わあそこがあった!
(はくしゅ)イエイ!
(パープル)オーケー!にょほん!1995年に起きた阪神・淡路大震災。
6,434人の命が奪われました。
被災地で暮らす障害者の支援を続けている…災害時に障害者が孤立しない社会を目指して活動しています。
東日本大震災で大きな被害を受けた東北沿岸部。
八幡さんは震災直後から被災地に入り障害者の支援を続けてきました。
この日訪ねたのは岩手県宮古市内の仮設団地。
実くん。
・はい。
どうもおじゃまします。
83歳のお父さんとダウン症の息子の2人で暮らす柿崎さん親子です。
仮設住宅での暮らしも3年が過ぎました。
うん。
八幡さんは定期的に柿崎さんのところに通い避難生活の中で感じる不安や困り事に耳を傾けてきました。
…事が大切な支援の一つだと考えています。
1995年に起きた阪神・淡路大震災。
そこで一つの課題が浮き彫りになりました。
高齢者や障害者などの「災害弱者」をどう守るかという問題でした。
ここなんですけども…。
学生時代から障害者を介助するボランティアをしてきた八幡さん。
震災直後この公園に救援活動の拠点を作り被災した障害者の支援にあたりました。
支援活動の中で八幡さんが目にしたのは助けを求められず崩れた自宅で何日も過ごした身体障害者。
避難所に行ったものの知らない人たちばかりでパニックになり居場所を求めて転々とした知的障害者。
災害が起きた時障害者が真っ先に窮地に立たされるという現実を突きつけられたのです。
もう二度と災害が起きた時に…八幡さんは被災した障害者を支えるためのNPO法人を仲間と共に立ち上げました。
活動を始めてから19年。
これまでに31の災害で被災した障害者の支援をしてきました。
今八幡さんが通う東日本大震災の被災地でも障害者の孤立が問題となっています。
どうもです。
訪ねたのは小野光さん。
脳性麻痺です。
家族や通っている作業所の職員以外の人とはほとんど接点がありません。
そんな光さんに八幡さんはタブレット端末を届けました。
インターネットを使えるようになる事で自分から何かを発信したり外の世界とつながったりしてもらえればと期待しています。
八幡さんは今被災地でもう一つ取り組んでいる事があります。
障害者が地域の人たちと一緒になって行うイベントの企画です。
これまで関西で行ったイベントでは障害のありなしに関わらず一緒に体を動かしたり歌ったりして交流してきました。
…と八幡さんは考えています。
今回被災地でのイベントも障害者と地域の人たちが声をかけ合うきっかけを作る事がねらいです。
障害者を孤立させないという八幡さんの思いはこのイベントにも託されています。
八幡さんが目指す防災。
それは日常からの人と人とのつながりの中にあります。
(ノックアウトくん)高橋さん。
(高橋)はい。
よろしくおねがいします。
よろしくおねがいしま〜す。
「いじめをノックアウト」新しいシリーズの1回目は…2015/03/16(月) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
学ぼうBOSAI 阪神・淡路大震災 いのちのリレー▽障害者支援 八幡隆司さん[解][字]
「阪神・淡路大震災 いのちのリレー」。主人公は、被災した障害者を支援する八幡隆司さん。被災地で障害者が孤立しないために行ってきた八幡さんの活動を伝えます。
詳細情報
番組内容
阪神・淡路大震災の経験をいかし、いま防災の現場で活躍する人たちの姿を伝える、シリーズ「阪神・淡路大震災 いのちのリレー」。今回の主人公は、被災した障害者を支援するNPO法人「ゆめ風基金」の八幡隆司さん。これまで31の被災地で、障害者の支援を行ってきました。阪神・淡路大震災で、孤立する障害者の姿を目の当たりにした八幡さんは、人と人とのつながりの中で障害者を支える取り組みをつづけています。
出演者
【出演】NPO法人職員…八幡隆司,【語り】小林千恵
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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