「統一地方選では、自民党と対決構図になっている北海道と大分県の知事選が、民主党にとって最重要選挙区となっています。仮に、どちらかで敗北すれば、その責任を取る形で岡田氏に代表を退いてもらうという筋書きが濃厚です。早ければ5月の大型連休明けにも、代表選がスタートするでしょう」(民主党関係者)
後継は誰なのか。最有力は前回の代表選で2位となった細野豪志政調会長(43)だが、すんなりいきそうにない。
「岡田代表や前原誠司などの“6人衆”は、権力を手放す気はない。そこで、6人衆のひとり、枝野幸男を代表選に出馬させる計画が浮かび上がっています。再び、6人衆が代表に就こうとしたら、民主党はまた大モメしますよ」(前出の関係者)
民主党がガタつけば、安倍首相を喜ばせるだけだ。