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【東日本大震災4年】
「われわれは加害者」東電社長…汚染雨水の流出問題で再び地元の「不信の目」
長い廃炉への道のりで重要なのは人材だが、土砂の下敷きになったり、タンクの天井から落下したりして、この1年で2人の作業員を不慮の事故で失った。
東電によると、若手を中心に平成26年度は268人(今年1月末時点)が自主退職しており、事故から4年間で約2千人が社を去ったという。東電福島復興本社の石崎芳行代表は「100年後の皆さんに誇れる地域に必ずする」と力を込めていた。(原子力取材班)