大相撲春場所 九日目 2015.03.16


為替と株の値動きです。
東京外国為替市場、現在の円相場、1ドルは121円24銭から25銭で取引されています。
生字幕放送でお伝えします初日からすべて満員御礼の垂れ幕が下がっている大阪府立体育会館です。
春場所九日目。
これから幕内の後半の取組が始まるところです。
中日を終えて横綱白鵬、ただ1人勝ちっぱなし。
1敗で新三役関脇の照ノ富士と平幕の安美錦という形で場所も後半に入りました。
正面解説は元大関・琴風の尾車親方⇒青色向正面は元関脇・舛田山の千賀ノ浦親方⇒緑色リポーター⇒黄色で表示します。
幕内ではおととしの名古屋場所以来の対戦。
去年1回十両で対戦がありました。
いずれも栃ノ心が勝ってきました。
西の前頭7枚目まで番付を上げてきた徳勝龍に対してきのう日馬富士戦、初金星を挙げた栃ノ心です。
先場所は上位戦、6勝9敗に終わった栃ノ心。
このところ、出足の相撲、内容のある相撲が光る徳勝龍です。
正面の解説は尾車さんです。
きのうの栃ノ心の日馬富士戦見事でしたね。
尾車⇒日馬富士が中に入ってくる動きをよく見て右押っつけ左押っつけとうまく中に入らせないように相撲を取って、最後よく見てはたきましたよね。
先場所、以前のような力比べに頼ってしまうようなところがあったんですが相撲の内容は、理詰めに変わってきていますよね。
落ち着いていますよね。
けがをしてから、やっぱり前に出ていく形の相撲が多くなりましたよね。
5勝3敗白星先行の栃ノ心。
東は4勝4敗の徳勝龍です。
木村庄太郎が合わせます。
引いてまともに呼び込んでしまいました。
押し出しで徳勝龍の勝ちです。
徳勝龍、勝って5勝4敗栃ノ心5勝4敗。
栃ノ心はきのうがよかっただけにね。
相撲は難しいですね。
ちょっと引いてしまったのが墓穴を掘りましたね。
徳勝龍は相手のかち上げにもひるまずに攻めていきました。
徳勝龍のあたりが重くなってきたんじゃないですか。
そして引かれてもついていきます。
きょうもいい相撲ですよね一方的なね。
徳勝龍が栃ノ心を押し出しで破って5勝4敗と白星先行です。
栃ノ心は敗れて5勝4敗です。
7勝1敗と勝ち越しをかけていた安美錦の相撲が終わりました。
その取組です。
安美錦が平幕で勝ち越し第1号を決めています。
すでにインタビュールームについています。
平幕勝ち越し第1号の安美錦関です。
おめでとうございます。
どうもありがとうございます。
早い勝ち越しで、気分はいかがでしょうか。
早くインタビュールームに来たかったので頑張りました。
ありがとうございます。
中盤ちょっとあたれていないかなという相撲もあったと聞いていましたが、きょうはどうでしたか。
しっかりあたろうと思ったんですけれどもちょっと距離ができちゃってそこもうまく反応ができたのでよかったんじゃないですか。
8勝すべて決まり手が違うんですがそれについては?全部違うように頑張ります。
ぜひいろいろな技を出してもらいたいと思いますが照ノ富士関をはじめ、部屋の後輩たちが元気なんですけれども刺激になっていますか。
きのう照ノ富士に俺が負けたから負けたといわれたので、きょうは自分が勝って照ノ富士も勝つように気合いを入れてきました。
照ノ富士関もここに来てくれることを待ちたいと思います。
そうですね。
これだけ勝ち越しを早く決めて今場所の次の目標は何ですか。
どんどん勝ってまたインタビュールームに呼んでもらえるように頑張ります。
勝ち込んでいけばひょっとすれば上位との対戦もね。
そうするとインタビュールームに来る確率が上がるので頑張ります。
インタビュールームのことを何度も言っていただいてありがとうございます。
このあとも楽しみにしています。
ありがとうございました。
安美錦関でした。
白崎⇒安美錦のペースに太田アナウンサーも振り回されたようになりました。
