安倍晋三首相は１日、来日中のインドのナレンドラ・モディ首相と、迎賓館にて首脳会談を行った。

 

　会談では、日本がインドに対して今後5年間で政府開発援助を含め、3.5兆円規模の官民投融資を実現することや、インドに進出する日系企業を倍増させることを目指すと表明したほか、日本とインドの二国間での海上共同訓練を定期的に実施するなどの安全保障協力の強化を確認した。

 

　また、日本からインドへ、原子力発電所関連の輸出を可能にする両国間での原子力協定については、この数ヶ月で重要な進展があり、双方の理解が深まったとして、早期妥結に向けた交渉を加速させることで合意した。

 

　モディ首相は３日、インドへ帰国する予定。

 

（DAILY NOBORDER編集部）

写真：首相官邸HPより