一人娘とドーベルマン

土曜日の午後、JOYをいつもの河川敷へ散歩に連れて行った。
いつもは人気のない場所が騒がしいので近づいてみると、何と
ロードバイクの競技会であった。

私自身も趣味で乗っていることもあり血が騒いだ。





私が見たのは、ちょうど決勝ラウンドが行われているときだった。
これが、そのスタート直後の模様だ。





これをそばで見ていたJOYが、突然、全力で走り始めた。
手にしていたロングリードを強く握り、JOYを静止しようとしたのだが、
その瞬間、「ピシッ」という音がしてリードが切れてしまった！





その時のJOYの走りは半端ではなかった。自転車で伴走しているとき
のギャロップとはまるで違っていた。それは獲物を追う時のような気迫
に満ちた走りだった。


どうして突然、JOYのスイッチが入り本気モードになってしまったのであ
ろうか？　





定かではないが、競技者の気迫や私の興奮がJOYに伝わったせいでは
ないかと思っている。JOYは私の静止を振り切って全力疾走で100ｍほど
進んだかと思うと、突然、180度向きを変えて私の方に戻ってきた。

時間にしてほんの1分程度のことあったが、私にはとてつもなく長い時間
に感じられた。





これはその直後のJOYの表情だ。
私の必死の思いをよそに涼しい顔をしている。



にほんブログ村

クリックしてもらえると励みになります

病人を見舞う方法にもいろいろあるのですね。
お国柄の違いを感じます。


【駐韓米大使襲撃】事件から１週間の韓国 反テロデモに支援公演、
犬肉のお見舞い…「やりすぎでは」と自戒の声も

リッパート駐韓米国大使が刃物で襲われて重傷を負った事件からまる
１週間。韓国では、日本をはじめとした各国大使らへの警備が強化され
ているが、ソウルでは大使への謝罪と支援を表明するデモや舞踊公演、
市民や国会議員らによる病院へのお見舞いなどが相次ぎ、「安静にさせ
てあげたほうがいい」「騒ぎすぎでは…」との声も聞かれた。
（ソウル　名村隆寛）

韓国メディアによると、ある宗教団体の信者らは、ソウル市内で集会
を開き、「リッパート大使愛しています」と高らかに声を上げ、バレエ
や韓国伝統の扇の舞いなどを披露。病院前では、朴槿恵（パク・クネ）
大統領の義弟、申東旭（シン・ドンウク）氏が謝罪の意を込めて断食
をした。

さらには、大使の入院翌日に、高齢の韓国人男性が病院を訪れ、
体力回復に効果があるといわれる犬肉とワカメを持って病院を訪
れたという。大使は愛犬家との話もあるのだが…。

【産経新聞 - ‎2015‎年‎3‎月‎12‎日より一部を抜粋】


犬ブログを書いている者として、この記事を取り上げた次第です。


僕は食べないでね。



にほんブログ村

クリックしてもらえると励みになります

先日、スタートレックシリーズのミスタースポック役を演じたレナード・ニモイが死去した。
熱血漢のカーク船長と、論理を重んじるスポックのコンビの姿は、きっと多くのひとの心
に残っているだろう。

スタートレックのミスタースポックは、感情を表に出さないバルカン人という設定だ。ミス
タースポックは、地球人とのハーフでもある。





ニモイの死因は末期の慢性閉塞性肺疾患（COPD）だという。
これは、ニモイが最後に残した言葉だ。

A life is like a garden. Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory.
（人生は庭のようなもの。完璧な瞬間もある。だけどそれは続かない。それは思い出だけに。）



一方、ウィリアム・シャトナーが演じるカーク船長は、ミスタースポックと普段は衝突しつつも、
ピンチの時は助け合う名コンビとして親しまれていた。





ニモイの死去に際し、ウィリアム・シャトナーは次のように述べている。
I loved him like a brother. We will all miss his humor, his talent, and his capacity to love.
　（彼を兄弟のように愛していた。彼のユーモア、才能、度量を惜しみます）

ところが、シャトナーはニモイの葬儀に用事があって欠席したため、ネットで猛烈に非難され
たそうだ。ファンは最後まで、ミスタースポックとカーク船長の姿を二人に追い求めていたの
であろう。


ミスタースポックの特殊メイクで作った独特の耳の形は、ニモイの代名詞にもなっていた。
この尖った耳は、どこかドーベルマンの耳を連想させる。




人は本能的に尖った耳に憧れているのだろうか。





僕の耳は尖ってないけどね（笑）。



にほんブログ村

クリックしてもらえると励みになります

昨日妻は、足のリハビリのため1時間半ほど歩いたせいで、
今日は筋肉痛に悩まされているという。

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言うように、何事も程ほど
が肝心だ。妻は、何事にも頑張りすぎる傾向がある。





昨日行ったのは、砂沼広域公園だ。
全周6㎞ある池の周りを歩くことができる。





池の周りには桜が植えられていた。
お花見の時期には多分大勢の人で賑わうであろう。





ジョギングしている人や高齢者の方が散歩している姿があった。
よく整備された公園で気持ちよく歩くことができる。





池には何種類もの水鳥がいた。JOYがじっと見つめると、鳥が驚いたような顔
をしてこちらを向いたのが可笑しかった。






人工的に作られたこんな鳥の巣もあった。





赤い色をした道は、歩きやすいようにゴムが敷かれてある。
リハビリのため歩いている妻にとっては、とてもありがたい配慮であった。





向こうに見えるは筑波山。
フラッシュを使えば梅の花も綺麗に写ったとちょっぴり後悔。





今回はこの池を半周しただけだったが、この次は一周できるように
妻にはしっかりリハビリに励んでもらいたい。





寒かったが心地よい散歩であった。



にほんブログ村

クリックしてもらえると励みになります

ここ数日、妻は亡くなった父親が夢に出るという。
父親は何も言わずただ妻を見つめていたそうだ。





このことを妻は私にはまったく話さなかったが、
AYAにはそのことをしっかり伝えていた。





私がそのことを知ったのは、車で義父のお墓の近くを通った時、
妻が「ちょっと寄っていきたい」と言ったことがきっかけだった。





妻は、仕事や家事に加えて、常時ではないものの二人の母親
の世話も献身的にしている。しかも、自分では外反母趾で手術
を受けるなど、このところずっと大変な状況が続いていた。





義父は、そんな妻の状況を見かねて夢に出てきたのであろうか。
「体をもっと労わりなさい」と妻に告げに来たのかもしれない。





一方、妻も父親のお墓参りに長らく行くことができない状況だった
ことを、内心、心苦しく思っていたにちがいない。





この件について妻は何も語らないが、墓前に手を合わせる妻の背中
からそんな想いが感じられた。





多分JOYは、妻の想いを私より理解しているだろう。



にほんブログ村

クリックしてもらえると励みになります