内容がいいですから、このあとどんな対戦相手が組まれるのか楽しみですね。
本当に楽しみですよ。
勝ってからあてられると上位陣も嫌ですよね。
土俵は3勝5敗どうし時天空と宝富士戦です。
時天空が場所の序盤は二日目から5連敗もありましたがそのあと、七日目、千代鳳をけたぐりで破って連敗を止めました。
後半また巻き返して後半です。
宝富士は、時天空にはまだ1回も勝ったことがありません横綱、大関にはなかなか宝富士も通じませんが下位には取りこぼしがなくなってきました。
苦手な相手を、宝富士としては克服したいですね。
作ってはいけないですね。
先場所は7勝7敗と、あと一歩というところまでいった宝富士です。
今場所も西の前頭2枚目。
新三役に向けてという場所の後半です。
寄り切って宝富士の勝ちです。
苦手を1つ乗り越えました宝富士。
4勝5敗。
時天空は3勝6敗です。
向正面の千賀ノ浦さん宝富士はしだいに力をつけてきましたね。
力をつけてきました。
ですからきょうの相手に分が悪いというのは信じられないような感じです。
という、きょうは余裕がありましたね宝富士。
あとは三役に手が届くかというところですね。
その辺は私は立ち合い頭でいくべき相手は頭でいかなければだめじゃないかなと思います。
何でもかんでも胸でいったり肩でいったりしていてもやはり相手もいることですから頭でがっといって早くまわしを取るというのもと思います。
宝富士はあすは栃煌山との対戦です。
玉鷲寄り切って勝ちました。
荒鷲、千代丸に寄り切りで勝ちました。
琴勇輝押し出しで佐田の富士を破りました。
勢がまげをつかんでいるのではないかという物言いがついて千代鳳の勝ちとなりました。
臥牙丸の勝ち7勝2敗としました。
早いうちに優勝が決まらないように上位陣の力士に頑張ってもらいたいですね。
特にこれから土俵に上がってくる対横綱戦を残している力士たちそのあたりがどうかというところです。
土俵上は1勝7敗の佐田の海と初日から8連敗の高安。
幕内では初めての対戦です。
佐田の海はこれまでは上位戦が続きました。
佐田の海、星は挙がっていませんが相撲は精いっぱいの相撲で館内を沸かせています。
高安は足の運びが。
そうですね、高安は相撲に元気がないですね。
寄り倒しました、高安に今場所初白星です。
勝ちはしましたが高安、足なのか腰のあたりなのか。
佐田の海は負け越しです。
決まり手は寄り切りです。
高安、体をしっかりと生かして前へ出ていきました。
高安、きょうの相撲は攻めがはやかったですね。
高安、前に出ていけばけがへの影響も少なくなります。
3年前も初日から8連敗ということがありましたがそのあと連勝を重ねて6勝9敗でとどめたこともあります高安。

前半の取組6番ご覧いただきましたが、残り3番も続けてご覧いただきます。
蒼国来勇み足北太樹、勝ちました。
九日目途中まで終わっていますがここまで勝ちっぱなしは白鵬名前が黄色く変わっている力士はきょうすでに取組が終わっています。
1敗でこれから照ノ富士が土俵に上がります。
7勝1敗照ノ富士が控えに入ってきました。
新関脇で7勝1敗ここまでの力がついているのは驚きですね。
本当にびっくりしました。
ただ初日に照ノ富士の体を見ますと初場所と比べるとうんと肉がついて張りがあるという感じを受けました。
土俵は4勝4敗どうし。
魁聖と逸ノ城初めての顔合わせです。
逸ノ城は日馬富士稀勢の里、琴奨菊から白星を挙げています。
巻き替えの応酬。
館内から拍手が送られます。
1分経過。
ここは我慢でしょうか。
魁聖の上手がちょっと深いですね。
寄り切りました、逸ノ城の勝ち。
白星を先行させました。
5勝4敗。
魁聖は4勝5敗、1分44秒の相撲でした。
今場所逸ノ城はまっすぐあたって上位陣に向かっていく相撲が多いですね。
