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2012年12月18日 (火)

2010参院選、得票数・支持率で負けた自民が大勝した現実

自民の議席増は、現行選挙制度(小選挙区)による歪んだ結果によるものです。

▼▼▼選挙区における民主・自民の得票数状況(カッコ内は3年前の選挙時のもの)▼▼▼

民主 22,756,000票(24,006,817) 支持率39.0%(40.5) 28議席(40) 議席比率38.4%(54.8)
自民 19,496,083票(18,606,193) 支持率33.4%(31.4) 39議席(23) 議席比率53.4%(31.5)

まず、よーく見てください。

間違い探しのように。気がつきますか?

そうです、選挙区における得票数の合計でも比例区同様に民主が多いのです。

ところが、議席数配分では自民が39議席で、民主より11議席多いのです。

自民党は得票率33.4%で、議席比率53.4%を獲得しているのです!!!

フシギですよね???

これは票改ざんによるものではなく、現行の選挙制度による結果なのです。

自ら得点しなくても、相手が失点すれば勝てる。二大政党を想定した小選挙区制とはこういうものなのです。

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