【0~1歳】赤ちゃんに読み聞かておきたい鉄板絵本10選
赤ちゃんが産まれたら読み聞かせをしようと考えているママも多いでしょうが、どんな本を選ぶか悩みますよね。そこで、今回は0~1歳の赤ちゃんが喜ぶ絵本を10冊選んでみました。
ここで紹介する赤ちゃんの絵本には赤ちゃんが興味を持ちやすくなる工夫がしてあるので、参考にしてくださいね。
0~1歳の赤ちゃん向けおすすめ絵本
『いないいないばあ』 松谷みよ子 作・瀬川康男 絵
これは、松谷みよ子あかちゃんの本というシリーズの一つ。1967年に刊行され、現在まで人気の大ベストセラーです。これを読んだことがあるというママも多いのでは?
言葉のリズムがよく、歌うような感じで読めるのがこの本が人気の理由。
また、絵にバックがなく、非常にシンプルですが、これも赤ちゃんの興味を惹きつける工夫の一つ。
赤ちゃんは目で見たものを処理する能力が未熟ですので、いっぺんに多くの情報は処理できません。だから、ごちゃごちゃした絵ではなく、あえてバックのないシンプルな絵になっています。
赤ちゃんの初めての絵本にはぴったりの名作です。
『どうぶつ絵本 はじめまして』 グザヴィエ・ドゥヌ著
これも赤ちゃんの初めての絵本にぴったりの本。
白黒で描かれた動物の絵に、その鳴き声を付けただけのシンプルな作りですが、絵が可愛らしく、言葉のリズムもいいので読み聞かせも楽しい一冊です。
白黒の絵には赤で一カ所差し色が入っており、ページに穴をあけて奥のページと連動して楽しむことができます。厚紙で作られたボード絵本で、しっかりしているので1歳前後の赤ちゃんでもめくりやすく、耐久性もあります。
プレゼントにも喜ばれる1冊です。
『ごぶごぶ ごぼごぼ』 駒形 克己著
福音館の赤ちゃんの絵本シリーズの一つ。赤ちゃん向けの絵本として人気のあるシリーズで、他にもたくさんの赤ちゃん向け絵本がありますが、初めての絵本として選ぶならコレ。
抽象的なカラフルな絵に、擬音語を組み合わせた絵本で、スートリーはなく、言葉のリズムを楽しむ絵本です。
言葉のリズム・音が豊かで、音に興味を持ち始めた赤ちゃんにはぴったり。読んであげる、というよりは赤ちゃんと言葉遊びを楽しむといった絵本です。
『くっついた』 三浦 太郎著
これは、いろんなものが「くっつく」お話。
「きんぎょときんぎょがくっついたらどうなるか……」読んでいるママやパパも思わず笑顔になってしまう、親子で楽しんで読めます。
ママと赤ちゃんのほっぺがくっついたら、それにパパが加わったら……それはもう幸せな家族の出来上がり。
発想も素晴らしい絵本ですが、絵が非常にシンプルでかわいいのがこの絵本の魅力。くっつくのが大好きになる絵本です。
『なーんだ なんだ』 カズコ・G・ストーン著
この本は赤ちゃんと楽しみながら読むのにぴったりの絵本。
初めに絵の一部だけ見せて「なーんだ なんだ」と問いかけ、次のページで種明かししていきます。ママと赤ちゃんが一緒に考えることができ、発想力や想像力、思考力を伸ばすきっかけづくりにもなります。
色のコントラストが非常に強い絵本なので、視覚やその能力が発達していない赤ちゃんでも、絵が理解しやすいのが特徴です。言葉のリズムもいいので、読み聞かせをするママも気持ちよく読み進めることができます。
『くつくつあるけ』 林 明子著
これはタイトル通り「くつ」が主人公になる絵本。
出てくるのは赤ちゃん用のかわいいくつ一足。くつが生き物のように描かれており、赤ちゃんがくつに対して興味を持つきっかけづくりには最適です。
歩き初め、くつを履くようになった赤ちゃんにはぜひ読んであげたい一冊です。
