全ての謎が解けました。
殺人の方法もわかりました。
ノートに名前を書くと書かれた人間が死ぬ。
そうですね?高田清美。
(夜神)死神殺人ノート世間の誰がそんなこと信じるだろうか。
(宇生田)起訴も裁判も成立しません。
そう私は誰も殺してない。
ノートに名前を書いただけよ。
いえ殺人ノートが本物と証明されればあなたは有罪。
死刑です。

(レム)人間ども聞け。
私は死神レム。
デスノートに触れた者には私の姿が見え私にはお前たちの寿命が見えている。
そしてその寿命を頂くことができる。
だから私を怒らせないようにすることだ。
デスノートには死神の力の一部が宿っている。
その女が言ったとおりデスノートに名前を書かれた人間は死ぬのだ。
このデスノートで死の状況も操ることができるんですね?その女の名前でも書き自分で試してみたらどうだ?レム何を…。
うっ!うぅ〜あっ…。
あぁ〜!うっうっ…。
うぅ〜!うっ…あっ。
あぁ〜!うぅ〜…。
(宇生田)おい!高田。
死んでる。
月君ノートを。

(宇生田)結局高田清美の死因は何だったんでしょ?
(夜神)偶然の心臓麻痺か自殺か他のキラか。
どうなんだ?死神。
(レム)さあな。
(相沢)ノートに記された名前と裁かれた死者の名前ほぼ一致しましたが月君の監禁以前のものはありません。
どう思いますか?ノートの持ち主は次の持ち主に所有権が移る度に死んでるんじゃないか?つまりキラも第2のキラも。
なるほど。
今高田が死んでこのノートの所有者は別の人間に移ったと。
どうなんですか?死神。
さあな。
今このデスノートの所有者は誰だ?答えられない。
肝心なところは全部それですね。
ところでこのデスノートに書かれたルールの最後の項目だが。
ノートに名前を書いた者は13日以内に名前を書き込まなければ死ぬというやつですね?このことからもキラは既に死んでいると考えられる。
だったら18日間監禁されていた月と23日間監禁されていた弥は完全に無実ということになる。
死神このノートに書いてあるルールは全て本物ですか?全て本物だ。
わかりました2人の監視は終わります。
(夜神)とりあえずお母さんに電話しろ。
父さん僕は今後もここで捜査を続けさせてもらいたい。
そうするべきだと思う。
月。
竜崎僕が必要なはずだ。
わかりました月君は引き続き捜査に協力してください。
えぇ〜どうして月は残るの?会いたくなったらいつでも来てくれ。
エントランスに入るくらいなら竜崎も許してくれるはずだ。
じゃあ毎日会いにくる。
覚悟しといて。
んんっ。
海砂静かに聞いてくれ。
海砂に頼みたいことがある。
言って。
はぁ〜ここね。
あっ…。
わぁ〜!キラは月だったのね。
私の神。
うれしい。
月がキラでうれしい。

(リューク)やっと人間界に戻ってこれたぜ。
リューク。
どうしてここに?そのデスノートは俺のもんだ。
だから今度はお前に付く。
お前がそのノートの所有者になればデスノートの記憶は消えないから安心しろ。
じゃあ所有者になる。
あっそうだ。
はい月から。
あぁ〜!りんご?月の野郎気が利くじゃねぇか。
「海砂君がこの手紙を読んでいるときは全てを思い出してるはずだ。
2人で理想社会を築くためにキラの裁きを君が再開してくれ。
それと君が東応大学に来たとき竜崎という男を紹介したろ。
やつこそが僕らの宿敵Lだ」。
えぇ〜あの人が?「君はあのとき死神の目で竜崎の本名を見たはず。
その名前をデスノートに書きLを葬ってくれ」。
Lを葬る。
だめだよ覚えてないよ。
1日に何十人何百人って人の名前と寿命が見えてたんだもん。
1度ノートを手放すと死神の目も消える。
残念だったな海砂。
リューク。
もう1回目の取り引きして。
いいのか?半分になった残りの寿命がまた半分になるぞ。
うん。
月の言うとおりにしなきゃ。
(宇生田)高田が死んでからちょうど1週間。
とうとう新しいキラが現れた。
また犯罪者が裁かれてる。
殺人ノートは他にも存在してるってことか。
弥海砂が自由になった途端ですね。
竜崎…まだそんなことを。
(相沢)13日ルールがある以上それはありえん。
夜神さん。
何だ?やはりこのノート1度検証してみましょう。
FBIに掛け合い死刑囚を2人用意させます。
死刑囚Aに死刑囚Bの名前を書かせノートの効果を確認。
以後13日間何も書かせず今度は死刑囚Aが本当に死ぬかどうか見守ります。
相変わらず人の命を粗末に考える男だな。

