「動物病院に行くからJCBカード使わせて」という用件。動物保護団体から(言わば押し付けられて)預かっている犬の具合が悪いので動物病院に連れて行って、治療代を家族カードで払いたい、ということ。
直ぐ返信をした。「気にしなくていいよ。お父さんが払ってあげるから」と・・・。夜になって電話したら、具合が悪いのは悪いんだけど、思っていたのと少し違っていた。以前聞いていた心臓、ではなくて歯槽膿漏で歯茎がパンパンに腫れているんだとか・・・。食欲はあるんだけど食べ辛そう、とのこと。
犬にも歯槽膿漏があるんだ・・・、と思った。例えば虫歯、野生動物は虫歯にならないが人間が飼っているペットは虫歯になることがあるらしく、歯槽膿漏も、野生の狼なんかだとならないかも。なったなら歯が抜けてしまって生きていけないから、自然界ではそうならないよう上手く出来ているんだろう。
娘に「幾らした?」と訊くと、「今日は4千円ちょっと。明日は検査があるからもっと掛かると思う」と言う。「幾ら掛かってもいいよ」と言ったのだが、「いいよ、時間が掛かっても必ず返すよ」だと。
信用なんか出来るもんか。まだ以前の借金も17053円残ったままになっているのだから
何と言うか、親の目から見ても溜息しか出ないくらいのバカ娘だが、(継母である)うちのにも最低限の配慮はするし、動物に対しては責任感と愛情を持って接していて、そういう部分だけは誇りに思える。
先日も、犬と無責任な飼主の悲しい絵本を読んだばかりだから、今は私も優しくなっている。元々娘が飼主ではないのだから治療費くらいは援助してあげよう。などと言って、援助交際は死ぬまで続く