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中国「国民党主席の大陸訪問を歓迎」3月11日 15時41分
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中国政府で台湾問題を担当する部門の報道官は、去年の選挙で大敗した台湾の与党・国民党のホープとされる朱立倫主席の大陸訪問を歓迎すると述べ、朱主席が、「1つの中国」という考え方で一致する国民党の勢いを回復させることに期待しているとみられます。
台湾の与党・国民党の朱立倫主席は9日、訪問先の香港で、中国共産党との交流を継続する意向を示し、中国を訪問することに前向きな姿勢を見せました。
これについて、中国政府で台湾問題を担当する国務院台湾事務弁公室の范麗青報道官は11日の記者会見で、「朱立倫主席が都合のよいときに大陸を訪問することを歓迎する。国民党と共産党の積極的で有益な交流は継続すべきで、われわれは国民党と共に努力して台湾海峡両岸の平和的な発展を着実に前に進めたい」と述べました。
一方、去年の統一地方選挙で躍進した野党・民進党については、「大陸と台湾が共に1つの中国に属すると認めさえすれば、台湾のどの政党との間にも交流の障害はない」と述べ、台湾独立を党の綱領に掲げているかぎりは交流は困難だという考えを示しました。
中国政府は、去年の選挙で大敗した国民党のホープとして党のトップに就任した朱主席が、「1つの中国」という考え方で一致する国民党の勢いを回復させることに期待しているとみられます。
これについて、中国政府で台湾問題を担当する国務院台湾事務弁公室の范麗青報道官は11日の記者会見で、「朱立倫主席が都合のよいときに大陸を訪問することを歓迎する。国民党と共産党の積極的で有益な交流は継続すべきで、われわれは国民党と共に努力して台湾海峡両岸の平和的な発展を着実に前に進めたい」と述べました。
一方、去年の統一地方選挙で躍進した野党・民進党については、「大陸と台湾が共に1つの中国に属すると認めさえすれば、台湾のどの政党との間にも交流の障害はない」と述べ、台湾独立を党の綱領に掲げているかぎりは交流は困難だという考えを示しました。
中国政府は、去年の選挙で大敗した国民党のホープとして党のトップに就任した朱主席が、「1つの中国」という考え方で一致する国民党の勢いを回復させることに期待しているとみられます。