「韓半島の平和に重要な国は」米国59%、日本は2%

「中国」は35%

 韓半島(朝鮮半島)の平和を図るには、近隣国のうち米国との関係が最も重要だという意見が半数を超えた。

 韓国ギャラップ社が10日から12日まで韓国全土の成人1005人に「米国・中国・日本・ロシアのうち、韓半島の平和のために関係が最も重要だと思う国はどれだと思うか」と尋ねたところ、回答者の59%が米国を選んだことが分かった。中国は35%、日本は2%、ロシアは1%だった。

 米国が重要だという回答は20代(74%)と60歳以上(64%)で多く、30-50代でも50%を上回った。同社は「現在、韓半島の平和のために最も重要な国は米国だということについて、世代間で意見の違いはなかった」と分析している。

 しかも、米国という回答の割合は、昨年7月に中国の習近平国家主席が訪韓した直後の調査に比べ10ポイント高かった。

 同社は「2年前の2013年3月に実施された北朝鮮の3回目の核実験、国連の対北朝鮮制裁決議案通過後の調査では、71%が『米国』、18%が『中国』と回答した。同年7月の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領訪中後は56%が米国と回答したのに対し、中国という回答は35%に上昇した」と話している。

ソウル= パク・テロ記者
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