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中国の閣僚が約3年ぶりに日本訪問へ
3月11日 4時20分

中国の閣僚が約3年ぶりに日本訪問へ
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中国の李立国民政相が、3月14日から仙台市で開かれる防災をテーマにした国際会議に出席することになり、中国の閣僚としてはおよそ3年ぶりの日本訪問となることから、日中関係の改善に向けた動きとして注目されそうです。
日中関係筋によりますと、中国政府で防災を担当する李立国民政相が、3月14日から仙台市で開かれる国連防災世界会議に出席することになりました。
中国政府は、2012年9月に日本政府が沖縄県の尖閣諸島を国有化して以降、多国間会議の場を含めて、日本に閣僚を派遣していません。李民政相の訪日が実現すれば、中国の閣僚としては2012年4月の蔡武文化相以来、およそ3年ぶりの日本訪問となります。中国では現在、閣僚も参加して年に一度の全人代=全国人民代表大会が15日までの日程で開かれていますが、李民政相は初日の14日から仙台市での国際会議に出席する予定だということです。
日本と中国の間では去年11月、首脳会談がおよそ2年半ぶりに実現したものの、戦後70年のことし、中国政府は抗日戦争勝利70年を記念したさまざまな行事や軍事パレードを行う計画で、関係改善の動きは限定的です。
日本政府は、李民政相の訪日の機会を捉えて日本の担当大臣との2国間の会談を行うことも検討しており、日中関係の改善に向けた動きとして注目されそうです。

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