ちょうどそんなネタで話をする機会があるので、未来的なテクノロジーについてまとめてみます。
無人自動車
Googleをはじめ、アウディ、トヨタ、メルセデスなどなども開発に取り組む「無人自動車」。Googleの実験では、人間が運転するより安全という結果も出ています。
関連記事:Googleの「無人カー」は一般ドライバーよりも安全運転
社会的なインパクトとしてまず思い付くのは、「ドライバー」という職種が不要になるという未来。クルマを運転して対価を得ている人たちは、厳しい時代になっていくでしょう。
ポジティブな未来としては、「高齢者が安全にクルマに乗れるようになる」「交通事故が減る」「免許が不要になる」なんてところが考えられるでしょう。20年後の世界はがらっと変わっていると思われます。
バクスター
ロボット技術も注目です。特に、ルンバの生みの親が手がけた中小企業向けロボット「バクスター」は気になる存在です。なんでも、
バクスターを開梱して設置し、仕事を教え、実際に働かせるまで、わずか1時間しかかからない。1台2万2000ドル(約176万円)とミニバンよりも安いだけに、わずか数ヶ月で元が取れ、企業にとってはバクスター1台当たり年間3万ドル以上もの人件費の節約になる。
ルンバの生みの親が手がける、中小企業向けロボット「バクスター」がすごい
だそうです。明らかに雇用が破壊されますよねこれ。
ポジティブな未来としては「ロボットによって人間はくだらない労働から解放される」という未来が考えられます。よりクリエイティブな仕事に時間を割くことができるようになるわけです。
臓器の印刷
3Dプリンタも注目のテクノロジーですが、なかでも面白いのは「バイオプリンティング」。臓器や皮膚、骨などを印刷する試みですね。上記動画では、実際に臓器を印刷している場面が紹介されており、なかなか衝撃的です。
電子タトゥー
これもまた未来的。肌に直接電子回路を埋め込んでしまう、という技術です。身体の状態をモニタリングすることができるようになります。入院中のおじいちゃんの体にセンサーを埋め込んで体調を管理する、なんて未来ですね。
肌に電子回路を印刷!新技術「電子タトゥー」が未来的
脳波コントロール
ほんとにSFの世界みたいですが、脳波を使ったインターフェイスの技術も着々と進化しています。上の画像は脳波で義手をコントロールする技術、「BrainGate2」。
クラウドファンディングサイトのindiegogoでは「MUSE」という脳波デバイスが資金調達していましたね。脳波でスマホやゲーム機をコントロールするという未来的デバイスです。
国内でも脳波で動くネコ耳が制作されてますね。
普通にAmazonで売ってます。
ジェスチャーコントロール
脳波も面白いですが、ジェスチャーコントロールも面白い。こちらは「MYO」。
アームバンド型のデバイスで、筋肉の動きを読みとります。詳しくはこちらの記事を。
Leap Motionもすごいですね。動画にビビります。ほとんど魔法。
評価の可視化&ARメガネ
個人の評価を可視化する技術にも関心があります。グローバルで見ると、オンラインの影響力を数値化する「Klout」が主要なプレーヤーです。この種の指標はまだまだ発展していく予感がします。
この技術はGoogle Glassのような「ARメガネ」と結びつくと、かなり面白いことになるでしょう。今目の前にいる人の社会的な評価を、その場でチェックできるという未来です。評価スコアが高いと、レストランなどでより良いサービスを受けられる、なんて話は意外と近いのかも。
健康管理
テクノロジーによる健康管理も、重要なトレンドです。Appleが出す出さないと噂されている「iWatch」なんてものは、何よりも健康管理ガジェットになるでしょう。運動量、体温、脈拍、生活リズムなどをモニタリングする、という使われ方です。
直近だとセンサーを体に埋め込み、異常を検知すると医者に連絡が行く、なんてシステムが話題になっていますね。
開発しているのはスイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究者たちで、このデバイスを使えば心臓発作を数時間前に予知できるという。
心臓発作が迫ると電話で警告 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
まとめてみるとこんなところでしょうかね…。未来社会が楽しみです。みなさんが知っているもので何か面白い技術があれば、ぜひコメント欄で教えてください!