アニメ ログ・ホライズン2(23)「アイザックとイセルス」 2015.03.14


(カラシン)おお〜かなりレベルが上がってますね〜。
さすがはアキバきってのゴリゴリマッチョ集団黒剣騎士団!
(アイザック)ま俺が本気出せばこんなもんよ。
(イセルス)本当にアイザック君はすごいんです!どんどん騎士たちを強くして…!アイザック君もレザリック様も今やマイハマには無くてはならない存在なんです。
(レザリック)イセルス様にそう言っていただけると我々も張り合いが出ます。
ね?アイザック君。
へえ〜頑張ってるんですねぇ。
アイザック「君」。
(アイザック)おまえらいい加減「くん」づけやめろっつってんだろぉぉ!
(オープニングテーマ)
(ロデリック)先日ご依頼いただいた…月への通信設備の件ですが…。
(シロエ)こんなにかかるんですか?この規模ですからね。
アキバで動いている予算の三年分でも足りないでしょう。
三年分ですか…。
(ロデリック)言いにくいのですが…完成したとしても実用出来るかどうかはまた別な問題ですね。
そうですか…。
…それにしても元の世界への帰還ですか…。
ふぅ…なかなか難しいね…。
(アカツキ)円卓会議のみんなにはなんと言ったのだ?月と通信出来れば現実世界へ帰るヒントが得られるかもしれないって。
もちろん帰れるかどうかはまだわからないとは伝えたけどね。
ふぅ…これじゃあ予算下りないだろうなぁ…。
な…何…?主君は悩むとここにおじいさんのシワが出来る。
シワは禁止だ。
は…はい…。
(セララ)あの…この前シロエさんが言ってた事って…やっぱり本当なんですよね…?
(ミノリ)まだ不確定な事が多いから他の人には言わないで欲しいって言ってましたけど…。
(五十鈴)ででもさ正直なところ急に帰れるかもって言われてもよくわかんないよね。
私は…私は…お父さんやお母さんにも会いたいけど…でもにゃん太さんやみんなとも一緒にいたいし…。
離れたくない。
セララさん…。
そうだよね。
せっかくみんなと友達になれたんだし…。
ミノリはどう思う?えっわ私は…まだよくわからなくて…。
(トウヤ)…俺は帰るよ。
あっ…?
(トウヤ)だってそれが自然な事じゃん。
ここに来る事に何の努力もしてないし。
(五十鈴)そんな努力って…。
私たちはただ単に巻き込まれただけなんだよ?だとしてもさ。
俺もここが好きだしこのままいたいと思ってる。
でも次は自分で努力して自分の居場所を作りたいんだ。
トウヤ…。
(ルンデルハウス=コード)僕はその考えを尊重する。
ルディ…。
故郷があるなら帰るのは当然だ。
別離なら覚悟していたさ。
(ルディ)他からもたらされた偶然ではなく自分で選びたいというトウヤを僕は尊重する。
ルディ兄…。
でも…。
ミス五十鈴も故郷に帰れば父上とセッション出来るのではないか?でも私は…そんなふうに簡単に割り切れないよ…。
…どうするのが一番いいんでしょうね…。
(アイザック)なんかこの頃アキバっぽくなってねぇか?この街。
(レザリック)いろんな意味で冒険者は大地人に影響を与えてるって事でしょう。
(カラシン)そうそう。
そんなもんかね。
(イセルス)そうですよ!大地人も冒険者の文化を取り入れて発展していく…それが大切だとおじい様も言われました!おまえ…いつまでついてくるんだ?僕もお姉様のように冒険者のみなさんをよく知りたいんです。
いろいろ教えて下さい!まあイセルス様をお守りするのも我々の役目ですよアイザック君。
…勝手にしろ。
(カラシン)また随分と慕われちゃってますね〜。
(アイザック)キャラじゃねぇ。
(カラシン)いいじゃないですか。
これでアキバとマイハマの関係はさらに安泰ですよ。
とはいえ情勢はやや変わってきましたけどね。
どういう事だ?
