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北朝鮮 ことしをロシアとの「親善の年」に
3月11日 22時36分

北朝鮮の国営メディアは、ことしをロシアとの「親善の年」にすることを決定したと伝え、ロシアとの関係強化を目指す姿勢をアピールするなか、キム・ジョンウン(金正恩)第1書記が就任後、初の外国訪問でロシアを訪れるのかどうかに関心が集まっています。
北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは、ことしが北朝鮮にとっては日本の植民地支配から解放されて70年、ロシアにとってもナチス・ドイツに対する勝利から70年という節目の年に当たるとして、両国の「親善の年」にすることを決定したと伝えました。
そのうえで両国関係を、「新たな高い段階に発展させる」として交流を深めていくことを強調しました。
北朝鮮は、中国との政治的な関係が冷え込むなか、ロシアとの関係強化を図っていて、去年11月にはキム第1書記の特使がロシアを訪れてプーチン大統領などと会談しました。
また、ことしに入ってからはロシアの大統領報道官が、5月にモスクワで行われるナチス・ドイツに対する戦勝70年の記念式典に、「北朝鮮の指導者の出席が確認された」と述べ、キム第1書記の出席を示唆しました。
北朝鮮がロシアとの関係強化を目指す姿勢をアピールするなか、キム第1書記が就任後、初の外国訪問で実際にロシアを訪れるのかどうかに関心が集まっています。

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