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酒類メーカー 低アルコール飲料の販売強化3月10日 17時15分
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ビール市場の低迷が続くなか、大手酒類メーカーがアルコール度数を1%に下げて飲みやすさをアピールしたチューハイを相次いで発売し、低アルコールの飲料で女性や若者を取り込もうという競争が激しくなっています。
このうち、「サントリースピリッツ」が発売したのは、アルコール度数が1%のチューハイで、10日は社長みずから都内の映画館で新商品をアピールしました。
チューハイは、アルコール度数が3%以上のものが一般的ですが、翌日に酔いが残らないようにしたいという女性などをターゲットに、アルコールの度数を1%まで下げました。
サントリースピリッツの小泉敦社長は、「新たな市場を作っていきたい」と話していました。
また「キリンビール」も、10日からアルコール度数を1%にしたチューハイの新商品を発売しました。
量が多く飲みきれないという女性や若者の需要を取り込もうと、容量を減らし250ミリリットルにしたのが特徴です。
酒類メーカーにとって主力のビール系飲料は、若者のビール離れや消費者の好みの多様化などを背景に、去年まで10年連続で過去最低を更新し、市場の縮小に歯止めがかかっていません。
このため、各社とも新しい需要の掘り起こしを強化していて、アルコール度数を極力下げた飲料で女性や若者を取り込もうとしています。
チューハイは、アルコール度数が3%以上のものが一般的ですが、翌日に酔いが残らないようにしたいという女性などをターゲットに、アルコールの度数を1%まで下げました。
サントリースピリッツの小泉敦社長は、「新たな市場を作っていきたい」と話していました。
また「キリンビール」も、10日からアルコール度数を1%にしたチューハイの新商品を発売しました。
量が多く飲みきれないという女性や若者の需要を取り込もうと、容量を減らし250ミリリットルにしたのが特徴です。
酒類メーカーにとって主力のビール系飲料は、若者のビール離れや消費者の好みの多様化などを背景に、去年まで10年連続で過去最低を更新し、市場の縮小に歯止めがかかっていません。
このため、各社とも新しい需要の掘り起こしを強化していて、アルコール度数を極力下げた飲料で女性や若者を取り込もうとしています。