FOOT × BRAIN【絶対読みたい!サッカー本大賞】 2015.03.14


こんにちは。
そんな今もっとサッカーを知るために今回番組が注目したのはサッカー本。
優れた本から日本サッカー躍進のヒントを探りだしていく
そのうち優秀な作品12冊がサッカー本大賞2015としてノミネートされた。
日本代表の裏側を描いた『通訳日記』からこれまでの常識を覆すような数値が集められたデータ本。
そして八百長に関する本など興味深い作品の数々。
そんな本を紹介してくれる本日のブレインは…
サッカー本大賞の選考委員であり日本初の
場所やテーマによって本をセレクトし新たな人気スポットを生み出す本のソムリエ。
数々のショップや本棚をプロデュース。
人と本の新たな出会いを演出してきた
幅さんがディレクションした本屋さんはすべて客が入ると。
そうなんですか。
それは言いすぎですけど。
ほんとにそうです。
何気なく本屋さんに入ってこれいいなとこれもいいな。
これもいいな。
術中に全部はまってるのが俺ですからね。
え〜っ!幅さんの術中に全部俺はまってますからね。
ひとことで言うと上顧客なんですね。
戦術本や選手の自伝など多くのサッカー本が発売されるなかサッカー本大賞2015は意外な作品が大賞を受賞した。
それがこちら。
『サポーターをめぐる冒険。
Jリーグを初観戦した結果思わぬことになった』。
たまたま観戦したJリーグの試合でその魅力に取りつかれた筆者がその後全国のスタジアムをまわりサポーターの実態をリアルに記録したJリーグサポーター物語
かわいい感じで。
サッカー本かわかんない。
そうなんですよ。
これは皆さんご存じ『羊をめぐる冒険』から。
そう村上春樹の『羊をめぐる冒険』からとってるっていう。
このころからというのも東京の北区の赤羽にあるすごいちっちゃな出版社が出した1冊なんですね。
だけどこれがね意外や意外最終的には皆さんの票を集めて大賞をとったという感じです。
大賞を受賞した著者の中村慎太郎さんとはいったいどんな人物なのか?会いに行ってみると中村さんはスタジアムにいた
こんにちは。
こんにちは。
中村さんですか?
今日は取材ですか?
普通に試合を観に来たという中村さん。
実は
その年初めてJリーグを観戦。
4失点しても諦めないFC東京サポータ−に感銘を受けそのことを自身のブログにつづった
自身が
一気にネット上で話題となった
その後Jリーグの魅力に取りつかれクラブを問わず
このブログでの記事が『サポーターをめぐる冒険』として1冊の本となり見事大賞を受賞することとなった
いや〜びっくりしましたね。
なぜ戦術本でも選手の自伝でもないサポーター目線の本が大賞に選ばれたのか?選考に携わった幅にポイントを聞く
ほんとによくある話といえばたぶんよくある話なんですよ。
あるゴールを見てどこかのチームのサポーターになる。
たったそれだけのことなんですけどそこでなぜ自分はなってしまったんだろう。
訳のわからない理由でストーンとおちてく様みたいなのをブログが基だったのですごくわかりやすく書いてらっしゃるししかもこれがいいのはやっぱり中村慎太郎さんという方が実はサッカーライターじゃなかったっていうのがいいのかなと。
確かに普通のサッカーライターであれば試合や戦術を中心に書くがこの本は違う
各クラブのサポーターの応援からスタジアムまでの道中やスタジアムグルメそして各クラブのサポーターとの出会いなど普通のサッカーライターであればなかなか取り上げないであろうところがサポーターの目線で描かれている
だんだん細分化されてたサッカーの語り方みたいなのをガツンと叩いて壊すような…。
またここにあるんだっていうことを示したっていう意味でもすごく意味がある…。
委員の方たちにも非常に衝撃的だったわけですね。
衝撃的でしたね。
サッカーの本って今まで選手とすごく近い存在の人とかものすごく戦術をよく知ってらっしゃる方とか世界中のそういうのを見渡してる方。
そういう人しか書けないんじゃないかサッカーの本はって思われていたのに要はポッと観に行ってふらりと観てでも感動して。
そういう人が書いて本にするべきようなサッカーも確かにあるんだっていうのを僕はこの『サポーターをめぐる冒険』を読んで気づかせてもらいましたね。
読みたくなっちゃうね。
サポーター目線で書かれているからこれからサッカー観戦を始めたいと思っている人にもお勧めの1冊
これも日本サッカー発展に欠かせないことなのかもしれない
このサッカー本大賞を主催しているのが『フットボールサミット』など多くのサッカーに関する書籍を世に送り続けているカンゼンという出版社。
創立の経緯を聞いてみると
そういうところをまずひとつ…。
みたいな話を最初はしてた。
年間220冊以上と多くのサッカー本が流通する現在。
サッカー本大賞の意義とは?