上位陣には星を挙げていますね。
同等、下位にあたったときはちょっと相撲を覚えられたというか。
逸ノ城には立ち合いの怖さがないんですね。
今場所は上手の位置を途中で変えるというのは進歩の一面かもしれません。
まだ攻めが遅いですね、今場所は。
きょう支度部屋で逸ノ城と話をしました。
やはり周りの力士たちが自分のことを研究して上手を与えない体勢を作ってきますので、なかなか上手が取れない。
今は左から押っつけるということを勉強しなければならないと思っています。
鳥取城北高校にいたころに先生から押っつけを教えてもらったんですがそれをなかなか実際にやることができなくてそのままになっているこれから稽古場で押っつけながらまわしを取るということをもっともっと研究していきたいということを話していました逸ノ城です。
逸ノ城、この体ですからその体を利して勝つことはもちろんできますがきょうのような危ない相撲にもなりますからもっともっと本人が言うとおり押っつけて上手を取るそうすると上手が効いてくるんですね。
魁聖のリポートです。
汗びっしょりで帰ってきました。
重い、疲れたもうだめだ。
と言っていました。
あす十日目の取組です。
十両8勝1敗の貴ノ岩に舛ノ山富士東に天鎧鵬。
逸ノ城が引き揚げてきました。
かなり息が弾んでいた感じです。
それでも丁寧に答えてくれました。
できればもっと早く攻めたいんですがと言いながらやはり相手の魁聖の投げがあるので特に下手投げちょっと慎重になったという口ぶりでした。
相手の取り口を十分に頭に入れている逸ノ城。
逸ノ城、相撲にかける気持ちが表れていますね。
3勝5敗玉鷲新三役としては健闘しているほうですね。
相撲が変わりました。
積極的です。
星勘定にこだわらずにいい相撲を取っているんじゃないですか。
栃煌山は稀勢の里、琴奨菊から白星を挙げています。
4勝4敗五分の成績です。
制限時間いっぱいです。
このところ栃煌山の4連勝中です。
押し出し、栃煌山の勝ちです。
勝って5勝4敗、白星先行玉鷲は3勝6敗です。
今の一番向正面の千賀ノ浦さんに伺います。
栃煌山、いい内容ですね。
栃煌山、きょうのような相撲を取っていればそう簡単に前に落ちないと思うんですよね。
悪いときには、差せずに止まってしまうこともあります。
今場所、止まりませんね。
手が下から下からいっていますから、きょうは栃煌山いい相撲です。
100点じゃないですか。
栃煌山としては平幕に下がって悔しさというのも、今場所ぶつけていく土俵になっていますけれども、この気持ちを終盤まで保ってもらいたいですね。
このような相撲を見ると栃煌山はいちばん大関に近いのは栃煌山かなという気持ちにさせられますね。
ええ、というような負け方をすることがあります。
その辺りが相撲の難しいところですね。
安定してくると2桁の星を3場所続けて挙げる力があると思うんですけれどもね。
栃煌山が今勝って照ノ富士と妙義龍の一番を迎えます。
きょうの取組の中でも非常に楽しみな一番ですね。
いい一番ですね。
新三役で初日から7連勝という照ノ富士です。
きのうは稀勢の里に大関の力を見せつけられた感じになりました。
九日目に勝ち越しをかけます。
まだ白鵬、琴奨菊、豪栄道との対戦が残っています。
上位陣は嫌でしょうね。
嫌だと思いますよ。
照ノ富士からするとねなくすものは何もないですから思い切っていくだけですからね。
それが今場所の、この成績にもつながっていますね。
そうですね、あまり考えていませんね、無心で取っているという感じですね。
きょうの対戦相手は妙義龍です。
返り三役、実力者です。
妙義龍は去年も2回三役を経験しましたがいずれも休場でした。
初日から休場という場所もありました。
三役での勝ち越しといいますとおととしの名古屋場所以来です。