(カラシン)ほらこの間円卓で議題になった月への通信の事ですよ。
(アイザック)ああ帰るヒントが手に入るかもしれないってヤツか。
(カラシン)そうなればまたヤマトの勢力図が変わるでしょうね。
知った事かよ。
そういうごちゃごちゃした話は面倒くせぇ。
あれ?アイザックさんは帰りたくないんですか?そういうのは決まってから考えるようにしてんだよ。
なるほど。
…ったくそんな剣高いだけで使えねぇぞ。
レザリックてめぇも止めろや。
剣の目利きはアイザック君の方が上でしょう。
お前なぁ…。
(アイザック)ほらこっちにしろ。
うわぁ!ん…?こんなに高い剣…。
僕の装備レベルではまだ使いこなせません。
不相応です。
行きましょう。
せっかく薦めてやったのに。
己を知っているのでしょう。
子供だと思っていましたがどうしてなかなか…。
そんなもんかね。
(レザリック)どうかしましたか?
(アイザック)…いや何でもねぇ。
(セルジアッド)訓練の様子はいかがかね?アイザック殿。
(アイザック)まあまあってとこだな。
騎士たちのレベル上げは順調だぜ。
それは心強い。
いつ何が起こるかわからない時勢だからな。
世間話するためにわざわざ呼び出したのかよじいさん。
…イセルスの事だ。
近々あやつの誕生日に大々的な祭典を行う事になってな。
その場でイセルスをコーウェン家の後継者として指名するつもりだ。
後継者?あいつが?でも確かあんたには息子がいたんじゃなかったっけか?
(セルジアッド)フェーネルは入り婿だ。
私はあやつに全幅の信頼を置いているが…。
領民が納得せぬ。
後継者にはコーウェンの血が望まれているのだ。
私の娘サラリアとフェーネルの間には三人の子がいる。
長女のリセルテア次女のレイネシアそして末の子のイセルス…。
リセルテアは結婚により継承権を放棄した。
残るはレイネシアとイセルスだが…。
(アイザック)そうだ姫様もいるじゃないか。
私は何も見ていなかった…領主たちを相手に啖呵を切るレイネシアを見て私は己の愚かさを知ったのだ…おそらくあの娘にはもっと別の仕事の方が向いている。
別の仕事ねぇ…。
(セルジアッド)それに領主はやはり男の仕事。
それはイセルスもわかっているはずだ。
(アイザック)跡目がどうとかってのはどこの世界でもめんどくせぇな。
(セルジアッド)これからは…冒険者とわかり合わなければとても領主はつとまらぬ。
アイザック殿…。
あやつはあのとおりまだ子供だ。
マイハマにいる間に我らでは教えられない事を教えてやってはくれまいか。
…はぁ。
んな事言われてもなぁ…。
(イセルス)もしまた何か問題があるようだったら僕に教えて。
それとなくおじい様に伝えておくから…。
(侍女)ありがとうございます!
(イセルス)この水路を拡張すればもっと効率よく港からの積み荷を運べないかと思ったんですが…。
(イセルス)今年のイチゴはおいしいですね。
た〜!うわっ!まだまだ!…フン。
(アイザック)ただのおぼっちゃんかと思ってたが…。
本当に領主になるんだなあいつ。
(カラシン)ああイセルス様ですか?今大事な時期ですしね〜。
ウェストランデともややこしい事になりそうだし。
(アイザック)それってミナミのやつらがなんか企んでるってのと関係あるのか?お!珍しく察しがいいですね。
アイザック「君」の割には。
冗談ですって。
まミナミはウェストランデと組んでるそうですし。
ウェストランデが本気でイースタルを統治下に入れようとしたら戦争は避けられないでしょうね。
どういう事だ?ヤマト全土は大昔にウェストランデ皇王朝ってところが支配してたそうですよ。
でも…ヤマト中を巻き込む戦争があって…。
戦乱を経て最終的に王朝は滅び今の神聖皇国ウェストランデと自由都市同盟イースタルに分かれた…。
以来ウェストランデは王朝の正当な末裔だと主張してるんですよ。
滅びた国の名前で一儲けかよ。
めんどくせえな。
人が集まればめんどくさい事は起こるでしょ。
ま僕たち冒険者も絡んでもっと複雑な事になってるんでしょうけどね実際は。
…お前いろいろ詳しいな。
商売人は情報が命ですから…。
という訳でコレプレゼント。
なんだこりゃ?心の声…確かに大地人も冒険者もめんどくせぇ。
そういう面倒な事はすっ飛ばして来たからな。
心の声確かに面倒だが…。
心の声ま悪くねぇな…。
(イセルス)クッハッエックッ…うわっ!あ…。
(アイザック)おい。
こっちを使え。
(イセルス)え…。
お前は身体が小さいしこの方が軽い。
使いこなせるようになれば剣の腕も上がる。
この剣…すごく高いのに…。
誕生日なんだろ?やるよ。
まったく…アイザック君の金銭感覚はどうかしてます。
いらねぇなら返せ。
冗談です!すごくうれしい…。
ありがとうございます!