できるだけそういうのを流通させていきたいというか…。
そういう意味で言うとやっぱり…。
この賞の背景には日本サッカー躍進という思いがありノミネートされた本の中には確かに220冊出てたら220冊読めませんもんね。
全部読めませんよね。
それをまとめていただいてだったらこの十何冊って言っていただけたらその中のじゃあ半分読んでみようかなとかっていう気持になってきますもんね。
そうですよね。
12くらいの選択肢があるとちょっと自分の読みたいものみたいなのと出会えるかもしれないなっていうのはあると思いますね。
スタジオにあるのがサッカー本大賞2015にノミネートされた12冊。
前日本代表監督アギーレ氏に関する本から今年ワールドカップを迎えるなでしこジャパン。
そして昨シーズンJリーグでも問題視された人種差別に関する本など多様なサッカー本がノミネート。
この12冊から読者の投票により選ばれた読者賞がこちら
元日本代表監督ザッケローニ氏の通訳を務めた矢野大輔さんが19冊もの大学ノートにつづった日本代表4年間の記録
通訳就任からザックジャパン解散までの1397日にわたる『通訳日記』にはこれまで明かされてこなかった真実が記されている
ウラ側っていうんですかね中でどんなことが起こっていたのかっていうのをここまで赤裸々に書いているのにもびっくりしましたしあとはやっぱり矢野さん自体がだんだんワールドカップに近づくと監督だけでなくてみんなが高まってくるそのグルーブもすごく読んでいて興奮する1冊ですね。
そのなかで幅がマークしたこの本の見どころとは…。
2013年コンフェデレーションズカップでブラジルに3失点で敗れた時の日記だ。
夕食後圭佑が監督と話したいという
この本には決して表に出てこなかった選手と監督のやりとりまで事細かに記されている
通訳っていろんな情報持ってるんで両方の言葉がわかるから。
選手の言葉も。
そうそうそのまま訳してるわけじゃないこともあるから非常に実は情報を持ってるんで各クラブも結構通訳のところには神経を使うんです実はね。
あともう1個いいのはそれをあまり加工してないっていうんですか実はこの本って文藝春秋の『Number』の編集部が作ったんですよね。
通常だと雑誌の編集部で作ったものって書籍編集部に回されてそちらで作られちゃうんですがこれはその雑誌の編集部内で初めて作った単行本なんですがだからどういうことかというとその空気…。
矢野さんがこの現場で感じていた空気をそのまま真空パックしているというかそういう感じもすごく魅力なんじゃないのかな。
フレッシュなままで。
いちばんおいしいですね。
続いて
『孤高の守護神ゴールキーパー進化論』。
原題は『THEOUTSIDER』。
ゴールキーパーの歴史と文化各国事情をイギリス人記者が徹底取材した1冊
まあひたすらキーパーについて書いた400ページ弱というものすごく濃厚。
これが2014年というとやはりキーパーがすごく目立った年でもある。
ワールドカップでもすごくいろんなキーパーがフューチャーされたりキーパーのあり方そのものが今変わってきてるタイミングだと…。
『孤高の守護神』というのはゴールキーパーの歴史を振り返る縦軸とそれから実はゴールキーパーって地域によってまったくとらえられ方が違うんだというそういう横軸を織り交ぜながらかなりおもしろいサッカーの本でもあるんですけど社会学の本とも読めますし。
例えばブラジルでは「ゴールキーパーになる人間はよほどの変人に違いない」とキーパーに対しての評価はかなり低いものとされてきたが一方社会主義体制の旧ソ連では集団の中において特異な才能を発揮できるポジションとしてキーパーは英雄視されてきたという説があるなど…
現代までの歴史も含めて記している
やっぱり攻めてるときは1人でポツンと待ってなきゃいけないし。
攻められてるときはずっと雨あられのシュートを受けなきゃいけなくてかなり精神的にずっと耐えるものだと…。
だから何か例えばみんなで遊びにいきましたといったときにバーンとはじけるやつ多いです。
看護士さんとキーパーは一緒ですね。
アハハハハ!え〜!僕の実体験ではそんな感じがします。
この本の原題にもあるようにアウトサイダーとも称されるゴールキーパー。
その進化と系譜をたどることのできる無類の一冊
更に幅がおもしろい本として取り出したのがこちらの…
数値のプロフェッショナルがサッカーのデータを徹底的に分析しサッカー界に数値を示唆した一冊
野球の世界ですと『マネー・ボール』という有名な本がありまして。
データを駆使して戦術などを作り変えていくというのがすごくトレンドとしてあったんですけど。
いよいよその波がサッカーにもやってきておりまして。
