蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】巨人の貧打、深刻 ロッテに4安打完封負け OP戦14試合でHR1本のみ2015年3月16日 紙面から
◇ロッテ6−0巨人ロッテは先発陣入りを狙うチェンが走者を出してから粘り、6イニングを3安打無失点と好投した。清田が走者一掃の適時二塁打を放つなど4打点。巨人は先発要員のポレダと西村がともに3失点と不安を残し、打線も振りが鈍かった。 ◇ たかがオープン戦と言っていられない。巨人打線は、この日も眠ったままだった。ロッテが繰り出した4投手に8個の三振を献上し、わずか4安打しか出ず零封負け。三塁すら踏めないというお寒い状況に、原監督の表情は最後までこわばったままだった。 「懸命にやっているけれども、なかなか簡単にはいきませんね」。試合後の指揮官は努めて冷静さを装った。しかし、2軍調整の村田に代わって三塁に起用しながら3打数無安打、1失策と精彩を欠いた中井について聞かれると「打つ以前の問題!!」と一刀両断。やはり、胸の内に怒りが渦巻いていた。 試合前から逆風が吹いていた。1番に予定していた坂本が足の張りを訴えて、練習を回避。大事を取って開始直前に帰宅を余儀なくされた。「大丈夫と思います」と軽傷を強調したが、指揮官が「水鉄砲打線」と嘆くチームにとって明らかな戦力ダウン。2試合連続適時打なしという寂しい結果を導いてしまった。 開幕まで2週間を切った。実戦が少なくなっていくだけに、悠長に構えてはいられない。川相ヘッドコーチは元気のない選手にこんなハッパをかける。「今年のテーマは野性味なんだから『オリャーッ』というものを出してほしい」。闘志を前面に出して、好転のきっかけを早くつかみたいところだが…。 (川越亮太) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|