思いは強くあると思います。
妙義龍は、力はあるんです。
ただ、目を痛めたりけがというか、そういうアクシデントがあってねなかなか続けて勝ち越すことができないだけでね。
不運なんですね。
妙義龍、力はありますよ。
この一番への興味千賀ノ浦さんどういう相撲を想像されますか。
妙義龍はもろ差しねらいでしょうね。
もろ差し入っても、両上手取られたりがっちりときめられたのでは苦しいですからね。
妙義龍は中に入っていって浅いもろ差し、もろはずなら勝っています。
引っ張り込まれると照ノ富士です。
そうですか。
どちらか浅く持たなければいけませんね。
2本ともかけてはいけませんね。
決められてしまいます。
照ノ富士側からすると入られないようにするのがいちばんです。
ちょっと脇の甘いところがあります。
入られても上手を取るというところで、いきたいですね。
立ち合いのスピードは妙義龍のほうが、恐らくあると思います。
尾車⇒低く入ってくるのは妙義龍です。
肩からあたってくるのは照ノ富士です。
きょうはどうでしょうか張り差しにいくのかな。
ただ今までのように差されても簡単に引っ張り込まないんですよね。
押っつけながら振りほどくようにして、上手を取りにいきますから腰が下りていますよね。
新三役が九日目に勝ち越しをかけます。
すでに同じ部屋の安美錦は勝ち越しを決めています。
兄弟子の激励に応えることができるか。
照ノ富士です。
制限時間いっぱいになりました。
速攻の妙義龍右四つ得意の照ノ富士勘太夫が合わせます。
つって出ました寄り切り照ノ富士、九日目に勝ち越しを決めました。
新三役が見事な九日目の勝ち越し。
大きい相撲を取りましたね。
堂々としていますね。
本当に強さを感じる相撲ですね。
拍手
妙義龍が考えていったんですが。
両上手から最後つられてしまいましたね。
一枚です。
左は十分ではありませんでした。
差せないと、次の対応がありましたね。
うまく引っかけて左の上手を取りましたね。
妙義龍、よく残りました。
照ノ富士の腰も少し上がっていました。
そのあと、投げからですね。
妙義龍の体勢かと思いましたが二本入っています。
今場所、右の上手非常に浅い簡単に引っ張り込みにいかないんです。
きめにいかないんですね、かいなを。
だいぶ上手は伸びていますがそれでつり上げてしまうというのは、照ノ富士なかなかのかいな力がありますね。
向正面の千賀ノ浦さん千賀ノ浦さんはこの照ノ富士の評価はどうですか。
やはりつり気味に出たところじゃないですか。
やはりああやって出てこられたらいくら足腰のいい人でも残れないですよね。
相手の腹に、妙義龍が乗せようとしていますね。
そうなると妙義龍は、次の対応ができなくなるんですね。
そうですね。
九日目に勝ち越しを決めた照ノ富士、あすは、琴奨菊戦です。
まだ横綱戦も残っています。
優勝候補、とまで言っていいのか分かりませんけどね。
白鵬についていけるような力をなんとなく感じますよね。
この内容で、これから上位戦とはいえかなり気持ちが乗っていると思います。
いい勝負、いい相撲見せてくれるんじゃないですか、上位戦も。
照ノ富士には、勝ち越しのインタビューをお願いする予定です。
土俵は5勝3敗の稀勢の里と1勝7敗の豪風が上がっています。
新三役きょう勝ち越しを決めた照ノ富士関ですおめでとうございます。
ありがとうございます。
新三役九日目で勝ち越しですよ。
うれしいですね。
この早い勝ち越しは、場所前予想できていましたか。
できれば決めたいなと思っていたので、できてよかったです。
きょうは取組前に兄弟子の安美錦関が勝ち越しを決めました笑っていますが、気合いが入りましたか。
きのう安美錦関が負けたから自分も負けてしまったときのう言ったらそしたらきょう勝ったから勝つしかないなと思って勝ってよかったです。
