ビヨンドトゥモロー 高校留学プログラム

~世界のトップボーディングスクールへの奨学金留学~
新規の募集は終了しました。

概要~被災地発の未来のリーダー人材を、世界のボーディングスクールへ~

一般財団法人教育支援グローバル基金は、東日本大震災により被災した若者のリーダーシップ教育支援事業「ビヨンドトゥモロー」の一環として、「ビヨンドトゥモロー高校留学プログラム」を運営しています。世界トップクラスの教育環境を誇るボーディングスクール(全寮制学校)とパートナーシップを組み、高い志を持つ東北被災地の高校生に学費・生活費を含む奨学金を提供し、ボーディングスクールに留学する機会を提供します。

目的

  • 東日本大震災で被災した地域の高校生に、世界トップクラスのボーディングスクール留学とリーダーシップ教育の機会を提供することで、グローバルな視野を持った新しい世代のリーダーを育てる。
  • 海外生活の中で、自然災害の脅威や求められる施策について世界に情報発信し、被災・復興の伝道師としての役割を果たす人材を育成する。

プログラム内容

  • ボーディングスクールへの留学
    提携ボーディングスクールへ派遣し、卒業まで学費・寮費免除での留学の機会を提供。
  • ボーディングスクールへの奨学金留学
    在学中、月額2万円の奨学金を支給(給付型・返済不要)。初年度は初年度準備金として、別途20万円を支給。
  • リーダーシップ教育
    プログラム期間中、ビヨンドトゥモローの各種プログラムへの参加や、各界で活躍するリーダーとのメンタリングを通して、学生の成長をサポート。

派遣先高校:世界に広がるトップクラスのボーディングスクールネットワーク

ビヨンドトゥモローは、世界有数のトップクラスのボーディングスクールと提携し、東北被災地の学生を派遣しています。カリキュラム、課外活動、生活環境などにおいて、きめ細かな対応を誇り、世界に羽ばたくリーダーの育成にふさわしいボーディングスクールがビヨンドトゥモローの派遣先となっています。
現在、5校のボーディングスクール(全寮制学校)から奨学生枠の提供をいただいています
 “家族が私に残してくれた思いや意志を胸に、与えられた米国留学のチャンスを夢の実現のために活かしたい”
TOMODACHI 特別奨学生
小川彩加(岩手県釜石市出身)['12-'13参加]
 Leelanau Schoolは、米国ミシガン州の大自然に囲まれたユニークな学校です。学習方法が異なる一人ひとりの生徒に合わせて、強みを引き出す教育を提供しています。五感教育に力を入れ、学問的、身体的、人間的な成長を促すことで、生徒一人ひとりのポテンシャルを引き出すことを目指しています。
http://www.leelanau.org/

学校長メッセージ

 ビヨンドトゥモローはボーディングスクールが引き寄せたいと思うようなタイプの学生を支援しています。つまり、“現在、高等学校に通い大学への進学を目指す、優れた才能を持つ若者を学生”です。当校にいる全ての人にとって彩加と共に生活し学ぶことが素晴らしいということは、決して驚くべきことではありません。彼女は日々を一生懸命に生き、与えられた全てのものをうまく活用するような、素晴らしい学生です。幸せであることや自分の夢を追い求めることが、彼女の亡くなったご家族に報いる一番の方法だということを私たちに教えてくれます。彼女は最近このように言っていました。「今、挑戦できない大変なことは何もない」。彩加と触れ合う人は、心を打たれ成長します。ビヨンドトゥモローは、災害時に結束することが必要な人類と向き合っています。私たちが共に支援する学生たちは、私たちへの、そして未来への贈り物です。
Leelanau School学校長 Matt Ralston

