その影響で、今までは渋滞しなかった海老名JCTを先頭とした渋滞が頻繁に発生しています。
内回り(八王子→海老名方面)の渋滞は単純です。
2車線が1車線に減るために発生しています。
車線が減るタイプの渋滞なので通過するのにかなり時間がかかりますが、
発生する時間帯はそんなに長くない(休日の午前中が中心)のが特徴です。
(とは言っても、1車線しかない関係で3連休や盆・暮れなどではとんでもなく混みますが)
(追記 すみません海老名JCT内回りの渋滞舐めてました。3連休で1日中渋滞していました)
2015年3月ごろ?には海老名JCTから先の圏央道も開通しますが、
渋滞状況は変わらず、むしろJCT手前で直進したい車の進路が妨害される可能性が高いでしょう。
外回り(厚木出口→集散路→海老名JCT)の渋滞はもっと深刻です。
平日でも夕方であれば発生してしまっています。
休日午後は特に酷い渋滞が発生しています。
現在の東名上り~海老名JCT の構造です。
画像を見れば渋滞原因がなんとなくわかると思います。
名古屋方面→圏央道からの車には、1回の車線変更と1回の合流を強いる構造となっています。
せっかく立派な集散路を作っているのに、台無しです。
○で囲んだ部分を先頭にした渋滞が発生するのも必然です。ちょっと車線変更にてこずると、合流にてこずると、大渋滞が発生してしまいます。
海老名ICまで、相模原愛川ICまでしか開通していない時期はこんな構造でもよかったのでしょうが、東名~関越が繋がっただけで大渋滞です。
海老名JCT自体も現在は未完成です。
未完成の状態でもこの有様なので、完成したらどうなることやら…
2015年3月ごろ?に完成系となる予定です。
(追記 開通しました)
部分開通時よりもボトルネックが増えているように見えます。
今の状態では、2回目の合流が終わればあとはスムースに本線へと入ることができますが、
完成系では、さらに圏央道本線への合流が追加されます。
茅ヶ崎方面から八王子方面へと向かう車も多いでしょうから(特に夏季)、渋滞がさらにひどくなるのは間違いありません。
そして集散路は、左車線が八王子方面へ 右車線が茅ヶ崎方面へと分かれる構造に進化します。
そのために車線減少が原因の渋滞は、車線変更が原因の渋滞に変わるでしょう。
(主に、渋滞している車線からしていない車線に変更する車のせいで後ろが詰まってしまう事象が多発すると思われます)
小菅~堀切、熊野町~板橋の亜種が圏央道に誕生するわけです。たまったもんじゃありません。
海老名JCTの渋滞が緩和される日は来るのか?
焼け石に水でしょうが、新東名が直接圏央道と接続されます。(海老名南JCT)
新東名がほぼ全線開通すれば(2020年度末予定)交通が分散されると思いますが、
海老名JCTの構造が変化するわけじゃないので、ちょっとしたことで渋滞する状況に変化はないでしょう。
渋滞が起きないようにするなら、九州道鳥栖JCTのサガンクロスのように、
ここに入ればあとは何の分岐もなく直接圏央道に乗り入れできる亘り線の整備が必要だと思います。
(しかしなぜこの時代になって新しい道路(それも重要なJCT)にボトルネックを作ったんだろう)
関連記事
圏央道外回り・海老名JCT先頭の渋滞 金をかけずに解消させる方法
http://rcp193.blogspot.jp/2014/07/jct_25.html
(たぶん金をかけないと解消しないとは思います)
海老名JCTがすべて完成した時に起こるであろう、マナーのないドライバーによって引き起こされる迷惑な渋滞現象
http://rcp193.blogspot.com/2014/08/jct.html
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