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サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】同郷の札幌・バルバリッチ監督は「規律に厳しい人」と人となりを語る2015年3月13日 紙面から
ハリルホジッチ新監督とはどんな男か。同監督と同じボスニア・ヘルツェゴビナ1部ベレジュ・モスタルでプロ生活をスタートし、親交もある札幌のイビツァ・バルバリッチ監督(53)はこう説明する。 「そこにいる選手に合わせて戦術を組み立てているというよりは、自分の考える戦術に合う選手を各ポジションに当てはめていくタイプ」 だが、一つの戦術に縛られることはない。昨夏のブラジルW杯では4戦全て違う布陣を採用した。「奇術師」の異名をとるほど采配は多彩で“引き出し”が多い。それゆえ、選手には複数ポジションをこなす能力が求められる。 「彼は規律に厳しい」とも語った。日本的に言えば頑固親父。厳しさの矛先は、選手だけでなく協会やクラブ幹部にも向けられる。 アルジェリア代表監督を退いた後に率いたトルコリーグのトラブゾンスポルでも会長と衝突し、約3カ月で退任している。 旧ユーゴスラビア内戦を経験。自身も凶弾を受け、フランスに逃れて裸一貫からのし上がった人生を歩んでいる。「絶対に自分の信念を曲げない人」(バルバリッチ監督)。衝突を恐れず、自らが信じる道を行く。一筋縄ではいかない新監督を迎えた日本サッカー界。選手だけでなく協会もその力量、懐の深さが試されることになる。 (占部哲也) PR情報
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