(てとら)ねぇねぇ〜。
今日は姫様の所に行かないの〜?
(マリエール)弟くんのお誕生日会があるんでマイハマに帰るんやて。
(ヘンリエッタ)リーゼさんが同行してますわ。
うう〜せっかく新ユニット結成の話しようと思ったのにぃ〜。
(2人)新ユニット?そうっ!銀河系アイドルユニットその名も…「てとネシア」!二人で売り出せばお互いの人気でブレークしちゃうと思うんだ!帰る前に一旗揚げたいし〜結成アンド卒業ライブにすれば一粒で二度おいしいでしょ〜?で生足で出れば…!まっちがいな〜い!元の世界に帰る事になったらシアちゃんにも伝えんとあかんよな…。
…ええなかなか言いだしづらいですわね。
(リーゼ)はぁ…。
(レイネシア)リーゼさん?すみませんお疲れのところ無理を言って…。
いろいろとお仕事があって大変なのでしょう?
(リーゼ)何を言ってるんです。
大丈夫ですよ。
でも本来ならこういう事は殿方のお仕事なのに…まったくあの妖怪メガネはいつ戻ってくるのかしら。
(花火の音)
(セルジアッド)冒険者から見ればこんな貴族の会も不合理きわまりなく見えるのではないかね。
(アイザック)そうでもないさ。
俺らだって宴会ぐらいやるし誕生日ともなれば盛大に祝うやつもいる。
(セルジアッド)そうか。
イセルスは賢く聞き分けのいい子だ。
いろんな事をわかっている。
だが…あの子はまだ九つなのだ。
…?
(セルジアッド)重荷を背負わせるのは早かったのかと思う事もあるが…。
(アイザック)何言ってんだよじいさん。
じいさんだって今まで重荷を背負ってきたんじゃねぇのか?髪の毛真っ白になるまでよ。
(アイザック)それにイセルスだってガキだが男だぜ。
責任を背負うのも男だろ。
責任の重さは持ってる力と同じ意味を持つ。
その分だけ助けてくれる仲間も増える。
(セルジアッド)そうであってくれればよいが…。
あいつなら大丈夫だ。
俺の事「くん」づけで呼ぶあいつならな。
(人々の歓声)
(貴族A)レイネシア姫。
(貴族B)相変わらずお美しい。
皆様大変遅くなりました。
申し訳ありません。
遅くなりました。
おじい様。
お帰りなさいませお姉様!遅くなってごめんなさいイセルス。
元気でしたか?はい。
僕もお姉様のように冒険者様のお友達も増えました。
っ!…イセルスそんな簡単に冒険者の方々とお友達になれると思ったら大間違いですよ。
中には妖怪や腹ぐろい方も潜んでいます。
特にメガネには気をつけなければなりませんよ。
それなら大丈夫ですお姉様。
メガネではありませんから。
(レイネシア)…よかった。
これからお披露目があります。
しっかり見ていって下さいねお姉様。
ええもちろん。
(拍手)
(貴族C)イセルス様。
わが地方でできた果実のジュースにございます。
ご賞味を。
わあ。
フッ…。
アイザック君…?おいおい…暗殺ってのはもっとこっそりやるもんじゃねえのか?
(侍女A)ななんでございますか?何か不手際でも…。
さすがロデ研特製奇襲警戒の耳飾り。
こんなに早く役立つとは思わなかったけどな。
くっ…。
(爆発音)これはっ!吸うなイセルス。
(暗殺者A)邪魔だてするな冒険者!
(暗殺者B)これもヤマトの平和のため!くっ。
わっ。
レザリック!後を頼む!
(ガラスの割れる音)アイザック君!?大丈夫だちいとばかし痺れただけだ。
心の声大地人のくせにやたら強えこいつらが例の…。
(暗殺者A)はあぁぁっ!フンッ!なっ!子供に手ぇ出してんじゃねえぞてめぇ!ソード・オブ・ペインブラック!
(暗殺者B)バインドか!?
(暗殺者C)いや違う!