絵のコントラストが強く、赤ちゃんの興味を強くひきやすい上、テンポのいい言葉でそのリズムも楽しめます。絵を見ているだけでも楽しくなります。
『ねないこだれだ』 せなけいこ著
1歳くらい、大人の言うことがそろそろ分かってきたかな、というぐらいから読んであげたいのが『ねないこだれだ』。
人気シリーズ「いやだいやだの絵本」の1冊で、1969年に刊行されたロングセラーなので、知っているママも多いでしょう。懐かしく感じるママも多いかもしれませんね。
おばけの話で怖がる子もいますが、なぜか昔から子供たちには人気のある絵本です。タイトルだけを見ると寝かしつけのための絵本のようですが、しつけというよりは、読んで楽しむ絵本です。
ぼんやり闇に溶け込むような独特のおばけの切り絵は怖い中にかわいらしさがあり、ハマる子が続出するくせになる絵本です。
『きんぎょがにげた』 五味太郎著
タイトル通り、きんぎょが逃げるお話。逃げたきんぎょは様々なところにかくれんぼ。ママと赤ちゃんが一緒にきんぎょを探して楽しめる絵本です。
独特の温かみのある絵柄と個性的な色彩が相まって、他のかくれんぼ絵本にはない、独創的なかくれんぼを楽しめます。
かくれんぼの絵本は、どこに隠れているか覚えてしまうと飽きてしまいがちですが、この絵本は何度読んでも飽きません。
『だるまさんが』 かがくいひろし著
『だるまさんが』は「だるまさん」シリーズの一作で、だるまさんが主人公の絵本。動物や赤ちゃんが主人公となることの多い赤ちゃんの絵本が多い中、この設定はかなり個性的です。
まんまるなで真っ赤なだるまさんはとってもキュート。これといったストーリーはなく、だるまさんのコミカルでキュートな動きを楽しむ絵本です。ママだけでなくパパからの支持も高い絵本なので、家族みんなで楽しめます。
言葉のリズムがとても良く、歌を歌うような感覚で読めるのも◎。
『れいぞうこ』 新井 洋行著
タイトル通り「れいぞうこ」が主人公の絵本。
「あけて・あけてえほん」シリーズの一つで、他にも「おしいれ」「といれ」「おふろ」などもあります。
れいぞうこは、冷蔵庫に向かって呼びかけると、中の食材が返事をして飛び出してくるというお話。食材や食べることへの関心を高めることができ、食材の名前を覚えるきっかけにもなります。
真っ白な冷蔵庫に目と口をつけただけのれいぞうこさんですが、その見た目はシンプルながらとってもキュートです。
赤ちゃんの絵本を選ぶときのコツ
コントラストが強く、シンプルな絵がおすすめ
赤ちゃんの視覚は未発達なので、シンプルでコントラストの強い絵本を選ぶのがコツ。ぼんやりした絵は赤ちゃんにとっては見にくいので、ちょっと派手かなと思うくらい大胆な色遣いのものを選ぶのがコツです。
また、ごちゃごちゃした絵も処理ができないので、画面がシンプルなものを選ぶのが絵本への関心を高めるコツです。
ストーリーよりも音を重視する
新生児~6カ月くらいまでの赤ちゃんは目がはっきりと見えていません。そのため、この時期の赤ちゃんの絵本を選ぶ際には絵よりも音を重視しましょう。擬音語・擬態語で構成された絵本や、言葉のリズムの良い絵本を選ぶのがコツ。
赤ちゃんの絵本は大人が読んでみると拍子抜けするほどあっさりした、内容が物足りないように感じることが多いですが、1歳までの赤ちゃん絵本は内容はあまり気にしなくて大丈夫。
まずは赤ちゃんがニコニコ笑ってご機嫌になる絵本を探してみましょう。
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