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英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】日本協会、ハリルホジッチさんの代表監督就任を理事会で承認2015年3月13日 紙面から
空席だったサッカー日本代表の新監督に前アルジェリア監督でボスニア・ヘルツェゴビナ出身のバヒド・ハリルホジッチさん(62)の就任が12日、正式決定した。JFA理事会で承認され、霜田正浩・強化担当技術委員長(48)が報道陣に経緯を説明した。13日に来日して正式契約を結び、就任会見を開く。既に就労ビザを取得しており、27日の国際親善試合・チュニジア戦(大分)がハリル・ジャパンの初陣となる。 日本代表監督不在の空白期間は1カ月余りで終止符が打たれた。八百長疑惑で解任されたアギーレ前監督から昨夏のブラジルW杯でアルジェリアを16強に導いたハリルホジッチ監督に日本のタクトは引き継がれた。選定した霜田委員長は「日本に必要な勝者のメンタリティーを注入してくれる監督だと感じている」と説明した。 同委員長は「世界を知り、世界での経験を有している監督」を条件に候補者を絞り込み、オシム元日本代表監督とも親交の深いハリルホジッチさんと2月28日から3月1日にかけて交渉した。エジプトが正式オファーを出し、フランスリーグの数クラブも興味を示していたが「日本サッカー協会の条件が素晴らしかったわけではないが、いろんな国やクラブのオファーを断ってくれた。日本で新しいプロジェクトをやりたい」と、ハリルホジッチさんが日本を選んでくれた経緯を明かした。 東欧の名将は過去、コートジボワールとアルジェリアの2カ国をW杯出場に導いている。フランスの強豪クラブも率いた経験もある。「異なる2カ国を率いてW杯出場権を獲得し、ビッグクラブで数々の代表選手と仕事をしてきた」と評価し、「日本が世界で戦える武器を増やしてくれる」と確信したという。既に日本での就労ビザも取得済みで、27日のチュニジア戦がハリルホジッチ監督の初采配となる。 コーチ陣にはトラブゾンスポル(トルコリーグ)で昨季、一緒に仕事をしたジャッキー・ボヌベーさん(53)、フィジカルコーチにも右腕とされるシリル・モワンヌさん(44)が就任。リオ五輪を目指すU−22(22歳以下)日本代表の手倉森誠監督(47)も入閣する見込み。 新監督は13日に来日し、就任会見に臨む。「奇術師」の異名を持つ新指揮官が、2018年ロシアW杯に向けて初めて口を開く。 (占部哲也) PR情報
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