鳩山由紀夫元首相は13日、モスクワで記者会見し、クリミア訪問について語った。10日から12日までクリミア半島に滞在した鳩山氏は、「(ロシア編入に向けた)住民投票はロシアの圧力なしに行われた」という結論を出し、「クリミアの市民は自らの意思で住民投票を実施した。クリミアの編入は民主的に行われ、それを理解できた」と記者団に述べた。また、編入がウクライナ憲法と国際法に則ったものであるとも話した。(エカチェリーナ・シネリシチコワ)
住民投票について
「日本のマスメディアはどこも『鳩山氏はどうして住民投票が公正なものだったと納得できるのだろうか。実際に住民投票が行われているところを見たわけでもないのに』と書いている。でも私は責任者や学生など、非常にたくさんの人と会った。現実を自分なりにしっかりと確かめられたのは、これらの出会いから。クリミアの住民の圧倒的多数が幸せであることがわかった」と鳩山氏は述べた。
鳩山氏はこれより前に、クリミアの状況について「情報封鎖を破り」、「日本社会に編入の真実を伝える」意向を示していた。いかにしてそのような意向を実現するのか、というロシアNOWの記者の質問に対し、鳩山氏はこう答えた。
「できるかぎりのことをするつもり。東アジア共同体研究所の理事を務めているので、インターネットやマスメディアを通じて人々に語りかけ、真実を伝えていきたい」。「下からの運動」を起こし、「クリミア問題」に関するパンフレットや書籍を出版し、また可能であれば政府に直接伝えると話した。鳩山氏が目下期待しているのは、「日本国民の間でクリミアの真実が広まれば、政府の制裁解除に寄与する」という点。【次ページにつづく】