ドラマ10 真夜中のパン屋さん(2)「小さなパン泥棒」 2015.03.16


(弘基)クレさん!
(暮林)はい。
よろしく。
はい。
希実ちゃんありがとね手伝い。
(希実)いえ。
(ドアベル)すいませんまだ開店前で…。
あのね僕…。
ねえちょっと君…。
(こだま)ありがとうございました!
(ドアベル)うそ…。
ちょっと!こら待て!泥棒!泥棒〜!お前名前は?水野こだま!いくつ?何年生?こだま君か。
8歳!三軒茶屋南小学校3年2組!1人で来たのかな?お母さんは?お仕事。
お父さんは?いない。
お母さん携帯持ってんだろ?3年生なら番号分かるよな?おきゅうはむしごろしうっひっひ!お灸は虫殺し?書け!おきゅうはむしごろしうっひっひ!何だよ語呂合わせかよ。
ねえこだま君さ何でパン持っていっちゃったのかな?だってさおねえちゃんがパンは好きなだけ持っていっていいって。
はっ?な…何言っちゃってんの?そんな事ひと言も言ってませんけど。
でも言われたよ。
うそだよ!駄目だつながんない。
留守電にもなんないわ。
警察呼ぶか。
えっ!?いくらガキでも犯罪は犯罪だ。
万引きは犯罪なんだぞ。
駄目!警察は駄目!おい!やめて!ごめんなさい!ごめんなさい!じゃあ金払えんのか?はい。
家に帰って食べな。
クレさん…。
子どもの腹をいっぱいにするのは全大人の務めだからな。
希実ちゃん悪いんだけどさ家まで送っていってあげてくれる?私が?うん俺たち店あるから。
親にパン代請求してこい。
うわ〜!どっちよ?後ろ歩いてたら分かんないよ。
ん!ん!あのさうそはよくないよ。
勝手にパン持っていっていいなんて言う訳ないし。
うそじゃないもん。
君さ…。
もういい。
何がいいのよ?だってさホントの事でもねうそだって言われたらうそになっちゃうんだよ。
今日はこっちから帰ろうっと。
まだ?まだまだ。
もうあと何分歩くの?分かんない。
そんな早く行ったら転ぶけど助けてあげないからね転んだら。
大丈夫だよ。
着いた!ここ?君のおうち。
うん!
(こだま)じゃあねありがとう!ちょっと!
(こだま)ただいま〜!
(ドアを閉める音)壊れてんじゃん。
あのごめんくださ〜い。
すいませ〜ん!はい。
あの〜私ブランジェリークレバヤシっていうパン屋の者なんですけど…。
パン屋さんが何か?あのこだま君のご家族の方ですか?私母親ですけど。
あの〜実はこだま君がうちのパンを…。
はい。
万引きっていうか…。
万引き?あ…はい。
万引き…。
万引きって…。
こだまがですか?あ…はい。
それであの…。
申し訳ありません!あのお金…。
お金は…お金はちゃんとお支払いしますから!いえあの…。
駄目ですか?やっぱりやっぱり警察…。
あの…だったらだったら警察には私が行きますから!あの万引きは私がしたって事にしてもらえませんか?お願いします!いえあの…。
今回のところは代金を頂ければと。
おいくらですか?770円…。
お恥ずかしい話なんですけど父親がいないものですから教育が行き届いていないところがあるのかもしれません。
あのどうかこれで…。
じゃあお釣り…。
結構ですから!あのこれで…。
これじゃ多すぎます。
あのご迷惑をおかけしてしまいましたからホントに納めて下さい。
二度とこのような事はさせませんので。
失礼します。

