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英議会前の広場にガンジー像3月14日 23時52分
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イギリス政府は、植民地だったインドとの絆を深めていこうと、インドを独立に導いたガンジーの銅像をロンドンの広場に設置し、記念の式典を開きました。
インドの独立運動の原動力となったガンジーは、イギリスで法律を学んだあと、弁護士として渡った南アフリカでインド系移民への差別に直面し、今から100年前にインドへ戻り独立運動を始めました。
ガンジーの銅像は、非暴力を貫いて市民の権利のために闘った業績をたたえ、インドとの絆を深めていこうと、イギリス政府が両国の市民の寄付を元にロンドンのイギリス議会前の広場に設置しました。
14日、広場で開かれた式典では、イギリスやインドの政府関係者らが覆っていた布を取り払い、ガンジーの銅像をお披露目しました。出席したイギリスのキャメロン首相は、「この銅像は最も歴史ある民主国家と世界最大の民主国家の特別な友情を祝うものだ」と述べました。また、ガンジーの孫のゴパルクリシュナ・ガンジーさんは、「イギリスはかつてガンジーの運動に反対したが、今はそれが正しかったと考え称賛している」と述べました。
式典が終わると、銅像の周りには招待された市民やロンドンのインド人学校の子どもたちが集まり記念写真を撮っていました。
同じ広場には、南アフリカの人種隔離政策に反対したネルソン・マンデラ元大統領やインドの独立運動を抑え込もうとしたイギリスのチャーチル元首相の銅像も立っています。
ガンジーの銅像は、非暴力を貫いて市民の権利のために闘った業績をたたえ、インドとの絆を深めていこうと、イギリス政府が両国の市民の寄付を元にロンドンのイギリス議会前の広場に設置しました。
14日、広場で開かれた式典では、イギリスやインドの政府関係者らが覆っていた布を取り払い、ガンジーの銅像をお披露目しました。出席したイギリスのキャメロン首相は、「この銅像は最も歴史ある民主国家と世界最大の民主国家の特別な友情を祝うものだ」と述べました。また、ガンジーの孫のゴパルクリシュナ・ガンジーさんは、「イギリスはかつてガンジーの運動に反対したが、今はそれが正しかったと考え称賛している」と述べました。
式典が終わると、銅像の周りには招待された市民やロンドンのインド人学校の子どもたちが集まり記念写真を撮っていました。
同じ広場には、南アフリカの人種隔離政策に反対したネルソン・マンデラ元大統領やインドの独立運動を抑え込もうとしたイギリスのチャーチル元首相の銅像も立っています。