始まったね。
始まりました。
お願いします!竜ちゃんこれもうね16年目。
16年もやってんですか。
しかも17回目だよ。
17回目!素晴らしい…。
やるもんだねえ。
長く続くっていう事は…。
いい事だね。
師匠のおかげ。
富士山きれいだね!最高じゃないですか17回目にしてね富士山で。
男がこんなよ5060のおっさんだけじゃつまんねえからさやっぱりきれいどころを呼ぼうよ。
いきましょう!どうぞ!こんにちは。
こんにちは。
多岐川華子です。
高嶋香帆です。
よろしくお願いします!お願いします。
今どこにいるかっていうとね…こうだね。
清水港からこう渡って…西伊豆に向かってガッ!土肥港…。
やっぱり熱海とかあっちの方はね…。
こっち側はあんまり来ないからな俺たちは。
この辺の海の幸と陸の幸を堪能しようと。
わかりました。
楽しみましょう!
(歓声)あっ潮吹いた!痛い痛い痛い痛い…。
というわけで春の到来と共に今年もお笑い界の重鎮志村けんが仲間を引き連れ旅に出た!志村の行く先には美食が満載!ご当地ならではのうまいもんが続々登場!志村の行く先には温かいふれあいが…。
ここの旦那さん。
あっここの?あっどうもどうも…。
さらに…。
泣いちゃった…。
はいごめんごめんごめんごめん。
まさに楽しさいっぱいの志村旅!果たしてどんな驚きと感動が待ち受けているのか!?今回の旅のスタートとして志村一行が選んだのは静岡県の清水港と伊豆半島の土肥港を結ぶ駿河湾フェリー。
なんといっても世界文化遺産に登録された雄大な富士山を一望しながらのクルージングはまさに至福のひととき…。
ならばその幸せを味わいましょうと早速デッキに向かった一行。
(多岐川)どうなってるんだろう?こんな大きいフェリーだと…。
食べれるんだよこんなのがな。
(高嶋)いっぱいありますね…。
色んなものが売ってるね。
(高嶋)いいにおい…すごい!うわいいにおい!うわー…!イカ焼きか。
一行の目に飛び込んできたのは船上屋台。
串焼きやたこ焼きなどが販売されています。
そのおいしそうなにおいに思わず志村さん…。
(多岐川)うわあ…!さらにオープンデッキに出てみると…あらま!なぜこんなところに道路標識があるの?
(多岐川)えー!
(高嶋)すごーい!
(多岐川)すごーい!すげえ面白いな。
そういう事ですね。
すごいですね。
「ふじさん」「223」…。
うまい事言うね。
この清水港と土肥港を結ぶ航路は2年前県道として正式に認定されました。
実際に存在しない道が認定されるのは全国的にも珍しい事。
そこで船上屋台では新たな名物としてその県道223の道路標識をかたどった大判焼きを販売中だってよ。
さてさて一行は操舵室へ。
うわあやった!そう!今回は特別に入室の許可を頂きました。
(高嶋)お邪魔します。
やっぱり景色がいいねこっちは。
触っちゃダメ…。
違う違う!フリじゃないですから。
いやあすごい。
景色いいですねやっぱりね。
やっぱりいいね。
(高嶋)眺めがいいですねここは。
わからないけどすごい…楽しい。
押したいなホントに…。
押したくなっちゃいますよね。
「ホーン」ってプーッて鳴るあの警笛みたいなの?ダメだよ…。
鳴らしていいんですか!?
(高嶋)志村さん鳴らしていいって。
(内山さん)鳴らしていいよ。
(警笛)やっちゃった…。
お客さん知らないよな…。
ビックリしましたよ。
すごいすごい…。
すみません。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
こんな案配で船旅を楽しんでいるうちに一行を乗せたフェリーは土肥港に到着。
いよいよ伊豆巡りの始まりです。
伊豆市土肥は西伊豆でも歴史深い温泉地の一つ。
今でも年間およそ80万人もの人々が訪れている。
そんな温泉街の土肥には志村さんお目当てのお店が…。
それは水族館でおなじみの大きなカニタカアシガニのいるお店。
女性はカニ好きだもんな。
大好きです。
好きですね。
カニっていう言葉だけでテンションが上がりました。
しかし桜満開だぜこれ。
ホントきれい…。
満開ですよこれ。
あっち大通りあるからあっち。
ホントですね。
どうぞどうぞ…。
(多岐川)ありがとうございます。
ホントだねえ。
あっ大通り出てきた。
出てきましたね。
探さないと…。
どこにあるんでしょう?カニ。
この近くに…。
「さくら」。
(多岐川)ここですかね?あっ見つけたかな?
(多岐川)いますね!おお〜。
カニいるじゃないですか。
生きてるやこれ。
どうなってるんですか?これ。
いけす。
タカアシガニだろ?これ。
タカアシガニ。
脚の長いやつ。
(多岐川)すごーい!
(高嶋)すごい…。
なんなんだろう?
(原さん)いらっしゃいませ。
(多岐川)こんにちは。
こんにちは。
いらっしゃいませ。
動いてるね。
触れるんですか!?
(原さん)はい大丈夫です。
ノリがいいですねお兄さん。
大きさが…。
えっそんなのでとるんだ?うわあおっきい!でけえ。
(高嶋)脚長い。
おっきい!それハサミ大丈夫ですか?
(原さん)大丈夫です。
うおお…。
ハサミ大丈夫?すごいね。
看板だよこれ。
重い?重いわ。
重いわ…。
正面ですからね。
うわホントだ!重い。
見た目よりすごい重い。
重い重い。
何キロぐらいあるだろう?これ。
結構重い。
実際のところもっと大きいやつあるんでしょう?実際はね。
3メーター。
ちなみにこのタカアシガニの大きさはおよそ130センチと中堅クラスのようですが…。
食べた事ないんだよ。
(多岐川)ないですないです。
(原さん)今しゃぶしゃぶがうまいんで…。
しゃぶしゃぶ〜!カニしゃぶ?あとみそは酒蒸しに…。
なるほど。
(原さん)どうですか?よかったら。
いいですか?お願いします。
お願いします。
痛い痛い痛い痛い…。
はいお約束頂きました。
(原さん)どうぞ。
すいません。
お邪魔します。
ありがとうございます。
(多岐川)おっ持ってそのまま…。
西伊豆の目の前に広がる駿河湾は深海魚の宝庫。
底引き網などで漁獲されたタカアシガニの多くは戸田港に水揚げされる。
戸田周辺では古くからタカアシガニは食材として親しまれておりそれを扱う飲食店も多く点在する。
タカアシガニ目当てに県外から訪れる観光客も少なくない。
伺った食事処さくらではお客さんからの注文を受けてからタカアシガニを入荷して提供するそうですよ。
うわぁ〜すごいすごい。
歓声が厨房中に響き渡る中慣れた手つきで次々と料理が作られていきます。
あっという間に完成です。
さあとくと召し上がれ。
(高嶋)おお〜!