(佐波)また今日もたいへんな数の犯罪者が殺されています。
竜崎キラの殺しを止めるためにはやむをえん。
ノートの検証は私の立ち会いの下にやってもらう。
それが条件だ。
父さん。
理解いただきありがとうございます。
アメリカには私が行く。
父さん1人で?じゃあせめて僕も一緒に。
(夜神)だめだ。
お前は竜崎とここに残り連絡を待て。
大丈夫だ。
頼りないが松田たちにもついてきてもらう。
(松田)頼りないって…僕は射撃の腕はあるんですよ。
(相沢)ここはどうだ?相当頼りない。
まずは車で東京湾ヘリポートまで行ってもらいます。
そこからヘリに乗って横田で米軍の輸送機に乗り換えワシントンに向かってください。
全てワタリが段取りしています。
わかった。
では行ってくる。
2人だけになりましたね。
何をたくらんでる?今ワタリが弥を連れてこっちに向かっています。
やっぱりそういうことか。
なぜ海砂を?13日ルールは何らかの理由で弥には通用しなかった。
すなわち弥は第2のキラそして今彼女はもう1冊のデスノートを持っている。
そう私は確信しています。
だとすると海砂は解放されたら真っ先に竜崎の名前を書くはずじゃないのか?恐らく大学で知った私の本名は監禁の間に忘れてしまったということだと思います。
ふふっ忘れるのは女の特技だからな。
今から私は弥にもう1度素顔をさらします。
えっ?そんなことしたら…。
弥は当然私の名前を書く。
その瞬間を取り押さえましょう。
彼女の持っている2冊目のデスノートを確保するために。
だけどいつどこで書くかわからないじゃないか。
このビルにはあらゆる場所に監視カメラが仕掛けられています。
ノートを持ってくるともかぎらないだろ。
必ず持ってきます私を殺す大チャンスですから。
わかった。
じゃあその場を取り押さえたらもう1度監禁し第1のキラの行方を吐かせる。
そういうことだな?今度は証拠があるので絶対吐かせられます。
そのために父さんたちをアメリカへ追いやったわけか。
また海砂を監禁したら今度は本当に死ぬかもしれないから。
ええかわいそうですがしかたありません。
竜崎さんが呼んでくれたってことはもう私が第2のキラだって疑ってないんですよね?もちろんですよ。
ははっ。
私の心臓が止まったら夜神さんに知らせが行くようセンサーを仕込んでいます。
そのときはデスノートを燃やし二度と使えないよう処分してくれと伝えてあります。
海砂の寿命がまた減っている。
寿命が?どういう意味ですか?竜崎。
君がそこまで命を張るというなら僕も懸ける。
海砂を第2のキラを現行犯で捕まえよう。
来るぞ。
夜神月。
お前はこうなることを予期していたんだね。
あのとき私が死神は人間の寿命を延ばしたら死ぬと言ったときに。
(レム)海砂を窮地に追いやり私に救わせる。
それは海砂の寿命を延ばすことになり私は砂になる。
それがお前のあのときからの計画だったんだね。
死神を殺そうとするなんてお前こそ本当の悪魔だ。
そんな男を海砂は愛している。
だが夜神月この私のノートはお前には渡さない。
海砂僅かの間でも幸せになれよ。
ワタリ?チェックメート。
(レム)あぁ…。
死神を使ったのか…。
レムは優しい死神なんだ。
夜神月…。
やはりお前がキラ…。
名前くらい知りたかったよ。
ばか。
私は…間違っ…。
・ピーー
さよならL。