とにかくサッカーにおける数字の今までぼんやりしていた部分を白日のもとにさらすといいますか…。
それがこの一冊だと僕は思いますね。
幅がマークしたこの本の見所。
データのひとつとしてあげられている
得点チャンスと思われがちだがデータ上ではそうでもないようだ。
この本では
…と意外な数値が出ている。
このように数字はこれまでと違った視点でサッカーを見る方法を教えてくれる
僕監督やったじゃないですか。
データが来るわけですよね。
例えば選手にそれを言いすぎるとそればっかりやって固まっちゃうということが起きえるわけです。
それを自分のよさをどんどん出させながらそこをケアすることも表現させてというのが監督のうまい言い回しとかやり方なんですよ。
それが僕はできなかったから。
言ったらガチガチになっちゃったりとか…。
非常に難しいものなんですね。
利用するにはこちらの監督としてのスキルとかコーチの度量がないとできないことになるんですよね。
選手のモチベーションとかにも利用したりしますからね。
数字っていろんな角度からいろんなように使えるから。
だから負けた試合とかでもデータをうまく使って我々のほうがよかったんだっていうふうに言ったりとかシュートたくさん打たれてるけど枠に行ってるのは我々のほうが多いだろうみたいな。
いろんなデータの使い方で選手の気持をコントロールすることにも利用できるんで。
使い方ですよね。
ほんとにそのままのことをおっしゃっていて…。
数字を集めることが重要なのではなくて集めた数字をどう使うのか?何をするためにそれを使うべきなのかを考えることだっていうふうに書いてあるんですけど。
なるほどなるほどというか…。
そして幅が今読むべき本としてあげたのがこちらの1冊
これはどんな作品なんですかね?まあひと言でいうと八百長の教科書ですね。
サッカーにおける。
この本が
今読むべき本として取り出したのがこちらの1冊
世界のサッカーで公然と行われているという八百長の実態を暴いている
八百長を行うというのにも実はステージがあるんですよ。
5つのステージがありましてそれは…。
っていう5つのステージによって八百長が成り立っているんですけどそれがどういうふうに行われてどこでどういう選択が行われてそんなふうになっているのかっていうことをこの本では示している。
なるほど。
更にこの本では実際の生々しいやり取りも記載している。
これは後に八百長が発覚した
このように我々の知らないところで行われている八百長の実態を記載している
僕はやっぱり自分たちの国の代表の監督がいなくなってしまった理由っていうのをちゃんと考えられるような頭を持っていたいというか…。
すごくそれは思って…。
出たときから結構センセーショナルではあったんですけど逆に今時期が特に読み時なんじゃないかなこの本はとは思いますね。
多くの良質なサッカー本が出版された2014年。
これから本に求められるものとは?
たぶん本だからこそできるっていうことがこれからすごく考えられるんじゃないかと思っていてサッカー本って僕は何かっていうと三次情報だと思うんですよ。
選手から落ちてきた言葉をただ拾って載せて紹介する。
まとめて載せて紹介するではなくなぜこのことを言ったんだろうとかこれはどういうことなんだろうっていう考える場所としてサッカーの本三次情報としてのサッカー本っていうのはすごくこれから可能性があるんじゃないのかなと…。
そういう素材になるものは多々あるんですけどそれをどういう切り口で編集して料理していくのかみたいなことがすごく問われているとは思います。
『FOOT×BRAIN』アプリをダウンロードしよう。
SOCIO会員になればプレゼントが当たるチャンスが。
今回は…
2015/03/14(土) 23:30〜23:55
テレビ大阪1
FOOT × BRAIN【絶対読みたい!サッカー本大賞】[字]

今絶対に読みたいサッカー本を一気に紹介!他のスポーツに比べてサッカーに関する書籍は圧倒的に多いなか、ブックディレクターの幅允孝さんとともに推薦書籍を紹介します。

詳細情報
番組内容
「サッカー本大賞」という文学賞があるのをご存知ですか?2014年に設立されたこの文学賞、今年2015年の受賞作を紹介するとともに、ブックディレクターの幅允孝さんをスタジオに招き、今読むべきサッカー本をじっくり解説します!サッカーをもっと知りたいあなたに推薦したい書籍が満載!今夜も番組独自の視点でサッカーに迫ります!
出演者
【司会】
勝村政信、皆藤愛子
【ゲスト】
幅允孝(ブックディレクター)
【解説】
都並敏史、福田正博(ともに元日本代表)
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