プログラム参加者の声

 “家族が私に残してくれた思いや意志を胸に、与えられた米国留学のチャンスを夢の実現のために活かしたい”
TOMODACHI 特別奨学生
小川彩加(岩手県釜石市出身)['12-'13参加]
津波によって両親、祖父母、姉を亡くす。家族を失いながらも自分だけが助かったからには、悔いのない人生を送りたいと、かねてから関心のあった海外留学を決意。震災後の夏休みにはオーストラリアで短期ホームステイを体験した。震災後、自らに与えられた多くの機会への感謝から、将来は、自らも人に希望を与えられる人になりたいと考えている。2012年8月に実施された米国プログラムでは、米国同時多発テロやハリケーン・カトリーナの被災者、米国のリーダーたちの前でスピーチを行い、世界に向けて情報発信をした。
多様性を尊重する、という意味を肌で感じる留学生活
私の学校Leelanau Schoolは、1クラスの平均が6名と、徹底した少人数制の学校です。その分、生徒の状況に合わせた授業が行われていて、困ったときはいつでも先生に助けてもらうことができる、とてもアットホームな雰囲気のある学校です。日本の高校とは違い、先生が一人ひとりの生徒にあった学習計画を作ってくれます。英語力がまだまだ低い私にも合った授業を行ってくれ、学び方が多様な生徒一人ひとりを尊重する、米国ならではの学習環境なのではないかと思います。これまで『多様性を尊重しなさい』という言葉はよく耳にしていたけれど、この学校で、多様性を尊重する、という意味を肌で感じる留学生活を送っています。
家族が私に残してくれた思いや意志を胸に、与えられた米国留学のチャンスを夢の実現のために活かしたい
震災で私は家族全員を失いました。17年間暮らした家も失い、慣れ親しんだ故郷も変わり果ててしまいました。たった一瞬にして全てを失った私は、心も魂もどこかにいってしまった気持ちで、将来もどこかで働くのだろうとぼんやりと考えていました。しかしそんな時、人との出会いが私の人生を変えました。ルース駐日米国大使やビヨンドトゥモロー、Leelanau School、そしてその他にも多くの方々の支えで私は米国に留学することができました。このようなチャンスは誰にでもあるわけではありません。私がたくさんの人からチャンスを頂いたように、将来は人にチャンスを与える人間になりたいです。3月11日以来、家族のことを思わない日は一日もありません。家族が私に残してくれた思いや意志を胸に、与えられた米国留学のチャンスを夢の実現のために活かしたいです。
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“無くなるものにとらわれないで、これから得ていくものをアメリカにつかみに行きたい”
TOMODACHI 特別奨学生
有本温子(福島県大熊町出身)['12-'13参加]
St. Timothy’s Schoolは、米国メリーランド州に所在し、9年生から12年生(日本の高校レベル)の生徒が寄宿・通学する私立女子校です。他にはない恵まれた環境、強いコミュニティ、豊富なリソース、そして国際バカロレア・ディプロマ・プログラム*に基づいた質の高い教育を提供しています。約150名の全校生徒のうち、約30%が世界から集まった留学生で、アフガニスタン、アンゴラ、中国、クロアチア、日本、韓国、ナイジェリア、南アフリカ、スペイン、ドイツなど様々な国から留学生が来ています。St. Timothy’s Schoolは、全人格の教育を行い、変化と挑戦であふれた世界に貢献する生徒を育てることを教育理念として掲げています。St. Timothy’s Schoolでは、コースワーク、運動、アクティビティなど、生徒が参加する全ての経験を教育として定義しています。授業に加え、St. Timothy’s Schoolは生徒の学問的探求を補うためにスポーツや地域活動への参加を生徒に求め、生徒の知的、精神的、肉体的、感情的な成長を奨励しています。
*国際バカロレア:インターナショナルスクールや各国の現地校の卒業生に国際的に通用する大学入学資格を付与する仕組み

学校長メッセージ

 ビヨンドトゥモローから来た奨学生は、St. Timothy’s Schoolの生活と我々の生徒の世界観にとてつもなく大きなインパクトを残しています。彼女は、日々の経験を存分に活かすべく入学し、私たちの学校に強い印象を残しています。私たちは、温子が恐ろしい自然災害を乗り越える支援を続けていますが、彼女は逆境をはねのける力と自分の経験を他の生徒に示すことで、私たちのコミュニティを助けていると言えるでしょう。しかし、最も重要なことは、彼女が自分の文化や伝統を新しい仲間と共有しようと努力していることです。私は、彼女の“can-do, will-do:為せば成る”という姿勢、生きることへの熱意、そして偽りのない言動に感動しています。彼女は、私たちが生徒たちに教えたいと考える大切な資質―勇気、心を開くこと、好奇心、そして情熱―を示してくれます。温子は彼女の才能、文化、友情を私たちの生徒や教員陣と共有してくれ、ビヨンドトゥモローはSt. Timothy’s Schoolにとっての贈り物となりました。私たちの学校にとって、賢明な投資となりました。
St. Timothy’s School 学校長 Randy Stevens

