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「Windows Vista」の失敗を経験した後、「Windows 7」がVistaよりはるかに優れていることが明らかになるやいなや、7にアップグレードした長年の「Windows」ユーザーは大勢いるが、あなたもその1人だろうか。それから、「Windows 8」がやがて登場することを知ると、実験的なOSには二度と関わらないと誓って、Windows 7を最後まで使い続ける決心をしたのではないだろうか。もしそうなら、おそらくあなたはその決断を下してよかったと思っているだろう。Windows 7はそうしたユーザーの目的を果たし、ユーザーは生産性を維持することができた。その一方で、Windows 8にアップグレードしたユーザーは「Metro」ユーザーインターフェース(UI)、そしてタッチ操作を想定した同UIがデスクトップPCに実装されていることに苦労した。
この数年間、筆者は上述したような心情を訴える大勢のWindows 7ユーザーから電子メールを受け取っている。
Windows 10の発売が近づき、Microsoftが(「Windows 8.x」ユーザーに加えて)Windows 7ユーザーにも新OSを無料アップグレードとして提供すると発表した今、筆者は同じユーザーの多くから再び電子メールを受け取っている。こうした人々は米国時間2014年9月30日からWindows 10に関する情報を読んでおり、興味を抱いている。そして今、人々が知りたがっているのは、既存のWindows 7搭載PCでWindows 10を実行できるのだろうか、ということだ。既存PCはハードウェア要件を満たすのだろうか。幸い、その答えはイエスのようだ。以下で詳細を説明する。
第一に、Windows 7ユーザーは既存ハードウェアでWindows 10にアップグレードできる、ということが事実に反するなら、Microsoftはそんな主張をしないだろう。もしアップグレードが不可能だと分かったら、どんな反発が起きるか想像してみてほしい。さらに、Windows 10はデスクトップPCやノートPCからスマートフォンやタブレットまで、多種多様なプラットフォーム上で動作するように設計されている。2009年(Windows 7がリリースされた年)に発売されたWindows 7搭載PCは、少なくとも今日のスマートフォンやタブレットと同等の性能を備えているはずだ。
Windows 7がリリースされたとき、Microsoftが明示した最低システム要件は以下の通りだ。
もちろん、当時発売されたPCの多くは、これらの要件より強力なスペックを備えていた。したがって、読者の皆さんのWindows 7システムは要件に相当する、あるいはそれより強力なハードウェアを搭載している可能性が高い。
さて、Microsoftの「Windows Insider」サイトの「インストールの前に」のページを見ると、Windows 10の最低システム要件は以下の通りだ。
ご覧の通り、両OSのシステム要件は全く同じだ。
それを考えると、Windows 7ユーザーは実際に既存のハードウェアでWindows 7からWindows 10に簡単かつ無料でアップグレードできそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
7月15日にサポートが終了する予定の「Windows Server 2003」の対応はどうしていますか。
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