確かにお前は新世界の神キラの相手にふさわしかった。

何か1つ間違えば死ぬのは僕のほうだったかもしれない。

だが泳がせるために海砂を解放しデスノートを掘り出して使わせるというのはリスクの高いトラップだった。

後は静かに僕の革命が成功するのを見守ってくれ。

さよならL。
そうか。
ノートを残さないように。
月。
やったのね。
海砂デスノートは?あっ。
はい。
(リューク)Lをやったのか。
久しぶりだなリューク。
僕の勝ちだよ。
Lは死んだ。
でもまだ仕事が残ってる。
お父様の名前じゃない月。
新世界を作るためだ。
でも…。
お父さんなんだよ?どうして!黙ってろよ。
どんなに大切な人でも犠牲にしなきゃならないときもあるだろ。
僕はもう後戻りできないんだよ。
父さん。
僕にノートを戻してくれ。
父さん。
僕は父さんを誇りに思う。
どんな小さな不正も嫌いみんなの規範であろうとする。
そんな父さんを僕は今でも尊敬してるよ。
だから理解してくれると思う。
僕が今しようとしてることを。
これからなすことを。
父さん。
ごめん…時間だ。
デスノートはどうしたの?月全部見せてもらった。
監視映像とお前の声を。
えっ?月!
(夜神)月。
お前を逮捕する。
・月君。
友達になれず残念です。
竜崎…。
お前…どうして。
偽物か。
海砂裏切ったか!?違うよ。
私が月を裏切るわけないじゃん。
あなたがどんな人でも私はあなたを愛してる。
弥海砂はあなたを裏切っていません。
切り札が死神だったとは予想外でしたが。
これが本物。
弥海砂が掘り出したノートです。
そしてこれが月君が知りたかった私の本名です。
デスノートに書かれたことは変更できない。
逆に言えば先に書いてしまえばその間は生きていられる。
私はあと20日しか生きられませんが今デスノートでは殺せません。
いつすり替えた?私が裁いた犯罪者はちゃんと死んだわ!1日目だけは。
それで弥海砂の第2のキラとしての容疑は確定しました。
13日ルールもうそと確定です。
2日目からはワタリが偽物に入れ替えています。
我々はそれを監視し名前を書き込まれた犯罪者があたかもキラに殺されたようにうそのニュースを流していました。
問題は月君あなたがキラであるという確証を得ることです。
さすがは月君なかなか尻尾を出さない。
だから私は自分の命を諦めました。
そしてこの作戦には夜神さんの協力が是非とも必要だった。
夜神さんは真面目な方です反対をされた。
しかし私がデスノートに自らの名前を書き込んだのを見せたところで私の覚悟が伝わったのでしょう。
作戦に協力をしてくれました。
夜神さんはあなたがキラじゃない。
その希望は最後まで捨てない。
そうおっしゃっていました。
車はヘリポートには向かわずここで起きていたこと全てを皆さんは見て聞いています。
残念なのはワタリ。
死神がワタリの名前を書くとは予想できませんでした。
私の最後の失敗です。
月お前の築こうとする世界それを俺は理解してくれるだろうそう言ったな。
残念だが僅かも理解できない。
断じてお前は正義ではない!僕がノートを手にする前法で裁けない犯罪者は街にのさばり世界は腐りきっていた。
世の中矛盾だらけだったろ。
それがどうだ。
キラが現れて世界の犯罪は7割減少した。
父さんが作りたかった世界はこういう優しい世界じゃないのか。
バン!バン!月〜!デスノートの切れ端ですね。
やはり隠し持っていた。
それで高田を殺した。
これで全て解決しました。
ふっ。
はははっ…。
ははははっ…。
ははははっ…。
確かに僕がキラだよ。
そして新世界の神だ。
違います。
あなたはただの人殺しです。
そしてこのノートは史上最悪の殺人兵器です。
L部屋に籠もりきりの君にはわからないだろう。
善人が悪人の犠牲になってる世の中のリアルを知らないんだよ。
無価値な人間抹殺したほうがいい人間は山のようにいる。
もう法律では救えない世界になってるんだよ!確かに法律は完全じゃない。
法律を作った人間が完全じゃないから完全であるはずはない。
だが正しくあろうとした人類の努力の積み重ねが法律だ。
お前は独り善がりだ。
独り善がりでひとの命を奪うことなど絶対に許されない。
もう話していても無駄だ。
リューク。
リュークどこにいる!はいよ。
別の死神。
皆さんノートに触れたから見えますね。
リューク。
もっと面白いものを見せてやる。
ほぉ〜。
だからこいつらを殺せ。
今すぐ全員殺すんだ!今すぐ全員殺すんだ!月!どうした?リューク早く書け。
お前のデスノートに書くんだよ。
書けばいいんだな?やめろ!やめるんだ!バン!バン!バン!バン!はははっははははっ…。
ははははっ…。
ははははっ…。
(リューク)ははははっ。
無駄だよ。
リューク書けたか?ああ。
見せろ。
はいよ。
残念だが俺に頼るようじゃお前も終わりだ。
待ってくれ。
もっと面白いもの見せてやれるんだよ。
もう十分楽しんだよ。
お前もだろ?何言ってんだよリューク。
これからじゃないか!言い忘れてたけどデスノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない。
死んだあとにあるのは無だ。
(夜神)月!どうしてだよリューク。
まだ死ぬわけにはいかないんだよ。
月月!ううっううっ…。
何でだよ。
僕のやってきたことは正義だろ?父さんから教えられた本当の正義なんだ。
こんな場所で死ぬわけにはいかないんだよ!うっ…あぁ〜。
あぁ〜!月。
ううっ…。
あぁ〜。
あぁ〜うっ…。
キラは正義なんだ。
父さんわかってくれよ。
(夜神)月。
月…。
ばか野郎。
ばか野郎。
ううっ…。
ううっ…。
デスノートは全て私が処分します。
お前は使わないのか?つまらないなぁ。
長官に報告してきた。
死神のことまでは言えないが。
ICPOにも全て伝えましたが彼らも理解しがたいようです。
キラの死は公表しないとのことだ。
月君はキラに殺されたということになったんですね?幸子と粧裕にも真実は伏せる。
弥はまたデスノートの記憶を失った。
2冊共焼却してしまいましたからね。
竜崎。
何と言ったらいいか…すまん。
謝らなければいけないのは私です。
多くの犠牲を出し月君も救えずに…。
竜崎俺は君と戦えたことを誇りに思う。
そろそろ時間です。
1人にしてもらえますか?私は親というものを知りません。
でも夜神さんあなたは立派な父親だと感じました。
竜崎。
さようなら夜神さん。
ありがとうございます。