(多岐川)うわぁすごーい!
(笑い)
(原さん)くぐらせてもらってポン酢かごまだれかもしくは…。
もう大丈夫ですか?これ。
(原さん)ええ。
カニみそ…。
咲いた咲いた。
花のようになるんだね。
いただきます。
甘いっすか?うまい。
うまそうですもん。
うまいこれ。
逃げるんじゃない。
いってよじゃあ華ちゃん…。
女性はもう…。
(多岐川)うわぁいいんですか?大好物でしょ。
いってくださいよ。
花が咲くみたいできれいでいいねこれ。
(多岐川)ねえきれいですね。
華子の「はな」ですよ。
(多岐川)「はな」ですよ。
あっ…。
(高嶋)難しい。
(多岐川)うわぁおいしい!う〜ん!どう?はいわかりました。
熱っ…。
はいお約束頂きました。
恐らく編集でカットでしょうしねこれもね。
いきます。
ちょっとこれみそつけて食いてえな。
(多岐川)みそ…おおいいですね。
(高嶋)最高ですねそれ。
これを…。
うまいすか?う〜ん!濃厚ですねこれ。
(原さん)そうですね。
すごい濃厚。
(多岐川)真似したいですね。
濃いだろ。
ホントだ。
(多岐川)うわぁ初めてこんな濃いみそ食べました。
今までに食べた事ない。
ビックリするぐらい濃いよこれ。
(高嶋)食べたいです。
こんな濃いの初めてだな。
(原さん)酒蒸しにしてあるんでそのままみそだけでも…。
(多岐川)おいしい!こんだけ濃いと相当お酒…。
一升ぐらい入るんじゃないの?これ。
食べる事がえっ?って思ったけど…。
おいしいですね。
ねえ。
ホントですよ。
食べなきゃもったいない。
おいしい。
身もしっかり詰まってますね。
そうですね。
脱皮すんだよ。
皮抜けるんですか?そうそうそう。
そのまんま?ごめんなさいねって…。
(一同笑い)そんな感じですか?一個一個じゃなくてそのまんま抜けるんですか?
(原さん)ズルっていきますね。
ですよね?みんな終わったあとアイ〜ンしてるこうやって。
(一同笑い)では志村さんが言うタカアシガニの脱皮シーンをご覧頂きましょう。
ほらほらほら…徐々に後ろから…。
スルッと抜けちゃった。
あっ本当だ。
アイ〜ンしてますよ。
スタッフ連中がおいおいおいおい!って…。
少しは残しとけよって顔してるからな。
(多岐川)ホントにおいしい。
満足満足もう本当に。
皆さんも機会があったらご賞味ください。
土肥の町並みはとってものんびり。
一行は駄菓子屋さんまで歩いて行く事に。
あんまりでも人いないですね。
(多岐川)少ないですね今日。
のんびりしてるよな。
(多岐川)そうですね。
土肥の町ではここが銀座通りっていうぐらいだからやっぱり一番いいとこなんだろうな。
あれ?おばあちゃんが…。
おばあちゃん。
あらっ。
皆様…。
いっぱいいる。
懐かしい感じが…。
駄菓子屋さん…。
あのおばあちゃん方みんなお客さん?遊びに来てんだここに。
(麻場さん)暖かいからねお昼からね。
子供たちみんな…いいですね。
(麻場さん)ヨーグルトです。
ありがとうございます。
そんな事ないですよそんな…。
いいですよ。
食べてみてください。
なかったですよ。
だからそうなんですよ。
華子ちゃんとか知ってるの?知ってます。
結構おなじみの定番のお菓子です。
おなじみ?これ。
(多岐川)はい。
(多岐川)サイダーなんですよ。
(高嶋)懐かしい。
懐かしいね。
ホントだ。
サイダー味のヨーグルトだこれ。
(高嶋)甘い。
これ子供たちは喜ぶわな。
変わってるね。
表出ましょうか。
どうも…。
日が当たって暖かいですよ。
ここに座んなって。
おじいちゃん。
志村けんさん。
初めまして…初めまして。
お父ちゃん今おいくつですか?88!?そんな…ちょっとムッとして言わなくても…。
いやムッとしてないよ。
なんかいいなのんびりして。
(多岐川)いいですね〜。
(多岐川)ここは憩いの場所なんですか?皆さん。
暖かくてね。
家にばっかいるからわかんない。
えっ?家にばっかりいるからわかんないっつったのか。
今度銀座通りのあの看板少し直さなきゃだねあれね。
お店がないですよみんなやめちゃって。
うちぐらいなもんですここでやってるの。
みんなシャッター下ろしちゃってるもんね。
銀座通りが泣くね。
困ります。
えっ?ご夫婦?違う?あっちの人がご夫婦。
ああそう。
奥さん…。
あっここの?ここのそう旦那さん。
なんだなんだ…。
フラッと来たおじいさんかと思った。
そうですか…。
じゃあここの店長って事ですね。
ここの店長ですねお店の。
(みさ子さん)店長は私。
お母さんが店長で。
でご夫婦で…。
いいですね。
ホントですよ。
仲良しだ。
お邪魔しました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
(2人)ありがとうございました。
と駄菓子屋さんをあとにしようとした時…。
(多岐川)あっかわいい〜!志村さんリクエストに応え赤ちゃんを抱っこ!しかし…。
泣かない泣かない。
ありゃりゃ大泣き!
(泣き声)はいごめんごめんごめんごめん。
ごめんごめんごめんごめんごめんごめんごめん…。
ちっちゃい子アイ〜ンやらないでしょ。
土肥から車でおよそ30分志村一行は西伊豆きっての景勝地堂ヶ島にやって来ました。
目的はこちらの宿で1日目の旅の疲れを癒やすため。
堂ヶ島アクーユ三四郎さんは全室がオーシャンビューの嬉しさ!身も心も癒やされます。
広々とした大浴場や露天風呂から移りゆく海の色を眺めれば身も心もぽっかぽか。
まさに日本の夕陽百選に選ばれた堂ヶ島の夕陽を独り占め出来るホテルです。
さてお部屋でひと息入れる事にした一行ですが…。
結構プロ並みですよね。
そうなの?ありがとう。
お茶で乾杯はおかしいよな。
落ち着きまして。
お疲れさまでした。
オーシャンビューがすごい…。
その前に…今回初めてだよね?はい。
初参加です。
初めてですよね。
この番組恒例でね荷物チェックってあるんですよ。
ほ〜らきたぞ〜!えっ?私のですか?みんなもうやってるから俺たちは。
えっ待ってくださいちょっと待ってください。
ちょっと…えっ5分ぐらい頂けませんか?ちょっと整理してもいいですか?問答無用で…。
こっちからまず…。
大丈夫ね?普通に下着とか入ってますよ。
(多岐川)ホントに?下着ぐらい別にねえ。
まあいいですよ。
なんかやばい物…オンエア上やばい物はダメですよ。
あれ?けん様開けます。
わかんないな今のな。
もの知らないからな。
(多岐川)ちゃんと整理されてる。
(高嶋)すぐものこぼすんですよ私ご飯とか。
違います違います!顔のシミかと思った。
洋服です!こんなにくしが必要でしょうか?必要ですよ〜!