プログラム参加者の声

 “無くなるものにとらわれないで、これから得ていくものをアメリカにつかみに行きたい”
TOMODACHI 特別奨学生
有本温子(福島県大熊町出身)['12-'13参加]
福島第一原発のある大熊町にて被災し、原発から3キロの距離にある自宅に帰ることができなくなり、いわき市の仮設住宅に移る。震災後、国際社会が日本を助けてくれたことへの恩返しに、将来は、自分よりも大変な状況にある誰かのために想いを馳せ、行動できる人間になりたいと、地球規模課題の解決に貢献できる外交官になることが夢。その第一歩として、2012年9月よりビヨンドトゥモロー高校留学プログラムで米国に留学。アメリカの大学に進学し、幅広い教養を身に着けた人間になりたいと考えている。
違いを受け入れること、思いやりの心を持つこと、人の痛みを分かる人間になること、どれも皆知っていることですが、この学校にきてその重要性を再認識することが出来ました
私の学校には、多様なバックグラウンドをもった人たちが世界中からたくさん集まります。私のような、原発の被災者の生徒を受け入れたり、アフガニスタンからも女子生徒を受け入れたりしています。それ以外にも、奨学生の受け入れに積極的で、勉強以外での気付きが数多くあります。違いを受け入れること、思いやりの心を持つこと、人の痛みを分かる人間になること、どれも皆知っていることですが、この学校にきてその重要性を再認識することが出来ました。私は、この四ヶ月でたくさんの方々のサポートを受けて、留学生活を過ごすことが出来ました。恵まれた環境に感謝しながら、たくさんの経験を素晴らしい先生、生徒とともにしていきたいと思っています。この学校で学べていることが、本当に私にとって幸せです。
無くなるものにとらわれないで、これから得ていくものをアメリカにつかみに行きたいと思いました
私の自宅は福島第一原子力発電所から約3km のところにあったため、東日本大震災を機に私は他の町への避難を余儀なくされました。高い放射線レベルのため、大熊町は立ち入ることができなくなり、私は、家と、故郷での当たり前の日常を失い、友達や地域の人々とも離れ離れになってしまいました。2011年3月11日を境に私の人生は完全に変わってしまいました。しかし、私は決して自分が不幸だとは思いません。震災のおかげで私を新しい道へ導いてくれる方々との出会いがありました。ビヨンドトゥモローやSt. Timothy’s School、その他多くの方々の支援を得て、私は念願だった留学のチャンスを得ることができました。留学生活には多くの試練があり大変だし、日本の高校もやめることになってしまうので少し迷いがありました。しかし、震災で多くの大切なものを失った私は、無くなるものにとらわれないで、これから得ていくものをアメリカにつかみに行きたいと思いました。2012年は、私にとってスタートの一年でした。ヒラリー・クリントン前国務長官に対してのスピーチや、東北未来リーダーズサミット、そして留学生活。こんなに恵まれてよいのだろうかと思うほど、多くのチャンスを頂くことが出来ました。私よりも困っていて、将来に可能性を秘めている若者は、世界中にたくさんいると思います。しかし、私は運よくそのチャンスを得ることが出来ました。なので、チャンスを与えてくださった方々に恥じないように、頑張りたいと思います。これからも、私を支えてくれる方々に感謝をしながらアメリカで頑張っていきます。
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“英国で、自分の被災体験や思いを表現し、将来は、そのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
遠藤亮子(宮城県南三陸町出身)['12-'13参加]
Saint Michael’s Collegeは、小規模でアットホーム且つ国際的なボーディングスクールとして、GESE、Aレベル、大学準備コース、サマーコースを世界各国から集まる生徒に提供しています。多くの生徒が英国の大学に進学するために、質の高い英語学習コースが提供されていることにも定評があります。英国は長年、質の高い教育で知られており、Saint Michael’s Collegeは優れた教員による小規模なクラスでの集中的な授業によって、その伝統を受け継いでいます。国籍の違う学生が多く集まる学び舎は、刺激的な雰囲気が漂っています。また、個別指導に重きを置き、教職員が自ら生徒のチューターとなり、個々の生徒の成長を見守っています。また、遠足、スポーツチームでの活動、文化的な活動など、スポーツや社交プログラムも多く開催され、英国の文化に触れる機会が多く提供されています。

