(歓声)
優勝賞金30万ドル
世界最高峰のバスフィッシングトーナメントBassmasterClassic
1971年から40年以上続くアメリカで最も権威ある大会だ
1年間シリーズトーナメントで好成績をおさめた56人のトップ選手が出場
キング・オブ・キングを目指し3日間を戦う
今回全バスプロ憧れの舞台に勝ち上がった2人のサムライに密着する
バスマスタークラシックは今回が3度目
日本を代表するトップトーナメンターだ
そして…
2004年に一度この大会を制している
そんな大森に再びビッグチャンスが訪れた
予選の2日間を終えてトップに躍り出たのである
バスマスタークラシック
世界の頂点を争う熱き戦い!
アメリカ南東部に位置する…
今回のクラシックの舞台である
大会前日近年まれにみる寒波の影響で昼間も氷点下まで冷え込んだ
クラシックにあわせ最新バスタックルを展示したイベントも開催された
お祭りムードの会場の隣では世界一に挑む選手たちが集まっていた
その中に大森貴洋の姿が
今までトーナメントアメリカ来て…どうだろう400試合弱出てるけど今までの中でいちばん寒いと思うようんこの時期これだけ寒くなると魚は結構深いほうにいくからちょっとどっちかというと苦手なほうあんまりねフェーバリットじゃないって言えばないそれなりにねアジャストメントしてもっとポジティブにいこうかなと思うけどね
そして清水盛三
心なしか緊張しているように見えた
今を釣れたらいいかなとその目標はその瞬間をいかに釣れる確率が高い釣りを選んでその場所で釣りができることが今回の目標かなと何百投何千投投げるうちのより多くの数をそういう気持ちで絶対釣れる次のキャストで絶対釣れるっていう気持ちでこの試合は臨めればいいかなと思いますね
クラシックを制することはきわめて難しい
その資格を得た56人になっただけで称賛に値する
昨年初めてタイトルをとったランディ・ハウエルは…
決戦の舞台は…
霞ヶ浦とほとんど同じ大きさだ
選手たちは大会前のプラクティスでポイントをチェックしGPSにデータをインプットしている
選手たちにあすの試合時間の変更が告げられた
盛三の表情が曇る
明朝はマイナス13℃まで冷え込むという
スタートを2時間遅らせ試合を短縮すると決まった
クラシック初日の朝
動かへんもん回れへん
予期せぬトラブル
お湯持ってこなアカンわ
(英語)今コーヒー入れたやつがもう凍ってるからねほら
(英語)
(笑い声)まあたぶん人生で初めてでしょうねマイナス13℃とかで釣りをするなんて
ただでさえタフな戦いだというのにコンディションは最悪
しかも試合時間は2時間も削られている
厳しい状況だがベストを尽くせば結果はついてくる
まあ条件はみんな一緒やからどんだけ寒なろうが釣ってくるやつは釣ってくるしその釣ってくるやつの中に入れるように集中して1日戦いたいかなと思います
バスマスタークラシックの日程は3日間
この日とあすの2日間で予選を戦い上位25人が最終日の決勝へ進む
15インチ以上のバスを5尾ゲットしその重量で順位を決める
♪〜
レイク・ハートウェル
世界最高峰の戦いが幕を開けた
モリゾー・シミズ!
盛三は3日前のプラクティスでチェックしていたポイントにボートを走らせる
♪〜
フルスロットルで30分
やって来たのは湖の南にある小さな島
島の周りに生えた藻に身を寄せているであろうバスをディープクランクで狙う
ガイドが凍る全部が凍りますわここもレベルワインダーもガイドもすごいですわもう
凍ったガイドを溶かす
♪〜
場所を変える
GPSにインプットしていたポイントを選ぶ
決めた!