(多岐川)何?これ。
クルミちゃんと…。
(高嶋)今日も朝食べてきたんですけど…。
健康のために?
(高嶋)はいそうです。
1日何個?決めてないんですけど…。
アーモンドとクルミいいらしいよな。
まあすごいいいんですけどこれ下のお土産屋の試食用の持ってきたんじゃ…。
違います!お家から持ってきました。
ちゃんと買いました。
俺アーモンド入りきなこ使ってるもん毎日。
健康にいいとはね聞きますよねクルミとか…。
(多岐川)寒くない?
(高嶋)これパジャマ…。
これパジャマ?パジャマにもこういう乳のこういうの入ってるの?パッド入ってます。
パジャマに?はい。
ああそうなんだ。
俺も初めてです知らないですね。
なんの話ですか…。
これでもキャミソールみたいなのなんかこれ下あれじゃないですか。
こんなかわいいの着てるの?こんな…。
ああそうなってるんだ。
これにニットのカーディガンを着て…はい。
寝てます…。
ちょっと待ってくださいちょっと待ってください。
女性の匂いするなあ。
ああそうですか。
いいですね。
怪しい物何もないじゃない。
ちゃんときれい好き。
思った以上にきれい好きだね。
ねえホントに。
しかし毎回毎回何を期待してるんでしょうね?きれいだった〜。
不安で…ビックリした。
しょうがない…。
ひとっ風呂浴びてじゃあ飯いきますか?そうですね!やった!ちょっとガッカリ気味の志村さんを元気づけるためにと堂ヶ島アクーユ三四郎の料理長が腕によりをかけて提供する豪華料理の数々!これでもかとばかりに並べられた伊豆の恵みの海の幸山の幸。
おいしいおもてなしを目の前に一行の歓談の花もいつも以上に咲く事でしょう。
と思いきや…。
酢の物ね。
あっ酢の物。
おいしい。
失礼します。
あっもういいんですか?あまり焼いちゃうとねやわらかくないのでねちょっと…ちょっとこちらちょっとこういう感じに…。
(高嶋)おいしそう!なるほど。
これバターのせるのはいつのせるの?はいこちらお皿に取ってから…。
竜ちゃんあれだよな?そう見えてあの…こういうそうなんですよ。
もったいないな。
そうなんですよ僕ホント苦手なんですよね。
今日は食えそうですねなんかね。
いや上等なものですからね鮑の肝っていうのは。
華ちゃんは嫌いなものあるの?私ないんですよ。
なんでも食べれるので…。
なんでも食べる?はい。
あの…教育がすごくて。
食べなさい!みたいな。
ああお母様の教育が。
母がもう食べるまで…。
なるほどね。
そうなんです。
香帆ちゃんは嫌いなものあるの?私わさびが苦手で…。
わさび?わさびが苦手?これ後半わさびだぞ全部…。
そうだ!えっ?今回の旅これ後半全部わさびだよ?名物わさびだからねここ。
いい辛さ…いいやつですからねやっぱこっちのは。
でもこう見えてねあの…お家がお寿司屋さんやってるんだよな?
(高嶋)そうなんです。
だから魚さばけるの。
(多岐川)すごいすごい!そうなんですか?すごいよな。
本人がさばけるんですか?自分で。
お父さんに教わって。
教わって…。
すっごーい!あんまり魚とかさばけないでしょ?ああそうですね。
(一同笑い)
(多岐川)すごい器用ですね。
ハハハ…。
そうか料理だね華ちゃんは。
話がのってきたところで志村さんから信じられない思い出話が…。
でも昔酔うと変な事やってたよな?俺さ自分のアパートにバス停があったんだよ。
うちのアパートに起きたらバス停があった。
バス停が!?ん?どういう事ですか?下がコンクリのやつ。
(高嶋)はい。
朝起きてビックリしたぞ。
あれっなんでバス停があるんだ?部屋の中に。
運んだんですか?昔のねバス停ってコンクリでしたよね。
重いんだよ。
それで多分ゴロゴロゴロゴロね…。
俺んちのアパート2階なのに2階にあったんだよ。
ええーっ!持ってきたんだろうな自分で。
すごいですね。
だからバス停ないからみんなうろうろうろうろ「あれ?なくなって…」。
ビックリしちゃいますよ。
ハハハハ…。
もう十…二十歳ぐらいの頃か。
二十歳ぐらいの頃ね。
時効だよな。
ないんですか?羽目外してこんな事なっちゃったっていう…。
私意外にちゃんとしてるんですけどでもなんか母が小さい頃からお母さん?そうなんですよ。
そういう事がよくあったので…。
「上から母が降ってくる」?階段で?そうなんですよ。
だからまだ母と一緒に飲めないですあんまり。
恥ずかしくて…似てきちゃったのが。
危ないなぁでも気をつけないと。
うんそうなんですよ。
あれでしょ?妙なもんで酔っ払ったらどっちかはしっかりするんですよね?だから先酔ったもん勝ちなんだよあれ。
そうですね。
それありますね。
下に玉ねぎがある…。
はい玉ねぎとあとエギリンと…はい。
今お母さんエリンギ…エギリンって言ったからな。
「エギリンと」…。
ハハハハハ…。
最近色んなものがね…覚えづらいですよね。
明日はね…。
はい明日は…そうですよ明日明日。
ここねイカがおいしいからね。
イカ大好きです。
イカ大好き?はい!あとね俺もうちょっと…。
えっなんですか?気になる。
ええ〜気になる!それをちょっと楽しみにして…。
ああそうですか。
うわ〜!こうして旅の1日目が終了。
それにしても志村さんがぜひ食べたいものってなんなんでしょうね?旅2日目。
滞在してる堂ヶ島は西伊豆きっての景勝地。
代表的なアクティビティーは遊覧船で大自然の息吹を感じながらのクルーズ。
天然記念物の天窓洞をはじめ神秘的な洞窟を巡るコースが人気です。
さぞかし志村一行もこの大自然の美しさに酔いしれる事でしょう。
雨だね。
雨ですねえ…。
本降りですよこれ。
降っちゃいましたね。
どうしましょう…。
どうしようもないですもんねえ。
休み?お前よ…とりあえず放送時間ってあるんだぞお前。
そこを埋めなきゃいけないんだよお前。
休んでるとこ撮ればいいんじゃないのかな?とりあえずその辺景色のいい天気だったら景色のいいとこあるから…。
ああそうですか。
ちょっと行ってみよう。
とりあえず。
せっかく来たから。
行ってみよう行ってみよう。
よし行こう。
雨で絵になる場所ってのがあるかもしれないからね。
(多岐川)そうですね。
という事で雨脚が強まる中散策開始!雨でもちゃんと遊覧船乗ってる人いっぱいいるもんなあ。
たくさん出てますよね船。
いやでも…まあ天気だったらそれに越した事はないですけどいいですね雨の伊豆っていうのもね。
なんか店があるぞ。
ああホントだ。
店がある。
ちょっと行ってみよう。
おばちゃん一人でやってるよ。
(一同)こんにちはー!来て〜!