学校長メッセージ

 自然災害によって被災した生徒を受け入れることは、恵まれた社会的・経済的バックグラウンドをもち、護られ辛い経験が少ない生徒が集まるボーディングスクールにとって、非常に重要なことだと思います。辛い経験をした同世代の仲間と出会うことは、教育の一環だと言えるでしょう。そのような交流は、自分たちが如何に恵まれているか、生徒たちに気づかせるからです。亮子のような生徒に英国への留学の機会を提供することは、被災した生徒だけでなく、彼らが交流を持つ全ての人々に大きな意味があるのです。
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“英国で、自分の被災体験や思いを表現し、将来は、そのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
遠藤亮子(宮城県南三陸町出身)['12-'13参加]
Saint Michael’s Collegeは、小規模でアットホーム且つ国際的なボーディングスクールとして、GESE、Aレベル、大学準備コース、サマーコースを世界各国から集まる生徒に提供しています。多くの生徒が英国の大学に進学するために、質の高い英語学習コースが提供されていることにも定評があります。英国は長年、質の高い教育で知られており、Saint Michael’s Collegeは優れた教員による小規模なクラスでの集中的な授業によって、その伝統を受け継いでいます。国籍の違う学生が多く集まる学び舎は、刺激的な雰囲気が漂っています。また、個別指導に重きを置き、教職員が自ら生徒のチューターとなり、個々の生徒の成長を見守っています。また、遠足、スポーツチームでの活動、文化的な活動など、スポーツや社交プログラムも多く開催され、英国の文化に触れる機会が多く提供されています。

学校長メッセージ

 自然災害によって被災した生徒を受け入れることは、恵まれた社会的・経済的バックグラウンドをもち、護られ辛い経験が少ない生徒が集まるボーディングスクールにとって、非常に重要なことだと思います。辛い経験をした同世代の仲間と出会うことは、教育の一環だと言えるでしょう。そのような交流は、自分たちが如何に恵まれているか、生徒たちに気づかせるからです。亮子のような生徒に英国への留学の機会を提供することは、被災した生徒だけでなく、彼らが交流を持つ全ての人々に大きな意味があるのです。
“英国で、自分の被災体験や思いを表現し、将来は、そのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
遠藤亮子(宮城県南三陸町出身)['12-'13参加]
Saint Michael’s Collegeは、小規模でアットホーム且つ国際的なボーディングスクールとして、GESE、Aレベル、大学準備コース、サマーコースを世界各国から集まる生徒に提供しています。多くの生徒が英国の大学に進学するために、質の高い英語学習コースが提供されていることにも定評があります。英国は長年、質の高い教育で知られており、Saint Michael’s Collegeは優れた教員による小規模なクラスでの集中的な授業によって、その伝統を受け継いでいます。国籍の違う学生が多く集まる学び舎は、刺激的な雰囲気が漂っています。また、個別指導に重きを置き、教職員が自ら生徒のチューターとなり、個々の生徒の成長を見守っています。また、遠足、スポーツチームでの活動、文化的な活動など、スポーツや社交プログラムも多く開催され、英国の文化に触れる機会が多く提供されています。

学校長メッセージ

 自然災害によって被災した生徒を受け入れることは、恵まれた社会的・経済的バックグラウンドをもち、護られ辛い経験が少ない生徒が集まるボーディングスクールにとって、非常に重要なことだと思います。辛い経験をした同世代の仲間と出会うことは、教育の一環だと言えるでしょう。そのような交流は、自分たちが如何に恵まれているか、生徒たちに気づかせるからです。亮子のような生徒に英国への留学の機会を提供することは、被災した生徒だけでなく、彼らが交流を持つ全ての人々に大きな意味があるのです。
“英国で、自分の被災体験や思いを表現し、将来は、そのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
Saint Michael’s College学校長 Stuart Higgins

