関ジャニ渋谷主演「味園ユニバース」　上海など海外５映画祭出品

　関ジャニ∞渋谷すばる（３３）が単独初主演した映画「味園ユニバース」（山下敦弘監督）が、今年６月に開催される中国最大の映画祭・上海国際映画祭など、５つの映画祭へ出品が決まった。

　同作は、公開（２月１４日）に先立ち、１月下旬のオランダ・ロッテルダム国際映画祭に参加し、ワールドプレミアを行った。今回、上海のほか、台湾・台北金馬ファンタスティック映画祭、イタリアのウディネ・ファー・イースト映画祭、スペインのバルセロナ・オトゥール国際映画祭（いずれも４月開幕）、そして６月にドイツで開かれる海外では最大の日本映画祭ニッポン・コネクションに新たに出品する。

　上海は、国際映画製作者連盟公認で世界１２大国際映画祭の一つ。ウディネは昨年「永遠の０」が観客賞を受賞し、話題になった。

　国内では全国６５館という小規模公開にもかかわらず、「味園」の興行収入は２億円を突破。ロングラン上映が決まるなど好調を維持している。

　渋谷は「ロッテルダムに続き、いくつかの海外の映画祭でも上映されるということで、驚きとうれしさでいっぱいです。タイミングがあればロッテルダム同様、現地にも行ければと思ってます」と、喜びのコメントを寄せた。