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ベネッセ子会社の顧客情報 委託先から不正に流出
3月17日 21時41分

ベネッセホールディングスの子会社の顧客の個人情報がコールセンターの業務を請け負っていた会社から不正に流出したことが明らかになり、ベネッセは今後、業務の委託先についても情報の管理を徹底させるとしています。
発表によりますと、東京・渋谷にあるコールセンター業務などの請負会社「トランスコスモス」の元契約社員が、去年3月から8月にかけてベネッセの子会社の顧客のデータベースから23人分の個人情報を紙に書いて不正に持ち出し、スマートフォンに保存していたということです。
この問題は元契約社員が別の事件で逮捕されたことから発覚し、ベネッセの子会社の通信教育サービスを利用していた中学生や保護者の名前や住所、電話番号などが流出したということです。
この問題を受けて経済産業省は、「トランスコスモス」に対し個人情報保護法に基づいて今月24日までに詳しい事実関係と再発防止策などを報告するよう求めました。
トランスコスモスは「情報が流出したお客様にご迷惑をおかけし、深くおわびします」とのコメントを発表しました。
ベネッセは去年、子会社から顧客およそ4000万人分の個人情報が流出したことが問題となっています。
ベネッセは「業務の委託先で顧客の個人情報が流出した今回の事態を重く受け止め、情報のさらなる管理を徹底させる」としています。

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