(一同笑い)雨だからさ…。
ねえあいにくの雨だね今日は。
(谷川さん)コウモリここへ挿して。
(高嶋)ああ!これ傘立て。
うまく使ってるね。
ちょうどいいですね。
雨だけどおばちゃんの笑顔は晴れてますね。
海女ちゃんのこういうのが…。
すごーい!今も?今も海女さんなの?海女ちゃん。
だけど今の時期はダメ。
(谷川さん)県の決められて…。
4月の20日から解禁で11月いっぱいまで。
決められてるんだ。
その間これさやってるの。
これ売ってるわけだ。
(一同笑い)おばちゃんはさ自分で貝をさ潜って取って…。
これ貝だ!
(谷川さん)中に身がちょっと入ってるの。
入ってるからさ砂地に網に入れて砂地にいけとくわけ。
それをさこういうふうにほら作るの。
ボンドで貼り付けるの。
これお母さんやってるの?これ。
お母さんやってる。
海女さんやりながら…。
(谷川さん)そうだよ〜。
これいい音するねカラカラカラカラね。
51年!?これやってるの51年?うんうん。
だからさ私が海女さん行く時には私がうんと大変な思いしたから海女さんで。
だから娘はやらせないから子供には。
娘さんいくつなの?娘さんはみんなお前…。
孫だってみんなあるんだもん。
早っ!娘さん50過ぎで…。
(谷川さん)うん。
ボケ防止だ今は…。
いやしっかりしてるよ。
77歳だもん。
(多岐川)ええっ若い!あらめ…ねえあらめ。
(谷川さん)あらめもひじきもさこういうあらめも4月これもみんな解禁が4月。
4月か。
(谷川さん)うん4月に解禁なの。
なるほどねじゃあそれまでね…。
お母さんこういうの食ってるから元気なんだよな。
健康なんだよな。
ふーん…すごいいっぱいあるね。
(高嶋)あっかわいい貝〜!
(谷川さん)うん色んなのあるよ。
(谷川さん)お兄ちゃん好きだろそういう貝。
ええっ!?なあ上にもあるんじゃんでっかいのが。
こんな大きいのもあるけど…。
お母さんあれぐらい?
(谷川さん)ううん。
「ううん」じゃないよ。
お母ちゃんは賞味期限も切れちゃってダメだから…。
(一同笑い)もうとうに切れてる?うんとっくに…。
そんな事ないでしょう。
ホント…なあ。
雨でも大丈夫?それは…。
やってる。
どこだろう?それは内緒。
漁業会。
違う?漁業会…漁業組合だら?あっ違う違う。
違う?行きますか?はい。
すいませんどうも。
じゃあね。
じゃあ頑張って…。
ありがとうございました。
おばちゃんに元気をもらった一行。
いよいよ志村さんが気になるという食べ物を求め町に向かいます。
どこですか?
(多岐川)どこでしょう?こっちじゃないと食べられないっていうものをね。
(多岐川)ええなんだろう?ここですか?
(高嶋)そば?
(多岐川)おそば。
「なまそば」じゃないからね…「きそば」。
ほらこれ。
ブラックラーメン。
ブラックラーメン…そば屋でしょ?西伊豆のイカスミ麺だよ。
(多岐川)えーっ何これ!師匠目がないですからねイカスミに。
ちょっとひかれるのよイカスミは。
イカスミって体にいいんだよ。
そうなんですか?ちょっとじゃあ行ってみましょうかね。
まさに麺通でイカスミ大好きという志村さんのためにあるようなお店。
ブラックラーメンを食べに来ました。
席はどこがいいですか?どうぞ。
奥の方いいですか?お座敷で。
(多岐川)まあけんちゃん!「あらまあーけんちゃん!」のかけ声で迎えられ早速オリジナルのブラックラーメンなるものを作ってもらう事に。
イカスミを練り込んだ特製の黒麺だけではなく数種類の具をのせたあとになんと…。
これでもかと大量の岩のりを投下!麺も具も全く見えなくなりました。
これぞ西伊豆が誇るさてそのお味の方はいかがかな?
(高嶋)何が入ってるんだろう?
(田中さん)イカスミを練り込んでるんですよ。
イカスミを練り込んだ麺ですね。
はい。
ありがとうございます。
(田中さん)来ますよ。
ああよかった。
なんでこんな仕打ちされなきゃいけないんだ…。
ありがとうございます。
ああいいにおい。
上のってるのこれのりですか?
(田中さん)のりですね。
(多岐川)たっぷり。
豪華。
こういう状態なんだ麺は。
(高嶋)怖い!
(多岐川)すごい…。
ちょっとスープからいってみるかな。
(多岐川)そうですね。
(田中さん)そうですね。
おいしいですね。
(多岐川)ホントださっぱり。
おいしい。
いただきます。
いただきます。
うん!