プログラム参加者の声

 “英国で、自分の被災体験や思いを表現し、将来は、そのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
遠藤亮子(宮城県南三陸町出身)['12-'13参加]
2012年9月よりSaint Michael’s Collegeへ留学。東日本大震災では、津波で南三陸の自宅を失い、50km離れている千厩町へ避難。震災で、それまでの日常、故郷、そして友人を失ったことで、悔いのない人生を送りたいと思うようになる。それらの経験を通して、かねてから一歩が踏み出せずにいた留学を決意。英国Saint Michael’s College留学で英語力やコミュニケーション能力を上げ、被災した自分だからこそ発信できる震災の経験を世界に伝えたいと考えている。
“多様な価値観に触れ、一つの事象に「答えは1つ」ではなく、色々な答えが存在して良いという考え方ができるようになった”
私の通っているSaint Michael’s Collegeは、全校生徒が130名程度と、小規模な学校です。そのため、生徒同士の仲が良く、全員と友達になることができます。また、先生やスタッフの方々も生徒一人ひとりのことをよく見ていてくれていて、全校生徒が毎朝、校長先生と一対一で会い挨拶を交わすような、アットホームな雰囲気が自慢の学校です。クラスも少人数なので、日本の学校と比べて生徒と先生のインタラクションが多く、知識をただ詰め込むだけでなく、能動的に考え発信することが求められています。様々な国から来たクラスメイトやルームメイトとの生活を通して多様な価値観に触れ、一つの事象に「答えは1つ」ではなく、色々な答えが存在して良いという考え方ができるようになりました。
“留学中には自分の被災体験や思いを表現し、将来はそのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたい”
ビヨンドトゥモローで留学する以上、私には自分の震災での経験をその時に感じたことを伝えていく使命があります。しかし、英国の地を踏んでから、何もかもが戸惑うことや驚くことばかりで、余裕のない日々を過ごしてきました。しかし、留学中には自分の被災体験や思いを表現し、将来はそのような思いを世界中の人々と共有できる場を作りたいと思っています。ビヨンドトゥモローの東北未来リーダーズサミットのように東北の高校生同士のディスカッションの場に加え、他の地域や、世界の高校生と繋がっていけるような場所を作っていけたらいいなと思います。自分自身がサミットに参加して、自分の意見を言ったり、周りの人の意見を聞いたりしたことで、刺激を受けて自分の考えが前向きに変わったりしました。そのような場所を必要としている人は世界中に沢山いるのではないかなと思います。ビヨンドトゥモローで留学した私だからこそ、達成したい目標です。
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 “震災で多くを失った私に、スイスへの留学は大きな力と頑張る目的を与えてくれた”
ロバート・フェルドマン特別奨学生
菅原彩加(宮城県石巻市出身)['12-'13参加]
Leysin American School (通称LAS)は、ジュネーブから1時間半ほどの、美しいスイスアルプスに囲まれた中にキャンパスを構えています。1961年に創立されたアメリカンスクールで、50ヶ国以上からの生徒、約380人が勉学やスポーツに勤しんでいます。1クラスの平均生徒数は18人、また、教師対生徒の比率は1対5で、生徒は教育熱心な質の高い教師から教えを受けます。カリキュラムはアメリカの教育制度に基づきますが、IB(国際バカロレア)のコースも用意されています。ほとんどのLASのスタッフはキャンパス内に住んでいることもあり、生徒たちと自然な関係を築きながら一人一人の状態をしっかりと把握し丁寧な指導を可能にしています。このような行き届いた指導方針の成果は、生徒の卒業後の進学実績にも表れています。

学校長メッセージ

LAS Dr.Ott2011年3月11日、東日本大震災が起こった時、私は息子のChristophと東京のホテルにいました。私たちは地震の揺れを感じ、地震が人々に影響を与えているのを目の当たりにし、そして震源の近さにいることの恐ろしさとその悲惨な結末を想像しました。その結果として、ビヨンドトゥモローから高校留学プログラムの話があったとき、私たちはたくさんのものを失った生徒たちをサポートし希望をもたらすことを嬉しく思いました。ビヨンドトゥモローによって選考が行われ彩加が選ばれました。私たちは、彩加が英語を上達させ、国境を越えて友人を作り、ヨーロッパへの旅にクラスで行っている姿を見るのを嬉しく思います。彼女は、自信に満ちた、人気のある生徒です。
Dr. Steven Ott, Chairman of Board, Leysin American School in Switzerland