(物が割れる音)・
(物が割れる音)・
(こだま)ごめんなさい!もう二度としません!ごめんなさい!ごめんなさい!
(ドアベル)
(ラジオ)「お天気情報です。
首都圏全域に高気圧が広がっており…」。
(ラジオ)「明日は朝晩を中心に雲が広がる所がありますが日中は高気圧に覆われて晴れる所が多いでしょう」。
よし…。
(ドアベル)お帰り。
ただいま。
どうだった?うん…。
これ。
あの子のお母さんが。
いたのか?母親。
何で1万円も?悪い事したから迷惑料でって。
お釣りは要らないって。
ああそう。
これは駄目だよな。
えっ?ちゃんとお釣りを渡そう。
希実ちゃんさ明日の夕方にでも届けてくれるかな?よし!はい。
(ドアベル)いらっしゃいませ。
(松川)お〜また来たよ。
お前いいからなだまされたと思って食ってみろって!
(高橋)特にこのカレーパン酒の締めには最高!
(池沢)そうそう!お前これ持って。
頼んだよ。
こんばんは。
(池沢)ここのなカレーパンはな中がサラサラッとしてて汁もんみたくいけるから。
汁もんって先輩…。
(池沢)だまされたと思って。
(松川)ホントに汁もんなんだようめえんだよ。
カレーパンもいいんですけどもその隣のツナフランスとかこちらのチーズスペシャルこれも締めには最高なんですよ。
(池沢)やっぱりね飲んだらチーズだよな!是非。
ごちそうさまです。
(池沢)また来るよ!ありがとうございました。
また来ようぜ。
どうした?あの子ぶたれてた。
何度も。
泣いて謝ってた。
そうか。
しょうがないよね。
あんな事しちゃったんだし…。
そうだな。
ごめんね何か嫌な役目やらせちゃって…。
昔ね母親によく言われてた。
「親は子を選べないけど子どもは親を選んで生まれてくるんだ」って。
ああそれ聞いた事ある。
確か子どもたちは生まれてくる前雲の上から見てあの女の人の子どもになりたい。
そう決めて生まれてくる。
だからお母さんはそうやって自分を選んでくれた子どもたちを大切に大切に感謝を込めて育てなさいっていう…。
それ違うよ。
えっ?その人の子どもになろうって自分で決めて生まれてきたんならその子はどんな事があっても耐えなさい我慢しなさいっていう…。
自己責任ってやつ?だからしょうがないんだよねあの子も。
自分で選んで決めてあの母親の子になったんだから。
しょうがないんだよ。
(ドアベル)いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
(斑目)どうも…。
お休みなさい。
お休み。
駄目駄目駄目!そんなに突っ込んだら潰れるから。
(斑目)いいから。
潰れたっていいから。
そうはいきません。
いいから。
潰れたって形が変になったってうまいパンはうまいんだ。
それはそうっす。
これから皆さんでパーティーとかですか?パーティー?パンで?パンでパーティーはしないでしょ。
したっていいと思いますけど。
全部自分で食べる。
(2人)えっ!?こんなに!?
(斑目)今日から3日間…いや4日5日間は部屋から出られなくなるから。
だからさその間は腹が減ったって何か食べに出たり作ったりいろいろ買いに出たりは面倒だからさ出前なんか取ろうと思ったって決まってそういう時は時間外だったりしてさ。
だからこうして買いだめ。
あ〜でもうちのパン防腐剤とか一切使ってないんで賞味期限がそんなに長くは…。
それはまあ自己責任という事で。