(田中さん)ありがとうございます。
さっぱりしてる。
さっぱりしてるね。
大将おいしいね。
(田中さん)ありがとうございます。
(多岐川)このダシが最高ですね。
(田中さん)ありがとうございます。
すごいさっぱりしてんだね。
随分さっぱりしてる。
こんな黒い麺って見た事ないもんな。
(多岐川)ホントですね。
ほら。
真っ黒けだ。
麺に練り込んであるんですねイカスミが。
(田中さん)そうですね。
だからもう楽しいけど嬉しいですね。
こうやって歯に付かないと…。
(高嶋)女性にいいですね。
そうだよね普通はね…。
真っ黒になっちゃうもんね。
…と喜んでくれたこの麺。
実は大正時代が創業というこちらの地元の老舗製麺所が8年前イカスミの乾麺を作り始めたのが最初でした。
その後何年か改良を繰り返し現在の生イカスミ麺が完成したのです。
町おこしがきっかけでブラックラーメンなどが生まれ地元グルメの代表にまで発展。
今では噂が噂を呼んで他県からも続々リピーターが来るほどに。
さらに蒸したイカスミ麺を使用する焼きそば海賊焼も人気を呼んでいます。
果たして生麺のブラックラーメンに対し蒸し麺を使用する海賊焼の味とはいかに?やっぱ麺は黒で。
(多岐川)うわあ…。
おお…。
いいにおいしてますね。
これね。
すごいね。
(田中さん)海鮮風の…。
海鮮風のね。
(田中さん)ベストマッチしてリピーターが多いんですよね。
炒めたのが合うよ。
うん!これはこれでねうまいよ。
褒められればもっと食べてもらいたいと思うのが人の常。
ご主人が次に取りかかった料理は今売り出し中のご当地麺。
茹でたてのうどんに西伊豆名物しおかつおをふりかけごまのりそしてかつお節をたっぷりとのせた十分にかき混ぜて食べるのがコツ。
さあお味は?いけますか?あっ…うまい!口の中でかつおがもう…。
跳ねてるね。
御前崎になってる。
結局西伊豆を代表するご当地麺トリオを全て食い尽くした志村一行。
おいしいおいしい。
(多岐川)おいしい。
こうやってみんなで分け合うのも楽しいですね。
だってもうラーメン食ってるんだよ私。
すごい食欲ですよね。
本当よく食べるわ。
さて今日のもう一つの目的は新鮮なイカを食べ尽くす事。
しかしあいにくの天候。
イカ漁は今日行われたのでしょうか?今日この雨だから漁に出れないんで市場にいるらしいんだよ。
ちょっと市場行ってみよう。
じゃあそこで落ち合いましょう。
でも残念だな。
でも漁な。
(高嶋)そうですね。
漁に出れないこの雨じゃ。
しょうがないよな。
(多岐川)一列ですねこれは。
一列で行きますか?一列で。
なんかいいな。
細い路地を…。
(高嶋)どこだろう…。
すごいな。
路地が…。
路地がね。
(高嶋)迷子になりそうですね。
趣のある感じだねこれ。
師匠加山雄三ミュージアムには行かないんですか?行かないよ!なんでよ。
なんて冗談を言っている間に約束の市場にやって来た一行ですが…。
いらっしゃいますか?
(鈴木恵輝さん)はい。
どうもはじめまして。
お願いします。
今日は漁出られなかったんですか?最近…。
ダメですか?出来ないんです。
という事は…。
ありますか?新鮮な…。
あります?やった!どちらに…あっち?そう食べられればオッケーオッケー!いるいる。
すっげえいっぱいいるよ。
(多岐川)えっこれ…?イカイカ。
(高嶋)すご〜い。
結構大きいんですね。
これ何イカっていうんですか?
(恵輝さん)これヤリイカ。
ヤリイカ?
(恵輝さん)ヤリイカ。
いいですか?
(高嶋)やった〜!志村さん。
じゃあちょっと…。
傘いらねえよ。
(多岐川)おおすごい!それでもう…。
潮かけられる?潮かけられるからね。
(恵輝さん)これでかい。
これでかいですか?
(歓声)あっ潮吹いた!潮吹いた!お前はなかなかやるな!潮吹いたぞ今…。
ホントだ。
あっ生きがいいですね。
(恵輝さん)ええ生きがいい。
食べたいです!
(恵輝さん)うちの女房が…。
あっ奥さん。
うん。
料理…。
やってもらえますか?家…お邪魔していいですか?はい。
(多岐川・高嶋)やった!奥さんが料理出来るっていうから。
そうですか!お願いします。
きれいですねえ。
新しいイカは透明なんだよこうやってな。
(多岐川)ねえきれい〜。
うわっいい動きだこれ。
こういうとこうまそうだなあ。
すごいおいしそう。
じゃあお邪魔していいですか?行きましょう。
お願いします。
これもまた違った…。
ああまた…色も違うし。
(恵輝さん)なめろうとか…。
なめろう!イカのなめろう。
餃子の具を詰めてイカ丸ごと餃子作って…。
イカ餃子?
(恵輝さん)うんイカ餃子。
なめろうとか餃子ちょっと食ってみたいね。
(恵輝さん)それもやります?いいですか?
(恵輝さん)これ小さいようなやつがいいから。
これ小さいのがいいですか?これが餃子に…。
餃子に。
小さいな。
小さい方が餃子にいいんだって。
わあ〜!適当にすくってください。
(恵輝さん)すぐ噛みつかれるから。
噛むんですか?あっここでね口でね。
トンビってやつだ。
(恵輝さん)トンビトンビ。
あっトンビ。
膨れてるわ。
怒ってる怒ってる。
膨れてる。
クワッ!ホントにビックリした時声出ないんですから。
じゃあお願いします!
(恵輝さん)はい。
このあと志村一行驚きのイカ料理作りに挑戦!うまいイカを頂くため料理上手な奥さんが待つ漁師の鈴木さん宅にお邪魔する事になった志村一行。
(一同)お邪魔しまーす。
こんにちは〜!あ〜どうも!
(多岐川)こんにちは。
(高嶋)お邪魔します。
やだどうしよう。
イカを…ちょっと料理をお願いします。
いや〜素人料理ですけど。
いえいえもう…。
どうぞ。
(恵輝さん)上がってください。
すいませんお邪魔します。
(摩美さん)やだ汚いところでごめんなさいなんか…。
早速料理の準備に入る奥様とご主人。
以前民宿を営んでいたので料理する事はさほど苦にならないという2人だけにてきぱきと慣れた手つきで作業が進みます。
2人の見事な料理ショーに刺激を受けたのか女性陣が手伝う事に。
まずはマイ包丁を持参で来たお寿司屋さんの娘香帆ちゃん。
おっ!なかなかいいぞ。
(高嶋)こんなもんでいいですか?
(恵輝さん)うんうん。
(多岐川)すごいいい奥さん。
あっでもうまいじゃない。
肉厚ですねこれ。
手切らないでよ。
(高嶋)はい。
(高嶋)すごい残酷な画になっちゃう。
残酷な画になっちゃうと使わないけどね。
(一同笑い)
(高嶋)使えないですね。
包丁でグッ!ってすくって皿の上に持っていって…。
(高嶋)こうですか?
(恵輝さん)うんそうそう。
(多岐川)わあ〜上手〜!さすが!やるね!
(高嶋)おいしそうですね。
(恵輝さん)切る時には皮の方からこれ裏表があるから。
これが中。
こっちは皮の方だから。
(高嶋)中を下。
(恵輝さん)うん中を下にして切ると。
食うの専門だから知らない事多いね。
出来上がったのを見てますからねもう。
さっきまで生きてたから身がギューッ!って縮む切るとキューッ!って。
(高嶋)しっかりしてますよ身が。
ちゃんと自分で…マイ包丁研いできたんだ。
(高嶋)はい。
(多岐川)ねえお家でね。
今まで16年やってるけどマイ包丁持ってきたのは初めてだよな。
(多岐川)うんそうですよね。
(高嶋)そうなんですか?せっかくなんで。
これもこれも。
すごいちゃんと名前入りでかっこいい。
そうなんです刺し身包丁。
香帆って…。
彫ってます。
名前入り。
作ってもらった?
