10時になりました。
ニュースをお伝えします。
ミャンマーの政府軍機が投下した爆弾が、国境を接する中国側に着弾し、死傷者が出たことについて、中国の軍の制服組トップは、ミャンマーの国軍司令官と緊急の電話会談を行い、再発を防がなければ、中国の軍は断固とした措置を取ると述べ、再発防止を強く求めました。
中国の雲南省ではおととい、ミャンマー東部の武装勢力との戦闘に参加していたミャンマーの政府軍機が投下した爆弾が着弾し、農作業をしていた中国人4人が死亡し、9人がけがをしました。
中国国営の新華社通信によりますと、これについて、中国軍の制服組トップの范長竜中央軍事委員会副主席は、きのう午後、ミャンマーのミン・アウン・フライン国軍司令官と緊急の電話会談を行いました。
この中で、范副主席は、再発を防がなければ、中国の軍は断固とした措置を取ると述べ、ミャンマー側に軍の厳格な統制と再発防止を強く求めたということです。
これに対してミャンマー側は、中国と共同で調査を行うことや、関係者の責任を問う考えを示したということです。
中国とミャンマーの国境付近では、中国の空軍が警戒を強め、緊張が高まっています。
イランの核開発問題を巡る最終的な解決に向けた枠組みをまとめる期限が、今月末に迫っていることについて、アメリカのケリー国務長官は、イラン側とはまだ重大な隔たりがあると述べ、15日に行われる両国の外相会談で、双方が妥協点を見いだせるかどうかが焦点となっています。
この問題を巡って、イランと欧米などの6か国は最終的な解決に向けた枠組みを、今月末までにまとめることを目指していて、15日、アメリカのケリー国務長官とイランのザリーフ外相が、スイスで直接協議することになっています。
これを前に14日、ケリー長官は訪問先のエジプトで記者会見しました。
その上で、今月末までの合意について、慎重な見方を示しました。
イランの核開発問題を巡る協議では、ウラン濃縮活動をどの程度制限するかなどについて、イラン側と欧米などとの間で対立が続いてきました。
このため、イランとアメリカの外相どうしによる大詰めの協議で、双方がなんらかの妥協点を見いだせるかどうかが、焦点となっています。
中東のUAE・アラブ首長国連邦のドバイで、動物を使って珍しい映像が撮影され、話題を呼んでいます。
世界で最も高いビル、高さ828メートルのブルジュ・ハリファ。
その先端から、わしが飛び立ちました。
わしの背中には、小型カメラが取り付けられ、高層ビルがそびえ立つ砂漠の大都市、ドバイの全景を、わしの視点から撮影。
イベントは、生息数が減少しているわしの保護に関心を持ってもらおうと、動物の愛護団体が行いました。
地上では、飼い主が待っています。
最後は、鋭い風切り音を上げながら、一気に急降下し、飼い主の腕へと戻りました。
では、全国の天気、まず雲の様子です。
前線による雲が大陸から西日本の太平洋側にかけて延びています。
東シナ海には発達した雲も見られます。
2015/03/15(日) 10:00〜10:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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