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「トワイライト」に続き…日本最長距離“普通列車”もひっそりと姿消す JR山陽線の371M

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「トワイライト」に続き…日本最長距離“普通列車”もひっそりと姿消す JR山陽線の371M

JR山陽線の普通列車で使われている車両。この車両で走っていた「日本最長の普通列車」も運転を終了した=山口県岩国市(大竹直樹撮影)

 日本で最も長い距離を走行する普通列車として、知る人ぞ知る存在だったJR山陽線の岡山発新山口行きの普通列車が13日で運転を終了したことが14日、分かった。日本最長距離の大阪-札幌間約1500キロを走行した豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」もすでに引退しており、JR西日本では14日のダイヤ改正を前に、特急と普通列車の最長距離列車が相次いで姿を消したことになる。

 JR西によると、今回姿を消したのは、岡山を午後4時17分に発車し、新山口(山口県)に10時2分に到着する普通列車「371M」。約315キロを5時間45分かけて走行していた。

 「運用上の都合」(JR西関係者)で、14日以降は岡山-徳山間に運行区間を短縮して運転するという。

 岡山-新山口間は、山陽新幹線「のぞみ」「さくら」で約1時間10分。371Mは5倍の時間をかけて走破していたことになる。

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