ラバージグにクローワームのトレーラー
ボートドッグのボトムを攻める
反応はない
時間だけがいたずらに過ぎていく
知らず知らずのうちに釣りのテンポが速くなる
再びポイントを移動
その時…
最低ですわ壊れましたわこんな…オフショア今からやろうと思てるときにGPS壊れた!
最悪の事態になった
広大な湖でバスのいるポイントを探し出すのはただでさえ難しいというのに…
たよりのGPSが効かない
周りの景色からポイントのおおよその見当をつける
そしてバウデッキのGPSで絞り込む
♪〜GPSさえ直ってくれればなぁ…
スタートから4時間
いまだノーフィッシュ
ダウンショットリグでディープを狙う
すると…
来た!
よし!やっと釣れましたわ〜
もう1尾まだいるはずだ
あっ!止まってるGPSで考えながら動かなアカンからねヤバイです…あぁ!当たった…
残り2時間を切った
初日が終わった
次々に帰ってくる選手たち
盛三の表情が険しい
身も心も疲れ果てた
大森が戻ってきた
(スタッフ)話聞いていいですか?はいはい
(スタッフ)どうでした?きょうはきょうはね朝イチプラで見つけた場所が1時間くらいで一気にリミットそろってすごいいいスタートだったキーパー全部で…何匹?9匹ぐらい釣ったのかな
(スタッフ)うわ〜すごいっすね
ウェイ・イン…検量だ
onefishyourondayNo.1
(英語)ちょっとGPSのトラブルもあったんで他のディープ回れなくてあそこがいちばんボクの中でわかってる感じやったからGPSを見なくても…1匹釣ったんですけども魚うつってるんですよだからうつって1個釣ったら釣れなくなりましたよねでもねちょっとわかんないですけどね
初日は52位
2日目は初日の成績との合計で順位が決まる
決勝進出は厳しい状況だったが可能性はゼロではない
盛三は持てるすべてを出してバスを追った
2日目のウェイ・イン
順位を上げられなかった
No!
(笑い声)悲しいことだけは間違いないですよまた来年…来年この試合出れるために1年頑張らなあきませんからねことし
一方初日を終え7位につけていた大森のウェイ・イン
この日の釣果次第では優勝戦線に名乗りを上げる可能性もある
16ポンド11オンスの上積み
トップに躍り出た
♪〜
この日ノーフィッシュに終わったアングラーが4人もいた
こうした厳しいコンディションの中で大森はどうやって釣果を伸ばしたのか?
大森がいたポイントは島と島の間
そこからほとんど移動せずに釣っていた
魚探で反応を見ながらワームとラバージグを使い分け真下を狙った
うぉ〜…ビッグワン
本人いわく得意ではないという深場の釣りでグッドサイズを連発した
Igotit.Yeah!あしたもだからほんとに毎日コンディションは変わるから1からやっていく感じだからあんまりエキサイトせずにきちんとした自分の釣りを通せばそれなりに結果は出ると思う
外国人として初の栄冠に輝いた2004年
あれから11年
再び優勝のチャンスが巡ってきた
ちょっと離れてねもっと倍くらい離れてあしたはボートいるとなんかね釣れないよね
バスマスタークラシック決勝
いよいよ世界一が決まる!
大森がスタートした!
迷わず前日のディープへ
きのうにも増してナーバスになっている
Igotit…
この日も大森の釣りは安定していた
Yeah,Let’sgo.Finegood…うん!…Somewhere.
長年クラシックを取材している雨貝健太郎さん
あのういわゆるメインレイクに面したハンプエリアということですねそのクリークの入口にあるですねあのうメインレイクハンプっていう感じなんですねまあそっちにもあの島が見えますけれども島があってそしてそこに大森選手がいてその大森選手の背後にあのう赤土のこうバンクが見えて森が見えると思うんですけどそこがですね岬になってるんですねでその岬から延びるその地形っていうのがですね張り出しがずーっと続いてまして大森選手がいるところでこうドロップしてると…春の最初の時期ですねにこう魚がまず最初にあがってくる場所そのスクールで群れでですねバスがあがってくるんですね
大森が攻めている場所はこの湖全体の中でも1・2を争うビッグポイントだという
Yeah!