プログラム参加者の声

 “震災で多くを失った私に、スイスへの留学は大きな力と頑張る目的を与えてくれた”
ロバート・フェルドマン特別奨学生
菅原彩加(宮城県石巻市出身)['12-'13参加]
2012年4月よりLeysin American Schoolへ留学。石巻市にて被災。津波によって母、祖母、曾祖母を失う。震災から6ヶ月後、中国にて開催された夏季ダボス会議に参加し、世界のリーダーに向けて自身の経験を伝えた。将来は、自分が体験したような辛い思いをしている子供のために働きたい。また、震災後に日本に支援をしてくれた国々への恩返しとして、国際ボランティアにも取り組みたい。
“国籍、人種、言語を越えて人は分かり合える、そんなことを日々体感しています”
私の学校は、スイスの小さな町にあります。そこに、約50カ国の国からの生徒が集まっていて、世界中の様々な文化を肌で感じることができます。私の親友は、ルームメイトのウクライナ人の女の子です。二人の共通言語はもちろん英語です。彼女も私も決して英語が流暢だとは言えませんが、楽しいことも辛いことも分かち合いながら生活しています。国籍、人種、言語を越えて人は分かり合える、そんなことを日々体感しています。学校行事で一番のお気に入りは、年に2回あるカルチャートリップです。イタリア、ドイツ、フランスなど自分の行きたいところを選び参加することができます。世界各国から来た友だちとの仲を深めながらヨーロッパの歴史や文化を学んだり、現地の人々の暮らしに触れたりできることは、スイスの私の学校だからできる経験ではないかと思います。
“震災で多くを失った私に、スイスへの留学は大きな力と頑張る目的を与えてくれたと思います”
私は、2011年3月11日の地震で、最愛の母や祖母、曾祖母を亡くしました。震災後にも辛いことはたくさんありました。辛くて死のうかと思った日もありました。なんで私だけ助かったのかと自問自答した日もあるし、家族を思って泣いた日も数え切れないほどありました。震災で私ははかりしれないほど多くを失いました。しかし、この震災によって得られたものもたくさんあります。ビヨンドトゥモローとの出会いは、私に多くのチャンスを与えてくれました。その中でも、スイスへの留学は私の世界を広げてくれました。家族から離れ、慣れ親しんだ故郷から離れ、一人全く新しい場所に留学していると、大変なことも多くあります。しかし、友だちの輪が日本から世界に広がり、私の生きている世界が宮城という狭いところから無限に広がっていくのを感じます。震災で多くを失った私に、スイスへの留学は大きな力と頑張る目的を与えてくれたと思います。私は将来、日本国内外で困っている子どもを助ける仕事に就きたいと思っています。その目標に向かって、まずは英語力をもっと伸ばし、そして自分の世界をより広げていきたいです。
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レマン湖畔の高台に、広々としたキャンパスを構えるSt. George’s School。自然に恵まれなおかつ国際色に富むというスイスの環境を背景に、英国式の全人教育を基盤としている点が特長です。教師陣はオックスフォードやケンブリッジ大学などのイギリスの名門校出身者をはじめとする優秀な人材が欧州各地から集まり、高い指導水準を誇っています。また、同校は一人一人にバランスのとれた人格の形成を図るべく、自分たちを取り巻く世界について深く考える機会を与えようと務めています。生徒の国籍は日本を含めて30数カ国にも及び、教室ではさまざまな時事問題や国際的諸問題が活発に討論されています。国際交流と世界平和への願いを根底に置き、広い視野に立って次世紀の社会に貢献できる人材を育てていこうとする当校では、学力のみならず、深い洞察力と奉仕精神をも兼ね備えた豊かな人間性が育まれていきます。

学校長メッセージ

 どのような災害が人類に降り掛かっても、この青と緑の地球上で我々をいつも1つにする最も心を打つものは、その後に続く前向きな話です。それが、震災後に果敢に原発に立ち向かった東京電力の社員にせよ、放射線で汚染された牛を殺処分することを拒んだ酪農家にせよ、太平洋を長い間かけて横断したサッカーボールの持ち主を探し出した夫婦にせよ、これらの人々は人間として共有する意味のある価値観を現しました。ビヨンドトゥモローやその他の慈善活動によって支えられた若者は、そのような価値観を次の世代、さらにはその先へ伝える役割があります。世界中の国際的な学校はそのような価値観を自分たちが教えることとして掲げています。ですから、私たちはその若者たちが自分たちの役割を果たすことを手伝うのは当然であり、逆に、たとえ大変な状況であってもこれらの価値観が希望と生きがいを繋ぐものだと、私たちは生徒たちに示すべきなのです。
St. George’s School学校長 Dr Ilya Eigenbrot
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学生の選考