(アイザック)てめ〜らはもう俺から目を離せね〜んだよ。
こっからはイセルスに指一本触らせねえ。
俺がまとめて相手してやらぁ!ガッ…。
子供殺して平和とかほざいてんじゃねぇぞこのボケが!
(カラシン)さっすがアイザックさん。
かっこい〜。
(レザリック)バステが残ってますね回復を。
大丈夫だ!あまり吸わね〜ようにしてたしな。
それより…こいつらのレベル普通じゃねえ。
(カラシン)ミナミがレベル上げしてるっていう大地人ですかね…。
助かったぜ。
お前の情報も役に立つ事あるんだな。
プレゼントの耳飾りも役に立ったでしょ?ウェストランデからの刺客なんてどうやってつかんだんですか?商売人は情報が命ですからね。
…お前の事もっとびびり屋だと思ってたぜ。
(カラシン)こっちもアイザックさんの事もっとノーキンだと思ってました。
イセルス。
もう大丈夫だ。
うん…。
心配すんな俺はしばらくこの世界にいてやっからさ。
(イセルス)ありがとうアイザック君。
そうですか。
何かあったらまた知らせて下さい。
引き続きよろしくお願いしますカラシンさん。
心の声やっぱり僕たちがいる事で大地人社会のバランスが…。
もう帰るしかないのか…。
(リ=ガン)ご無沙汰してますシロエ様。
なぜ半分隠れてるんです…?
(リ=ガン)ススキノでの調査がやっと一段落しましてね…。
随分と遅くなってしまってすいませんでした。
みんなは元気ですか?ええ。
よろしくお伝え下さいと言ってましたよ。
トランスポート・ゲートの件はどうでしたか?
(リ=ガン)はい。
いろいろ調べていくうちにやはり妖精の輪が月齢に関係ある事もわかりました。
月には古代アルヴの遺跡があるという伝承も残されていますしね。
心の声管理ビーコンで転送座標を決めてる可能性もあるな。
思ったとおり月には…。
やっぱり通信しないと。
通信?はい。
冒険者が元の世界へ帰る方法を模索してるんです。
そのためにどうしても月との通信が必要で…。
(リ=ガン)ほう…。
でも通信設備が用意できそうにないんです。
なかなか難しいですね。
それならシブヤの街にありますが?知ってます…。
シブヤの放送局跡。
ヤマトで唯一の通信設備。
以前そこは調べた事がありますが…。
使えませんよね?でもゲートの調査中にわずかながら反応がありましたよ。
ひょっとしてまだ生きているのでは?反応…。
(念話着信音)
(念話・アイザック)おい腹ぐろどうなってんだ!みんなバタバタ倒れてやがる!なんなんだよこれ!え!?どういう事ですか!?ちゃんと説明して…。
(ミノリ)シロエさん!大変ですっ!
(トウヤ)アキバの街が!
(シロエアカツキリ=ガン)えっ!?
(エンディングテーマ)2015/03/14(土) 17:30〜17:55
NHKEテレ1大阪
アニメ ログ・ホライズン2(23)「アイザックとイセルス」[字][デ]

マイハマでは、コーウェン家の次期領主となるイセルスの誕生パーティーが開かれた。華やかな宴の夜、イセルスのかたわらに立つアイザックは会場の不穏な気配を察する…。

詳細情報
番組内容
シロエは、「月と通信ができれば、現実世界に戻るヒントがつかめる」という情報を円卓会議の面々に伝える。しかし、ミノリやセララ、五十鈴たちは、急に浮上した「現実世界への帰還」という可能性に当惑を隠せない。一方、マイハマでは、レイネシアの弟にして、コーウェン家の次期領主となるイセルスの誕生パーティーが計画されていた。そして、宴の夜、イセルスのかたわらに立つアイザックは会場の不穏な気配を察する…。
出演者
【声】寺島拓篤,加藤英美里,山下大輝,田村奈央,松井恵理子,柿原徹也,藤井ゆきよ,原由実,高垣彩陽,久野美咲,日野聡,てらそままさき,岡本信彦,村川梨衣,斎藤寛仁,伊瀬茉莉也,辻親八,藤原啓治ほか
原作・脚本
【原作】橙乃ままれ,【原案】ハラカズヒロ,【脚本】伊藤美智子
監督・演出
【監督】石平信司

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ
アニメ/特撮 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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