(2人)ありがとうございました。
どうも。
賞味期限内に全部食べてくれるといいんだけどな。
販路拡大…。
ん?買いに来られなかったら届ければいい…。
(2人)デリバリー!やろう!実は俺も考えてたんだよ。
またまた〜。
今思いついたんだろ?ホントだよ!よし大量に追加しないと!
(こだま)ごめんなさい!回想もう二度としません!ごめんなさい!
(ドアを開ける音)いつものこだまスペシャル!驚いた。
起きてたの?うん!こだまごめんねさっきは。
ぶったりして。
ううん。
お母さんね何だか嫌な事ばっかりなの。
朝起きるのも夜寝るのもごはん食べるのも…。
全部つらい。
ごめん…。
まだお化粧落としてないから。
こだま。
ん?今夜みたいな事だけはやめて。
ごめんなさい…。
お休み。
お休みなさい。
(ドアを閉める音)
(舞)ねえ希実。
ん?
(舞)今度のホームルームでさクラス委員とかいろいろ決めるじゃん。
(みずき)で涼香ちゃんをさクラス委員に推薦しようって事になったの。
希実涼香ちゃんに投票してくんない?バッカみたい。
クラス委員が誰になろうと知ったこっちゃないんだけど。
あっそう。
(みずき)バカね希実。
せっかく1人にならないで済むのに。
平気だけど。
(みずき)えっ?私はあんたたちと違うから。
1人なんか怖くないから。
ねらいどこはいいんじゃない?えっ?クラス委員なんて痛いしね。
回りくどいやり方だけど涼香をクラス委員に祭り上げてみんなでシカトする。
ターゲット変更ですか。
いいんじゃない?あの子は昔から1人が怖いから。
(話し声)
(こだま)こら待て!何やってるの?やった〜!つ〜かまえた!あっ!どうも。
ねえねえ見て見て!冬眠からやっと起きたんだよ。
へえ〜かわいいじゃん。
でもねこのカエルあんまり触んない方がいいよ。
皮膚から毒出すのもいるから手がかぶれるよ。
へえ〜すげえ!お前毒出すんだ!強えな!
(猫の鳴き声)
(こだま)あっひかり!待て!ひかり!あ〜あ…。
猫飼ってるんだ?飼ってないよ。
えっ?でも今名前呼んでたじゃん。
「ひかり」って。
名前付けたの。
野良猫に名前付けてんの?ずぶぬれじゃない!早く家に入って着替えた方がいいよ。
鍵掛かってる。
無くしたの?鍵。
あっまた何か悪い事してお仕置きか?違うよ。
じゃあ…。
お客さん来てる。
え…?お客さんいる時は俺外にいなきゃいけないんだ。
(雷鳴)
(雷が落ちる音)
(こだま)どうしたの?えっ?あっううん。
大丈夫?行こうか。
どこ行くの?散歩?うん散歩。
行こう!デリバリーはチャリかバイク歩きで行ける範囲だな。
配達にかける時間は?まあ30分から40分が限界だろ。
…ってことはこの辺の範囲って事かな。
そうだね。
もうちょいいけるかな。
もうちょいいけるか。
(ドアを開ける音)ただいま。
お帰り。
お帰り。
何だよお前もうプール開きか?風邪ひいちゃうからさお風呂入りな。
よし行くか。
母親には会えなかった。
でもお釣りの封筒は郵便受けに入れておいたから。
そっか。
・「線路はつづくよどこまでも」・「野をこえ山こえ谷こえて」・あのさこだまさ…。
ん?あんまり我慢とかしなくていいと思うよ。
言いたい事があればもっと言っていいと思うし。
・・「はるかな町までぼくたちの」・「たのしい旅の夢」やっぱブカブカだな。
はい温かいココア。
甘〜いホイップクリーム載せ。
うわ〜!熱い!気を付けな。
カエルか…。
そういえば最近いなくなっちゃったよな〜。
いなくなったんじゃなくて探せばいるよ!こだま君動物好きなんだ?うん。
野良猫にも名前付けたりしてね。
(こだま)うんひかり!猫にひかりかよ。
だってあいつ俺より走るの速いから。
あっそっか新幹線か!こだまより速いひかりか。
(こだま)そう!ねえねえこのおねえちゃんの名前知ってる?えっ?希実。
のぞみ!?うん。
おねえちゃんのぞみなの!?そう。
すげえ〜のぞみか!すげえ〜かっけえ〜!名前言って「すげえ」とか言われたの初めてなんだけど…。
だってのぞみってこだまよりひかりより速いんだよ!すげえ〜強え!かっけえ〜!よし弘基行ってくるわ。
うんよろしく。
行くって?パンのデリバリー始めるんだ。
ブランジェリークレバヤシです。
デリバリー始めました。
お願いします。
すいませんお願いします。
お願いします。
お願いしま〜す。
すいませんお願いします。
ありがとうございます。
こんにちは。
ブランジェリークレバヤシです。
えっとですねデリバリーサービス始めたんでもしよろしかったらよろしくお願いします。
こちら3枚ありますので。
お願いします。
ありがとうございます。

(街のざわめき)
(斑目)ん!?
(斑目)おかしい…。
おかしいじゃないか…。
定刻どおり19時37分着なら今ちょうど帰ってなければ…。
そうだ…!確か前にもあった。
あった!どこだ?前にもあった…。
そうそう!これを忘れてたよ!
(斑目)ごくたまに本屋で雑誌を買ってくるんだよ彼女は。