選考のプロセス

応募者は3段階に渡る厳しい選考プロセスによって選ばれます。最終選考を行う高校留学プログラム選考委員会はビヨンドトゥモローの内外部のメンバーによって構成されています。選考委員を務めるビジネスや非営利セクターで活躍するリーダーたちが、応募者の将来リーダーになるためのポテンシャルと意志を審査します。
応募
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選考 | 一次(書類審査)、二次(電話面接)、三次(対面面接)
選考委員会(詳細は下記の通り)による選考を経て、東北発のリーダー候補として最もふさわしいと考えられる学生たちを高校留学プログラム参加者としてボーディングスクールに派遣しています。
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派遣校の決定  | 本人の希望や適正に基づき、派遣先校を決定
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留学準備 | ビザ取得、書類準備、科目選択などの渡航準備を、プロフェッショナルの海外留学専門コンサルタントが支援
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留学 | 留学前・留学期間中の英語学習や、卒業後の進学に必要な対策を、経験豊富な留学準備スクールのスタッフが支援

選考委員会

各界で活躍するリーダーたちが、ビヨンドトゥモローの学生として、東北を代表して派遣にするにふさわしいと考えられる学生たちを選考します。
岩瀬 大輔
ライフネット生命保険株式会社
船橋 力
株式会社ウィル・シード ファウンダー兼取締役会長
(学)河合塾 顧問
小林 りん
公益財団法人 インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢設立準備財団 代表理事
西田 浩子
公益財団法人 かめのり財団 事務局長

支援者からのメッセージ

 ビヨンドトゥモローが設立されてから1年の間に、東北被災地の学生が集い、東北の将来や日本の将来、世界の将来を考えて行動するためのプラットフォームを構築したことには、はかりしれない意味があると思います。人材なくして東北復興もなければ、国の未来もありません。人を創るということは、新しい人と出会い、異なる価値観とぶつかり、根性を持って新たな挑戦に取り組むことです。ビヨンドトゥモローは、そのようなチャレンジを提供する場として、これまでにはなかった学びの場を生み出しました。それは、東北被災地の学生の切なる願いと悲痛な想いの賜物であり、社会はそれを真摯に受け止める義務があります。若年で命を落とした人以上のことを我々は何もすることできません。我々は身を挺して、彼らが進んでやろうとしていた大きな仕事をさらに進めるべきです。津波の犠牲になった方々が今、天国からあなたたちを見て、大事な仕事を実現してほしいと祈っているはずです。ビヨンドトゥモローに集う皆さんが手をつなぎ、生き残った者として大きな仕事を実現されるために、私もできる限りの協力をしていきたいと思います。
ロバート・アラン・フェルドマン
モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社 マネージングディレクター

 私は、将来のリーダーを目指すビヨンドトゥモローの学生の皆さんに、ぜひ世界を見てほしいです。世界には、日本では想像もできないような物事があり、価値観があります。それは、日本にいても知識として知ることはできても、感じることはできません。海外のボーディングスクールに留学し、様々なバックグラウンドを持つ人と出会い、向き合い、ぶつかり合い、理解し合うことで、自分の中にこれまでなかった新しい価値観が生まれるでしょう。そのような多様な価値観に触れた皆さんは、将来世界を牽引する素晴らしいリーダーになれると思います。私も、未来への可能性に溢れる皆さんをできる限り応援していきたいです。
大塚太郎
大塚倉庫株式会社 代表取締役社長

サポート団体:プロフェッショナル集団による包括的な留学サポート

株式会社アゴス・ジャパン
大学院・大学留学を目指す人たちのためのテスト対策、出願対策の指導専門校。ビヨンドトゥモロー高校留学プログラム参加者の英語研修や各種テスト対策をサポート。
株式会社海外留学コンサルタンツ
これまで7000人以上の留学を支援してきた経験豊かな留学コンサルタントが、ビヨンドトゥモロー高校留学プログラム参加者の渡航準備をサポート。
 

メディア掲載

PDF朝日新聞『震災伝える 海を越えて』
PDF朝日新聞『人生の彩り 探し求めて』
PDFGlen Arbor Sun “Japanese tsunami survivor starts over at Leelanau School”
PDFJapan Times “Young disaster survivors meet with Clinton”
PDF
株式会社海外留学コンサルタンツ
これまで7000人以上の留学を支援してきた経験豊かな留学コンサルタントが、ビヨンドトゥモロー高校留学プログラム参加者の渡航準備をサポート。
 

メディア掲載

株式会社海外留学コンサルタンツ
これまで7000人以上の留学を支援してきた経験豊かな留学コンサルタントが、ビヨンドトゥモロー高校留学プログラム参加者の渡航準備をサポート。
 

メディア掲載


問い合わせ先

電子メール: info@beyond-tomorrow.org
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