(高嶋)作ってもらいました。
まあネットなんですけどね。
言わない。
フフフ…。
やっぱりうまい。
やってる分だけあって違うね。
そしてもうお一方…!何をまたもうホントに…。
ちょっとダメですって。
香帆ちゃんの次に。
(多岐川)すごいねでもなんかホント手とかいいから顔…。
おばさんの…おばさんの口調になってるよ。
あんたったらホントにもう…って。
上手なんだもん香帆さん。
切れ味いい?切れ味すごい。
絶対違いますこれは。
下にいって…くるっといった…。
(香帆)違います。
(一同笑い)そっちを先に下ろせばよかった。
恥ずかしい。
うん想像どおりの結果でした。
続いてこちらは特製イカ餃子。
餃子の具をイカに詰め込んでいきます。
あっでも大丈夫。
大丈夫です?少しずつ…。
ニンニクの香りが…いいね。
たっぷり入れました。
ほらほら2人とも量を考えながら入れないと…。
あっやっぱり…。
(摩美さん)もうちょっと減らしてもいいかも。
(摩美さん)口をこう…。
限度があるんだよものには。
口を閉じてあげないといけないからね。
これぐらいかな?もう1回いけるかな?頑張ろう。
よいしょ!プチプチ。
(多岐川)いい感じになった。
ああいいじゃない。
(多岐川)いい感じ。
大騒ぎの中なんとか出来ました!このあと絶品イカ尽くしに志村うなる!うまい!この日天候不良でイカ漁が行われず心配しましたが漁師の鈴木さんのはからいで新鮮なイカをゲットする事が出来た志村一行。
早速オリジナリティーあふれるイカ料理を食べさせてもらえるという事で鈴木さん宅にやって来ました。
そして今そのオリジナリティーあふれるイカ料理の品々が出来上がりました。
ほかほかに茹で上がったこちらはそして漁師町ならではのさらに香帆ちゃんの包丁さばきも見事だった…。
じゃあ頂きますか。
頂きましょう!どうぞ。
すいません。
いただきます。
まずこのお刺し身ですよね。
ねえ。
ですね。
お刺し身を…ちょっと耳が絶対おいしいと思うんですよね。
取りますか?あっ頂きます。
師匠耳好きですもんね。
耳好きなのよ。
耳の部分だけってねよく頼まれたりしますもんね。
さあお味はどうかな?聞こえる。
(高嶋・多岐川)聞こえます。
コリコリコリコリ。
(多岐川)すっごい!いい音。
うまい!いい音してるわ。
うん!
(摩美さん)おいしいですか?うん。
(摩美さん)よかった。
身の方も歯応えすごいですね。
もうちょっと早い時期だったらもっと身が厚かったけど今ちょっと薄くなってきてるから…。
そう。
これでですか?もう十分ですねこれ。
うまい。
うーん!はいはいお約束頂きました。
やっぱりこうなんだね。
新鮮なのは透明に近いんですよね。
そうなんだよな。
続いては気になるイカ餃子。
(高嶋)餃子気になりますね。
きれいだなこれ。
(恵輝さん)ちょっと詰めが甘いから…。
(高嶋)ごめんなさい。
誰が詰めたんだっけ?はい。
えーと両脇の…。
両脇の?両脇の私たちが。
詰めが甘い。
俺の芸みたいな。
(恵輝さん)ハハハ…!そんな事はないですよ。
(多岐川)どうですか?味。
どうですか?うまい?
(摩美さん)ホントに?
(多岐川)えっ食べたい!おいしいこれ!
(多岐川)いただきます!これね自分たちで…。
ああそうですか?うん。
じゃあ俺もサッと1個取って…。
うーん!ねえ。
イカ餃子うまいこれ。
これはどなたが考案したんですか?このイカ餃子っていうのは。
まあ2人で…。
うん。
まあ2人で?イカ飯ってありますもんね。
(恵輝さん)イカ飯。
まあヒントはイカ飯。
だから残り物なんかも全部詰めちゃえばいいんですよね。
ああそうですね。
炒飯なんかもいいと思います。
(高嶋)いやおいしそう!そうかイカは詰めればうまいな。
(多岐川)うんおいしい。
(恵輝さん)イカ好きな人はこのイカゲソなんかも…。
これはお店で出せるね。
ホントに。
ねえ師匠ね?そうそう。
それで楽しみの…師匠の楽しみの…。
そしてもう一つ気になるイカのなめろう。
いただきます。
(摩美さん)はい。
(摩美さん)薄いようでしたらちょっとおしょうゆを…。
ちょっと濃いかもわかんない。
あっ濃い?
(恵輝さん)みそがちょっと多く…。
(一同笑い)いきますか?おみそ入れすぎ!これだとご飯にも合うしお酒にばっちりだろうなこれ。
あっうまい。
ねっ?
(多岐川)加減がちょうどいい。
おいしい!ひそかに「イカでございますぅ」って言ってるもんねこれ。
言ってますね。
主張してますね。
「私がイカでございますぅ」って。
主張します。
うまいわ。
(高嶋)うん!
(摩美さん)ねえ。
ホント恥ずかしい。
(多岐川)それがいいです。
家庭料理が十分ですよ。
こういう家庭料理だったら毎日帰っちゃうもんな家に。
(一同笑い)大葉で包んだら…。
あ〜それ最高ですね。
やっぱり出ました!志村流食べ方。
入ってますけどねちょっと巻いてですね…。
(一同笑い)自分で取りました。
そうこれがおいしい。
ゲソの。
もうご夫婦…結婚してどれぐらいですか?今。
そう。
(志村・多岐川)あれから40年。
40年ですか?
(恵輝さん)ええ。
いいなぁ。
(高嶋)長いなぁ。
いくつの時に結婚なさった?23。
年がわかっちゃうんで…。
年がわかっちゃうね。
63?3。
63ですか?
(高嶋)見えない!見えない見えない。
すごい!いやぁ…!
(一同笑い)いやホントに。
(高嶋)お母さんきれい。
(多岐川)きれい!きれいだった。
(一同笑い)今でもきれいだから。
それはないけどね。
いやいやきれいだって奥様。
(摩美さん)今必死で若作りしてるの。
(多岐川)いえいえすごいピチピチなお肌。
きれい。
やっぱりこういう海の新鮮なもの食ってるからな。
(多岐川)そうですね。
40年うまくやっていくって秘訣なんですかね?
(摩美さん)え〜?うまくはないね日々…。
それはありますか?人生で。
うん色々…。
色々ありますよやっぱり。
(多岐川)ええっ!ホントにですか?何回荷物まとめたか…。
ホントですか?荷物はそのままいつでも…。
いつでも。
いつでも飛び出せる。
おかしいな。
うん。
明るくていいね。
ねえホント。
そう言えるのがいいんですよ。
やっぱりいつもね笑顔でいるとね人相が変わるもんね。
明るいもんねホントに。
ホントホント。
刺し身が止まんないんだけど俺。
お刺し身がおいしいですね。
病み付きになるほどのおいしさと理想の夫婦のあり方を知った一行。
旅の宝物となりました。
さて堂ヶ島に来たら美しい夕陽を見ながら露天風呂につかる事を夢見た一行でしたが…。
雨でお預け。
雨見ながら露天風呂はどうなの?これ。
(高嶋)なかなかないですねこういうのも。
しっかり入っとかないと。
寒いですからね。
(高嶋)冷えちゃいますよ。
明日はね天城山の方へ行ってだね例のあの…好きなわさび。
ああ…!
