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巨大地震に備え 高知市役所新庁舎に新たな技術
3月9日 4時42分

巨大地震に備え 高知市役所新庁舎に新たな技術
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高知市は、南海トラフの巨大地震に備えて新たな庁舎を建設する工事で、地盤に木材を打ち込み液状化現象を防ぐ新たな技術を導入することになりました。この技術が使われる工事としては、全国で最大規模になるということです。
高知市は、現在使っている庁舎が老朽化しており、南海トラフ巨大地震が起きれば十分な役割を果たせないおそれがあることなどから、今とほぼ同じ場所に新たな庁舎を建設することにしていて、平成30年度の利用開始を目指しています。
高知市は、この建設工事で、地盤に木材を大量に打ち込んで締め固め、地震による液状化を防ぐ新たな技術を導入することになりました。新庁舎の7100平方mの敷地に、長さ3.5mの木を合わせておよそ1万7000本打ち込み、地盤の改良を進める予定です。
この技術は、高知大学の原忠教授と神奈川県川崎市の建設会社の研究グループが開発したもので、原教授らによりますと、この技術が使われる工事としては全国で最大規模になるということです。
高知市は「防災対策はもちろんのこと、高知県産の木材を大量に使うことで地元の林業の活性化にもつながる」と話しています。

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