先ほど安美錦関もインタビュールームできょう僕が勝ったから照ノ富士関は勝たなければいけないと言っていました。
安美錦関が新関脇で8連勝していてそれに届かなかったのでそうしたらきのうまだまだやなと言われました。
きょうの相撲を含めて今場所の相撲内容どうですか。
思い切りやってよかったと思います。
あすも全力で頑張ります。
楽しみにしています。
ありがとうございます。
インタビューの受け答えも兄弟子譲りかもしれません。
モニターを見てまげを直していました。
稀勢の里と豪風です。
押し出しで稀勢の里の勝ち。
稀勢の里、勝って6勝3敗豪風は1勝8敗の負け越しです。
稀勢の里からするといちばん安全な形をねらっていったかもしれません。
稀勢の里もよくなってきましたよね。
前半戦の連敗が何だったのかなという感じでもったいないですよね。
ここ4、5日いいですよ。
きのうの照ノ富士戦ですかきょうなんかはもちろんですけれども腰が下りてきましたよ。
最初の立ち腰前半戦のね、あの立ち腰で立っていた立ち合いがどうしたのかなという感じですねきょうのような相撲を見ると。
序盤戦、立ち合いが決まりませんでした。
これから上位どうしの対戦へと向かいます。
いい内容に調整ができてきたという感じですね。
3敗ですよね。
今3敗していますが上位を倒して優勝戦線に食い込むまた優勝争いをおもしろくしてもらいたいですね。
白鵬がすでに後ろを離しているとはいえついてこられると横綱といえども楽ではないですね。
まだこれから上位戦があるわけです。
1つでも2つでも差を縮めていくことが自分でできるんですからぜひそうなってもらいたいですね。
星の差1つ照ノ富士はこれから対戦です、安美錦6枚目とはいえ休場者もいますから割が組まれるかもしれませんね。
上位で星の取り合いをしている間に下位からするするということも過去にはありました。
白鵬はすでに花道の奥です。
まもなく入場します。
尾車さん大関が星2つ以上を欠いているということですね。
そこなんです。
白鵬が大崩れするのは考えにくいです。
その間に1敗2敗力士が星を食い合っていくんですね。
豊ノ島と日馬富士、2敗どうしの対戦が組まれました。
1敗の照ノ富士、安美錦は勝っています。
白鵬以外の名前が1人でも多く残らなければいけません。
それが後半の場所の楽しみです。
館内は豪栄道コールと豪栄道への手拍子が起こっています。
琴奨菊が大関3人の中では最もいい成績で中日を折り返しています。
琴奨菊は6勝2敗です。
このままの差で終盤まで白鵬についていってもらいたいという期待が大きくなっています。
琴奨菊について取材しています。
琴奨菊のリポートです。
追いかけるというような話ではありませんが、一日一日やることは一緒なのでしっかりと準備をして臨むというそれだけなんです。
自分の相撲を取りきって一生懸命やっている姿を見せることができればそれでいいと思います。
当然相手があることですから自分の持っているものを出し切ってやれることをやっていく。
その繰り返しだと思いますというふうに何か非常に落ち着いて話をするんです。
終盤に向けてという話をもう一度いいますと準備はできていますから大丈夫です、というふうに答えています。
琴奨菊という力士は左四つとはいっても押しに近い四つ相撲です。
一番一番に集中することができるかどうかですね。
しっかりまわしを取ってがぶるのではなく抱え込んでいても前に走っていくというような相撲ですから本当に集中力が大事になってきますよね。
そういった状況、どうでしょうか。
琴奨菊が右の鼻を気にしています。
詰め物をしました。
鼻血か何かでしょうかね。
ただこういった状況は何度も経験してきた大関です。
九州場所の逆ですね、きょうは。
九州場所だとこの声援が琴奨菊にいきますからね。
ここは大阪です。