(多岐川)いよいよわさびが。
わさび尽くしのとこ行ってみるからね。
いいねぇ。
いいですね。
わさび食えばでも温まるんじゃねえか?そうですねぽかぽかしてきそう。
そうですね。
今日はイカ尽くしだったし。
イカおいしかったね。
イカ最高でしたね。
イカの耳大好きだ。
残念ながら夕陽は見られませんでしたが露天風呂で明日への英気を養いました。
旅3日目。
昨日とは真逆の晴れ!志村一行はうまいわさびを求め西伊豆の海岸地帯から天城山麓を目指す事に。
天城山系は年間3000ミリを超える日本有数の雨量の多い地域。
伊豆地方でわさびの生産が盛んなのはこの豊富な雨水が清らかな湧き水となり品質のよいわさびを育てているからに他ありません。
その土壌に生産者の人たちの努力が加わり味香り見た目風味いずれも高く評価されているのです。
そんな天城の中でここ天城湯ヶ島地区長野にわさび名人がいると聞きやって来た一行。
紹介者の浅田さん宅を目指すのですが…。
浅田さんっていう…。
(多岐川)わさび農家…。
一番外れにあるっていうんだけど…。
人に聞こうたって人がいないからね。
(多岐川)そうですね全然見当たらないです。
(高嶋)誰か…。
外れか一番外れか。
ここか。
こんにちは。
浅田さんですか?そうです。
おっどうも。
(多岐川)浅田さん。
紹介されて来たもんですけど。
あっそうですか。
わさび農家なさってるんですよね?ええそうです。
してます。
どうもどうも。
よかったらお疲れだと思うので家の中でお茶とか色々…珍しいものがあるもんで。
いいですか?どうぞどうぞどうぞ。
ちょっとお邪魔しましょう。
(2人)ありがとうございます。
人の家に上がってお茶飲むの大好きなんですよね。
人の家行ってね…。
ええ。
いい家だよ。
すいませんお邪魔します。
いいねあっ囲炉裏。
(多岐川)わあ〜素敵。
いいねえ〜。
なんと暖かな囲炉裏が一行をお迎えしてくれました。
風情がある家だな〜。
この下の田んぼが日本の棚田百選っていうのに選んでもらって…。
お米も玄米を発酵させて発酵玄米っていうの作ってるんですよ。
発酵玄米は僕も凝ってるんですよ。
(藤二さん)あっそうなんですか。
それをねぜひ食べて頂きたいと…。
浅田さんのお宅の下には農村の原風景日本の棚田百選にも選ばれた荒原の棚田が広がっています。
この棚田で浅田さんは毎年コシヒカリを生産。
天日干しされたコシヒカリの玄米を圧力釜で炊き長時間保温しゆっくり発酵させて食べるとおいしいといいます。
まさしく今発酵玄米にこだわっている志村さんお味いかがですか?噛むと甘くなってくるなすごい。
ホントだ。
うまい!これもせいぜいふりかけとみそ汁で十分。
(多岐川)うん十分ですね。
おいしい。
炭の火があってね。
暖まるわ。
全部食べちゃった。
ん?お前よく噛むの。
玄米よく噛むの。
その頃台所ではさらに一行をもてなそうと料理が作られていました。
こちら軍鶏肉。
実はこちら知る人ぞ知る天城軍鶏。
わさびの葉や茎を混ぜたエサを与えて育て肉質がしっかりしており臭みがないのが特徴です。
さてそのお味は?う〜ん。
やわらかいし。
うまい!んっうん。
もっと地鶏っつったらなんか…。
硬いイメージあるけど…。
硬いイメージあったな俺も。
わさびの葉っぱがエサですか?
(藤二さん)そうです。
だけじゃないんですけどね。
わさびの葉っぱも一緒に…。
混ぜてるわけですね。
(藤二さん)はいはい。
(藤二さん)そのわさびの葉っぱだけじゃなくてわさびを地元で作られてる方浅田喜朗さんっていう方がいらっしゃるのでぜひそちらへご案内致しますので…。
お願いします。
すいません。
ハハ…よっぽどおいしかったんですね。
これはうまいわ。
うまい。
さて一行わさび田を目指し移動を開始したのですが…。
ええどんどん山登っていく…。
(藤二さん)今日行くところは…。
あっそうなんですか。
(藤二さん)ホントはもっとだいぶ山奥なんですけど。
それより近いですか。
(藤二さん)今日行くところは一番近いところですけども。
へえ〜。
とは言うものの車は山奥へ山奥へと進みます。
車を降りたかと思えば今度は歩きます。
このあとどんなわさびが一行を待ち受けているのか?本物のわさびを求めてわさび作りの名人のもとに向かった志村一行でしたが…。
まだ上なんだ。
と山登りをする羽目に。
しかしようやく…。
景色が…景色いいですねこれ。
この景色が…きれい。
(高嶋)いい眺めですね。
(藤二さん)こちらがわさび農家の浅田喜朗さんです。
どうもはじめまして。
(高嶋)こんにちは。
(多岐川)はじめまして。
お願いします。
すごい有名人が来た…。
いやいや…。
結構な距離ですねここ。
(喜朗さん)そうですか?後ろ危ないよ。
危ない危ないよ後ろ。
あっここですか?うん。
という事でまずは講習会。
こういうような株…。
はい。
でこう見たら太いようなのを…。
(喜朗さん)自分のを探るみたいにこう探って…。
自分のを探るみたいに?根元ですか?うん。
わあこれは立派ですね。
ねえ。
抜けるんですか?はは〜。
あっこれは…。
(多岐川)ホントだいっぱい。
(高嶋)わさびがある。
これが…。
こんな立派な…。
まずは上島さんいってみましょうか。
(多岐川)すっごいおっきい。
(高嶋)ねえ。
お〜!これほら…。
ああ…ああなるほど。
さあ志村さんはどうかな?ちょっとこれ…ちょっとまだ浅かったですねこれね。
思いっきり抜いて後ろに転ぶっていうのもあるよ。
華ちゃん外野のうるささに負けずお見事!でかいよこれ。
(多岐川)え〜楽しい。
探ってなちゃんとな。
探って…。
自分の好みの…こう当ててこれだ!っていうのを…。
香帆ちゃんも外野に惑わされず頑張って!
