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草津白根山 小規模な噴火のおそれ3月9日 20時59分
群馬県の草津白根山について、気象庁は、先月も火山性地震が一時的に増加するなど火山活動が活発化しており、今後、小規模な噴火のおそれがあるとして、引き続き、火口からおよそ1キロの範囲では噴石などに警戒するよう呼びかけています。
気象庁が9日に発表した火山活動の概況によりますと、草津白根山では、先月23日に火山性地震が69回発生するなど、一時的に火山性地震が増加しました。
1日の地震回数が50回を超えたのは、去年8月以来です。
草津白根山では、去年4月ごろから山の膨張を示すと考えられる地殻変動が続いているほか、湯釜火口周辺に設置されている傾斜計でも、火口付近が膨張していることを示すと考えられる変化が続いています。
また、去年5月ごろからは、過去の噴火の前にも見られた火山ガスに含まれる硫化水素の濃度が低下する状態が続いているということです。
気象庁は、草津白根山では火山活動が活発化しており、今後、小規模な噴火が起こる可能性があるとして、引き続き火口周辺警報を出して湯釜火口からおおむね1キロの範囲では噴石などに警戒するよう呼びかけています。
1日の地震回数が50回を超えたのは、去年8月以来です。
草津白根山では、去年4月ごろから山の膨張を示すと考えられる地殻変動が続いているほか、湯釜火口周辺に設置されている傾斜計でも、火口付近が膨張していることを示すと考えられる変化が続いています。
また、去年5月ごろからは、過去の噴火の前にも見られた火山ガスに含まれる硫化水素の濃度が低下する状態が続いているということです。
気象庁は、草津白根山では火山活動が活発化しており、今後、小規模な噴火が起こる可能性があるとして、引き続き火口周辺警報を出して湯釜火口からおおむね1キロの範囲では噴石などに警戒するよう呼びかけています。