(チャイムと猫の鳴き声)ん!?えっ!?はい。
(インターホン)「突然すいません。
ブランジェリークレバヤシと申しますが…」。
あっすいません。
何?あっどうも。
どうも。
実はですねデリバリーサービスを始める事になりまして。
あっそう。
こちらメニューなんですがもしよろしかったらお願いします。
ちょうどよかった。
5日分のつもりで買ったパンが3日で無くなりそうなんだよ。
あ…。
あのこのクリームチーズペストリーと…。
いいすか?クロワッサンアマンドシナモンデニッシュそれからカントリーブレッド。
これねあの5個ずつ明日にでも持ってきてくれるかな?はいかしこまりました。
ありがとうございます。
じゃあ。
カントリーブレッド5個!あっ!お帰り。
(猫の鳴き声)パンのデリバリーね。
ってひと事みたく言ってるけど実際お前にも行ってもらうかんな。
えっ!?デリバリーは毎日開店前から始める。
えっ私の都合は?部活もしてねえし基本暇だろ?学校の宿題とかあるしそれに私大学の受験勉強だってもう始めなきゃ…。
受験なんてな高3の夏休みから勉強を始めてそれで受かるくらいのとこがちょうどいい塩梅の大学なんだよ。
何なの?その理屈。
へえ〜パンってこうやって作るんだ。
お前こういうの初めて見たか?うん。
お前もやってみるか?うん!希実ちゃんも一緒にやろうよ。
私は…。
やめとけ。
相当不器用に決まってるよ。
そんな事ないから。
やろうやろう!
(タイマーの音)ただいま。
お帰り。
お帰りなさい。
こだま君はどんなパン作るの?チョコが入ったやつ!ほ〜うそういえばお前が持ち出したの全部チョコ系のパンだったな。
(こだま)うん。
こだま君はチョコが好きなんだね。
ううん。
俺じゃなくて織絵ちゃんがチョコ好きなの。
そっか最近のガキはませてんな〜。
その織絵ちゃんに作ってやんのか?うん!織絵ちゃんはチョコが大好きなの。
食べたら元気になるんだって。
じゃあパンにチョコ入れたらきっと喜ぶねその子。
うん!希実おめえにはねえの?そういう艶っぽい話。
ないから。
お前人を好きになった事ないだろ。
えっ?人を好きになる人を思うそこには全てある。
もちろんいい事ばかりじゃない。
嫉妬執着憎悪。
うんマイナス要素も盛りだくさんだ。
だから難しくてだから尊い。
分かるか?女子高生。
語るな〜弘基。
特にこうやって生地をこねてる時にそういうとこが出るんだよ。
ああ例えば…。
手を離す瞬間。
いいか?ホントは離したくない…もっと触れていたい…。
それくらい相手を思う気持ちを持ちながらだからこそ優しく手を離す。
別れ際に人間性が一番出るんだよ。
そういう事を感じながら…。
それだよこだまお前できてるよ。
俺が言ったのが分かるのか?分かんない。
あのな…。
でも好きな人にあげるんだって考えながらやるんだよね。
うん。

(タイマーの音)よし。
うわ〜!どうだ?お前がこねた生地で作ったマーブルショコラだ。
いつもより多めにチョコ入ってるぞ。
すご〜い!いい感じだね。
あっほれ。
いいの?うんお前のパンだ。
まだ熱いぞ。
おいしい!誰が焼いたと思ってんだよ?ほれお前も。
ありがとう。
熱いぞ。
うまい。
当たり前だろ。
うん?アハハ!うんうめえな!ちょっと弘基頂戴よ。
あ〜ごめんごめん。
うん。
うまいうまい!うめえな。
やっぱ俺天才だな。
こだま君が作ったんでしょ。
そうだよ。
ねえ?焼いたのは俺だ。
マーブルショコラのほかにアーモンドショコラプチショコラチョコロールにチョココルネも入れてあるぞ。
全部チョコ入りで。
これ食べさせてあげればきっとお前の好きな子はとろけちゃうぞ。
そうかな?ホントお前マセガキだな。
こだま君そろそろ帰らないとお母さん心配する。
うん。
送ってくよ。
お母さんにちゃんと話せよ。
今度は勝手に持ち出したんじゃないからって。
この前のホントは違うの。
えっ?ホントにパン好きなだけ持っていっていいっておねえちゃんに言われたもん。
だから私はそんな事…。
希実ちゃんじゃなくて。
こだま。
それさいつ言われた?去年の夏休みの終わり頃かな。
来い!この人か?そう!このおねえちゃん。
このおねえちゃんが言ってくれたんだよ。
(美和子)今はまだ準備してるとこだけどそのうちちゃんとお店始めるからね。
楽しみ!よ〜しじゃあこだま君はここのパン好きなの好きなだけ持っていっていいよ。
ホントに〜!?うん。
(2人)指切りげんまんうそついたら針千本飲ます指切った!約束ね。
うん。
そういう事だったのか。
美和子さんらしいぜ。
こだまはいろんな道知ってるんだね。
(こだま)毎日いろんなとこ寄り道してんだ。
いいね寄り道。
こだまは鈍行って事だ。
こだまはねひかりより遅いけどこだまは速くなくていいんだ。
寄り道ばっかしてていいんだ。
こだまはねゆっくりゆっくり。
そうだね。
織絵ちゃんが教えてくれたんだ。
へえ〜。
ゆっくり歩いていろんな楽しい寄り道ができますようにって俺の名前付けてくれたんだって。
ねえこだま君。
もしかして織絵ちゃんって…。
うんお母さん。
そっかそうだったんだ。
織絵ちゃんチョコがだ〜い好きなんだ。
お母さん帰ってるかな?あれ?どうした?消えてる。
えっ?いつも僕がつけてるのに。
(ドアを開ける音)・失礼します。
こだま?おいどうした?織絵ちゃんちょっと遅くなるんだって。
そう。
送ってくれてありがとうございました。
大丈夫?1人で…。
大丈夫です。
すぐ帰ってくるし。
回想織絵ちゃんはチョコが大好きなの。
食べたら元気になるんだって。
好きな人にあげるんだって考えながらやるんだよね。
今日のところは初日だしクレさんに行ってもらったけど明日からはお前にも行ってもらうからな。
はい。
ねえ。
うん?あんたも誰か好きな人に食べさせたいって思ってブランジェになったの?俺はまあ始めた動機は純愛だよ純愛。
えっ?中学の頃からさず〜っと憧れてた人がいてな。
年上の人?うん…。
でその人がパン屋さん始めたいってパン教室通い始めてな。
回想美和子さんらしいぜ。
だったら俺も…。
俺がブランジェにパン職人になれればもしかしたらずっとその人のそばにいられるかなって思ってな。
でいつか俺の事振り向かせてやる!な〜んて思った訳さ。
ブランジェリークレバヤシです。
あっこんにちは。
どうも。
じゃあこちら商品です。
ブランジェリークレバヤシです。
こんにちは。
すいません。
じゃあこちらパンです。

