蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】日本代表のハリルホジッチ監督、選手と個別面談へ 失った自信を回復させる2015年3月14日 紙面から
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ新監督(62)が13日に来日、東京都内で就任会見を開いた。アルジェリア代表を昨夏のブラジルW杯で初のベスト16に導いたボスニア・ヘルツェゴビナ出身の名将は、個人面談を手始めに日本代表の自信回復を図ることを明かし、「大きな責任を感じている。日本代表と大きなことを成し遂げたい」と抱負を語った。日本代表合宿は23日にスタートし、27日の親善試合チュニジア戦(大分)が初采配となる。 ハリルホジッチ新監督の所信表明はブラジルW杯で惨敗を喫し、アジア・カップでも準々決勝敗退に終わった日本代表の自信回復計画だった。就任会見ではゆっくりした口調だったが、次第に熱を帯びていった。 「この2週間いろいろなビデオを見た。ブラジルW杯、アジア杯も見て分析した。今は少し自信を失っているように見える。早く、個人個人と話がしたい」 23日から日本代表合宿がスタートするが、古傷の右膝痛を抱えるDF内田(シャルケ)、右太もも裏のけがで離脱中のDF長友(インテル・ミラノ)の所属クラブへ招集レターを送った。 昨季から不調を脱していないMF香川(ドルトムント)も含め、「自信を失っている選手もいる。数年前はもっといい選手だった。勇気づけることが大切。彼らが良いプレーをしたことを忘れてはいけない」と自信回復へ向けて個人面談から着手する。 そして、完璧主義者は準備も周到だった。この日の会見では、選手の顔写真や出場記録などデータを書き込んだファイルを持参し、手に持って披露した。2012年12月にFIFAランク22位だった日本が53位まで落ちたが、52位から17位まで上げたアルジェリア代表を例に挙げ、「同じことができる」と再興への自信を口にした。 百戦錬磨の“ベテラン先生”は「自信を付ける経験はある。(個人面談の)コーチングで個人的に向上させたい」とも語った。最終目標は18年ロシアW杯で「グループリーグを突破して、決勝トーナメント進出」と定めた。その始点が日本代表の自信回復計画。東欧の名将は真っすぐ前を見て「もっともっと上に行ける」と言い切った。 (占部哲也) PR情報
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