韓国はえ縄漁船を拿捕 タチウオの漁獲量過少記載の疑い
水産庁九州漁業調整事務所(福岡)は9日までに、漁業主権法違反(操業日誌不実記載)の疑いで、韓国はえ縄漁船「508コリョ」を拿捕し、船長の朴正一容疑者(47)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は2月27日~3月8日、鹿児島県十島村宝島沖の排他的経済水域(EEZ)でタチウオを1989キロ捕ったのに、操業日誌に249キロ少なく記載した疑い。
漁業調整事務所によると、取締船の立ち入り検査で判明。朴容疑者は容疑を認め「漁獲量を正確に記載すると、日本での割当量をすぐに取り尽くしてしまう」と話しているという。
担保金を支払うとの保証書を出したため、8日に釈放された。