(幸子)月の誕生日のケーキ作るなんてほんとちっちゃいとき以来。
小学校になったら買ってたしね。
(粧裕)ろうそくふぅ〜したの覚えてるよ。
私もやりたいって言ってさ。
(幸子)月はやらせてあげたのよあんたに。
自分の誕生日なのに優しいんだか…。
お母さん雪だよ雪。
(幸子)粧裕お父さんに傘持ってってあげて。
(粧裕)うん。

(粧裕)お父さんはい。
(夜神)悪いなわざわざ。
(粧裕)うん。
はぁ…。
(粧裕)入っていい?ふふっ。
キラがいなくなってからやっぱり犯罪増えたよね。
キラがいたほうが良かったと思うか?そうじゃないよ。
だってキラはお兄ちゃんを…。
月は最後までキラと戦ったんだ。
わかってる。
わかってるううっ…。
お誕生日おめでとう。
私何か大切なこと忘れてる。
でもな〜んにも思い出せない。
月…。
(リューク)ははははっあ〜はははっ…。
ははっははははっ!あ〜はははっあ〜はははっ…。
ひ〜はははっ!2015/03/14(土) 15:00〜17:25
関西テレビ1
映画・DEATH NOTE the Last name[字]【藤原竜也松山ケンイチ】

デスノートを操る天才・キラこと夜神月と、彼を追い詰めるもうひとりの天才・L。ついに対面を果たした二人が完全臨戦態勢で挑む、息をもつかせぬ究極の頭脳戦!

詳細情報
番組内容
“キラ逮捕に協力するため”と称して、捜査本部に入り込んだ月(藤原竜也)。そんな彼を虎視眈々と待ち受けていたL(松山ケンイチ)。天才同士の直接対決が始まった。しかし、月もLも知らないところで、全く予想だにしない出来事が起きていた。
死神リュークとはまったく別の意志を持つ死神レムが地上に落とした、もう一冊のデスノート。それを手にしたのは、キラを崇拝するアイドルの弥海砂(戸田恵梨香)。
番組内容2
第二のキラとなった海砂は、月とは異なる別の力「死神の目」を手に入れて、月に協力を申し出る。たとえ偽名を使っても、相手の本当の名前を知ることができる「死神の目」は、Lを追い詰める最強の武器になるはずだった・・・。
出演者
夜神 月   藤原竜也 
L/竜崎   松山ケンイチ 
弥 海砂   戸田恵梨香 
南空ナオミ  瀬戸朝香 
夜神総一郎  鹿賀丈史
スタッフ
【監督】
金子修介
【脚本】
大石哲也

ジャンル :
映画 – 邦画

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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