（テーマ音楽）岩手県滝沢市でボランティア団体の代表を務める…支援を受けられない自宅避難の人たちにさまざまな物資を届けました。
あの日車の運転中に激しい揺れを感じた佐藤さん。
少しでも状況を知ろうと地区で一番大きな避難所岩手県立大学に向かいます。
大学のテレビで目にしたのは津波が岩手県沿岸を襲う映像でした。
佐藤さんはすぐに沿岸部へ支援に行く事を決意します。
一人の力では集められる物資に限界がある。
佐藤さんはラジオ局を通じ広く支援を呼びかけました。
震災発生から８日後。
大量の物資を積んでボランティアの仲間と共に向かった先は山田町。
しかし役場では住民の安否や被害状況の確認に追われ届いた支援物資に手が回っていませんでした。
佐藤さんたちは近所のガレージを借りて直接物資を配ります。
そこに集まってきたのは意外な人たちでした。
自宅が津波で流されなかった住民です。
津波で流されなかった住宅には親戚や近所の人が集まり多いところでは一軒に２０人も避難していたといいます。
佐藤さんはこうした人々を支援しようと一軒一軒を回り情報を集めました。
当時声をかけた鈴木さん夫婦です。
高台に住んでいたため住宅の被害は免れましたが停電が１か月続く生活を強いられていました。
これを聞いた佐藤さんは地元の滝沢まで戻りお寺を回りました。
調達したろうそくはすぐに被災者に届けられました。
こうして佐藤さんは被災者の声に耳を傾けきめ細かな支援を行いました。
2015/03/15(日) 23:55〜00:00
ＮＨＫ総合１・神戸
あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜「岩手県滝沢市 佐藤澄子さん」[字]
東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県滝沢市でボランティア団体代表を務める佐藤澄子さんは被災した山田町に入り、支援の手が届かない在宅避難者に物資を配った。
詳細情報
番組内容
東日本大震災に遭遇した人々の証言。岩手県滝沢市でボランティア団体代表を務める佐藤澄子さんは、被災した山田町に入り、支援の手が届かない在宅避難者に物資を配って回った。
ジャンル :
ドキュメンタリー／教養 – 社会・時事
ニュース／報道 – 特集・ドキュメント
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