(高嶋)おお…すごい。
あっ抜けました。
すごい大きい。
これで無事収獲終了。
(高嶋)立派なやつが…。
花とか…でも食べた事ないですよ。
ああ花としてね。
ええ。
これ若い葉っぱ食ってやる。
あっいいですね。
わさびなんだ〜。
葉っぱもわさびなんだ。
花も食えた花も。
え?この花ですか?葉っぱ食べてみなこれ。
さあわさびが苦手の香帆ちゃんだが…。
う〜ん。
でもピリッとくるよ。
全然。
すごくおいしいです。
おっいけたのかな?おおいいですね。
いいですね。
(高嶋)それおいしそうですね。
このあと仰天わさび料理尽くし!
(高嶋)よく混ぜた方が…。
(以知乃さん)そうです。
よく混ぜて食べてください。
みんなで収穫したわさびを浅田さんのお宅で料理して頂く事に。
迎えてくれたのは奥さんの以知乃さん。
よくいらっしゃいました。
山奥の中までありがとうございます。
お邪魔します。
はいどうぞ。
上がってください。
早速台所ではお母さんの指示のもとわさび農家さんらしい料理作りを開始!お母さんこんなもんでいいですか?
(以知乃さん)はい足らなかったらまたすりますけど。
志村さんのすったわさびをマヨネーズであえて千切りにした大根にのせます。
しいたけにこれまたたっぷりとわさびを…。
そしてご飯にかつお節とわさびをのせたわさび丼。
こちらの見事な包丁さばきは…やっぱり志村さん。
その志村さんが刻んだわさびを香帆ちゃんがお母さんの指導を受けながらわさび巻に仕上げます。
いいんじゃない?
(多岐川)上手上手。
なかなかの連係プレー。
おいしく出来上がっていきます。
そしてわさびの天ぷらで全て出来上がり!わさび…わさび料理の…ほぼフルコースですね。
フルコース。
わさび三昧。
(多岐川)すごいですね。
何からいくか迷いますねこれ。
俺葉っぱのこの天ぷらは…。
(多岐川)これおいしそうですね。
わさびの葉の天ぷらっていうのは…。
うん…。
ほのかにわさびの香りがプーンと…。
いい音してるなサクサクッと。
うん!おいしい!わさびの…。
(高嶋)細巻きが…。
細巻きが…これがちょっと期待出来るねこれ。
うん。
これはうまいと思うもん。
ねえ。
うんうんうん!大丈夫でしょ?すごくおいしいです。
じゃあ香帆ちゃん…。
しいたけの上にわさびたっぷりってこれ…。
こんなにわさび大丈夫…?
(高嶋)こんな量のってますけど。
まあ食べてみてください。
食べてみてください。
じゃあ食べてみようかな俺。
どうなんだろう?
(喜朗さん)そんなに罰ゲームほどツンとはこないですよ。
おおっ!大丈夫?
(多岐川)本当?そんなかかってて?うん。
そりゃ多少鼻にきますけどそんな全然…。
こんなかかってるんですこれ。
ね?ねえ。
(高嶋)きた!
(一同笑い)そりゃあくるはくる…。
(多岐川)この量…。
俺大丈夫だったな。
(多岐川)食べてみよう。
うん…。
(高嶋)やっぱりきたあとから。
途中からくるよな?最初はねああ全然って思ったら途中からね…。
なんかちょっとねやっぱ慣れてるからですね竜兵さん。
なんで俺…俺は別に…。
(高嶋)結構しっかりするんですね味。
(多岐川)でもすごいおいしい。
おいしいんだよ。
おいしさが残るんだよめちゃくちゃ。
これは…この葉っぱはご飯を入れて…。
葉っぱも味するんですか?わさびの。
少しわさびの香りがするんだよ。
よかったらどうぞいってください。
僕らばっかり食べてて申し訳ないなんか。
こんなに豪華なものを。
(喜朗さん)お昼食べたからね。
(多岐川)もうちょっと早く来たらよかったですね私たちが。
逆にこれおいしいですね。
ねえ。
わさび茶漬け。
(喜朗さん)忙しい時はこれ熱いお茶をかけて…。
いいね。
お茶漬けでね。
わさび茶漬け。
何?何?
(以知乃さん)わさびのとこ…。
くる?ああ…。
(高嶋)よく混ぜた方が…。
(以知乃さん)そうです。
よく混ぜて食べてください。
ああ…これお茶がないとまずいかもしれない。
まあそうですね。
おっおおっおおっ…。
汗出てきた。
早くお茶かけてください。
ああそうですね。
お茶をかけたらこれ…。
おっとっとっと…。
もうちょっと?おっとっと…はいはい。
かける?
(多岐川)はい。
ありがとうございます。
こうすればもう…。
そうなんですよ。
いけるんじゃないですか。
(高嶋)いい音。
あっお茶かけるともう…もう全然ツーン…。
でもくるけどねえ大丈夫。
わさび嫌いの香帆ちゃんもチャレンジするが…。
でも少しは克服したようだね。
全然…お茶かけた方が好きです。
サラサラ〜っとしててさっぱりしてておいしいです。
おいしいね。
なんか…。
食べてて健康的な感じだねわさびって。
本当。
知らなかった。
でも食べるのはおいしいけどこれわさび作るのはでも大変でしょ?実際は。
(喜朗さん)大変ですね。
ねえ。
涼しいから。
冬場の冷たい水だからね…。
(喜朗さん)わさびは…。
1水2苗?苗?
(喜朗さん)苗ね。
品種とか…。
で3番目が管理です。
管理。
(喜朗さん)だから…。
ですよね。
ああいう山の上の方じゃないときれいな冷水がありませんもんね。
そうですね。
大変だ。
だって年に…1年に1回ぐらいですか?出来るのは。
1年半の周期ですか。
そりゃあ管理というか面倒見が大変ですよね。
そうですねええ。
俺が行ってる居酒屋なんかチューブですからねわさびなんてね。
そりゃそうだよな。
居酒屋でこうするのは大変だろ。
赤字になっちゃうだろお前。
そりゃ高いのは…さすがにそうですわ。
やっぱり料亭とかねいいお寿司屋さんとかじゃないと。
これからもぜひお体気をつけて頑張ってください。
どうもありがとうございました。
ありがとうございます。
ごちそうさまでした。
改めておいしさの裏側にある生産者の苦労を知った一行。
また実り多い旅となりました。
2015/03/15(日) 13:55〜15:20
ABCテレビ1
志村けんの激ウマ列島ふれあい旅17 早春の西伊豆 ぽっかぽっか満喫旅[字]
志村けんと美女が早春の西伊豆を満喫!フェリーから絶景富士山を眺め、駿河湾で獲れるタカアシガニやイカ料理など海の幸を堪能、更に本わさびを求め天城山麓へ向かいます
詳細情報
◇番組内容
◇番組内容2
◇出演者
志村けん
上島竜兵
多岐川華子
高嶋香帆
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – グルメ・料理
趣味/教育 – 旅・釣り・アウトドア
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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