(長谷川)おいしゃべってないで早く書けよ。
(話し声)
(開票係)三木さん。
岩城君。
(一同)お〜!
(開票係)弓坂君。
(開票係)弓坂君。
(開票係)弓坂君12票三木さん11票岩城君2票。
草田さん5票でした。
よってクラス委員は弓坂君に決まりました。
(弓坂)ありがとう。
みんなありがとう。
(長谷川)弓坂よろしくな。
みんなも弓坂に協力するんだぞ。
(拍手と歓声)こだま?こだま。
何してんの?希実ちゃんお帰り。
パン作ろうパン。
そっか。
お母さんおいしいって言ってくれたか。
うん!世界一おいしいチョコパンだって。
そっかそっか。
よかったな。
でもね織絵ちゃんは少しだけ楽しいが足りないの。
だから俺が楽しいをいっぱいい〜っぱい作ってあげるの。
ソフィアって呼んで。
これの事は他言無用で願いたい。
変態。
見てるだけでいいなんてそんなの恋でも何でもねえよ。
やだすごい!ありがとうございます。
俺は一生あんたを超えられない。
勝てないんだよな。
そんな気持ちでパンを作ってるんだとしたらもう一緒にはやれない。
・「ママがくれた」・「足りないんだよ足りない夢中」・「不思議そうに抱きしめたくなった?」・「もし、今が終わりでも」・「確かに会いたいの聴こえてるよ」・「やさしい糸また転がすけれど」・「一瞬聴こえた」・「『空を変えたい自分で越えないと』」・「『私には世界がなかったの』」2015/03/16(月) 00:50〜01:38
NHK総合1・神戸
ドラマ10 真夜中のパン屋さん(2)「小さなパン泥棒」[解][字][再]

店に突然現れたかわいらしいパン泥棒・小学生のこだま。家庭に事情を抱えるその男の子を暮林(滝沢秀明)は希実(土屋太鳳)同様、何の疑いもなく店に住まわせる。

詳細情報
番組内容
ブランジェリークレバヤシにある日、とても小さな客が現れる。こだま(藤野大輝)と名乗る少年で、「お姉ちゃんと約束した」といって、パンを手づかみにし、金を払わずにもっていこうとする。万引きとしてこだまを捕まえた希実(土屋太鳳)は、暮林(滝沢秀明)から、少年の家にいき、お金をもらってくるように指示される。こだまの家にいった希実は、そこでこだまの母・織絵(前田亜季)と会うが、どうも様子がおかしい。
出演者
【出演】滝沢秀明,桐山照史,土屋太鳳,六角精児,前田亜季
原作・脚本
【原作】大沼紀子,【脚本】寺田敏雄

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
サンプリングレート : 48kHz

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