大森のポイントの近くに優勝候補の一人ケーシー・アシュリーがいた
プラグやスピナーベイトで広範囲に探りを入れ魚探に反応があればメタルジグにチェンジ
(雨貝さん)あ〜分かったえっとね今大慌てで回収して…
すでにキーパー5尾をそろえていたケーシー
優勝を手繰り寄せるビッグワンを狙っている
湖の北には昨年の覇者ランディ・ハウエルの姿があった
クランクベイトで丁寧に探る
しかし反応はない
ここに魚はいないようだ
大森も動く
3日間を通して大きな移動はなかった
ここで勝負に出る!
大森が目をつけていたポイントは湖の北
公式プラクティスで釣果をあげていたという
しかしそこは…1時間ほど前にランディ・ハウエルがさんざんたたいたポイントだった
ランディと同様岸沿いにクランクを引く
喰った!
決勝戦世界一を決める検量
ケーシーがトップに躍り出た
50ポンド1オンス
そして決勝戦を1位で迎えた大森が登場
ケーシーとの差は18ポンド7オンスだ
大森の検量が始まるさあどうなる…?
勝ったのは大森か…
それともケーシーか…
うれしいうれしい地元での初優勝
大森は3位入賞
まあ3位は悪くないけどやっぱりクラシックに優勝しないと…やっぱり意味がないからまして2日目リードしてたんでちょっとやっぱ残念だよねまあツアープロだったらやっぱりクラシックに毎年出てで勝つっていうのはやっぱりいちばんのゴールだと思う
バスマスタークラシック
バスフィッシングを愛する男たちの意地とプライドのぶつかり合い
そこはサムライたちが生きる場所
いつもそしていつまでも…
(狩野)お母さん。
(児嶋)こんにちは。
前回油をもらおうとする3人の前を2015/03/14(土) 17:30〜18:00
テレビ大阪1
THEフィッシング「バスマスタークラシックに挑む 日本人アングラーに密着!」[字]
今回は、アメリカ・サウスカロライナ州。世界最高峰のバスフィッシングトーナメントに参戦した清水盛三、大森貴洋を追う!
詳細情報
お知らせ
*番組の最後に素敵なプレゼントのお知らせがあります。
番組内容
優勝賞金30万ドル。世界最高峰のバスフィッシングトーナメント・バスマスタークラシック。全米の選ばれたトッププロだけが出場できるこのビッグイベントに日本人アングラーが参戦。今回は大森貴洋と清水盛三を追う。大会初日、寒波の影響で朝の最低気温は−13℃。湖はバッドコンディションだ。清水はまず、オフショアのストラクチャー周りをディープクランクで攻める。
番組内容2
大会前の公式練習、プラクティスで釣果をあげたポイントだ。しかし、魚は口を使わない。ポイントを移動し、ボートドッグやシャローで探りを入れるが厳しい釣りが続く。一方、大森はほとんど移動せずに、じっくりと攻める。島と島の間にある“ハンプ”水中島をライトタックルで攻め、ヒットを連発。大森は好調を維持したまま、予選の2日間を終えてトップに躍り出る。2004年の栄冠から11年。
番組内容3
再び、優勝のチャンスが巡ってきた。大森はいう「あまりエキサイトせずに戦う。自分の実力を出し切れるか、ということにプレッシャーをかける。」果たして、勝利の行方は…。アメリカ最高峰のバストーナメントに挑む、日本人アングラー達の熱き戦い。お楽しみに!
出演者
清水盛三
大森貴洋
ホームページ
www.tv−osaka.co.jp
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32118(0x7D76)
TransportStreamID:32118(0x7D76)
ServiceID:41008(0xA030)
EventID:35251(0x89B3)