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スペイン国内などでテロ計画か 2人逮捕3月11日 6時44分
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スペインで、過激派組織IS=イスラミックステートの指示に従ってスペイン国内などでテロを計画していたとして、男2人が逮捕され、捜査当局は過激な思想が若者の間で広がらないよう摘発を強化しています。
スペイン内務省は10日、北アフリカのモロッコにあるスペインの飛び地セウタで、モロッコ系スペイン人の男2人を、テロを計画していた疑いで逮捕したと発表しました。2人の詳しい人物像は明らかにされていませんが、2人はインターネットを通じてISの戦闘員と連絡を取り合い、その指示に従ってスペイン国内や近隣の国でテロを計画していたということです。
スペインでは2月24日にも、ISに加わるようインターネットを通じて若者を勧誘したなどとして4人が逮捕されたほか、3月7日にはスペインに住むモロッコ人の女が、ほかの女性を勧誘してISの戦闘に参加するためにシリアへ向かおうとしたとして逮捕されています。
ヨーロッパでは、シリアやイラクに渡ってISの戦闘員となる若者が後を絶たず、スペインからはこれまでにおよそ100人が渡航したとみられています。
各国の捜査当局は、こうした若者たちが自国に戻ってテロを引き起こす恐れが高まっているとして警戒を強めているほか、過激な思想が若者の間で広がらないよう摘発を強化しています。
スペインでは2月24日にも、ISに加わるようインターネットを通じて若者を勧誘したなどとして4人が逮捕されたほか、3月7日にはスペインに住むモロッコ人の女が、ほかの女性を勧誘してISの戦闘に参加するためにシリアへ向かおうとしたとして逮捕されています。
ヨーロッパでは、シリアやイラクに渡ってISの戦闘員となる若者が後を絶たず、スペインからはこれまでにおよそ100人が渡航したとみられています。
各国の捜査当局は、こうした若者たちが自国に戻ってテロを引き起こす恐れが高まっているとして警戒を強めているほか、過激な思想が若者の間で広がらないよう摘発を強化しています。