FOMC極秘情報漏れ疑惑で犯罪捜査が開始-下院金融委員長
2015/03/14 14:09 JST
(ブルームバーグ):2012年に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策に関する極秘の討議内容が漏えいした疑惑について、米下院金融委員会のジェブ・ヘンサーリング委員長(共和、テキサス州)は、米連邦準備制度理事会(FRB)の監察官から「現在犯罪捜査が行われている」との報告を受けたと指摘した。
市場に響きそうな12年9月の議論の詳細が、FOMC議事録公表の1日前の同年10月3日に民間情報サービス会社メドレー・グローバル・アドバイザーズの顧客向けリポートで示された問題は、ブルームバーグ・ニュースが先に報じていた。
ヘンサーリング委員長は13日、FRBのイエレン議長とマーク・ビアレク監察官にそれぞれ書簡を送り、漏えい疑惑に関しさらなる情報提供を要請した。また、FRB当局者が初期調査の後に調査を中止したと指摘した。
FRB監査官のマニブサン報道官はコメントを控えた。
原題:Hensarling Letter Says Criminal Probe Opened on ’12 Fed Leak (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Craig Torres ctorres3@bloomberg.net
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更新日時: 2015/03/14 14:09 JSTニュース一覧
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