江戸の大関よりということばがありますけれども、地元は本当にありがたいですね。
豪栄道については千賀ノ浦さんに聞きます。
初日から4連勝はいい内容ですね。
序盤を見ていますとひょっとしたらという感じを受けましたね。
中盤はどうですか?歓声がすごくて聞こえないんですけれども。
ここから立て直してもらいたいですね。
もちろんそうですよ。
やはり勝ち星がね、薬ですからね。
常に星を落とさないことですよ。
豪栄道からみますと流れを断ち切って上位どうしの対戦に向かっていきたい九日目です。
拍手と歓声
大阪でも琴奨菊の動きには歓声が起こります。
大関どうしの一番。
6勝2敗西の琴奨菊東はご当所の豪栄道5勝3敗です。
40代式守伊之助が大関どうしの一番を合わせます。
琴奨菊は3敗目。
勝負は一瞬でした。
差し勝ったのは豪栄道。
これで大関はいずれも3人、3敗となりました。
白鵬との星の差3つ。
豪栄道の右が入った時点で勝負ありでしょうか。
こういう展開になっていきますね。
つぶし合いになりますね。
右の鼻で集中力が途切れたかもしれません。
あたりは互角です。
右を差したまま琴奨菊はがぶっていきましたね。
左が遊んでいましたね。
左の前まわしが届かなかったんですね。
押っつけたまま出ていきますから体が伸びましたね。
そこを瞬時に豪栄道がかわしましたね。
豪栄道が大関どうしの一番を制しました、あすは稀勢の里琴奨菊はあすは照ノ富士戦です。
琴奨菊にとってはあすまた難敵です。
楽しみな一番ですね。
豪栄道も流れを変える一番になりましたね。
きょうあす勝ってくると横綱戦が楽しみになってきますね。
優勝争いという意味では3つ離れているというのは大きいですね。
きついのはきついですが一番一番、お客さんが喜ぶような熱戦を期待したいですね。
結び前の一番です、2敗どうし。
きょうは1敗、照ノ富士と安美錦は勝ちました。
8勝1敗です。
2敗のうち大関の琴奨菊は敗れました。
2敗は4人という形になります。
日馬富士は6勝2敗。
逸ノ城戦、あたって動くと見せて逸ノ城についてこられてしまいました。
きのうは栃ノ心戦左の上手をねらいにいって栃ノ心に対応されてしまいました。
もったいないですね。
今場所は鋭いあたりから中に入って一気に出るそういう馬力調子もよかっただけにちょっと注文をつけた相撲が負けてますね。
中盤になって取組のあとに右のひじをぐるぐると回して感触を見るような動きがあります。
テープはつけていません。
いつも気にしていますね。
左に動くというのはそういう部分もあるのかもしれません。
きょうは豊ノ島戦です。
豊ノ島が今場所いいだけに。
横綱としても嫌な相手であることには間違いありません。
今場所はもろ差しというよりはもろはずですね。
この大きなおなかが生きてますね。
きのうは白鵬戦、うまくさばかれました。
きのうはいつものように残ってから腹を出して残って中に入るということはできませんでしたね。
きょうは、日馬富士はどうでしょうか。
上手を取ろうとする動きなのか突き落としなのか。
下手な注文をつけないほうがいいでしょうね。
きょうはまっすぐいくと思いますが。
6勝2敗で中日を折り返しました日馬富士。
これ以上落とすともう脱落といわざるをえませんこのままな形で終盤までいかなくてはいけない日馬富士。
逆転、豊ノ島の勝ち。
日馬富士は3敗。
豊ノ島が去年夏場所以来の金星。
決まり手は送り出しです。
これはつかまえて中に入られるのが嫌だったのかもしれません。
突っ張って距離を置いて離れて勝負をつけようとしました。
決して横綱、悪くはないですよ。
途中までしっかり見ていました。
左のど輪、右からの突き起こし。
突っ張る頭であたる左ののど輪が外れたんですね。
豊ノ島はそののど輪を払いました。
あの辺がくせ者の異名をとります豊ノ島らしいですね。
