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各国に温暖化対策求める意見相次ぐ3月15日 18時42分
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仙台市で開かれている国連防災世界会議は、各国の閣僚級が防災分野の国際協力について話し合う会合が開かれ、岸田外務大臣は防災分野での日本の継続的な支援を改めて約束しました。
一方、会議では各国が責任を持って地球温暖化対策に取り組むよう求める意見が相次ぎました。
一方、会議では各国が責任を持って地球温暖化対策に取り組むよう求める意見が相次ぎました。
仙台市で始まった国連防災世界会議は、午後には各国の閣僚級が「防災分野の国際協力」をテーマに議論を交わしました。
この中で岸田外務大臣は、「日本は防災の分野での最大の援助国であり、その知見や技術を共有して国際協力を主導してきた。今後も災害に強い世界に向けて国際協力を推進していく決意だ」と述べて、日本の貢献を強調するとともに、改めて継続的な支援を約束しました。
一方、参加国からは気候変動による影響を懸念する意見が相次ぎました。
このうち南太平洋のクック諸島の代表は、島国のバヌアツがサイクロンの直撃で大きな被害を受けたことに触れ、「気候変動の影響でサイクロンは頻度も激しさも増してきていて、毎年サイクロンの季節には何が起きるかと恐れている。重要なのはことばだけでなく行動に移すことだ」と述べて、各国が責任を持って地球温暖化対策に取り組むよう求めました。
また会議では、災害はいつどこで起きるかわからず、先進国と発展途上国が取り組むべき共通の課題だという指摘も相次ぎ、国際社会が協調して温暖化対策と防災に取り組んでいくことを改めて確認しました。
この中で岸田外務大臣は、「日本は防災の分野での最大の援助国であり、その知見や技術を共有して国際協力を主導してきた。今後も災害に強い世界に向けて国際協力を推進していく決意だ」と述べて、日本の貢献を強調するとともに、改めて継続的な支援を約束しました。
一方、参加国からは気候変動による影響を懸念する意見が相次ぎました。
このうち南太平洋のクック諸島の代表は、島国のバヌアツがサイクロンの直撃で大きな被害を受けたことに触れ、「気候変動の影響でサイクロンは頻度も激しさも増してきていて、毎年サイクロンの季節には何が起きるかと恐れている。重要なのはことばだけでなく行動に移すことだ」と述べて、各国が責任を持って地球温暖化対策に取り組むよう求めました。
また会議では、災害はいつどこで起きるかわからず、先進国と発展途上国が取り組むべき共通の課題だという指摘も相次ぎ、国際社会が協調して温暖化対策と防災に取り組んでいくことを改めて確認しました。