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ミャンマー政府軍機の爆弾が中国に着弾 13人死傷3月14日 12時06分
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ミャンマー東部で続いている政府軍と少数民族との戦闘で、政府軍機が投下した爆弾が国境を接する中国側に着弾して、住民4人が死亡、9人がけがをしました。
中国国営の新華社通信によりますと、13日午後、ミャンマーと国境を接する中国・雲南省の臨滄(りんそう)市内に、ミャンマーの政府軍機が投下した爆弾が着弾し、サトウキビ畑で作業をしていた中国人4人が死亡、9人がけがをしました。
このミャンマー政府軍機は、東部のコーカン地区で先月から続く少数民族・コーカン族の武装勢力との戦闘に参加していたものです。
この戦闘では、今月8日にも中国側に砲弾が着弾して住宅が壊れましたが、中国側で死傷者が出たのは初めてで、中国外務省の劉振民次官は、13日夜、北京に駐在するミャンマー大使を呼んで厳重に抗議し、再発防止を要求しました。
また、中国空軍の報道官は、14日、ミャンマーとの国境付近での警戒を強めたと発表しました。
ミャンマーのコーカン地区での戦闘では、これまでに少なくとも3万人の住民が中国・雲南省側に避難したとみられており、中国政府は、ミャンマー政府に対し、事態を一刻も早く収拾するよう呼びかけています。
このミャンマー政府軍機は、東部のコーカン地区で先月から続く少数民族・コーカン族の武装勢力との戦闘に参加していたものです。
この戦闘では、今月8日にも中国側に砲弾が着弾して住宅が壊れましたが、中国側で死傷者が出たのは初めてで、中国外務省の劉振民次官は、13日夜、北京に駐在するミャンマー大使を呼んで厳重に抗議し、再発防止を要求しました。
また、中国空軍の報道官は、14日、ミャンマーとの国境付近での警戒を強めたと発表しました。
ミャンマーのコーカン地区での戦闘では、これまでに少なくとも3万人の住民が中国・雲南省側に避難したとみられており、中国政府は、ミャンマー政府に対し、事態を一刻も早く収拾するよう呼びかけています。