今場所は出足がいいだけに途中までは横綱の相撲ですよ。
豊ノ島は足がつかないように。
俵の上で回っています。
日馬富士は6勝3敗となりました。
37代木村庄之助の結びの触れです。
庄之助は昭和25年3月16日生まれ。
きょうが65歳の誕生日です。
相撲協会の停年は65歳。
かつては誕生日の前日までというのがありましたが今はこの場所中に誕生日だと場所の千秋楽まで務めます。
昭和40年の初土俵から50年の土俵生活。
私は三段目のときにさばいてもらいました。
いくつかの重い病気を克服しました、けがもありました。
50年にわたって行司生活を務め上げました。
この庄之助の姿も千秋楽までです。
寂しいですね。
50年というのはすごいですね。
行司生活一筋、50年。
ひと言で言ってしまえば50年ですが長いし、一筋というのは立派ですね。
庄之助が結びの一番をさばきます。
青森県の六戸町出身。
ふるさとから後援の皆さんもきています。
結びの一番、勝ちっぱなしの横綱白鵬に碧山が挑みます。
二日目、佐田の海に攻め込まれる場面もありましたがいつもどおり白星を並べました。
中日勝ち越しは37回目。
白鵬の持つ記録を更新しました。
きのうまで32連勝中です。
ことしになってまだ1回も負けていません。
自分たちからは想像できないような数字が並んでいます。
きょうは碧山との対戦です。
碧山、11回目の挑戦です。
向正面は同じ一門千賀ノ浦親方です。
碧山は攻めても攻めても攻めきれませんね。
きょうは軽くはたかなければ大丈夫だと思いますね。
どうでしょう今場所の内容は。
きのう豪栄道を破りました。
自分のあたりがよかったんですね。
それで相手が引いてくれましたね。
あたりはバチッといかないといけませんね。
上位戦では力が入ってしまいますね。
この人はあたりが強くなければ碧山の意味がありませんね。
きょうは通算の出場が碧山400回の区切りです。
白鵬がこのまま白星を重ねるのでしょうか。
1敗で追う照ノ富士、安美錦はきょう勝ちました。
場所の後半になると次第に調子を上げていきます横綱。
上手出し投げ。
白鵬、危なげなし。
初日から9連勝。
これで連勝は33に伸びました。
これで通算の白星が904。
若の里が敗れていますので歴代6位で若の里に追いつきました。
日馬富士は3つの差、3敗目を喫しました。
決まり手は上手出し投げ。
白鵬9戦9勝であすは豪風。
碧山2勝7敗であすは佐田の海戦です。
白鵬が何事もなかったように花道を引き揚げていきます。
「大相撲春場所九日目」をお伝えしました2015/03/16(月) 17:05〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲春場所 九日目[二][字][デ]

【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜大阪府立体育会館から中継〜

詳細情報
番組内容
【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン 〜大阪府立体育会館から中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)尾車,向正面(幕内)千賀ノ浦,【アナウンサー】正面(幕内)白崎義彦,<副音声>【実況】マレー・ジョンソン
おしらせ
ハイブリッドキャスト対象番組です

ジャンル :
スポーツ – 相撲・格闘技

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
英語
サンプリングレート : 48kHz

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